Sanurai Jさんの日記一覧

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大味必淡(そうでないのも亦楽しからずや)

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Sanurai J (50代後半・男性・岐阜県)

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・たまに頂く天然釣り鮎。塩焼きは勿論だが、軽く塩焼きしてから鮎飯や
 鮎雑炊を拵えるのも良い。その際ワタは必ず混ぜる事。旨味と深みが違う。
 軽く焙ってから薄めの甘露煮をしても良い。
 余った甘露煮も、ほぐしてご飯に加えて熱いお茶をかければ即席の美味い
 鮎茶漬けになる。どれも、有名ヤナで食すものより余程上等になる。
・吉むらさんの「焼き鮎の真空パック」。地元のショップでも売られているが...
以前、名古屋の「山猫軒」さんのブログ内容を引用させて頂いた事がある。

中々にエッジが効いた歯に衣着せぬ物言いだが、痛快で共感出来る部分も
多くあった。(バカ舌ブロガー云々等)

最近久しぶりにこちらのお店の情報を食べログ内で見てみたのだが、相変わらず
で安心した(笑)(下記~~~部分に引用)。
~~~~
店内の見た目に価値観を置く方
絶対に来ないでください。お楽しみいただけませ...
ここ何年も、年1~2回某店より鹿肉を譲り受けているので、自分で捌き調理を
して味わってきている。以前鹿肉の美味い調理法4種(下記)に関して記して
いたが、ここに来て更にもう2種類加えておく必要が出てきた。

・バターソースのオーブングリル
・鹿肉のソテー(ドライ無花果とナッツ(ピスタチオ)のソース添え)
・鹿のコンソメスープ
・鹿肉のカツレツ(ウスターソースで)

上記はどれも鹿...
GW能登ドライブ旅行時、穴水で立ち寄った小さな喫茶・販売所の奥能登里山
サングリエ。
地震での隆起やひび割れがまだそこかしこに残っていて痛々しかったが、トイレ
休憩がてら寄ってみた。冷凍庫を覗いてみると、能登里山の猪肉や鹿肉が売って
いた。こちらで加工された獣肉は千里浜の道の駅でも売られているようだ。
見た目に中々良い感じの猪肉ロースの塊1kgが¥7000弱。これはお得と思い、
購入。...
GW半ば、長浜の蕎麦さくら井さんへ行ったついでに琵琶湖周辺にある道の駅の
一つに立ち寄ると、思いの外面白い物が置いてあった。

琵琶湖産のモロコ、小鮎、ビワマス関連の各種加工食品、各種熟れ寿司から
猪・熊肉まで置いてある。長浜周辺での湖産魚介類系食品の扱いは魚三さんが
強いようだが、何とハスの塩焼きまで置いてあった。30㎝弱のサイズだ。
通常ハスを口にする機会自体あまりなく、売っていて...
まだまだ復興進まぬ能登輪島、そんな中輪島のお宿たなかさんが通常営業に
戻られたので、支援がてら一泊旅行に向かった。
詳細はレビューにも書いたが「変わらぬお宿の春の美味」だった事は大変
嬉しかったし、むしろ又GWの時期に来てみたいと思わせてくれた。

そのお宿の真ん前にある、JAのと輪島支店。訪れる度によく利用する。
こじんまりしたJAの支店だが、色々な地物の面白い物、美味い物があったり...
以前に天然真鯛が常に美味いとも限らないと書いた事があるが、そういう場合は
得てして養殖逃亡者だったり、浅場に居着きの釣り餌おこぼれ主食の魚である。

アコウ(キジハタ)は食味の良い魚だが、例え24cm程度の個体でも酒蒸し風に
調理すれば上品で芳醇な旨味の料理になる。
30cmクラス以上だったら迷わず刺身にする。アラも上品な吸い物に使える。

二か月ほど前に篠島沖で釣った小型の真鯛二匹...
昨今増えたつけ麺系や汁無し混ぜそば、脂そば系の一般的な店の物に関して
思う事だが、背脂・ラードなどの脂もの+ニンニク+唐辛子+魚粉+旨味調味料
+出来合いのゴマダレや醤油ダレ系で仕上げたタレに太めの麺をぶっこめば、
取り敢えず腹の減っている若い男がかっこめる味になる事も理解は出来る。
個人的には些か「品の無い」食べ物だとは思うが、それが必要な時もある事も
理解はしている。

これに限...
以前、家庭での食事は基本無化調に近い形で料理した物を口にしている、と
書いた事がある。
そんなにストイックな気持ちで続けている訳でもないのだが、そもそも妻が
舌の(も)敏感な体質で、強めの調味料や人工的な味に弱くすぐ舌が荒れる、
という事情があったので、結果的にそんな生活が20年以上続いている。

勿論、日常の買い物で何から何まで本当の意味での無化調何てことは無理なので
醤油やお酢、...
以前の日記でも「釣魚が常に美味い訳ではない」といった内容を書いた事が
あるが、このGWの釣行でもまた非常に興味深い経験が出来た。

敦賀の湾内でに15:00~21:00の夜半釣りに出かけた。
時期もまだ少々早いが、若潮も響いているのか静かな砂浜の湾内はさざ波も
潮の動きも無く、全然釣れない。深さもせいぜい2M程度だろうか。
夕方にキスが1匹掛かってくれたのみで、殆どアタリも無い。
日...
毎年恒例の年末の氷見~能登輪島への一泊旅行。
お決まりの美味しい食材を買い込んで戻った翌々日。・・・目を疑った。

夕方TVを見て「えっ!?」となり、直後岐阜に住む自分のスマホの地震警報も
けたたましく鳴り響き、食器棚を抑えながら揺れを感じていた。そして、その
直後のTVのライブ映像に言葉を失う。
七尾、輪島、珠洲、どこもお馴染みの場所が、ほんの二日前にのんびりと買い物
を楽しんだ場...
コロナ後の社会の混沌にウクライナ侵攻の影響まで重なり、低成長にあえぐ
日本は更に物価が上がり、収入は増えない。

そうした中、お気に入りで通っていたお店にも微妙に影響が現れている。
値上げをするお店も増え始めた。それは致し方のない事だろう。

ただ、それを踏まえても「う~ん、もうちょっと何とかなるだろうに」と
感じてしまう場合もある。それを少し書き留めておきたい。
(敢えて店名は書...
食べる事が好きだが、加齢のせいなのか仕事の疲れがたまっているのか、
あちこちの店を調べて機会を見て食べに出かける、という衝動が若干
落ち着いてきている自分に気付く。

それと反比例するように、日常家で食する物には気を遣うようになってきた。
度々書いてきた様に、使用する食材や調味料にそれぞれ少しづつ気遣うだけ
で、日常に満足出来る美味はある。
スーパーでも通販でも構わない、各食材で「こ...
昨今の温暖化で日本付近を取り巻く海流が変わり、東北や北海道ではイカが
不漁になっている。
北海道では鮭の不漁も続き、それにとって代わる様にやたら鰤が獲れ始めた。
鰤は基本的に暖流に住む魚である。

天然鰤なんて、少し前までは贅沢品の部類に入る食べ物だったが、ここ1,2年
スーパーでもほぼ年中天然物の鰤の切り身が置いてある。しかも結構な安い
値段で。気候の変動が日常生活に反映された顕著...
先日某店より頂いた小鹿の肉がまだまだ残っているので、これでシチューでも
作るか、と昼から取り掛かった。

鹿肉を中程度の塊に切り分け塩コショウをし、玉ねぎ、セロリ、ローリエ、
人参、トマト、ニンニク少々、タイム少々と共に赤ワインと酢少々で半日
マリネにする。その後肉だけ取り出し小麦粉を付け、バターで焼く。
続けて野菜類を投入し適当にかき混ぜながら火入れをしたら、残ったマリネ汁
+水少...
ここしばらくまともな釣りが出来ていないまま秋になった。

三河湾、篠島周りのウタセ海老を使った真鯛釣りもようやく始まり、先日釣行
に出かけた。
そもそもそのまま唐揚げにしても充分美味い活き海老をエサにするのだから、
思えば贅沢な釣りではある。そんなエサを喰っている魚が美味くない訳も
ないだろう。
ただ、今回釣果は思ったより渋く、22~31cmの小鯛が10匹、47cmのgood
サイ...
某名店から鹿肉を譲り受ける機会が何度かあり、気が付いたら既に四頭分以上
の肉を持ち帰って捌き、調理し、食していた事に気付いた。
そうした中で、漸く判ってきた事。

<良い時期、状態の鹿肉とは>
・良い山(良いエサが豊富)の鹿
・夏に旺盛にエサを食べる為、夏~秋が最も美味い。
・小鹿は特に肉質が柔らかく上品
・罠で捕らえ、上手く締めた(とどめを刺した)ものが良い。
 銃だったり締め...
「必要最低限の手を加えて、素材の持ち味を引き出す」
耳にタコが出来る程言われている言葉ではあるが、未だにこれ程難しいものも
ないと感じる。

最近鹿肉を分けて頂く機会が多いが、ワインと塩コショウ、バターとサワー
クリームでオーブングリルをする料理は間違いの無い物で、オーソドックスな
洋食として食べ応えがあり、かつ脂の少ない鹿肉なので重さもそれ程ない。
残ったバターソースでピラフをすれ...
富山に本拠を置く「アルビス」というスーパーマーケットのチェーンがある。

地元の岐阜では美濃加茂に1軒だけ営業しており、たまに訪れるのだが、流石
富山が拠点なだけあり、特に魚介類では「おっ!」という食材にお目に
掛かれる事がある。

最近ハマっているのが「白エビ」と「ガスエビ」だ。
北陸の白エビなんて今更感がないでもないが、「朝獲れ」のシールが貼って
ある白エビを見つけた時は必ず買...
ここしばらく能登への訪問で色々な海藻類を買ったり食したりする事が多い。
そこでしか買えない物があるから。

海に囲まれたこの国では、各地で様々な種類の海藻が口にされてきた。
或る時は生で、ある時は干し、またある時は手間をかけ処理をし、乾かし、
極上の出汁を取る為に。
日本人にとっては遺伝子レベルで根付いているこの食材、ただ余りにも日常的
であるが故、普段はあまり注意を払われない傾向に...
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