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昼の点数：4.0
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～￥999 / 1人
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料理・味 4.2
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|サービス 3.0
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|雰囲気 3.5
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク -
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［ 料理・味4.2
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| サービス3.0
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| 雰囲気3.5
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク- ］
この店の真鯛ラーメンは「真鯛料理」に昇華した傑作
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2017/03/16 更新
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日曜日、千葉方面に用事があったので、ついでにと思って以前から気になっていたこの店に。
到着すると結構、行列。
1時間くらいは仕方がないと思って並んだが、ちっとも進まない。結局、大誤算の2時間待ち。
換気扇から流れ出る鯛のスープと思しき匂いを嗅ぎながら立ち続け、スマホで溜まったメールの返信。全て終わる頃、ようやく店内に案内される。
メニューは普通と濃厚を選択、卵、チャーシュー、大盛り、がオプションとなる。
入店間近になると食券を購入する儀式。卵つき真鯛ラーメン大盛りで締めて1,000円。購入後スタッフに券を渡して列に戻って約10分強。
ようやく入店出来て間も無く、真鯛ラーメン登場。
丼、レンゲに鯛のマークが輝き格調高い。チャーシューが薄くスライスしてあり、生ハムのように盛られているのが目を引く。青菜のトッピングも目に飛び込み、色のバランス、盛り付けの調和が気持ち良い。
スープ。鯛の出汁が効いて当然旨い。柚子も効いている。
中細麺も適度なコシがあり旨い。
端から食べて行くと嬉しい発見がある。
中央に少し香ばしく炙られた鯛のほぐし身が隠れている。
これを麺と共に啜ると、ラーメンと言う料理と主役「鯛」の位置付けが明確になってくる。旨味はスープで担保されており、麺との組み合わせでラーメンとして成立する。ここに切り身ではなく鯛のほぐし身を仕込む事で、ラーメンは「料理」に昇格する。このほぐし身が美味しい。皮の香ばしさ、脂の味、ほぐし身の鯛独特の味による「味わい」、これにスープの旨味が重層構造で襲いかかり、麺を啜っているので「ラーメンとして味わう」訳である。
凄い。
ではチャーシューはどの様な位置付けか？
おそらく、鯛のアクセント。
卵は？
おそらく、箸休め。
卵はスープがあるので料理として調和している。チャーシューはどうか、と言うと実にこの店のチャーシューは考慮されていて、煮豚然としたチャーシューなら不調和、トロトロチャーシューでも不調和。だから行き着いたのが生ハムの様な桜木燻製チャーシューなのではないか？
「チャーシュー+麺+スープ」、「鯛のほぐし身+麺+スープ」としてみれば、前者のチャーシューの組み合わせは味のバランスとして成立しているので、青菜、卵(オプション)が箸休めとして良いアクセントになっている。
結論。
この真鯛ラーメンは素晴らしい。魚介系がどうのこうのでは無く、「料理」として捉えてみても高い水準の逸品である。
店主の勧めに従って、麺大盛りではなく、ごはんを貰って雑炊にしても良かったと思っている。