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mmatのレストランガイド
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mmat (70代以上・男性・東京都) 認証済
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1回
昼の点数:4.4
2020/05 訪問
メインの2皿は経験の範囲の美味しさの枠を超えた料理!
正直に申し上げると、生まれて初めてのミシュラン三つ星。訪問の機会を得て気合を入れて訪問。「自粛解除」のムードが漂う微妙な時期の訪問。車でいかれる方は大きなビルの中央エントランスからではなく、五反田 寄りの端が入口と理解しておかないと混乱するかも(駐車場が地下で繋がっているかは不明)。メインダイニングではなく、個室を利用したので、気持ちの上で、安心して食事を楽しむ事が出来た。店のサイトに撮影禁止の案内が出ているので、料理の写真は無い。まず特記したいことは、店のスタッフ全員のホスピタリティのレベルが非常に高いと言う事。私にとっては3つ星、ドレスコードありと言う敷居の高い店だったのだが、その緊張感を忘れさせてくれるものなのだ。元々お任せの店なのだが、テーブルに準備されたメニューを開く様指示されて、立派なメニューを開くと何も記載がない。「この様に当店はホワイトメニュー、前菜(確か5皿)、メイン(魚、肉)、デザート(4品)を順番に出すのでお楽しみに」と言う説明。もちろん、料理が運ばれる際に説明があるのだが、私のメモリ領域は極めて小さいので全く記憶していない。印象に残ったのは2皿でメインの魚と肉。魚は出された瞬間から「正面」が異なり驚かされる。皮が上向きではなく、手前に向いているのだ。当然身は反対を向く事になり、和食の作法から考えると逆向きになる訳である。当然シェフはこの皮が主役と考えているので、ナイフの入れ方も気を使う。しっとりとした肉厚の身の部分にナイフを入れ、思いって皮の部分も。まず、捲れ上がった皮の部分を口に入れる。香ばしさと旨味。上手い表現が見つからないが、続けて、ふっくら、しかししっかりとした肉質の身の部分のジューシーな事。ソースの味が合わさり、別世界の味になる。今までこの様に料理された魚を食べた事が無い。そしてメインの肉。本日は羊の低温ローストだったが、見た目のインパクト凄い。これはあばら肉と言うか分厚い肉が、左から右側にえぐれて細くなるに従って脂身の筋が入るビジュアル、そして極付はほぼレアに見える事。実は5人で出かけたのだが、3人が打ちのめされた。私はと言うと、「低温ロースト」調理の肉を数回食べた事があるので、この調理法に対して絶大な信頼感がある。そもそも「レア」の調理法は「生」では無く、微妙な熱を通す事により肉の旨味を引き出し、それで「焼き過ぎない」ものである。この羊肉の低温ローストはおそらく数時間(以前10時間近く低温ローストした豚肉をシェフの説明を聞きながら頂いた時の知識)はかけているのかもしれない。肝心の味。ナイフで肉を切っている時の感触は「焼いた肉」とは全く異なる。口に入れると、肉のジューシーさと共に、ギリギリの「レア」の味とはこう言うものなのだ!と突きつけられる。もちろん昔の羊臭さとは無縁。羊ってこう言う旨さなのだと感動しながら、脂の層の部分に到達。確かにここは食べるのをやめようかと思う人がいるのも理解できる程なのだが、ここを食べずして、ここの席についた意味がない。口に入れると、脂身と肉の旨味の甘味が増す。凄いネとこう言うものなのだと言う初経験の感動。大満足でデザートに突入。メインの凄さに比べると、マンゴーソルベ中心の皿は工夫が足りないと感じてしまう。コーヒーも同様。ネット情報では、新コロナ騒動で自粛が無ければ予約が取れない様な店だそうだ。拘るところにしっかり拘り、料理は基本的に直球勝負。人気TVドラマの料理メニュー監修、もちろんミシュラン3つ星と興味満載の店と料理。私は貴重な経験をさせて貰った。最後に一言付け加えると、この店の料理は私の今迄の「美味しい基準」を壊してしまっているため、記載内容と点数に不整合があるのでご容赦頂きたい。
2020/06/20 更新
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テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
正直に申し上げると、生まれて初めてのミシュラン三つ星。
訪問の機会を得て気合を入れて訪問。
「自粛解除」のムードが漂う微妙な時期の訪問。
車でいかれる方は大きなビルの中央エントランスからではなく、五反田 寄りの端が入口と理解しておかないと混乱するかも(駐車場が地下で繋がっているかは不明)。
メインダイニングではなく、個室を利用したので、気持ちの上で、安心して食事を楽しむ事が出来た。
店のサイトに撮影禁止の案内が出ているので、料理の写真は無い。
まず特記したいことは、店のスタッフ全員のホスピタリティのレベルが非常に高いと言う事。
私にとっては3つ星、ドレスコードありと言う敷居の高い店だったのだが、その緊張感を忘れさせてくれるものなのだ。
元々お任せの店なのだが、テーブルに準備されたメニューを開く様指示されて、立派なメニューを開くと何も記載がない。「この様に当店はホワイトメニュー、前菜(確か5皿)、メイン(魚、肉)、デザート(4品)を順番に出すのでお楽しみに」と言う説明。
もちろん、料理が運ばれる際に説明があるのだが、私のメモリ領域は極めて小さいので全く記憶していない。
印象に残ったのは2皿でメインの魚と肉。
魚は出された瞬間から「正面」が異なり驚かされる。皮が上向きではなく、手前に向いているのだ。当然身は反対を向く事になり、和食の作法から考えると逆向きになる訳である。
当然シェフはこの皮が主役と考えているので、ナイフの入れ方も気を使う。しっとりとした肉厚の身の部分にナイフを入れ、思いって皮の部分も。
まず、捲れ上がった皮の部分を口に入れる。香ばしさと旨味。上手い表現が見つからないが、続けて、ふっくら、しかししっかりとした肉質の身の部分のジューシーな事。ソースの味が合わさり、別世界の味になる。今までこの様に料理された魚を食べた事が無い。
そしてメインの肉。本日は羊の低温ローストだったが、見た目のインパクト凄い。これはあばら肉と言うか分厚い肉が、左から右側にえぐれて細くなるに従って脂身の筋が入るビジュアル、そして極付はほぼレアに見える事。実は5人で出かけたのだが、3人が打ちのめされた。私はと言うと、「低温ロースト」調理の肉を数回食べた事があるので、この調理法に対して絶大な信頼感がある。そもそも「レア」の調理法は「生」では無く、微妙な熱を通す事により肉の旨味を引き出し、それで「焼き過ぎない」ものである。この羊肉の低温ローストはおそらく数時間(以前10時間近く低温ローストした豚肉をシェフの説明を聞きながら頂いた時の知識)はかけているのかもしれない。
肝心の味。ナイフで肉を切っている時の感触は「焼いた肉」とは全く異なる。口に入れると、肉のジューシーさと共に、ギリギリの「レア」の味とはこう言うものなのだ!と突きつけられる。もちろん昔の羊臭さとは無縁。羊ってこう言う旨さなのだと感動しながら、脂の層の部分に到達。確かにここは食べるのをやめようかと思う人がいるのも理解できる程なのだが、ここを食べずして、ここの席についた意味がない。口に入れると、脂身と肉の旨味の甘味が増す。凄いネとこう言うものなのだと言う初経験の感動。
大満足でデザートに突入。
メインの凄さに比べると、マンゴーソルベ中心の皿は工夫が足りないと感じてしまう。
コーヒーも同様。
ネット情報では、新コロナ騒動で自粛が無ければ予約が取れない様な店だそうだ。
拘るところにしっかり拘り、料理は基本的に直球勝負。人気TVドラマの料理メニュー監修、もちろんミシュラン3つ星と興味満載の店と料理。
私は貴重な経験をさせて貰った。
最後に一言付け加えると、この店の料理は私の今迄の「美味しい基準」を壊してしまっているため、記載内容と点数に不整合があるのでご容赦頂きたい。