ワイン飲みさんのマイ★ベストレストラン 2013

レビュアーのカバー画像

~ワイン飲みのビストロ巡礼~

メッセージを送る

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

カンブーザ (横浜、神奈川、反町 / イタリアン、ピザ、パスタ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2013/07訪問 2013/08/12

食材の表現力が見事、ワインも厳選している

親友お気に入りの店。この日は、暑気払いと思われるグループが2階にいたので、ちょっと賑やか(>_<)

選んだコースはB(6825円)。前菜、ピッツァ又はパスタ、メイン、ドルチェ又は又はチーズ、カフェといった内容で、プリフィクスです。なお、予約時にプリフィクスメニューとは別にオマール海老料理(パスタ料理でキタッラでした)もお願いしていました。ワインはグラスで4杯(うち、シャルドネは2杯頂きました)。

料理の内容は以下のとおりですが、親友が頼んだものも一部ごっちゃに書いてあります(^^ゞ
かぼちゃの冷製ポタージュ
ヴェネト産うさぎとフォアグラのインヴォルティーニ レンズ豆と人参のサラダ添え(+315円)
ピッツァマルゲリータ
オマール海老のキタッラ
こだわり赤玉子のタヤリン イタリア産フレッシュポルチーニのソース(+840円)
川俣シャモもも肉のロースト ワイルドライスとジロール茸のトリフォラート添え
白桃のコンポート パッションフルーツとミントのグラニータ添え 

料理について
例えばマルゲリータのトマトソースについては、上品でいてこのソースにありがちな俗っぽさが全くないところや、オマール海老やシャモといった、1皿のメインとなる食材の滋味の豊かさやそれをシンプルに表しながら隙のない見事さ、、桃にミントの清涼感を纏わせ締め括りとして見事な一品になっていることなど、料理の洗練度とセンスについて群を抜いているというのが食事を終えての感想です。

ワインについて
自分の場合、普通、レストランでもショップでもスプマンテで中々満足出来るものに出会えないのですが、こちらのものには正直美味しいという感想を持ちました。この他、シチリア(だったと思います)のシャルドネやトレンティーノのゲヴュルツトラミネールも頂きましたが、グラスワインについても厳選しているなという印象です。

雰囲気についても申し分ないし、サービスも完璧。どの点を見ても褒め言葉しか出て来ません。

  • スプマンテ美味しい
  • 白ワインにも満足
  • かぼちゃの冷製ポタージュ

もっと見る

2位

リストランテ ウミリア (みなとみらい、新高島、高島町 / イタリアン、パスタ、イノベーティブ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2013/01訪問 2013/01/13

料理に合わせたグラスワインのコースも良い

クラシックのコンサート観覧を終えた親友と待ち合わせのうえ、この日はウミリアさんへ。

場所はグランドセントラルタワーの2階、ロティスリー・ティーズ・レイの向かいです。

マリンブルーに彩られた外観。扉を開けると、白基調のとても落ち着きのある空間が広がります。

サービス面も満足のいくもので、料理が供されるタイミングは絶妙、スタッフがきちんとお客さんの動きを把握しており、次の料理を長々と待たされるというような展開はありませんでした。

この日は、予約していた以下の内容の冬のおまかせコース10500円を頂きました。


小前菜 大トロのクッキャイオ トリュフのパッリーナ仕立て

前菜   トリオ ディ ペッシェ コンパターテ

パスタ  墨イカのインズィミーノ トマトとイカスミを練り込んだ重ねトルネッテ

パスタ  兎と冬の根菜のラグーソース オレッキ ディ コニッリョ

魚料理  鮟鱇とあん肝のサルタート 白雪のソース

肉料理  北海道産ワインラムのデュエット サルサ ドゥエ ヴェルディ

ドルチェ  冬リンゴのバニラソテーとバニラアイス シナモン風味の温かいキャラメルソースを添えて


料理は総じて、見た目の繊細そうな印象と較べると濃厚。また、素材の長所をしっかりと活かしていると感じました。

飲み物は、料理1品毎に合わせたグラスワインのコース5250円(6種類供されます)があったので、これをお願いしました(但し、デザートワインは別注で1050円)。で、このコースで正解。それぞれの料理に合わせてセレクトしたワインを供してもらえるので、ボトルで白1種類、赤1種類と頼むよりは、料理とワインとのマリアージュも1つ1つ楽しんで行くことが出来、コストパフォーマンス的にも優れています。主に私達のテーブルを担当してくださったスタッフの方は、ソムリエバッジのない若手の方でしたが、非常にワインに詳しく、どういう点でこのワインが料理と合うかという説明もして下さるので、個々の料理とワインに向き合う時の興味も倍増しました。

再訪は、十分ありです。ご馳走さまでした。


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

3位

ル・クロ・モンマルトル (飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂 / ビストロ、フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥3,000~¥3,999

2013/12訪問 2013/12/12

平日は意外にも空いていた(再訪)

2013年12月再訪。

今回は予約のうえ土曜日の夜に訪問。サブタイトルを付けるとすれば、「土曜日はやっぱり混んでいた」ってとこでしょうか(笑)

夜はコースの設定もありますが、お店としてはアラカルトを勧めています。なので、アラカルトで頂きました。内容は、エスカルゴのガーリックバターソテー(正確な価格失念(>_<)。確か1400円だったと思います。スミマセン)、鴨胸肉のロースト オレンジ風味(1800円)、チョコレートムース(900円)。飲み物はキール(700円)、ボトルでシャサーニュ・モンラッシェの1級畑モルジョ(9800円)。これに親友がオーダーした料理とグラスワインを合わせて合計23520円。なお、お店の料理メニューは税込、飲み物メニューは税抜きで書かれていましたが、レビューの表記は税抜きで統一しておきます。

エスカルゴのガーリックバターソテー
他店のエスカルゴブルギニヨンの場合、殻付きで供されたりもしますが、こちらは殻は取って供してくださるので頂く側としては楽ですね(^^) 熱々で貝のような旨味がガーリックとバターの香りと一緒に広がる1品。あまりがっつり食べられない人には、量的にオススメ。

鴨胸肉のロースト オレンジ風味
素材の味わいも鮮やかなら、ソースの濃縮したオレンジの風味も鮮やか。

チョコレートムース
色からすると濃厚に見えるかもしれませんが、実際は滑らかで軽やかなテイスト。

シャサーニュ・モンラッシェ
ヴィンテージが若いせいでしょう。赤い果実味が中心で酸が生き生きしており、とてもエレガントなものでした。

やはり再訪して良かった(^O^)


--------------------以下は2013年8月のレビュー--------------------

夏休み中の平日に訪問。以前、土曜日に店先をのぞいたら満席だったので、今度はどうかなと恐る恐る伺ったら、意外にも空いてました(*^^)v

この典型的なビストロ然とした雰囲気、いいですねぇ、こういうの♪ 隣の席との間隔が近いのもまさにビストロ。

ギャルソンはフランス人男性が2名、日本人女性が1名。

ランチ(1890円)はプリフィクスで前菜、メイン、飲み物といった構成。これにデセールを追加。

飲み物はグラスワインの白をオーダー。その後、別料金でグラスワインの赤、コーヒーへと進みました。以下が感想です。

グラスワイン 白
ギャルソン曰く、ボルドーとのこと。柑橘の爽やかな香りが中心で、白い花のニュアンスも若干。香りと同様、酸も爽快ながら旨味の凝縮感に溢れ、ほろ苦い余韻も心地よく続きます。

グラスワイン 赤
こちらは南仏だそうです。黒い果実の軽やかでフルーティな広がり。次いで、シナモンなどの穏やかで極めの細かいスパイシー感がたち現れ、余韻には細かく擦ったブラックペッパーのニュアンスも。早飲みタイプながら、適度な厚みのある1杯。

前菜
トマトのババロア仕立て
帆立ての風味濃厚でクリーミーなババロア。トマトは意外にも控え目。ソースもトマトソースですが、こちらもトマトっぽさを控え目に出す感じ。

メイン
ローストビーフ エストラゴン風味
バターとエストラゴンの効いた赤ワインソースがポイント。やはりエストラゴンは、料理を華やかに演出しますね。ローストビーフも柔らかく、ソースとの相性は絶妙。ガルニチュールのポテトグラタンも濃厚に美味く、シンプルな隠元豆とシャンピニヨンのソテーも素材と塩の美味さが良く出ています。

デセール
桃のコンポート
上には鮮やかな香りが一気に広がる桃のソルベが乗っています。コンポートはシナモンと蜂蜜のニュアンスを感じる甘味の濃いソースがかけられていて、この夏らしいフルーツに、少しこってりした膨らみを加味します。

料理は全体的にこってり濃厚な感じがよく出ていますが、こういうタイプのフレンチは個人的に好みなので、訪問してラッキーでした。ところで、今日空いてたのはたまたまなのかな(・・?

※ 追伸  結局、パソコンは買い替えることにして、やっと本日から使えるようになりました。入力、楽だ~\(^o^)/

  • キール
  • シャサーニュ・モンラッシェ 1級畑 モルジョ
  • エスカルゴのガーリックバターソテー

もっと見る

4位

ルグドゥノム ブション リヨネ (飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2013/02訪問 2013/02/10

リヨン料理の店  料理は勿論、サービスも◎

2か月ぶりの神楽坂。席が空いていたらこちらに入店しようと飯田橋駅から脇目も振らず店先へ直行。中の様子を伺うと、空席はありそうなので、ドアを開けます。丁度入口にフランス人スタッフの方がいて、曰く、1時30分からは予約で一杯なので、1時15分までなら大丈夫とのこと。現在の時刻が12時ちょっと過ぎなので、余裕余裕♪ ということで、席に案内して頂きました。

隣の席との間隔がとても狭いのは、いかにもビストロですが、空間自体はとても洗練されていて、センスの良さが表れています。さて、どんな仕上がりの料理が出て来るのだろうと、自ずと期待も高まります。

席に着いてからは、日本人スタッフが対応。そして、彼らが素晴らしい。料理の説明は完璧だし、作りのない自然体でいて明るい対応。常にお客さんに注意を向けており、私から見て、何かが遅いとか、イラっとするようなことは1つもありませんでした。

今回、オーダーしたのは2850円のコースで、前菜4種類、メイン4種類、デセール3種類から選択するプリフィクスです。以下の料理を選択しました。

前菜
リヨン風サラダ
酸がきりっと効いたヴィネガーのかかったレタスの上に、ポーチド・エッグ、ベーコン、自家製トーストという組み合わせ。下のレタスの爽快感に対して、上の食材の濃縮感とのコントラストが際立っています。ポーチド・エッグを崩して頂くと、全体的にまろやかに。ここで1杯目の白ワインを合わせていましたが、柑橘の皮やハーブのニュアンスを感じる引き締まった酸のシャルドネで、とてもマリアージュしました。

メイン
リヨン風クネル モリセットゥおばさんスタイル ナンチュアソース
この日のクネルの食材は真鯛。クネルについては、フランス版のしんじょと言えば分かりやすいでしょうか。ナンチュアソースはクリーミーな濃縮感を持ちながらもエクルヴィスのニュアンスの出し方は適度で、主張し過ぎることはありません。このナンチュアソースにはバターライスを絡めて頂きます。この時は、A.C..ローヌ(1000円)を飲んでいたのですが、バランスのとれたやや軽めの白で、マスカット、百合の香りが華やかに立ち現れた後、黄色いリンゴのニュアンスも。ただ、この料理だったら、もう少しボディのしっかりしたタイプを選んでおけば良かったかなとも思いました。

デセール
ラム酒風味のババ
要するにサバランな訳ですが、その場でラム酒をかけるので、香りのストレートな立ち方とアルコール感が鮮烈。

デセールに合わせてコーヒー(500円)もお願いしました。苦味の力強いローストで、締め括りにこういうパンチのあるコーヒーは嬉しいですね。

今回、時間限定でしたが、特に急いで食べるということもなく普通のペースで食事が出来たし、料理もサービスも素晴らしく、他のメニューにもとても興味津々なので、店を出た瞬間から再訪するぞという気が湧いて来てしまいました(^^ゞ

  • 1杯目 シャルドネ
  • 2杯目 A.C.ローヌ
  • リヨン風サラダ

もっと見る

5位

オシノ (鎌倉、和田塚 / ビストロ、フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2013/01訪問 2013/01/17

プリフィクスの楽しい、肩肘張らない心地良さ

時々ランチに通っていたものの、昼に出遅れて、半地下式の店内を見下ろすとお客さんで埋まっていて諦めること数回、今回は開店早々に伺ったので、余裕で入店出来ました(^^)v

店内、席数は多くありません。向かって右側がテーブル席で、左側がカウンター席、その奥が厨房。格式ばった感じはないものの、センスの良さが伺えるお洒落なビストロ。カウンターの上のボードには、アラカルトの料理が書き出されており、これがまた興味をそそる品々。ディナーにふらっと訪れて、ワインバー的な使い方もしてみたいのですが、人気店なので、予約しないと難しいんでしょうねぇ…(>_<)

訪問時の十中八九、サービスはオーナーさんが担当されています。きびきびとしていて爽やか、決して飾ったことはしないけれども、親切さが感じられます。フランス料理=堅苦しいの図式を取り払おうというオーナーさんの姿勢には、大いに賛同出来ますね。

ランチコースは3種類あり、プリフィクスです。この日は前菜、メイン、パン、コーヒーのAコース2100円をオーダーしました。頂いた料理の内容は、以下のとおりです。

金目ダイのカルパッチョ
カルパッチョの上にサラダが盛られています。身のぽてっとした質感の金目ダイは、甘味もあり穏やかなコクを持っており、オニオンの効いたソースが味にめりはりを付けます。野菜は、輪郭のはっきりした味わいを持っていながら落ち着いたトーンも感じさせるもので、酸が極力抑えられたヴィネガー風味のドレッシングを纏わせています。

豚ロースのロティ ドライチェリーのソース
このロティは、やはり脂身の美味しさが際立っていると思いました。しつこい感覚はなく、まろやかな旨味の脂身。ドライチェリーの凝縮した果実感は、肉全体にあでやかな味わいの彩りを添えます。

デセールはプラス500円。4種類から選択出来、きんかんのコンポート、ヨーグルトのアイス添えをオーダーしました。渋味が出過ぎない加減にコンポートされたきんかんは、絶妙なバランスの仕上がり。ヨーグルトのアイスは適度にミルキーさを出しつつも、上品な一品に。

以前からグラスワインのラインナップは充実しているお店で、この日はカヴァ1、シードル1、白4、赤3の合計9種類がありました。価格帯は1杯600円から900円です。以下の2杯を頂きました。

シードル(600円)
鮮やかな麦藁色の外観。泡立ちは勢いが良く、時間が経っても泡がへたれません。林檎の香りがはっきりと綺麗に出ていて、軽やかな辛口。適度な酸とほのかな甘味の余韻を残します。

ピノ・ノワール(900円)
アタックからとても引き締まった酸を感じます。赤い果実香よりも黒い果実香の方が支配的な印象。タンニンは滑らかで、スマートなボディ。そしてやはり酸の余韻で終わります。

プリフィクスのフレンチは、勿論どこにでもある訳ですが、何故かオシノさんのメニューには、いつもわくわくさせられるんですよねぇo(*⌒―⌒*)o

  • シードル
  • ピノ・ノワール
  • 金目ダイのカルパッチョ

もっと見る

6位

エリゼ光 (元町・中華街、石川町 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2013/02訪問 2013/02/06

山手の静かなフレンチ

親友にディナーの店を選ばせたところ、3店の候補から迷いに迷って結局こちらに。何でも行き付けとのことなので、最も安心感が得られるんでしょう。やはり迷った時は、自分が馴染んでいる店が一番ですからね。

私の方はと言えば、移転前に一度訪問して以来のご無沙汰。

店の場所については、勿論、関内から今の所に移転して正解ですね。席からはマリンタワーとランドマークが臨め、手前には外人墓地。他所のエリアに住む人を横浜のディナーに案内する時にこちらを使うと、喜ばれそうな立地です。

今回、親友は特に「海老」に魅かれていて、丁度メインで海老を頂ける9900円のコースをオーダー。

まず、アミューズが順次供されますが、4皿というのが嬉しいですね。特に印象に残ったのが、海苔のソースがあしらわれており、海のニュアンスがやんわり感じられる赤蕪のポタージュと、食材自体のほんのりとした甘さが美味しい、ゲゾや耳も添えられたメトウイカのカルパッチョです。

メインは海老の料理を2皿頂きました。

うちわ海老のポワレ
弾力感も良く、味わいも海老特有のクセがなく美味。後述するピュリニー・モンラッシェがここから本領を発揮してくれました。


ここで、グラニテ替わりにとてもトロピカルなテイストのフルーツ、フェイジョアが供されます。

伊勢海老のポワレ
長井漁港で揚がったものは、身が小ぶりなのですが、そこはしっかりと伊勢海老。アミューズの海苔に引き続き、今度はアカモクのソースが海のニュアンスを彩ります。一緒にアカモクのフランも添えられて来ましたが、やはり食材のせいか、茶碗蒸しのような和の空気を感じました。

デセールは、イチゴのクレープ フロマージュブラン風味 イチゴアイスクリーム添えを選択。イチゴの華やかさをぎゅっと詰め込んだような一品。

ワインは、グラスワインではスパークリングでジンファンデルのロゼと、スティルワインではグラスワインのセットが2杯~5杯の設定があったので、3杯でお願いし、他にボトルでピュリニー・モンラッシェも開けました。特に素晴らしかったのが、このピュリニー・モンラッシェで、甲殻類の殻を炙ったようなヨードのニュアンスがあり、海老の料理にはベストのマリアージュでした。

客層も静かで、マダムのサービスもきちんとしていたし、本当にゆったりとした気分で長井漁港から揚がった魚の料理を堪能出来ました。


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

7位

御菓子処 さゝま (神保町、新御茶ノ水、小川町 / 和菓子)

3回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2024/09訪問 2024/10/27

季節感の表現も巧み♪

2024年9月再訪。BISTRO Kuuさんでランチの後、目と鼻の先にあるこちらのさゝまさんへ。

しかし何と6年半ぶりになってしまっていたとは(>_<)

ま、それはともかく、相変わらず女将さんと思しき女性の風情や品のある応対は見事で、外の喧騒から隔絶された閑さがここにはありますね。

今回購入したのは初雁、桔梗、萩の戸各380円。

では例によって例のごとく、必殺!お店のコメント引用(^^ゞ

初雁
「薯蕷饅頭で中は小豆の漉し餡です。お饅頭は満月に見立て、北の方から雁が渡ってくる様を表現しています。

桔梗
「周りは白餡に上新粉を混ぜ、中の餡は大納言の潰し餡で蒸したものです。紫や白の桔梗が咲き乱れる様を表現したものです。」

萩の戸
「上の白い部分は白の羊羹でその中に大納言が入っています。下の黒い部分は小豆の羊羹です。この御菓子の黒い部分は庭にある柴折り戸を表し、上の大納言は咲き誇る萩を表現しています。」

とのことです(いずれもお店のHPより)。

ごちそうさまでした(^^)

2018年3月再訪。

やはり土曜日に神保町界隈に出たからには、こちらの和菓子を買って帰らないと。

今回購入したのは、浮間の里と稚児櫻を1つずつ。各340円。

そして商品の内容については、必殺!お店のコメント引用(^^ゞ

浮間の里
「新草の入った羊羹と上南羹で出来ています。桜草の名所の浮間に因んで命名してあります。」

稚児櫻
「練切で小豆の漉し餡を包んでいます。茶巾絞りで桜のつぼみを表現しています。」

とのことです(いずれもお店のHPより)。

ごちそうさまでした(^^)

神保町に行くことは結構多いのですが、こちらの和菓子を買うのはこれだけ神保町に足を運んでいて4回目ぐらい?と何とももったいない話(@_@;) ま、こちらの店が日曜休みということもありますからね~、それは言い訳か(^^ゞ

それにしてもいつも思うのが、何とも和の風情に溢れ、古を思わせる建物。それは店内においてもそうです。明らかに外の世界と流れている時間が違う・・・。

こちらでは今までも生菓子ばかり買っており、今回も玉川と雲の峰を購入(各315円)。

玉川
錦玉羹が比較的甘味をはっきりと出していますが、それでも品が良いのです。甘味がこれだけ出ていて上品さを保つというのは、まさに職人さんの技術の賜物ですね。対して川の小石を思わせる漉し餡、白餡(白餡は黒胡麻入りとそうでないものの2種類が使われています)は甘さ控え目。錦玉羹と餡の食感の違いも楽しめます。見た目も涼やかな一品。

雲の峰
玉川に較べると甘味を抑え、餡のこれまた上品で穏やかな美味しさを上手く表しています。潰し餡と雪平で表されたモノトーンの景色がアーティスティックですね。

土曜日に神保町に出た時は、やっぱり買わなきゃと再認識。いつ買うか?今でしょ(爆)

  • 初雁
  • 桔梗
  • 萩の戸

もっと見る

8位

日本橋 玉ゐ 日本橋室町店 (新日本橋、神田、三越前 / あなご)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2013/06訪問 2013/07/02

珠玉の箱めし(再訪)

2013年6月再訪

今回はいつもやってるテイクアウト。因みに、前回レビュー以降もたまにテイクアウトしてましたが(^^ゞ

こちらでテイクアウトする時、ほぼ毎回オーダーするのが穴子ちらしです。今回は特上1300円を。以前は上800円もあったんですよね~。

やはり穴子ちらしの楽しみの1つには、この彩りの美しさもあるでしょう。具は季節によって、若干替わります。つまり、旬のものが入るということですね。そして穴子はいつもながらの美味でした(^-^)


--------------------以下は2012年4月付けレビュー-------------------

かの日本蕎麦の名店、室町砂場の目と鼻の先にあります。

とてもレトロな外観。中もレトロ感があって、小ざっぱりと、とても綺麗な内装。

普段はテイクアウトすることも多いのですが、この日はお店で頂いて行こうとカウンターに腰を下ろしました。

名物の箱めしは、煮穴子か焼き穴子を選択出来て、サイズは小箱(1600円)、中箱(2800円)、大箱(3800円)があり、香の物、お椀が付きます。これに穴子の焼骨から取ったお出汁を付けると200円増し。

今回は、煮穴子を小箱、お出汁付きで注文し、真澄を1合(800円)飲みながら出来上がりを待つことにしました。

半分ぐらいお酒が進んだところで、箱めしがやって来ました。まずは削った柚子の皮を振って頂きます。臭みは目立たず、ふっくらとしていて、素材の味をそのまま頂くといった感じ。

次に山葵、葱、白胡麻と合わせて頂くと、穴子の風味にえも言われぬ奥深さが広がります。特に山葵の効果は絶大ですね。味に立体感を持たせるというか、深味が増すというか・・・。

そして最後にお出汁で。このお出汁が上品さを醸し出し、薬味の複雑さも相まって、さらさらと箸が進みます。

この最後にお出汁というところがまた、締めくくりにいいんですよねぇ。


  • テイクアウトの穴子ちらし特上
  • 箱めし小箱、煮穴子
  • お出汁

もっと見る

9位

珈琲舎 蔵 (神保町、御茶ノ水、新御茶ノ水 / 喫茶店、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/06訪問 2013/06/29

格調を感じる

銀座の後は、いつものことながら神保町へとやって来ました。さすがにイタリアンでドルチェ、次にはチョコレートケーキと甘いものが続いたので、今度は飲み物のみにしようと思い、普段良く訪問するミロンガ・ヌオーバ等ではなく、別の店にしてみようとこちらへ。そもそも、ミロンガ行くとビール頼んじゃうしな~(@_@;)

雰囲気については、神保町界隈の喫茶店の中では最も落ち着きがあって最も上品。それはマスターの印象、サービスにも共通したものを感じます。

注文したのはブレンドコーヒー700円。そう言えば、これがこの日3杯目のコーヒーですね(´▽`;)ゞ ま、コーヒー好きなので日によってはこういうこともありますが…。

さて、こちらのブレンドコーヒー、雑味なくクリアーで重たくなく、どちらかと言えばライトながらも格調を感じる品の良さ。冷めてくると綺麗なカラメルの余韻を感じます。

コーヒーも勿論良いのですが、この雰囲気の中で飲んでみたいという思いにも駆られてしまいますね(o^・^o)

最後は、店主がドアを開けてお見送り。何とも居心地の良い喫茶店です。

  • 外観
  • メニュー
  • ブレンドコーヒー

もっと見る

10位

シタール (日本大通り、元町・中華街、石川町 / インド料理、インドカレー)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2013/11訪問 2013/11/24

横浜のインド料理店の金字塔

関内勤務時代は、注文5人以上でデリバリーサービスをしてくれるお店なので、600円ランチを良く持ってきてもらったし、レストランの方もコース料理で利用したり、アラカルトで注文したりと、色々と使わせてもらっていました。

で、何となく懐かしくなり訪問してみることに。

店内、インド風の空気を漂わせながら、きちんとしたレストランの高級感のある雰囲気を持っています。町場のインド料理店のごちゃごちゃ感は皆無。

インド人スタッフも日本語が堪能だし、サービスも丁寧で申し分なし。

この日、注文したのはシークカバブ(2PC)840円、チキンマッカンワラ1380円にタンドリーロティ420円。なお、パパドはサービスで供されました。

シークカバブ
添えられているレモンはお好みで。因みに私は絞りました。なだらかなスパイス感のバランスが良く、羊のクセをうまくカバーしている1品。添えられているサラダも、インド料理店にありがちな鮮度がちょっとなぁというものではなく、シャキっとしています。

チキンマッカンワラ
トマトベースのチキンカレー。適度な濃縮感を持ち、どことなく洋風なものを感じさせるトマトカレー。チキンも臭みがなく、じわじわとやって来る柔らかな辛味。

タンドリーロティ
いつもナンばかり頂いていたので、たまにはと注文。ナンに較べるとややパサっとした触感ですが、触感だけの話なので、これはこれで全く問題ありません。落ち着きを持ちながらもどこかライ麦パンを想像させるような濃いテイストがあります。

相変わらず安定してブレない料理を堪能させて頂きました。そう言えば12年前は週5日シタールランチだった時代もあったなぁ(◎_◎;)

  • チキンマッカンワラとタンドリーロティ
  • シークカバブ
  • パパド

もっと見る

ページの先頭へ