レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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2位
1回
2015/05訪問 2015/05/17
気になっていたお店を訪問するシリーズ(^^ゞ
今回は老舗インド料理店のアジャンタさんを、ゴールデンウイーク中の祝日に訪問しました。地下鉄麹町駅5番出口を地上に出たら、すぐにお店を発見。分かり易いなぁ、この場所。祝日だったせいか、歩く人もまばら。通りは閑散としてます。さて、お店の1階に入ったところで、店員さんから2階に上がるよう告げられます。その2階はテーブル席のみで、インドらしさを出していながら落ち着いたレストランっぽい雰囲気。何か品があっていいもんですね。
注文したのはランチセット2060円。サラダ、スープ(3種類から選べます。ラッサムにしました)、カレーを2種類選択(チキンカレーとケララ風海老カレーにしました)、ライス、パン(4種類から選択。ロティにしました)、飲み物(6種類から選択。ラッシーにしました)といった内容。
まず、わずかにスパイシーなコールスローが供され、次に酸味の効いた辛いスープ、ラッサム。辛味は強いものの、それが行き過ぎない寸止めな辛さで爽快。底の方にはダルが沈んでいます。
次いで供されるのがカレー2種類とライスとロティ・・・あ、ラッシーも一緒に来るのか(^^ゞ カレーについては種類によって3段階の辛さが決まっているようで、チキンは最も辛く、海老は最もマイルドでした。南インド料理には詳しくないので上手くは言えませんが、チキンカレーからは卓越したスパイス感が感じられ、チキンもとても柔らかくカレーに馴染んでいて、巷のインド料理店とは明らかに実力が違うなという印象。対するケララ風海老カレーの方もココナッツミルクのクリーミーな旨さをふくよかに仕上げており、こちらにも大変満足。
ごちそうさまでした(^^)
3位
2回
2019/06訪問 2019/06/26
2019年6月再訪。
前回の訪問から暫くブランクが空いてしまったな(;’∀’)
今回注文したのは、白ごまと豆乳のブランマンジェ450円とバニラティー500円をアイスで。
ブランマンジェにはフリュイ・コンフィ・ショコラも添えられていました。上に乗っているクレームも黒蜜のソースもブランマンジェも、全てにおいて完成度の高さは群を抜いています。もはや天上のスイーツとしか言いようがない( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
一方、バニラティーのバニラ香は、バニラそのものというよりあたかも香木を思わせるような気高さがありました。
ごちそうさまでした(^^)
2015年7月再訪。
喜光寺を拝観の後、尼ケ辻からてくてく西大寺まで歩いてガトー・ド・ボワさんを久し振りに訪問。しかし暑かったなぁ(^-^;
さて、喫茶スペースへと滑り込み、注文したのはクレーム・キャラメル350円とストロベリーティー350円をアイスで。
クレーム・キャラメルはシンプルなカスタード・プリンながら隙一つない見事な出来栄え。カスタードとホイップからなる2つのクリームが醸し出すふくよかさ、柔和さ、それでいてエレガントさも併せ持ちます。カラメルソースも深味があり、クリームと融合した時のテイストの広がりが素晴らしい。やはりこういったスタンダードでシンプルな1品にこそ、パティシエの実力が反映されるなぁと思いましたね♪
そして極上のスイーツを頂いた後、西大寺を拝観して帰路へ。ということで今回の奈良レビューはこれにて完結。次回から日常レビューに戻ります。ご清聴ありがとうございましたm(__)m
--------------------以下は2013年7月のレビュー--------------------
2013年7月再訪
西大寺拝観前に立ち寄りました。
今回も飲み物はアイスダージリンティーにして、スイーツはいちごロール(380円)を注文。
いちごロール
まず、クリームの美味しさが鮮やかです。使われているフルーツも他店に較べて濃厚でフレッシュ。スポンジは、しっとりし過ぎずパサパサし過ぎずのバランス感覚が上手いですね。
----------以下は2011年8月付けレビュー----------
お寺さんの西大寺の目の前、マンションの1階にあります。
店内、正面にケーキ、右側に焼菓子等がディスプレイされており、焼菓子等を売っている棚の裏側に喫茶スペースがあります。
客席は全てテーブル席で、4人掛け×4、2人掛け×4です。何回か訪れたことがありますが、比較的お客さんは入っているかなといった印象です。
今回は2時過ぎに伺いました。外が暑かったので、ダージリンティー(600円)をアイスでお願いし(因みに、ホット、アイス同額です)、ケーキはフロマージュ・クリュ(420円)にしました。
ダージリンティー
茶葉のすっきりした香味が心地良く香る、絶妙なバランスで淹れられています。アイスは今回初めて注文しましたが、正解でした。
フロマージュ・クリュ
フロマージュのケーキです。中に適度な甘さのミルティユのコンポートが入っています。下は僅かにスポンジ。フロマージュのコクが上手く表現されています。やや酸味があり、フロマージュの甘さは控え気味です。
ケーキも美味ですが、紅茶も美味ですね。奈良でケーキを食べたくなったら、いつもここに行きます。
4位
8回
2023/11訪問 2023/12/02
2023年11月再訪。半年ぶり(^^ゞ
最初は前菜+メイン1品のBコースにしようかと思ったんですが、デザートがチェリーなのが目に入り、チェリー好きとしてはこれを外すワケには行かないでしょうということで、前菜+メイン1品+デザートのDコース2500円を注文。プラス200円でコーヒーも付けました。対するアルコールは、グラススパークリングワイン、ドメーヌ タリケ レゼルヴ、シャトー デゼサール ブラン各900円を1杯ずつ。
スープ
お馴染みの野菜のスープ。色々な野菜のぎゅっと詰まった複雑味やクリームの厚味、さすがです。
前菜盛り合わせ
正式名称は失念しましたが、鶏のテリーヌとパプリカのトマト煮込み、自家製ソーセージとレンズ豆のサラダ、オムレツといった内容で、やはり肉の旨さを引き出すことに長けているシェフならではの前菜だなぁという感を強く持ちました。肉の魔術師と呼んでもイイかもです。オムレツもバジル香を活かした仕上がりで香ばしい。
メイン
魚料理にしました。魚のマットロウ風(赤ワインソース煮込み)です。使われている魚は添付の写真で言うと下が赤鯖、左が鯛、右がかます。赤ワインソースは落ち着きがありつつも照りを感じさせる仕上がりで、魚との相性は抜群。
デザート
チェリーのクラフティアイス添え。ブラックチェリーの濃厚な果実味に加えて、生地の艶やかな旨さが絶妙。ここにバニラアイスが溶け込んでミルキーさがふわりとした彩りを添えてくれます。
ごちそうさまでした(^^)
2023年5月再訪。
今回もランチメニューのB2000円を注文。スープ、前菜、メイン(3種類から選べます)、バゲットからなる毎度お馴染みの内容です。対するアルコールは、ポワール700円、コート デュ ローヌ800円、ルイジャド コンボージャック900円を各1杯。
スープ
セロリと野菜のスープ。セロリの凝縮した芳香に加え、岩塩のジワるバランスも絶妙。
前菜盛り合わせ
鶏レバーのムース、トリュフ入りオムレツ、鴨のロースト、ヒヨコ豆とパプリカのトマト煮込み。鶏レバーのムースはいつもの通りの濃厚さを堪能出来たし、オムレツはトリュフの香りが格調高いし、鴨のローストもまったり。このローストの下にヒヨコ豆とパプリカのトマト煮込みが隠れていますが、ほんのりスパイシーなニュアンスもあって、全体として多彩な1皿。
メイン
豚肩ロースのロティとじゃが芋のコンフィにしました。今回の豚さんは意外にもテイスト的にワイルドさがあり、この野趣とさらりとしながら照りのあるグレイビーソースとの相性は抜群でした。じゃが芋のコンフィはクリーミーさも伴っていて、品があります。
ごちそうさまでした(^^)
2022年7月再訪。
今回の訪問も初代のワインの師匠と。そして前回同様ランチメニューのB1800円を注文。スープ、前菜、メイン(3種類から選べます)、バゲットといった構成も同じです。対するアルコールの方は、シードル600円を1杯とボトルでグルナッシュ・ブラン6500円を1本。
スープ
ズッキーニの冷製スープ。真夏はやっぱり冷製スープに尽きますね~♪ 食材のトーンも綺麗にくっきりと出ていながらさらりとしていて、外の暑さを忘れさせてくれます。
前菜盛り合わせ
鴨のパテ、鶏のガランティーヌ、ラタトゥイユ入りオムレツ。やはりシェフの肉料理は美味しいです。鴨の艶のある旨さといい、鶏のシンプルながらコク深いところといい、食材のイイところを存分に引き出しています。オムレツにラタトゥイユを合わせるセンスも見事。
メイン
鯛のソテー ピラフ添えにしました。ふっくらと旨さの乗った鯛に太陽を思わせる果実味のトマトソース。ブイヨンの香ばしさを十分に纏ったピラフも絶品。
ごちそうさまでした(^^)
2022年2月再訪。
今回は現在都内のインポーターに勤務する初代のワインの師匠と訪問しました。
注文したのは、ランチメニューのB1800円。スープ、前菜、メイン(3種類から選べます)、バゲットといった内容。対するアルコールは、まずビールを1杯ぐびっとやった後(確か1杯600円だったような…)、ボトルワインのリストから、ヴァン・ド・サヴォワ・レ・アビーム フィリップ・エ・シルヴァン・ラヴィエ5000円をオーダーし、さらに若干料理やバゲットのテイクアウトもして2人でトータルの飲食代金1万2350円。つまりは1人6000円ちょっとでした。
スープ
玉葱のスープ。そう言えばブーケガルニさんでポタージュ以外のスープ頂いたの初めてかも(^^; でもってこの1品、さらりと流れるような軽快さも持ちながら食材の凝縮感やコクも併せ持つ見事なバランス感覚。
前菜
こちらの前菜の王道である鶏レバーのムースと自家製生ハム、オムレツといった組み合わせ。毎回思うのですが、この鶏レバーのムースはバゲットに付けて頂くとやめられない止まらない状態になりますよね(^^ゞ 自家製生ハムの濃厚さもさすがだし、オムレツは具材として入っているパプリカのピリリとした刺激が心地良い。
メイン
牛肉のグリエとブレゼにしました。グリエは肉をシンプルに火を通した香ばしさが綺麗で、ブレゼの方は柔和さが活きています。ここに赤ワインソースを合わせると、美味さが広がりますね~♪ ガルニチュールの方も相変わらず手抜きがないし、さすがです。
ごちそうさまでした(^^)
2021年10月再訪。
ほぼ1年ぶりになってしもた(^^ゞ
今回注文したのは、前菜orデザートにメイン料理1品のメニュー1800円を。これにプラス200円でコーヒーも付けました。対するアルコールは、グラスワインの白からプレイモンのレ・トロワ・シュヴァリエとエコー・インディゴ各800円を1杯ずつ。
まずはスープ。人参とかぼちゃのスープです。かぼちゃだけだとありがちになってしまいますが、人参が加わることでテイスト的にも鮮やかさが出るんですよね~♪
次いで前菜盛り合わせ。鶏レバーのムース、ラタトゥイユのキッシュ、鴨のローストといったラインナップ。前回同様、濃厚な鶏レバーのムースはバゲットに付けて頂きました。ラタトゥイユのキッシュは夏を感じさせる野菜のコクも綺麗に表現されていて、鴨のローストもシンプルなだけにその旨さが良く分かります。下にはレンズ豆の煮込みも。
最後にメイン。白身魚とイカのブレゼにしました。イカを使うあたりちょっと珍しいなと思ったので、これを選択。これら魚介に合わせているのがアメリケーヌソースで、甲殻類の凝縮したテイストがまた合います。このソースはバゲットに付けてもグッド。
ごちそうさまでした(^^)
2020年10月再訪。
ボーっと生きてたら前回訪問から1年半も経ってしまった(>_<)
今回の注文は、ランチメニューのD、1800円。前菜+メイン1品+デザートといった内容。対するアルコールは、スパークリングワイン1000円、コロンバール800円、ミュラー・トゥルガウ800円、シャルドネ600円を1杯ずつ。
まずはアミューズで野菜のスープ。前回も頂いてますが相変わらずのクオリティの高さ。
前菜盛り合わせは鶏レバーのムース、白身魚のパイ、オムレット、白身魚のブランダード。中でも鶏レバーのムースのとろりとした濃厚さはバゲットに合わせるといくらでも行けそうなクセになる美味さ。オムレットにはカレーの香りを纏わせてあって、これが何ともかぐわしい。
メインは鶏とキノコのグラタンにしました。鶏さんも割とごろんごろんと入っていて、クリーミーさの綺麗なところにガーリックのアクセントも加わって熱々なのをほくほくと頂くのが嬉しい♪
デザートはブリオッシュパンのフレンチトースト。オレンジのニュアンスを持ち、果実も丸ごと使った力強いストロベリーのソースとバニラアイスの組み合わせも絶妙。
ごちそうさまでした(^^)
2019年4月再訪。再訪と言っても、前回以降も度々訪問していて、今回のんびり構えてて気付いたら1年ぶりになってしまいましたけどね(^^;
ということで、久々に登場。年中訪問してるけど、気が向くと再訪レビューをアップするシリーズ(^^ゞ←最初に言えよ(笑)
前回レビュー当時、珍しい古酒をあれこれグラスで提供してくださったソムリエのKさんは退職され、現在はほのぼのとした感じのソムリエールさんがいらっしゃいます。以前のような古酒はさすがにないですが、グラスワインの中にはコルシカのピノ・ノワールのようなちょっと面白いアイテムがあったりします。
また、メニューについても、以前は1種類のみのコース設定だったのですが、今は組み合わせのヴァリエーションも4種類になって、使い易さも増した印象。
今回は、アミューズが付いて、前菜orデザート+メイン(3種類から選択可)のコース1800円を注文。対する飲み物は、グラスワインの白を2杯(1杯目はヴィオニエ、2杯目はソーヴィニョン・ブラン)と赤(コルシカのピノ・ノワール)を1杯。3杯合計で2500円。食後にコーヒー200円を追加。
アミューズは野菜のスープで、色々な野菜の複雑味と相変わらずのクリーミーなぽってり感も見事。メインは豚肩ロースのロティとじゃがいものコンフィにしましたが、肉はスマートさを持ちながらも脂のニュアンスが旨く、じゃがいものコンフィを始めとするガルニチュールも綺麗にキマってます。デザートはレモンのムースで、酸はシャープになり過ぎない溌剌としたバランスを上手く活かしていて、クリーミー。
ごちそうさまでした(^^)
場所は知っていながら中々訪問する機会がなく、土曜日の昼に関内に出た際、寄ってみることにしました。ということで、気になっていたお店を訪問するシリーズ(^^ゞ
サービスは若手のソムリエさんがされていますが、至って丁寧な接客。ワインの話に花が咲いたところ、ちょっと変わったアイテムをグラスワインの2杯目で出して頂けたのには恐縮しました。
注文したのは休日オススメランチ1800円。本日のアミューズ、前菜、魚料理又は肉料理、バゲットといった内容。
対する飲み物は、グラスワイン1杯目がヴィニウスのシャルドネ、2杯目は件のワイン、そして食後にシャルトリューズのヴェールを頂き、エスプレッソで〆。飲み物代は合計3200円。
アミューズ
スープでした。ズッキーニと夏野菜の冷製ポタージュ。緑の濃縮感が豊かでありながら、適度なぽってり感。エルブのニュアンスも心地良く爽やか。
前菜
パテ・アン・クルート。仔牛のパテをパイ生地で包んだものでしたが、肉肉しさが凝縮していてそれをパイ生地が上手く和らげています。
メイン
肉料理にしました。大山鶏胸肉のグリエ ディアブルソース。鶏とディアブルソースは王道の組み合わせ。ソースが鶏のコクを上手く引き出していますね。
ごちそうさまでした。因みに私は普段使いのワインでも全然構いませんからね(^^)
5位
1回
2015/04訪問 2015/04/29
前回は4,5年前に一度訪問したことがあり、とても良い印象が残っていたものの、転勤などがあり通う機会を失っていました。今回、関内復帰を機に、午後半日休暇が取れたので訪問してみることに。
すっきりした雰囲気のオサレ感は相変わらずだし、サービス担当者の女性も至れり尽くせりで申し分なし。
土日のランチはちょっと割高なのですが、この日は平日につき、一番リーズナブルなマルシェコース1980円を注文。ポタージュスープ、フレッシュグリーンサラダ、本日の魚料理又は肉料理、アイスクリームと季節の季節のフルーツ盛り合わせ、パン、コーヒー又はハーブティーといった内容。対する飲み物はグラスワインの白800円(ソーヴィニヨン・ブランでした)を3杯。これに消費税が加算されます。以下、料理の感想です。
フレッシュグリーンサラダ
葉物たっぷりで立体的に盛り付けられたグリーンサラダ。下にはピクルスが隠れています。白ワインビネガーをシンプルに使った一品。
ポタージュスープ
新玉葱の温かいポタージュ。新玉葱のコクの凝縮感にブイヨンが絡み、クリーミーさも豊か。新玉葱のポタージュは、鎌倉のビストロ オランジュでも最近頂いたばかりですが、ストラスブールさんの方に軍配を上げます。
肉料理
地鶏の香草焼き、エシャロットのソースです。正式名称失念しました。スミマセン(^-^; 香草のニュアンスはエシャロットのソースに隠れてしまっていますが、その点を考慮しても、地鶏の詰まった旨さが溢れるようで、これは見事。ガルニチュールは、鰹出汁に潜らせたと思われるものもあり、このあたりの演出も心憎く、スキがありません。
アイスクリームと季節の季節のフルーツ盛り合わせ
桜とヨーグルトのアイスクリームとフランボワーズのソルベ。昨今は3月ごろから桜のスイーツが巷に溢れ、中には桜フレーバーを強調し過ぎでわざとらしいものもあったりしますが、こちらの一品はまず桜の香りが繊細に立ち現れ、次いでヨーグルトの丸味と穏やかな酸味が追いかけて来るもの。フランボワーズのソルベは、フレッシュな酸を活かして濃密ながらさっぱりとした仕上がり。
最後にシェフが外までお見送りしてくださるとは、感謝m(__)m
ごちそうさまでした。またリピートさせて頂きます(^^)
6位
1回
2015/03訪問 2015/04/11
マイレビュアー様方がこちらを立て続けにアップされたので、興味津々で訪問してみることにしました。
甘味を頂くスペースとワインを頂くスペースは、入り口が別になっているのでご注意を。今回はワインを頂くスペースの方に行きましたけどね(^^ゞ まだオープンしたてのピッカピカの店内で、障子も設えて和を意識した、すっきりとカウンター席のみの空間。マイレビュアー様の湘南の宇宙さんの書かれているとおり、BGMはプログレッシブロックが控え目な音量で流れています♪
店主は物腰柔らかで落ち着いたサービスをされる年配の方。
今回は1杯300円のグラスワインを1杯目、2杯目・・・と頂いて行ったら4杯目に店主が4杯セット1000円を適用してくださいました。感謝♪
以下、この日頂いたワインです。
足利呱呱和飲2013
柑橘の果実味とともに甘味がじわりじわりと広がり、優しい旨味が通り抜けるのですが、この旨味のバランスもどこか奥ゆかしいものがあり、日本のワインの派手ではないけれどもじっくりと向き合える良さを感じます。
シャトー酒折ワイナリー 甲州ドライ(確か2012だったと思います)
黄色い林檎やレモンを彷彿とさせる果実味と僅かに蜂蜜のニュアンスもある、静謐さのある辛口。滑らかで楚々としたボディ、とても穏やか。
井筒ワイン メルロー2013
とにかく柔和な1杯で、カシスやブルーベリーといった黒い果実味のフレッシュなフレーバー。アフターで僅かに立ち現れるスパイシーな刺激。
イケダワイナリー マスカット・ベリーA2013
こちらはアセロラやフランボワーズの果実味がチャーミング。そして特異な例えかもしれませんが、昆布出汁のような旨味のニュアンスがほんのりごく僅かにあります。流れるように軽快ながら、アフターに至っては酸が滲みるようにゆったりと引いて行きます。
飲み終えたところで、店主とロック談義に花が咲いてしまい、70年代のYESの話をしていたところ、何とアナログ盤のジャケットを次々と持って来てくださいました\(^o^)/ これが何とも壮観。やっぱりアナログ盤っていいなぁ(^^) 因みにお店で流す音源はプログレばかりでなく、レッド・ツェッペリンのⅡ~Ⅳもあるそうです。Ⅲだったらアコースティックな趣もあるので、BGMにはいいかもしれないですね。
ごちそうさまでした。日本のワインに特化したラインナップ、気に入りました。また寄らせてもらいます(*^-^*)
7位
1回
2015/02訪問 2015/02/13
ここのところマイレビュアー様方が立て続けにこちらのレビューをアップされたので、完全に勢いにつられて訪問してみました。訪問したのは月曜日の午後6時台。人気店ぶりが予想されたのですが、意外にも他にお客さんはおらず貸切状態。2月でかなり寒い季節というのもあったかもしれませんが、平日の夜に訪問すると比較的空いてるのかもしれませんね。
場所は箱根駅伝の戸塚中継所として使われる所と言えば分かり易いでしょうか。バスで行く場合、この辺の交通事情からすると戸塚からは10分ちょっと。藤沢からも行こうと思えば行けますが、距離が長いうえに途中で渋滞にはまる確率が高く、50分~1時間は覚悟しといた方がいいかもしれません。
さて、注文したのは中華そば650円。空いていたのであっという間に供されました。具は叉焼、メンマ、海苔で、刻み葱が散らされています。中細ストレート麺に絡むスープから煮干しの香りが真っ直ぐ立ち上がって来るのが何とも心地良い。
ごちそうさまでした(^^)
8位
1回
2015/05訪問 2015/06/14
関西の旅、2日目は奈良から京都に移動してJR花園駅へ。法金剛院を拝観した後、こちら妙心寺の塔頭、退蔵院さんにやって来ました。
退蔵院さんと言えば国宝の瓢鮎図(ひょうねんず。瓢箪で鯰をどう捕えるかという公案を如拙が描き、当時の高僧31人の讃が書かれたもの。模本が展示されている。)、狩野元信作と伝わる枯山水庭園「元信の庭」や昭和になってから作庭された池泉回遊式庭園「余香苑」等が有名ですが、今回、余香苑の脇にあるお茶席「大休庵」でひと休みすることに。
大休庵を利用するには、手前の売店で注文する形になりますが、今回は夏季限定グリーンティー400円をお願いしました。桜のお干菓子付き。
グリーンティー
普通に冷した抹茶を想像してたら、結構甘口なんですね。深みのある味わいで、疲れがすうっと引いて行きました。
桜のお干菓子
桜の形をしていて色も桜を意識していますが、桜風味ではありません、念のため。口の中で柔らかく溶けていくお干菓子。やっぱり和三盆っていいな♪
ごちそうさまでした。これで疲労回復(^^)
9位
1回
2015/10訪問 2015/10/21
以前、と言っても10年ほど前の話ですが、こちらのウイークデーランチを昼休みにささっと頂いて仕事に戻ったりもしていた時代もありました。それからかなりご無沙汰していたのですが、どうやら値上がりしたものの、今でもウイークデーランチは健在の様子。ということで久し振りにお店を訪問するシリーズ(^^ゞ 因みに今回は午後休暇取ったので、以前の利用の仕方とは打って変わってアルコール付きでまったりしていましたヽ(´ー`)ノ
注文したのは、件のウイークデーランチのメニューからフランス産雛鳥のロースト、ローズマリーの香り1300円をオーダー。サラダ、パン付き。これにデザート盛り合わせ1080円を注文。対する飲み物はグラスワインがシャトー・デ・サラン・ブラン・スクレとブルゴーニュ・ルージュ・レ・シャン・ダルジャン各1500円とエスプレッソ600円。
サラダ
グリーンサラダ。野菜はどれもフレッシュ感があり、プチトマトも濃厚。ヴィネガーの酸も程よい。
フランス産雛鳥のロースト、ローズマリーの香り
ローズマリーは至極控え目なので、食材のテイストが前面に出ています。雛鳥は見た目は淡白ながら、意外と旨々、それでいて上品。
デザート盛り合わせ
ガトーショコラ、パンナコッタ、フランボワーズのソルベ。パンナコッタにあしらわれていたパッションフルーツのソースが秀逸。フランボワーズのソルベも酸は出過ぎず果実味をふくよかに表現。コーヒーに合わせてアプリコットの小菓子も供されました。
ごちそうさまでした(^^)
10位
4回
2022/01訪問 2022/02/19
2022年1月再訪。
何かこないだ再訪したばっかりだっけと思ってたら、実は前回訪問から1年経っていたとは(*_*; ホント、月日の経つのは早いもので…
今回もオランジュランチコースのB2500円を注文しました。プリフィクスでオードブル+メイン+デザート+ドリンクといった内容。対するアルコールは、チョークヒル・ブルー・バブルスとオーカ・シャルドネ各680円を1杯ずつ。
オードブル
5種の根菜コンフィ 人参とパプリカのポタージュスープ仕立てにしました。スープは人参のテイストが華やかに出ていて、コンフィも蕪や蓮根など、土を感じさせるニュアンスが秀逸。何かね~、この1皿「大地」っていう感じですね~♪
メイン
骨付き鶏モモ肉のビール煮込みにしました。自分的にビール煮はお気に入りのビストロ料理なので、迷わず選択。鶏さんは柔らかく、ソースによってぽってりとしたコクが引き出されており、このソースもとろりとしながらも洗練されていて、この寒い冬に温まる1皿。
デザート
クレームダンジュ ベリーソースにしました。フロマージュの優しいふんわりとしたクリーム感で、赤い果実のソースが鮮やかなテイストを醸し出し、シンプルながら完成度高かったですね。
ごちそうさまでした(^^)
2021年1月再訪。
前々回、前回は1階で料理を頂きましたが、2階に上がったのは今回が初めて。御成通に面した席に通して頂けました。感謝m(__)m
注文したのは、オランジュランチコースのB2500円。プリフィクスでオードブル+メイン+デザート+ドリンクといった内容。対するアルコールは、シウ・タッツ・ガルナッチャ・ブランカとヴァインライヒ・ロゼ各880円を1杯ずつ。これに消費税が加算されます。
オードブル
寒ブリのカルパッチョ 柚子のヴィネグレットにしました。寒ブリはさすがに厚味を持つぽってりした旨さを湛えています。その下にあしらわれた鎌倉野菜のサラダも活き活きさが光ってますね。ヴィネグレットは豊かな酸でいながら軽快な柔らかみもGood♪
メイン
鮮魚のポワレ フレッシュトマトとケイパーの焦がしバターソースにしました。訪問日の鮮魚はスズキで、ふっくらとした滋味に重くないフレッシュトマトが綺麗で焦がしバターのコクとケイパーのジワり感も来る多彩な顔を見せるソースも見事。
デザート
栗とカシスのティラミスにしました。この1品、栗のムースが乗っているティラミスというのがミソで、あたかもティラミスでモンブランをやってみた感じ。加えてカシスソースの果実味が華やかさを醸し出していて、余韻もふんわり。
ごちそうさまでした(^^)
2017年10月再訪。
今回も1階カウンター席でさっくりと飲みました。
注文したのは、豚肉の赤ワイン煮込み 鎌倉野菜のサラダ添え1200円。鎌倉野菜のプチポタージュ、パン付き。食後にコーヒー300円を追加。対するアルコールは、ランチスパークリングワインとランチワインの赤を1杯ずつ。各300円。これに消費税が加算されます。
鎌倉野菜のプチポタージュ
訪問日はかぼちゃでした。時節柄、スープもハロウィン仕様ということかな(^-^; クリーミーさとパンプキンのどこか甘い旨さとブイヨンの凝縮感が渾然一体となって、豊かさもある1品。
豚肉の赤ワイン煮込み 鎌倉野菜のサラダ添え
そう言えば、前回訪問時も豚肉にしたんだよなぁ(^^ゞ でも、今回の煮込み、オリエンタルなスパイシー感がふんわりと立ち上がって来て(辛さはないですよ)、グルナッシュとかすごく合いそうだなぁという印象を持ちました。
ごちそうさまでした(^^) それにしても、ランチワイン300円のクオリティは、見事過ぎましたね♪
移転前のル・ポワン・ウエストには何回か訪問していましたが、マイレビュアー様のレビューで駅の近くに移転してリニューアルオープンしたと知り、訪問してみました。
オープン時刻の11時ちょっと過ぎに入店したにもかかわらず、既に2階は予約で埋まっていて、1階のカウンター席なら案内出来るとのこと。こちらはお1人様なので、全くもってOKです。その後、他のカウンター席もすぐに埋まり、スタッフの方は後から後からやって来る予約なしのお客さんを申し訳なさそうに断られていたので、その人気ぶりが窺えるというものでしょう。因みに、この日は平日だったにもかかわらずこの状態。なので、ランチで訪問される方は予約した方が無難かもしれません。
雰囲気は、移転後の方がオサレ度は増した感じで、カウンター席については、ル・ポワン・ウエスト時代の狭隘感は解消されています。
さて、注文したのはワンプレートランチセット2160円(税込。因みに店内のリストは税抜き価格で表示されています)。メインは肉か魚を選べるので肉で。スープ、パン、デセール(これも選べます)、ドリンク付き。対するグラスワインはコステロ・ゲヴュルツトラミネール734円をお願いしました。
スープ
新玉葱のポタージュ。さらりと滑らかなクリーム感で、新玉葱の香りが真っ直ぐに立ち上がって来て、旨味も十分。
メイン
豚うで肉のトマト煮込み 粒マスタード風味。とろとろほろほろに柔らかくほぐれるほど煮込んであり、ねっとりとした肉の甘味を堪能出来ます。トマトソースも出しゃばることなく肉と調和していて、これに控え目にマスタードのアクセントが絡んで来ます。
デセール
濃厚テリーヌショコラにしました。文字通り濃厚で、苦甘くてねっとり感のある、厚味のあるテイストのショコラ。食後の飲み物をホットコーヒーにしたのですが、相性は抜群でした。
ごちそうさまでした(^^) 移転後もすごく気に入ったのですが、アポなしで行くんだったらオープン時刻早々かな(◎_◎;)
関西の旅、今回も初日の宿は毎度おなじみ奈良ホテルさんに泊まりました(^^ゞ 夜はそば処 觀で軽く飲んだ後にこちらのバーを訪問。因みにこの場所、昼は奈良ホテル ティーラウンジとして使われているスペースが夜にはバーに変身するという仕組みです。
ホントはカウンター席のあるオーセンティックな空間に惹かれていたのですが、5月下旬の奈良はまだ日も高く、外に面したオープンなテーブル席に案内して頂きました。一般にバーというと、日が暮れてからのしっとりとした風情が味わい深いものですが、やはりこのロケーションでこの時間の良さというのもあるものですね。
この日、頂いたのはジントニック、キューバリバー、キール各1200円。これに宿泊者割引で10%が引かれ、サービス料10%、消費税が加算されて合計3849円。
ジントニック
とても優しい微炭酸がマイルド。ジンのドライなニュアンスとライムの清々しい軽快さが際立つライトな1杯。
キューバリバー
ラム+若干のライムジュース+コークの組み合わせのカクテル。コークは声高に主張しておらず、ライムの効きはやはりこちらの方がくっきり出ていますね。
キール
他店のレビューでも書いたことがありますが、ディジョン市長考案の、カシスリキュールをアリゴテで割ったのが元々のキール。この1杯はそれだけでなく、すりおろしたオレンジの皮を彷彿とさせる柑橘香やグローブの沈んだスパイシー感を持った、あたかも赤ワインを頂いているかのような格調があります。
ごちそうさまでした。年中泊まってるから贔屓してるという訳ではなく、さすがです(^^)