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夜の点数:5.0
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¥20,000~¥29,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 5.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 5.0
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[ 料理・味5.0
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さすが老舗
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2011/06/19 更新
大桟橋やみなとみらい、氷川丸、ベイブリッジが一望出来る恰好のロケーション。本日、生憎の雨でしたが、客席から望める景色はまさにパノラマ。一見の価値はあります。
この日、一緒に行った仲間がシェフソムリエの知り合いだったので、ワインはシェフソムリエのアドバイスを基に組み立てることとし、順次コースを楽しんで行きました。最初に、魚料理までに合わせられる白について尋ねたところ、06年のプイイ・フュメを薦められたので、白はそちらをお願いしました。因みに、料理は14000円のコースです。
まずはシャンパンで乾杯し、アミューズを待ちます。
アミューズ
ブーダンノワールのベニエ、スモークサーモン、コンソメのジュレ入りヴィシソワーズ
癖を感じないブーダンノワール、燻製香の心地よいとろけるようなスモークサーモン、さらさらの食感のヴィシソワーズ、美味しい前奏です。これから出て来る料理への期待も高まります。
ここでプイイ・フュメがやって来ました。ソーヴィニヨン・ブラン特有の青っぽさは、さほど目立ちません。黄色い果実の香り豊かで、力強い造りです。
前菜1
サフラン風味のコンソメジュレと鮑、フヌイユの香り
上にサマートリュフがあしらわれています。これに鮑、ジュレ、クリーミーなソースを絡める趣向です。鮑とプイイ・フュメがとても良く合いました。
前菜2
ランド産鴨のフォアグラコンフィとシナモントースト、チェリーのコンポートとチェリーのジュ
フォアグラと言えば貴腐ワイン、という訳で、ドワジ・ヴェドリーヌ99年がグラスであったのでそちらと、シェフソムリエがシャブリ・プルミエクリュ・ヴァイヨンも提案されたので、一緒にお願いしました。
ドワジ・ヴェドリーヌは熟したアプリコットの香りが綺麗に出ており、下手な貴腐ワインによくある頭の痛くなるような甘さは抑えられています。貴腐ワインとフォアグラが合ったのは言うまでもありませんが、意外なのは、シャブリとの相性です。樽のかかっていないタイプでミネラル感が十分にあり、フォアグラの持っているこってり感をさらりと中和してしまいます。プイイ・フュメでも試してみましたが、同じ辛口同志ならシャブリの方が合っていると思いました。こうしたワインでもフォアグラと太刀打ち出来るんですね。これは、薦められなければ絶対に合わせなかったと思います。面白い発見でした。
魚
イサキのポワレ
シンプルな仕上がりで、シンプルに美味しいと言えます。プイイ・フュメとの相性は抜群。
次の肉料理に行く前に、グラスの赤で何があるか尋ねると、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュとオー・メドック、マコー地区の赤を薦められたので、そちらをお願いしました。
肉
牛フィレ肉のステーキ、牛頬肉の赤ワイン煮
一見、ボルドーの方がステーキと、ブルゴーニュの方が赤ワイン煮と合いそうですが、今回は逆でした。食材の美味さをストレートに引き出しているステーキは特筆ものです。
デセール
オレンジのムース、ショコラ、バニラアイスクリーム
奇をてらったメニューではありませんが、それだけに実力の高さが良く分かります。このために残しておいた貴腐ワインと合わせました。
兎に角、素晴らしい。さすがは老舗ホテルの老舗フレンチです。個人的には、マリアージュに関して意外な発見があったのが大きな収穫でした。