レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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2位
1回
2016/11訪問 2016/12/02
(2016年11月再訪)
とある休日の夜、東向島にあるおすもじ処 うを徳にてオフ会のお誘いを頂き訪店。前回もかなり良かったものの、今回はより食材が充実する時季だけにかなり期待しておりました。
一番乗りでお店に到着し大将にご了承頂き店内を撮影後、畳に座って石油ストーブで暖を取ってました。客席の足元のホットカーペットと共に暖かでホッコリ。
この日は幹事様にて予約(お店のHPでは極上おまかせ¥15,000~¥20,000)時価の食材も含まれており、出て来た品目は毎度ながら拝借です。(感謝!!)
乾杯!(〃゜▽゜)oC□☆□Do(゜∀゜*)
実食!
◉極上おまかせ
▫︎香住セイコガニ酔蟹:紹興酒・萬膳(芋焼酎)・実山椒・生姜・ネギで漬け込んだ酔蟹。ねっとりとした蟹身もさることながら、内子と味噌のコクに外子のプチプチ食感も堪能。
▫︎香住松葉蟹カニミソ和え:蒸した松葉蟹を丁寧に解してカニミソと和えてあり、濃厚な旨味と蟹肉のしっかり主張のあるところは旬ならではでしょうか。
▫︎松葉蟹の甲羅酒:日本酒がほぼ飲めなくても蟹出汁とお酒が合うとあら美味しい。
▫︎能登アオナマコ茶ぶり:柔らかく仕上げた茶ぶりのナマコの食感が心地よくスダチの爽やかさも好み。
▫︎釧路牡蠣:コクがありミルキーな生の牡蠣に爽やかなスダチが美味しい。
▫︎山口トコブシ:柔らかなトコブシは肝の味わいも堪能。
▫︎聖護院かぶ:柔らかくも適度な歯応えを残した仕事は流石です。
▫︎伊勢海老の身と味噌入り玉子焼き:贅沢にも鳥羽産の伊勢海老をすり身にして使ったスペシャルな玉子焼き。カステラの様でありながら伊勢海老の旨味。
▫︎氷見の鰤の藁焼き:厚切りカットで脂ののった藁焼きの鰤をニンニク醤油にくぐらせて供されました。ボリュームがあるも飽きずに完食の美味しさ。
▫︎明石ヒラメお造りと肝刺し:フレッシュな白身の旨さと肝刺しまで堪能。あっ…大好きなエンガワは今回出なかったなぁ。。
▫︎釧路バフンウニ:単体でも溢れる旨味ですが贅沢にもヒラメで巻いて食べると絶妙なハーモニー。
▫︎余市アンキモ:プリン体摂取による葛藤は拭えないものの美味しい物は我慢出来ません。
▫︎対馬アナゴの肝:何気ないこういう一品も幹事様の特権ではないかと。
▫︎大阪湾カラスミと京都海老芋:揚げた海老芋のこっくりした味わいとねっとりとした食感に旨味のあるカラスミがお酒に合います。
▫︎若狭ぐじと山口長門松茸のお椀:二番出汁と甘鯛の味わいのお椀に松茸の香りが溢れます。
▫︎児島湾1.7キロ天然鰻蒲焼き丼:厚みのあるシーズン終了間際の天然鰻は、炭火で焼かれる事で身の柔らかさと皮の香ばしさにカリッとした食感が同居。
▫︎対馬本鮪脳天(握り):稀少部位の脳天は独特の食感。
▫︎富山白海老(握り):丁寧に一尾づつ時間をかけて大将が剥いた白海老に感謝。
▫︎東京湾小柴スミイカ(握り):タネと赤酢のシャリとの相性。
▫︎青森ヒラメ昆布〆(握り):昆布の旨味がのったヒラメの香り。
▫︎小柴小肌(握り):きちんとした仕事を感じる小肌。
▫︎岩手筋子西京漬(握り):ひと捻りのある西京漬けで楽しむ筋子が美味。
▫︎明石ヒラメの潮汁:ヒラメのアラから出た旨味と香りに柚子の清涼感。
▫︎対馬本鮪大トロ(握り):脂がのった大トロと赤酢のシャリが相性良し。
▫︎ミンク鯨鹿の子(握り):久々に食べた主張のある食感と脂ノリの鹿の子。
▫︎宮古〆鯖(握り):大きく切り付けられた〆鯖も丁寧な仕事。
▫︎対馬本鮪中トロ(握り):本鮪だけあって大トロもいいが中トロもなかなか。
▫︎羅臼生雲子丼:握りの後に真鱈の生白子を丼で食べて濃厚な美味さに悶絶。
▫︎愛媛紅マドンナ:酸味控えめ甘みがしっかりのブランドみかん。
▫︎和歌山黒あま:独特な色味に負けないしっかりした味わいで紀の川柿の最高峰と呼ばれるのも納得。
▫︎山形ラ・フランス:フルーツの仕入れにもこだわる大将だけあり、柿もラフランスも抜かりなく絶品でした。
(ドリンク)
◉山崎10年ソーダ割¥1000:この日はビールではなくハイボールで乾杯。
◉梅酒炭酸割¥600:自家製梅酒をすっきりとソーダ割りで堪能。
大将のブログでは″サタデーグレートスーパースペシャル″と銘打っておられ、この日の為に仕入れられた食材は常連の幹事様なので特別仕様でしょう。
時間にすれば前回よりかなり早く一通りを堪能するも、やはり圧倒的な充足感の余韻に浸る事が出来ました。( ̄ー ̄) ご一緒頂いた皆様と幹事様、楽しい時間をありがとうございました。ごちそうさまでした。
■夜評点変更
■旧評点[総合 4.7 | 料理・味 4.7 | サービス 3.5 | 雰囲気 3.5 | CP 4.5 | 酒・ドリンク - ]
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(2015年1月訪問)【旧タイトル】幸せなる270分…
こちらで口コミレビュー数が1800件に到達しました。( ̄▽ ̄)ゞ
いつもコメント・いいね!して下さる皆様ありがとうございます! これからも拙いレビューですがよろしくお願いいたします(*m_ _)m sakana_〆(゜▽゜*)
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とある土曜の夜、墨田区東向島にあるおすもじ処 うを徳の常連である幹事様より、新年会オフ会のお誘いを頂きやって参りました。幹事様・他のレビュアー様のレビューで度々拝見し、食材・仕事に並々ならぬ強いこだわりを持つ大将のいる寿司割烹という印象で、いつか自分も…と思っていました。光栄にも、食べログレビュアー様6名でのオフ会です。座敷へ上がり足が下ろせるカウンター席に並びで座り、大将の手元を見ながらの食事。足元のホットカーペットがありがたいなぁ。
料理は幹事様にて10,300円のおまかせコースを予約、追加注文でスッポンも入れてありました。飲み物は同席レビュアー様持ち込みの日本酒です♪(感謝!!) 例によって幹事様より品目をコピーさせて頂いた。(感謝!!) 銘品・少量・多品種・珍品等々…非常に愉しめて大好きな趣向だが、料理写真が多くなってしまったので編集(番号で併記)してみる事にしました。
乾杯! ヽ(*^∇゜)oC□☆□Do(゜∇^*)ノ
実食!
①境港松葉蟹とばちこ(干した海鼠の卵巣):蟹味噌と和えた松葉蟹の旨味がしっかりとして単体で十分に美味しく、珍味:ばちこのカリッとしたアクセント
②大分下関トラフグの白子と聖護院カブ:煮含め方が絶妙な聖護院蕪と、濃厚で蕩ける旨さの虎河豚の白子に柚子の香りが堪りません
③昆布森生牡蠣と能登赤海鼠:やや酢の効かせ方が強いが、それに負けない生牡蠣の濃厚でミルキーな旨味と赤ナマコの食感と香りが滋味深く美味
④桑名蛤酒蒸しと京都菜の花昆布〆:上品な味わいの蛤と、菜の花の昆布〆という繊細な一品
⑤鹿児島タケノコ(初物):木の芽の香りが非常に芳しく、焼かれた筍との食感の妙
⑥千葉大原マダカアワビ:柔らかく心地よい食感と大鮑の香り・旨味が最初の刺身としては、その後に期待が膨らむ美味さが際立つ
⑦淡路島ヒラメ(エンガワも):大きな切りつけの鮃は白身魚の極みの様。大好きなエンガワは、思った程脂は無かったが食感の違いが良かった
⑧大分豊後水道トラフグ炙り:やはり天然の虎河豚は火を入れても当然美味
⑨若狭ぐじ:軽く塩〆した甘鯛はネットリとした舌触りと旨味の濃さが秀逸
⑩宍道湖白魚:立派な白魚は鰻が美味しい宍道湖産。鰻は白魚も補食しているのだろうか?鮮度の良さを感じた
⑪根室バフンウニ:やはり馬糞は雲丹の旨味・コクがありますね。昨夏に青森・八戸で食べた絶品馬糞雲丹の記憶が少し甦りました
⑫余市アンキモ:丁寧に仕込まれた濃厚な旨味の鮟肝は、あまり飲めない筈の日本酒がススみます…
⑬寒ブリ食べ比べ(氷見、舞鶴3日熟成):フレッシュな鰤と熟成の贅沢な食べ比べ。どちらも甲乙つけ難い美味さだが、氷見が好みか
⑭岡山児島湾天然鰻:時期は過ぎたので冷凍だと思いますが、ガス焼とはいえ皮のパリッと焼かれた天然鰻は皮ギシの脂がのり美味
⑮カラスミ食べ比べ(ボラ新旧、ハゼ):鰡(ボラ)の熟成度合いの異なるものと、鯊(ハゼ)の鱲子を食べ比べるという一興。三種三様の良さがあり、日本酒に合う肴だ
⑯徳島さくらももいちご:お口直し?!には、国内最高級大粒苺のさくらももいちご
⑰トラフグの潮汁:虎河豚の粗から上品で旨味のある出汁がでた潮汁
⑱鹿児島天降川天然スッポン内臓ソテー:活けの状態から我々の前で、特別に解体ショー?!にて拵えた天然鼈は、オスの“あもちゃん”。内臓をソテーして食べられる命の大切さに感謝。体内から釣り針が出て来た事から、釣り人の血が騒ぎ?!捕獲方法に興味があり調べてみました。針・ハリス・サルカン・道糸・オモリ・目印(浮き/ペットボトル?)というシンプルな仕掛け(置き針/2時間程度放置)でも釣れる様だが、釣れる時間帯が限られて根気とノウハウが必要だと分かりました…。
⑲スッポン唐揚げ:唐揚げにする事で、より旨味とコラーゲン質のある鼈の身を味わえました
⑳スッポンのお椀:コク味よりキレのあるフレッシュな鼈の汁物は、ブルプルなコラーゲンも堪らない味わい。握りの前に頂くと小休止になります
㉑車海老入り玉子焼き:然り気無い玉子焼も海老の味・旨味・香りがありますね
㉒羅臼タラ白子ご飯(生の白子):鱈の白子は包丁で軽く叩いてご飯にのせて。ある意味では魚のTKG的だが、これが絶品過ぎる!!!
㉓柿なます(おせちの残り物):年末にこちらで御節を注文した幹事様の特権で、おせちに入って無かったという柿なますは当然ワタシが正月に食べた自家製とは次元が違う
・握り7貫
(㉔大間メジマグロ腹身、㉕大間本鮪大トロ、㉖伊豆大島シマアジ、㉗富津キス昆布〆、㉘大間本鮪中トロ、㉙大間本鮪赤身ヅケ、㉚土佐清水青鯛昆布〆):本鮪の最高級ブランド漁場:大間産(仕入れ値キロ14,000円!!)だけあり、どの部位・仕事も素晴らしい美味しさ。中トロと赤身ヅケが特に好み。メジも大間産で腹身は秀逸。鱚の昆布〆も丁寧な仕事に感心しました
※追加注文
㉛胡麻鰹沢庵巻(500円):大将の先代が著名人に出して人気だったという、擦り胡麻・沢庵・鰹節の巻物
㉜葱トロ巻(1,000円):贅沢に大間の本鮪トロを使用した本物のネギトロは別格の美味しさ
㉝干瓢巻(500円):丁寧に仕込まれた干瓢の巻物
㉞大分どんこ椎茸巻(900円):最高級のどんこ椎茸を10日間かけて仕込んだモノの巻物
㉟ドリンク:同席レビュアー様にて事前送付で持ち込み頂いた日本酒を有り難く堪能しました。日本酒を十数年控え、昨年末に獺祭で封切りした身の為、大吟醸の美味しさは吟味出来ました
6人でお会計85,800円、1人あたり14,300円。足を下ろしてカウンター席で大将の朴訥とした雰囲気と、はにかんだ笑顔で幸せになれる270分でした。(≧▽≦) お誘い頂いた幹事様・同席下さったレビュアーの皆様、楽しい時間をありがとうございました。こちらは季節を変えて是非とも再訪したいです。ごちそうさまでした。
3位
1回
2016/10訪問 2016/11/09
こちらで口コミレビュー数が、2900件に到達しました。ヾ( ̄∇ ̄=ノ
いつもコメント・いいね!して下さる皆様、ありがとうございます!これからも拙いレビューですが、宜しくお願い致します。
sakana_
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とある平日の夜、最寄駅・住所は新橋でもほぼ銀座にある正宗中国 四川料理 趙楊にてオフ会のお誘いを頂き訪店。
幹事様はこちらの大常連であり、事前準備をされてお店との信頼関係に依るところも深く感謝である。
また、興味深い食材:キノコがテーマであった事と、食べログ中華料理ランキング1位(4.62/56件)というのも分不相応ながら参加のトリガーに。
当日の菜譜を見ても難しい中国語も多く、乱文・誤字脱字がある事をどうかご容赦下さい。(陳謝)
乾杯!(〃゜▽゜)oC□☆□Do(゜∀゜*)
実食!
◉キノコの会でキノコづくし
▫︎前菜〔秋のきのこ香る前菜〕コショウタケ(虎掌菌)・紹興酒に漬けた四川のトリュフ(松露)・トリュフとブロッコリーの和え物・キヌガサタケ(竹荪)の和え物・クルミとヒラタケ(平菇)の和え物他。多種のキノコが楽しめる前菜で序盤からテンションアップ。
▫︎醉虾〔天然車えび 老酒漬け〕今回唯一のリクエストでキノコではない料理。鮮度抜群の大きな車海老を老酒と白酒(9:1位の割合)にて2週間漬け込んだ逸品。ねっとりとした身の甘みと海老味噌のコク、中国酒由来の甘さと深みもある至上の酔っ払い海老。
▫︎三大菌魚骨湯〔13種の乾燥きのこ トリュフとアガリクスとモリーユタケ チョウザメ頭骨のスープ〕ひと口飲んだ瞬間にその奥行きと深い香り、濃醇な味わいに吃驚。具としてのキノコもいいのですがスープに凄まじく複雑な旨味が溢れていました。3時間半蒸して溶ける状態という貴重なチョウザメの頭骨は歯触りのあるコラーゲン食感。
▫︎三大菌排翅〔3種のきのこ フカヒレ煮〕フカヒレ自体の食感と煮込みも素晴らしいのですが、秀逸だったのがそのスープ。ベースが当然ハイレベルな上に3種類のキノコ(鵝蛋菌・虎掌菌・牛肝菌)が加わる事で別次元の美味しさ。貴重なガタンキン(鵝蛋菌)は和名:ガチョウタマゴタケという大きな物。
▫︎松露回鍋肉〔四川トリュフのホイコーロー〕贅沢にホイコーローでも四川のトリュフとコショウタケが使われています。柔らかく仕込まれた豚バラ肉と他の食材を豆板醤で軽く炒めたもので、良くある甜麺醤は使っていないため甘さは無し。
▫︎鵝蛋菌尤魚〔ガタンキンとスルメイカの煮〕乾貨(ガンフオ)と呼ばれる乾物のスルメイカをゆっくり時間をかけて戻す事で、素材がイカとは思えない程柔らかな食感に。大きくて食べ応えのあるガタンキンの味わいも滋味。手作りの水餃子は“おっぱい”の柔らかさを意識したというユーモアと味わいのギャップが一興。
▫︎香辣川絲鴨〔牛と四川スモークダックのきのこ炒め〕牛肉とスモークされた家鴨とポルチーニ(牛肝菌)・ヤマブシタケ(猿头)・アガリクス(姫菇)を野菜と共に花椒を効かせた四川の辛味で炒めています。キノコの特性を熟知した調理法でしょうか。一緒に供される花捲(ホワンチュワン)は帆立貝をイメージした物で具材を挟んだりタレを付けてパクッと。
▫︎〔海老と松茸の宮保炒め〕プリプリな海老と松茸(チベット産)を使い素材を活かす辛さと妙味で炒めています。中華料理においても松茸の美味しい食べ方があって勉強になりますねぇ。
▫︎白菇海参鶏〔幻の白きのことなまこ・鶏の煮込み〕幻と言われる貴重なチベット白きのこ:コプリーヌ(白菇)はニンニクで匂いを消し、他にはアワビタケ(白霊茸)・鶏モモ肉・干し海鼠 ・鹿のアキレス腱・ジンベエザメの唇を上品な味付けで煮込んでいます。高級食材や珍品まで惜しげもなく投入された贅沢な一品。
▫︎珍菌烩夢卜〔3種のきのこと大根の煮込み〕比べる物ではありませんが、おでんの大根とは当然別次元の美味しさ…かつ煮込まれた汁にはキノコの旨味たっぷり。ポルチーニ・ヤマブシタケとキヌガサタケの胎盤を使う事で香り・食感・味わいに寄与。
▫︎香菇松茸豆腐〔豆乳手作り豆腐. 松茸きのこあんがけ〕豆乳・卵と粉末の松茸で作られた自家製豆腐の贅沢な餡かけ。肉を使わずにアクセントとして干したシイタケ(香菇)を揚げた物をトッピング。
▫︎山菌牛肉麺〔山のきのこと牛肉のそば〕牛肉・アワビタケ・コショウタケを、辛味・痺れの効いた変化版?!の汁なし担々麺で〆に。お腹が一杯過ぎてごく少量しか食べられず無念…。
▫︎松露甜焼白〔トリュフともち米 ブタ肉デザート〕デザートまで一貫してテーマのキノコなのですが、驚愕だったのは豚肉が使われている事。趙楊さんからは″四川省のお祝い料理で3時間蒸してる″との説明。トリュフの香りと柔らかい糯米に、餡子・砂糖・蜂蜜の甘さと蕩ける豚バラ肉が意外に美味しくて思わず完食。
(ドリンク)
▫︎アサヒスーパードライ生グラス:やっぱりとりあえずビールで乾杯。
▫︎鉄観音:美味しい中国茶(四川産)で酔わず愚直に絶品料理と対峙。サービスを担う趙楊さんの娘さんが、こちらは何も言わずとも随時差し湯にて。
高級な中国料理の経験に乏しい当方でも趙楊さんが作られる絶品料理の数々からはその凄味を犇々と感じました。キノコがテーマという点においても、貴重な食材を含めて堪能させて頂いた豪華饗宴に歓喜の夜。(≧▽≦) ご一緒頂いた幹事様・レビュアーの皆様、楽しい時間をありがとうございました。ごちそうさまでした。
4位
1回
2016/06訪問 2016/06/27
こちらで口コミレビュー数が、2700件に到達しました。ヾ(≧∇≦〃)ノ゚
いつもコメント・いいね!して下さる皆様、ありがとうございます!これからも拙いレビューですが、宜しくお願い致します。
sakana_
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とある休日ランチ、元麻布にあるRestaurant l'equateur(エクアトゥール)にてオフ会のお誘いを頂き訪店。こちらは食べログフレンチジャンル・全国3位の人気店(4.51)で、オーナーソムリエであるマダムと腕の立つシェフでサービスを行う隠れ家の様な素晴らしいお店と評判。
その予約難度は極めて高く、幹事様が別の方から譲って頂いた予約権の席にありがたく参上。食べログレビュアー様ら6名にて個室利用です。
◉ランチお任せコース¥10000
【税サ5%別】グラスシャンパン付き
乾杯!(〃゜▽゜)oC□☆□Do(゜∀゜*)
実食!
▫︎雲丹 じゅんさい 冬瓜 コンソメのジュレ:食感・舌触り・味わいの異なる素材をコンソメのジュレでまとめ上げ、青柚子の皮と極小なシソの葉で香りのアクセント。
▫︎鮑とあおさ海苔のフリット:柔らかい鮑をあおさ海苔入りの衣でフリットとする事で食感のコントラスト。鮑の肝をソースに使い濃厚なコクと旨味が堪りません。
▫︎水蛸を柔らかく煮たもの ホワイトアスパラガス キャビアルージュ イカスミを使ったソース:水蛸を柔らかく煮たものとホワイトアスパラガスを刻んでハーブで和えたものにイカ墨を使ったソース。ホワイトアスパラガスのソテーはやや歯応えを残した火入れで上には魚介(海老・ホタテ)のチュイルで下にはピューレ状のホワイトアスパラガス。キャビアルージュ(マスの卵)で魚卵の旨味とライムの皮を擦った物で彩りと香りを付加。
▫︎オマール海老のポワレとフカヒレを柔らかく煮込んだもの 白ワインベースのソース サマートリュフ:強すぎず完璧な火入れのオマール海老とトロトロに煮込まれ絶妙な味付けのフカヒレが其々至高の美味しさ。更にはふんだんにサマートリュフの香りをマリアージュした贅沢な一皿。
▫︎墨烏賊と賀茂茄子のポワレ フォアグラのソース:厚みのある墨烏賊は包丁が入り難なく噛み切れ、賀茂茄子は少し食感を残した仕上げ。西京味噌の隠し味が施されたフォアグラソースが悶絶級の美味しさ。散らされた木の芽と青柚子の皮と共に、全体的にどこか和の趣が感じられる面白さ。
▫︎京都産豚の肩ロース炭火焼き ローズマリーのソース フォンドボー 赤ワインとスモークをかけたエシャロットのソース:炭火でじっくり火入れされた豚肩ロースは柔らかく、脂身を丁寧に除かれるも多彩なソース他で一皿を構築するなら納得。マイクロリーフ・アスパラソバージュ・空豆で彩りと季節感。
▫︎パン:群馬にあるスタイルブレッドのプロ専用のパンをお店でリベイク。米粉も使用する事でモッチリ感と生地その物にも旨味があり、素晴らしい料理を名サポートする美味しいパン。添えられたバターも秀逸でした。
▫︎青りんご パウダー状のソルベ ヨーグルト 桂花陳酒のジュレ パッションフルーツ添え:様々な素材のマリアージュと共に、フレッシュなパッションフルーツの食感のアクセントと酸味で口直し。
▫︎マンゴーのクレームブリュレ ミルクのアイス ココアとココナッツのスクランブル フランボワーズのクリスピー:蕩ける甘さの完熟マンゴーに適度な甘さに仕上げたクレームブリュレ。練乳のミルクアイスと共に食感・味わいがアクセントとなるスクランブルとクリスピー。細長いのはルバーブを飴でコーティング。
▫︎DRAPPIER BRUT NATURE:コースに含まれるグラスシャンパンで乾杯。
◉2012 Chateauneuf-du-Pape Reserve Auguste Favier¥1600:諸事情によりメインに合わせて赤ワインを一杯だけ頂きました。
▫︎ハーブティー:フレッシュミント・レモングラスが香るハーブティーにカヌレを添えて。食後に寛げるひと時の余韻。
こちらのお料理を頂いて一品一品が非常に手の込んだ物でその素晴らしさは吃驚モノ。ディナーも確実にいいとは思われるのですが、ランチにてこの価格で味わえた事は本当に貴重でした。洗練された店内の空気感とマダムの凛とした的確・丁寧なサービスも特筆すべきと感じます。( 〃▽〃) ご一緒頂いた幹事様・レビュアーの皆様、楽しい時間をありがとうございました。ごちそうさまでした。
5位
1回
2016/03訪問 2016/04/04
(2016年3月再訪)
とある平日の夜、阿佐ヶ谷で人気沸騰中のSATO ブリアンの2号店である九州和牛 SATOブリアン にごうへ。2階にある29部屋(肉部屋)で、オーナーの佐藤さん自ら説明しながら焼いて下さる特別な時間。
昨年に続き幹事様にてプレミアチケットを予約頂いたところにオフ会のお誘いを頂き訪店。参加者は食べログレビュアー様ら6名です。今回も店主:佐藤さんが厳選したスペシャルコースに俄然期待しつつ楽しみにしておりました。
◉店主厳選のスペシャルコース(飲み放題付)
お肉は全て佐藤さん自らが其々を絶妙な火入れで仕上げて供されます。
乾杯!(〃゜▽゜)oC□☆□Do(゜∀゜*)
実食!
▫︎前菜:九州和牛を使用したこだわりのビーフシチューでスタート。
▫キムチの盛り合わせ
▫タン元・タンナカ:先に頂いたタンナカでも十分美味しいのですが、タン元は更に厚いスライスでも柔らかく堪らない食感と旨味。レモンマスタードソースや辛子醤油で頂きました。
▫白ゴマと海苔のサラダ
▫ハラミの塊焼き:何度も返しながらじっくりと焼いて、アルミホイルで包んで休ませてから再び仕上げの火入れ。トリュフマスタードで頂く絶妙な火入れのハラミが堪りません。
▫ハラミ:塊焼きで頂くハラミは間違いなく美味しいのですが、タレでも十分な旨味。
▫ヒレのローストビーフサラダ:ミディアムレアーに仕上げたヒレ肉のローストビーフがのった贅沢サラダ。
▫ランプ:この日頂いた中ではサシが控えめな部位ですが、山葵醤油でさっぱり頂くのも美味。
▫シンシン:いい具合にサシの入ったシンシンをタレで。このタレへのこだわりもかなりの物だと思われます。
▫ブリカツサンド:名物のひとつであるシャトーブリアンのカツサンド。大阪のパンの有名店:Le Sucre Coeurの特別仕様の食パンを使用した贅沢なカツサンド。肉質は当然素晴らしく火入れが絶妙で、柔らかいブリカツとパンの美味しさは間違いなし。
▫肉タワー:幹事様のお気遣いで積み上げたお肉に蝋燭を添えたAnniversary ver.をご準備頂きました!ありがとうございます♪
▫シンシン:霜降りのシンシンをさっぱりと熊本県産橙おろしポン酢で。この変化球が堪りません。
▫トモサンカク:サシと赤身のバランスがいいトモサンカク。
▫シャトーブリアン:贅沢なシャトーブリアンを生卵につけて、すき焼きとしてライスと共に食べる珠玉の逸品。
▫完熟トマトスライス
▫シンシン:柔らかく素晴らしい肉質に雲丹とキャビアをトッピングした贅沢な芯々。
▫シャトーブリアン ブリ飯:テレビのグルメ番組や雑誌でも紹介されているスペシャルな逸品。高級希少部位:シャトーブリアンを丁寧に火入れし、特製ソースをくぐらせてご飯にドーン!ニンニクもかなりのポイントだと思います。
▫冷麺:さっぱりと〆に食べられる一品。
▫白桃シャーベット:さっぱりとお口直しのデザート。
▫ドリンク:飲み放題付きですので、生ビール・ワイン・ハイボールを頂きました。絶品の焼肉ではあるのですが、食べ過ぎたのかそこまでたくさんのお酒は飲めず…。
前回に続き、特別な時間を味わえる29部屋(肉部屋)での貴重な体験。全体の流れは怒涛の美味しいお肉の数々で満足感がひたすら持続します。後半はお腹が一杯になってしまいましたが、存分かつ濃密に肉欲が満たされました。(≧▽≦) 幹事様・ご一緒頂いたレビュアーの皆様、楽しい時間をありがとうございました。ごちそうさまでした。
■評点変更無し
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(2015年6月訪問)
こちらで口コミレビュー数が、遂に2000件に到達しました。(*TーT)
いつもコメント・いいね!して下さる皆様、本当にありがとうございます!雑食傾向となり拙いレビューばかりですが、今後とも宜しくお願いいたします(*m_ _)m
sakana_
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とある平日の夜、阿佐ヶ谷で人気の予約が取れないSATO ブリアンの2号店である九州和牛 SATOブリアン にごうへ。2階にある29部屋(肉部屋)で、オーナーの佐藤さん自ら焼いて下さる特別な時間。幹事様にて予約頂いたところへ、オフ会のお誘いを頂き訪店。
この日が来るのをず~っと楽しみにしておりました。参加者は食べログレビュアー様ら6名。店主:佐藤さんが厳選したスペシャルコースに俄然期待。
◉店主厳選のスペシャルコース(飲み放題付)¥10800
お肉は一部を除き、佐藤さん自らが其々を絶妙な火入れで焼いてくれました。
乾杯!(〃゚▽゚)oC□☆□Do(゚∀゚*)
実食!
・お通し:切り落とし肉で作ったビーフシチューですが、いい肉を使っているので序盤からいいスタート。
・キムチ盛り:白菜キムチ・カクテキの盛合せ。
・塩だれ叩ききゅうり:やや濃いめの塩ダレですが、お酒のアテにはピッタリ。
・白胡麻と海苔のサラダ:海苔がのったさっぱりとしたサラダ。
・極上トロタン:厚切りのタン元でしょうか。齧り付くと堪らないタンの食感と旨味に、絶妙な火入れの柔らかさ。肉質も当然いいのですが、タン大好き人間としては堪らない美味しさでした☆
・厚切り特上ハラミ:塊肉の状態で既に'美味しいオーラ全開'のハラミ。非常に丁寧に佐藤さんが焼いた後、一旦アルミホイルで包んで休ませてから再び仕上げ。このハラミが悶絶級に美味しくて食べ応えもあり至福の時間。
・シンシン:サシのバランスが良くてきめ細かなシンシン(モモ)。肉のポテンシャルが高く、旨味が強いので特製スパイスが合いました。
・トモサンカク:モモの稀少部位からとれるトモサンカク。美しいサシが入り、肉の旨味と霜降りの美味しさ。
・サーロイン:力強い肉の旨味と脂のバランスがいい美味しさが流石のサーロイン。
・特選ヒレすき焼:長崎産の卵を絡めて、上質なヒレをすき焼き風でライスと共に頂きます。
・トマト:口直しのトマトでさっぱり。
・イチボ(塩)・(タレ):タン・ハラミに次いで美味しかったのがこのイチボ。塩・タレどちらも甲乙つけ難い絶品の美味しさ。
・さくらんぼ:口直しで出て来た旬のさくらんぼは、高級品種の佐藤錦。'佐藤'繋がりというのも狙いの様です。(笑)
・ヒレカツサンド:柔らかいヒレカツを贅沢にサンドイッチに。これも味わい方の違う牛肉を楽しむアプローチでかなり美味。
・シャトーブリアン ブリ飯®雲丹添え:A5ランクのシャトーブリアンを丁寧に焼いて、ニンニクとバター入りのタレにくぐらせてライスにドン!極め付きは更に雲丹もトッピング。こちらの名物:ブリ飯®のスペシャルだけあり、絶品のシャトーブリアン・赤ウニとライスを掻き込むシアワセ♪
・ランプ:「まだ食べれるでしょう」と出してくれたランプ。一応赤身部位にあたるので、脂ノリは控えめで最後の肉にはいい鴨。
・冷麺:さっぱりと〆に食べられる逸品ですが、しっかりスープのコクがあり隙の無い美味しさ。
・柚子シャーベット:フィニッシュのデザートで口内スッキリ。
・ドリンク:飲み放題付きですので、生ビール・ハイボール・赤ワインを頂きました。美味しい焼肉は、お酒と味わう事で美味しさが増しますね。
佐藤さんが「精神と時の部屋」と仰る通り、特別な時間を味わえる29部屋(肉部屋)。九州和牛にこだわり、お話を伺っていても牛肉に対する真摯な姿勢が素晴らしい方。最初から最後まで隙の無い美味しさで大満足と共に、皆さんとの楽しい会話であっという間の時間でした。σ(≧ω≦*) 幹事様・ご一緒頂いたレビュアーの皆様、楽しい時間をありがとうございました。ごちそうさまでした。
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2000件のキリ番なので、プロフィール画像を変更しました。かなり前ですが、オーストラリア旅行時に釣ったBarramundi(バラマンディ)を思い出して原点回帰です。|^▽^)ノ
6位
1回
2016/03訪問 2016/04/20
こちらで口コミレビュー数が、2600件に到達しました。ヽ(〃∀〃)ノ
いつもコメント・いいね!して下さる皆様、ありがとうございます!これからも拙いレビューですが、宜しくお願い致します。
sakana_
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とある平日の夜、大田区・蒲田にあるミシュラン2つ星の初音鮨にお誘いを頂き訪店。1893年創業の歴史あるお店ですが、昨年途中に写真撮影が解禁になってから注目度・スコアが急上昇した印象。(食べログ寿司ジャンル全国2位:4.43/115件)
しかしながらマイレビュアー様方の口コミを度々拝見し、いつかは行ってみたい鮨店でもありました。こちらは17:30と20:00スタートの2回転制・予約が取りにくくなっている様で、通われている幹事様にて1回転目にご予約済。お店に到着後は待ち合いスペースでしばし歓談しながらその時を待って。
◉お任せ握り¥21600
▣つまみは無し。全てが握り・鮨だが手渡しなので箸も無い。よって握りの撮影時には手が映ってしまうが、他に術が見当たらず。
◙大将が“テストキッチン”と仰る様に、最高の食材を最上の仕事で供する為の仕込み・知識・提供方法で握る。それは様々な温度や旨味の引き出し方、江戸前鮨伝統の技術・科学・革新に裏打ちされた物。
▣先行レビューで劇場と喩えられているが、軽妙洒脱に繰り出される大将の話術は実に愉しくて引き込まれる。手で受け取った握りを口内・舌でネタを受けとめ5秒待って食するのは独特。
◙大将と女将さんのみの鮨店。ご夫婦の連携と手際の良さ、常連と一見を分け隔てなく応じてくれる。様々なご苦労は推察するが、従業員がいない事で実現出来ているお値段では。(4/1からは値上げされ、25000~35000円になった模様。。)
▣大将の英語力はかなりのもの。外国人客も多いそうで、鮨の仕事・素材・調理法他と説明能力も卓越している。(この日はシンガポールのお一人様が同席)
乾杯!(〃゜▽゜)oC□☆□Do(゜∀゜*)
実食!
▫︎シャリ:最初にシャリだけを頂く。酸味が強く感じるがその後の変化や調和も楽しんでいく趣向。
▫︎コハダ:千葉勝山産6日目の小肌は骨が酢で溶けて旨味に変化すると大将。一般的な皮目が表ではなく、なるほど合点がいくものだ。
▫︎鳥貝:愛知産の大きな鳥貝は茹で上げて肉厚のある歯応え。大皿に触ってみると熱々で、ネタによって最適な皿の温度にもこだわり。
▫︎真鯛(桜鯛):千葉竹岡産3キロの真鯛(桜鯛)は6日目の熟成。松皮造りの背側と腹側の身を合わせて肝をサンド。真鯛のこんな食べ方は初めて。
▫︎ハマグリ(酒蒸し):九十九里産の手掘りにこだわる大きな蛤を1日半熟成して酒蒸しに。噛み締める毎に口福が訪れ、蛤の美味しさが存分に広がります。
▫︎鰆:京都西舞鶴産3キロの鰆は12~13日目という長めに熟成。色味も仕事を感じますが舌触りも個性的。大将の「サワラ大使就任願望」の件は面白い。
▫︎ガリ:箸も皿も無いカウンターですが、これも計算からかガリも最初からは出ません。角切りで酸味・辛味・食感が好み。
▫︎本鮪赤身:静岡下田産90キロという本鮪では比較的小さい魚体で、輸送期間考慮の為に熟成はさせず握りに。鮪は特に皿の温度に注意を払うそうだ。
▫︎本鮪赤身ヅケ:同じく静岡下田90キロの本鮪を28℃の醤油でヅケに。温度と口内5秒待機へのこだわりは並々ならぬもの。
▫︎本鮪中トロ:こちらも同じく静岡下田90キロの本鮪中トロ。小さめな魚体とはいえ中トロはやはり美味しい。
▫︎本鮪中トロヅケ:前段と同じルーティンで漬けの中トロ。赤身もいいですが、やはり中トロが好みと実感。
▫︎天然鰻:琵琶湖産2.5キロの天然鰻(捌いた写真はもう少しサイズアップで仕込み中の物)を5日目熟成し関西風の白焼きで。力強い食感を鮨で頂く幸せ。
▫︎トラフグ白子:大分産トラフグの大きな白子を焼いてネタに。火を入れる事で味わいとクリーミーさの相乗効果でしょうか。
▫︎アオリイカ・カラスミ:高知産3キロのアオリイカを熟成5日目のものとカラスミを合わせて。「アオリイカ大使」になりたい位好きなので堪りません。
▫︎毛蟹(蒸し):根室産1.3キロの活きた毛蟹オスを蒸して、大将・女将さんの共同作業で殻から蟹身を外します。蟹味噌はシャリと混ぜた後に身を合わせて、握りより大きなおにぎりサイズにした物を半分カットとし2回提供で大きな一貫分。風味のいい甲羅酒もお猪口で同席者全員が楽しませて頂けました。
▫︎本鮪トロ:高知産の本鮪ははえ縄320キロの大物。サクの状態で見ても明らかに違う風格。赤身の美味しさよりもトロを好む者には嬉しい。
▫︎本鮪トロ炙り:同じく高知はえ縄320キロの本鮪のトロを炙りで。同じトロでも炙る事でシャリ・山葵と合わさる事の妙を感じる美味しさ。
▫︎増し増し巻き:供された鮪の全ての様々な部位を、どうにか巻き物に仕上げた様な贅沢の極み。とても一口は無理なので、カットされた至福の鮪増し増し。
▫︎干瓢巻き:まず海苔がかなり美味しい事も抜かりないですが、元来の江戸前の仕事と思える干瓢巻きも流石の美味しさ。
▫︎玉子焼き:カステラの様に焼き上げた芝海老入りの玉子焼き。ふわふわに焼かれたそれも確かな仕事を感じます。
(ドリンク)
◉ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム:プレミアム生ビール。これは美味しい料理に最高に合う飲み口・味わいで注ぎ方も素晴らしい。
◉緑茶割り:日本酒が飲めないので生ビール→焼酎のお茶割りで楽しみました。
◉烏龍茶割り:同じくお茶割り。品書きが無いので単価は不明だが、比較的良心的だと思われる。
お会計は¥23436でした。私の外食では普段手が届かない高価格帯の鮨店ですが、2015年度頑張った自分へのご褒美になる大満足の夜。 (≧∇≦) ご一緒頂いた幹事様・レビュアーの皆様、楽しい時間をありがとうございました。ごちそうさまでした。
7位
1回
2016/06訪問 2016/07/11
とある平日の夜、六本木一丁目駅直結の鮨 さいとうへ。ミシュラン6年連続3つ星 食べログ寿司ジャンル1位で予約難度が極めて高い鮨店。幹事様より約半年前にお声がけ頂き、期待に胸を膨らませてこの日を迎えました。
高級鮨店にあまり馴染みが無いもので、この機会は是が非でもと参上。この日は二番手の個室にて橋場さんの握りです。
◉おまかせ¥21600
乾杯!(〃゜▽゜)oC□☆□Do(゜∀゜*)
実食!
(つまみ)
▫︎宮城星鰈(お造りエンガワ付き)
▫︎千葉大原クロアワビ(蒸し鮑)
▫︎佐島煮蛸
▫︎千葉勝浦初鰹(ヅケ)
▫︎愛知タイラギ(磯辺)
▫︎富山白海老
▫︎長崎壱岐ノドグロ
▫︎泉州ナス
(握り)
▫︎銚子金目鯛昆布〆
▫︎鹿児島縞鯵ヅケ
▫︎熊本天草コハダ
▫︎鳥取境港本鮪赤身ヅケ
▫︎鳥取境港本鮪中トロ
▫︎鹿児島出水スミイカ
▫︎大分車海老
▫︎鹿児島出水アジ
▫︎鹿児島イサキ
▫︎銚子煮蛤
▫︎北海道浜中バフンウニ
▫︎羽田沖江戸前穴子
▫︎蜆の味噌汁
▫︎干瓢巻き
▫︎玉子焼き
(お酒)
▫︎生ビール¥800:メニューが無いので値段は不明でしたがマイレビュアー様より参考引用。
▫︎ハイボール:日本酒が飲めないので、この日はビール⇒ハイボール⇒芋⇒お茶で楽しみました。
▫︎芋焼酎:ロックで。
<感想>
つまみでは蒸した黒鮑の圧倒的な柔らかさと香り・旨味に序盤から唸りました。少し炙ってから磯辺にした平貝も工夫が感じられ好み。富山の海の宝石:白海老もたっぷりとあって上品な甘さが秀逸。
握りでは特に墨烏賊・煮蛤・馬糞雲丹・穴子が美味しかったです。高級鮨店ですのでネタのレベルは全てが高水準、シャリ・握りも口に運ぶと心地よくほどけました。
蜆の味噌汁は貝そのものは無くても旨味が溢れアサツキがたっぷり。最後の玉子焼きは焼いた外側と対照的に中はプルプルと初体験の食感。
お店の雰囲気・格式・鮨と凄味すら感じる贅沢な時間。いつか機会と先立つもの(ココ重要!)があれば、親方である齋藤さんのカウンター席でその違いを体験してみたいです。( ̄ー ̄) ご一緒頂いた幹事様・レビュアーの皆様、楽しい時間をありがとうございました。ごちそうさまでした。
8位
1回
2016/10訪問 2016/11/22
【1122文字】
とある休日ランチ、はるばる水戸まで所用で来たので念願のスリランカRice&Curry 錫蘭食堂 コジコジ(Coji Coji)へ。駐車場は建物1Fと少し離れた場所に完備。若き日本人の1122いや、感じいい夫婦が営むお店です。
先客なし後客で満席。笑顔が素敵なマダムが丁寧にメニューのご説明。やっぱり欲張りなのをオーダー。
◉Specialスリランカプレート ¥1380
9分程で供されました。
実食!
▫︎パリップ:レンズ豆のカレーは煮溶けた豆の旨味とココナッツ使用でマイルド。
▫︎マッルン:長芋のスパイス炒めは長芋という意外性もあり辛さよりスパイス感が楽しい。
▫︎ポルサンボル:キャベツのココナッツ炒めは生の椰子の実を毎朝削るこだわり。中央にある彩りの黄色い花も食用。
▫︎マーカラル(インゲン豆の一種)炒め物:マーカラルはスネークビーンというスリランカの野菜。ほぼインゲン豆の味わい。
▫︎サンボル:ヘビウリ(長いキュウリみたいなもの)レモン和え 輪切りの青唐辛子入り。ゴーヤのフライが下にあり、苦味は薄れてアクセントに最適。
▫︎テルダーラ:タマネギ・唐辛子・モルディブフィッシュなどを潰して和えているもので、味変アイテムに効果的。
▫︎バトゥモージュ:茄子を揚げて椰子蜜・椰子砂糖・椰子酢で仕上げた甘酸っぱいおかず。
▫︎キラタ:カボチャのココナッツのカレーとの事で、野菜はその時により変わってマイルドな味わい。
▫︎本日の辛口ノンベジカレー:一番辛いセットに固定のチキンカレーはプレート唯一の肉。そこまで辛くはなくて柔らかいチキンが美味しい。
▫︎本日のカレー:海老or豚の選択で海老のカレーをチョイス。プリプリでそこそこの大きさの海老が3尾。尻尾の殻剥きまで丁寧な処理で好感。
▫︎パパダン:お豆のおせんべい:Papadamは形状・厚みこそ特徴的だが、インドでいうパパドと近いのでパラパラ割ってライスにオン。
▫︎サンバライス:スリランカのお米:サンバライスは短粒米だが、混ぜて食べると絶妙な炊き加減。
日本米なら保温ジャーに入りセルフでお替わり無料。そのご飯をよく見るとインディカ米とジャポニカ米を混ぜている様で、少しパラッと感がありこれでも十分美味しいが満腹に。。
▫︎ミニサイズドリンク:キリテ(hot)をチョイス。優しい甘さのスリランカのローカルミルクティーはやっぱり好きだ。
個々に楽しんだ後は、しっかり混ぜると多様な素材やスパイスによって辛さ・食感が複雑な味わいとなり吃驚。(≧▽≦) 期待を超える満足感で本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。
※デジカメ故障につきスマホで撮影
9位
1回
2016/09訪問 2016/09/20
とある平日ランチ、三軒茶屋にあるサンバレーホテル(SUNVALLEY HOTEL)へ。HOTELと言っても宿泊場所ではなくインドでは食堂を意味する様で、5月にオープンした日本人シェフのお店。以前から気になりつつも、通常ランチ営業は記帳式で月2回程度のMEALS DAYもハードル高く。
この日は数少ない記帳なしの日でタイミングが合ったので訪店。
開店10分前到着で並び12名、後客たくさん。ギリギリ1回転目に入れず…55分程で店内へ。
◉TamilNadu NonVeg Thali¥1300
【税別】
18分程で供されました。
実食!
▫︎Mutton Keema Dry:ドライに仕上げられたマトンのキーマは旨味が凝縮しており、バスマティと噛みしめるごとに口福が訪れます。
▫︎TamiNadu Chicken:大胆なカットのチキンはムネ肉と思われるが柔らか。丁寧に仕上げた力強いスパイス使いで、クローブ?の主張がとても印象的で美味しい。
▫︎Brinjal Kuzhambu:少しの辛さと爽やかな酸味、比較的マイルドな味わいのグレイビーにナスとタマネギがたっぷり。ココナッツミルクの余韻が南インドを感じる様な。
▫︎Dahi Chana Chaat:チャナ豆のプクプクとした食感が心地よく、カードとパクチー他を合わせているのでライタの様に使えました。
▫︎Basmati Rice:パラパラ感が堪らなく美味しいバスマティライスはサイズ<中>or<大>の選択肢。大盛り無料でも自粛して普通でオーダーしていたが、ギリギリ入れなかった店内の提供品を見ると小さなカトリだったので意思弱く変更。。
営業情報はTwitterで確認必須、この日は「28食ほど仕込んでお待ちしております。」との事でした。
まずはTamilNadu(タミル・ナードゥ州)のターリーを味わえて大満足。(≧▽≦) 次回は未食のメニューを頂いてみたいですが、ランチはなかなか難しい予感。。ごちそうさまでした。
10位
2回
2018/10訪問 2018/11/07
❑プルジャ ダイニング(Purja Dining)
プルジャさんより「今日から明日までダサいン スペシャルです。」とTLが流れて来たので巣鴨へ。
◉ダサイン スペシャル セット¥1500
プレートには手のかかっていそうなアイテムが豪華に盛り付けされています。山羊肉の骨付きぞール(スープ)は骨&皮付きの肉入りで、プルプル感がグレービーにも溶け出てかなり美味しい。ネパール料理にダヒプリ?!と思ったが、家庭の祭りではあるもので色々作るらしい。
都内でもいくつかのネパール料理店でダサイン祭のメニューを出しており選択が悩ましかったが大正解。
(2016年5月再訪)
とある平日の夜、巣鴨にあるネパール料理 プルジャ ダイニングにてオフ会のお誘いを頂き訪店。先客後客と予約席も多くやや狭いながらも人気店。
この日は常連のレビュアー様にて、プルジャさんが得意な豚料理を中心に特別メニューを直接交渉頂きました。
通常メニューからもいくつかネパール料理を注文していました。 通常では味わえない貴重な物も。(メニュー名が分からないので引用です…感謝!!)
乾杯!(〃゜▽゜)oC□☆□Do(゜∀゜*)
実食!
▫︎キュウリのアチャール(お通し)
▫︎ジャックフルーツのプデコ(メニュー外): 缶詰めのジャックフルーツ他を独特な食感をいかす絶妙な味付け。
▫山羊のタース(メニュー外):柔らかく少しクセのある山羊肉をスパイスで味付けしパクチーをどっさりのせて。
▫豚テールスープモモ(メニュー外):プルプルな脂身のある豚テールを柔らかく煮込みそのスープにご自慢のモモを入れて。これはかなり美味しい!
▫豚耳のプデコ(メニュー外):豚ミミでも軟骨とコラーゲン質の差異があるのか⁉と驚きの美味しさ。
▫豚ハラミのスクティ(メニュー外) :以前こちらで頂いた力強い水牛のスクティも良かったのですが、豚ハラミはセミドライな仕上げで好みの口当りと味わい。
▫豚肉と空芯菜のプデコ(メニュー外):皮付きの豚肉と空芯菜をスパイスで調味。
▫ゲンガという川魚を干して揚げて炒めたもの(メニュー外):固めな食感のゲンガは煮干しの様な風味があり、噛むごとにじわじわと旨味が。
▫豚おっぱいのプデコ(メニュー外):ふんわりと柔らかく噛むとどこかミルキーな味わいのおっぱい。これは面白い。
◉チウラ¥290
◉ライス¥280
◉チキンチャウミン¥700:ネパールの焼きそば。お腹に余裕があればガツガツいきたい。
◉ダール(豆)¥580:数種類の豆とスパイス・旨味をしっかり感じる美味しいダル。
◉ディードセット¥1500:そば粉を練り上げてギーを添えたディードはカレー他を味わう主食に。他の料理と一緒に食べる事でネパールの食文化も感じられそう。
◉生ビール¥500
◉いいちこ(25度、ボトル)¥2500
お会計は¥18520となりこれだけたくさん食べても約¥4630/人という驚きの安さ。またもや絶品な品々ばかりでしたが、メニュー外で今回の中心である豚料理はプルジャさんの腕の良さを再認識する物かと。(≧▽≦) ご一緒頂いた幹事様・レビュアーの皆様、楽しい時間をありがとうございました。ごちそうさまでした。
■評点変更なし
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(2016年3月再訪)
とある平日の夜、巣鴨にあるネパール料理 プルジャ ダイニングにてオフ会のお誘いを頂き訪店。先客後客多数ですっかり人気店となっている事を確認。
料理はこちらの常連である幹事様にて、プルジャさんにガチなネパリ味(おまかせ)で予約されていました。よってメニュー外の物が多数あり、通常では味わえない貴重な物も。(メニュー名が分からないので引用です…感謝!!)
乾杯!(〃゜▽゜)oC□☆□Do(゜∀゜*)
実食!
▫︎お通し:スパイスで調味された豆・麦・他なのですがここから即美味しい。
▫山羊サデコ(メニュー外):羊ではなく山羊のサデコ。肉質の好みはあるのかも知れないが、スパイスで調味するならマトンよりヤギが好きかも。
▫皮付き豚サデコ(メニュー外):皮付きの脂身たっぷりな豚肉を柔らかく仕上げ、マスタード他で個性的な味わいに調味。これが抜群に美味しい。
▫サトイモのブテコ(メニュー外):以前食べた人気メニュー:里芋の小魚炒めだが、明らかに違う辛口仕様。
▫羊タンサデコ(メニュー外):臭みなく心地よい歯応えと旨味がある羊のタンとカリッとした豆のアクセント。パクチー好きなのでもっと入ってもいいが、高次元のバランス調理は流石のプルジャさん。
▫水牛のスクティ(メニュー外):超貴重な水牛のスクティはネパールで干して持ち込んだ物を常連様の特権で堪能。噛む程にしっかりとした歯応えと、脂身の無い赤身の味わい。素材をいかす絶妙な味付け。
▫羊カレー:しっかり辛口仕様のカレーは脂身もついた柔らかい羊肉が旨味が強くて美味しい。
▫鶏カレー:こちらも辛口にて。肉は羊が良かったが、カレーのグレイビーはこちらが好み。
▫チウラ(ネパール):以前も頂いたネパールの干し米。幹事様によると実はこちらのはインド産らしいが、インディカ米らしく長いのが特長でしょうか。
▫チウラ(日本の焼米・メニュー外、幹事様持ち込み):まさかの日本版⁉チウラとネパールの食べ比べ。どちらが美味しいとかはあえて伏せておきます。
▫ムラコアチャール:最後に追加したスパイスとゴマで調味した大根のアチャール。お酒のアテにはピッタリ。
▫いいちこ(25度、ボトル)¥2500:安く上げるにはボトルで麦焼酎。ロックや水割りで。
▫トゥンバ:とても特殊な容器で供されるネパールの熱々なお酒。ヒエを発酵させており、容器の底に大量の稗粒が。ストローの先端が潰されており、上手く粒が侵入されない工夫。熱々かつストローで飲むのであまり減らないが、アルコール度数はかなり低い印象。ネパール焼酎を試飲させてもらうと蒸留酒の華やかな香り。これをトゥンバに少し添加して飲みやすく。
お会計は¥8870となり約¥2200/人という驚異的な安さ。絶品な品々ばかりでしたが、メニュー外の料理は本格ネパリの味をよりディープに深化。複雑かつプルジャさんの秀でたセンスを感じて、貴重な食材やレアな料理も頂けて大満足の夜。(≧▽≦) ご一緒頂いた幹事様・レビュアーの皆様、楽しい時間をありがとうございました。ごちそうさまでした。
■夜評点変更
■旧評点 [ 総合3.8 | 料理・味3.9 | サービス3.0 | 雰囲気3.0 | CP3.5 | 酒・ドリンク3.0 ]
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(2015年2月訪問)
とある平日夜、以前からマイレビュアー様方の先行レビューで大注目していた巣鴨にあるネパール料理 プルジャダイニングへ。全て自家製の食材と本場のスパイスで仕立てたネパール家庭料理の一品一品、丹精込めて作るからこその≪食べログ3.82&TOP5000!≫というタイトルで共同購入クーポンサイトにお店があったので、迷わず購入。投稿時点では3.85!
ネパール専門レストランで長年修行したネパール人女性シェフが、すべて自家製食材・独自のスパイスを使用。昼も夜も利用できるというのも魅力との事。先客無し後客2名。印刷したクーポンにて注文します。プルジャさんともう一人のネパリの女性でのオペレーション。
■■■クーポン内容■■■
カレー+チキン+ライス+1ドリンク 相当額1,870円 ⇒⇒⇒ 990円
12分程で供されました。
実食!
・チキンカレー:お店一番人気との事。ネパールのスープのようなカレーはシャバシャバしていて確かにスープの様ですが、薄くは無くて辛さは控えめなカレーです。柔らかいチキンが入っており、スプーンが無いのでチウラをこちらに移してからフォークで食べました。手食推奨による部分なのでしょうか。★3.2
・チキンサデコ:ボイルしたチキンと野菜(胡瓜・人参・香菜)にスパイスの調味液でマリネ。スパイスの辛さよりも香菜の味と香りが非常に印象的で、チキンの味わいを格段に上げています。この料理を頂いて、こちらの潜在能力を感じました。★3.6
・ライスorチウラ:ここはもちろん現地味を求めて、チウラ(BEATEN RICE)をチョイス。所謂干し飯で半蒸し玄米を乾燥&平らに潰したもの。そのまま食べるとスナック菓子の様な軽い食感で、カレーに入れるとジャクジャクとしますが決して汁に負けない歯触りが残ります。こういう米の食べ方もあるんですねぇ。ムラコ・アチャル(大根のネパール風漬物)が添えてあり、スパイシーな漬物でネパールのお袋の味感?!が。★3.2
・ドリンク:生ビール・コーラ・オレンジ・マンゴー・ラッシー・ウーロン茶からラッシーをチョイス。こちらは至って普通なラッシーでした。
料理・味とクーポンの購入価格で考えて、ここまでで評点すれば★3.5といったところ。
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どうしてもホワイトボードに書かれたメニュー、先行のマイレビュアー様方が大絶賛しているモノが気になって通常メニューを追加注文…。(^^;) 7分程で供されました。
・里芋の小魚炒め¥650:ネパールの小魚(川魚)と里芋の炒め物、皆さんのレビューを拝見する度に垂涎の逸品でした。油で炒めて味と香ばしさを引き出した小魚と、ねっとりとした柔らかさの里芋の合わせ技。これは滅茶苦茶美味しいのですが、惜しむらくはお酒と共に味わいたかったなぁ。これを食べなかったら絶対後悔したと思うので、追加注文して良かったです。★4.0
・ネパールの紅茶¥350:茶葉の味わいがしっかり出たネパールのミルクティーはスパイス感は感じませんが、ミルク感は強く甘さの添加なく安心できる美味しさ。ラッシーと同額ながら、クーポンのドリンク選択肢に無いのは納得。★3.3
皆さんが言うネパールのおふくろの味なのでしょうか。安心出来るネパール料理の味わいと優しさですが、クーポンの内容だけではこちらの真骨頂を味わうには限界があります。里芋の小魚炒めは非常に美味しかったので、後悔する事なく注文して良かったです。(*≧∀≦*) 他のネパール料理もまだまだ味わってみたいお店ですね。ごちそうさまでした。
コロナ禍を経て現在は通販と金土日のモーニング・ランチのみという営業形態。
予約なしでも入れるタイミングがありそうだが、一応ネット予約(事前決済)にて。
ランチの予約はワンドリンク別注必須になるけどモーニングはそこを除外されている。
◉MUTTON SALLI BOTI¥1800
▫︎マトンサリボティ:チキンやマトンのキーマにはHALF FRY(半熟の目玉焼き)が付くが、写真を見て一番好みに合いそうなのでチョイス。柔らかなマトンが堪らないオイルたっぷりの濃厚なグレービーに、コリアンダーリーフとサリ(SALLI)というポテト。この一皿で砂の岬のセンスやメッセージが伝わる様な逸品。
▫︎パウ:ムンバイクラッシックブレッドというパウ(PAV)を最初にチャイに浸して食べるのがムンバイのアーバンスタイルらしい。ほんのり甘くて軽いパンが3切れで追加料金を払えばまたパンがもらえるが、心の底から思ったのは『ライスかチャパティをください!』である。
▫︎スモールイラニチャイ:いままで様々な店でチャイを飲んだつもりだが、自分史上最高レベルに好みど真ん中。ハッとする濃厚さがあり多層なスパイス感はもちろんのこと、バランスが完璧でスモールとはいえデミタスカップ程度はある。
インド亜大陸を旅されて来た現地体験を表現するための様々な仕掛けやメニュー構成であって、以前から価格設定が高いのはそこを甘受出来る人が訪れればいい銘店なのだ。
拙宅からの距離感もあり約5年ぶりになってしまったけど、今後も大好きなお店であることに変わりはない。(3.66)
❑インドカレー食堂 砂の岬(रेत अंतरीप)
拙宅からの距離により積極的に行かない沿線なのだが、時間が取れたので1年8ヶ月ぶりに訪店。猛暑の中で待ちたくないのと一人でもゆっくり食べたいので予約。前回同様に2F席なので落ち着いた雰囲気の小上がり席ですが、特別アイテムではなく今回は通常メニューの構成。
◉カジュアルコース¥3500:予約席はランチスペシャルミールス+ドリンク+デザートのコースでワンドリンクオーダー必須。さらにこの日のノンベジキーマカレーは¥50アップという説明。
▫︎パキスタニ ベイガンディアーキーマ:蝦夷鹿を使った期間限定のドライキーマ。しっかりと肉の旨味があるキーマに揚げ茄子を合わせてリッチテイスト。
▫︎アレッピーフィッシュカレー:この日の魚はアジでほんのり酸味のあるグレービーが合う。
▫︎ベジタブルサンバル:オクラや明日葉?の効果か少しネットリ感。
▫︎ダルラッサム:尖った酸味や辛味はなくバランス良好。サンバル・ラッサムおかわり無料的サービスはここにはありません。
▫︎パチャディ:ヒモナスと青ジソのヨーグルトサラダでサッパリ感。
▫︎クートゥー:季節野菜として緑茄子が入り滑らか。
▫︎ポリヤル:カボチャ・新じゃが・ホワイトラジマという組み合わせ。
▫︎ウールガイ:こちらはゴーヤの苦味でいいアクセント。
▫︎フィッシュピクルス:初鰹もこう出てくると新発見。
▫︎ドライブラウンチャトニ:香りと味わいのあるアミエビのふりかけ。
▫︎ポディ:明日葉のドライなインドふりかけ。アミエビと共にいいアクセントになる。
▫︎ライス:原価の兼ね合いかジャスミンライスとのブレンドで炊き加減良好。ライスの大盛り・おかわりは有料。
▫︎パパド
▫︎タイールプディング:南インドのナンナリシロップのヨーグルトプリンと爽やかなライム果汁のジュレにスパイスがけ。まったり滑らかなパンナコッタみたいな口当たりにローズシロップの余韻。店主奥様が産休につきデザートメニューが一部変更になっており、本当はムッタイプディングが食べたかったが残念。
▫︎サウスインディアンチャイ:甘さとスパイス感のバランスが絶妙な濃厚チャイ。
◉ジンジャーライムラッシー¥600:甘過ぎず軽めのスパイス感に生姜とライムの爽やかなラッシー。
とっても丁寧に作られたリッチなミールスで美味しいのだが、どうしても割高感が否めないのは私自身の修行不足かな。8月末~9月中旬迄は店主さんがインドへ行くためお休みとの事。(3.73)
【1129文字】
とある平日ランチ、ずっと気になっていた桜新町のインドカレー食堂 砂の岬(रेत अंतरीप)へ。11/11(金)~27(日)で各週の金土日のみ計9日間限定!という情報を見て約2週間前に予約して訪店。蔦が絡まって独特の雰囲気がある外観と狭いながらも情緒を感じる店内。
2Fの小上がり席に案内されゆったりと。お店作成で完成度が高い説明書から好物?!のコピペでレビューを構築でございます。
先にフライとドリンク、15分程でミールスが供されました。
実食!
◉Chettinad Non Veg Meals Lunch Course¥3300
▫︎KaiKari 65:オリジナルマサラを衣にして、クリスピーに揚げた野菜のスナック。※この日は舞茸とマッシュルーム
▫︎Kari Uppu Kari:大量に使用したインド産の丸型チリ“gundu milagai”の香り高く、シャープな辛さのマトンカレー。
▫︎Kozhi Rasam:骨付きチキンのスパイシー&サワースープ。
▫︎Eraal Pepper Fry:カレーリーフとロングペッパーが香る、小エビのスパイシーカレー。
▫︎Muttai Poriyal:卵が具材のインドでは珍しいノンベジポリヤル。スパイス入りのスクランブルエッグ。
▫︎Keerai Maseeyal:スムースな口当たりのほうれん草とムングダルのカレー。
▫︎Mandi:お米のとぎ汁の、ほのかな甘味と、タマリンドの酸味に野菜のうまみが加わった滋味深いカレーはチェティナード家庭の味。
▫︎Pachadi:季節の野菜とトマト、そしてハーブでまとめたヨーグルトサラダ。
▫︎Jasmine Rice:香り米と白米のミックス。
(デザート・ドリンク)
◉マンゴーラッシー¥600:予約のコースはワンドリンクオーダー制につき。自家製ラッシーにアルフォンソマンゴーのピュレが濃厚な味わい。
▫︎Gulab Jamun:カルダモン・ローズのシロップに漬けたインディアンドーナツ。激甘で有名なデザートも一線を画する逸品でチョイスして大正解。
▫︎Southindian Chai:コースの食後のドリンクは砂の岬定番をチョイス。濃厚かつ茶葉感が溢れシナモンの香りしっかりでかなり美味し。
ひとつずつが緻密な計算で厚みのある仕上がり故か、ジブンが知るミールス的に混ぜるよりも一部を除き単体とライスがベストの印象。
日本人ご夫婦(接客にもう一人女性)が営むこちらは、不定期にお店を休業してインド亜大陸の旅で「食の風景」を感受し具現化。リンク先ではその旅先の様子を圧倒的な現地感と美しい描写で犇々と感じられます。( ̄ー ̄) ごちそうさまでした。