3回
2018/08 訪問
(再訪)PAKISTANI BAIGAN DEER KEEMA
❑インドカレー食堂 砂の岬(रेत अंतरीप)
拙宅からの距離により積極的に行かない沿線なのだが、時間が取れたので1年8ヶ月ぶりに訪店。猛暑の中で待ちたくないのと一人でもゆっくり食べたいので予約。前回同様に2F席なので落ち着いた雰囲気の小上がり席ですが、特別アイテムではなく今回は通常メニューの構成。
◉カジュアルコース¥3500:予約席はランチスペシャルミールス+ドリンク+デザートのコースでワンドリンクオーダー必須。さらにこの日のノンベジキーマカレーは¥50アップという説明。
▫︎パキスタニ ベイガンディアーキーマ:蝦夷鹿を使った期間限定のドライキーマ。しっかりと肉の旨味があるキーマに揚げ茄子を合わせてリッチテイスト。
▫︎アレッピーフィッシュカレー:この日の魚はアジでほんのり酸味のあるグレービーが合う。
▫︎ベジタブルサンバル:オクラや明日葉?の効果か少しネットリ感。
▫︎ダルラッサム:尖った酸味や辛味はなくバランス良好。サンバル・ラッサムおかわり無料的サービスはここにはありません。
▫︎パチャディ:ヒモナスと青ジソのヨーグルトサラダでサッパリ感。
▫︎クートゥー:季節野菜として緑茄子が入り滑らか。
▫︎ポリヤル:カボチャ・新じゃが・ホワイトラジマという組み合わせ。
▫︎ウールガイ:こちらはゴーヤの苦味でいいアクセント。
▫︎フィッシュピクルス:初鰹もこう出てくると新発見。
▫︎ドライブラウンチャトニ:香りと味わいのあるアミエビのふりかけ。
▫︎ポディ:明日葉のドライなインドふりかけ。アミエビと共にいいアクセントになる。
▫︎ライス:原価の兼ね合いかジャスミンライスとのブレンドで炊き加減良好。ライスの大盛り・おかわりは有料。
▫︎パパド
▫︎タイールプディング:南インドのナンナリシロップのヨーグルトプリンと爽やかなライム果汁のジュレにスパイスがけ。まったり滑らかなパンナコッタみたいな口当たりにローズシロップの余韻。店主奥様が産休につきデザートメニューが一部変更になっており、本当はムッタイプディングが食べたかったが残念。
▫︎サウスインディアンチャイ:甘さとスパイス感のバランスが絶妙な濃厚チャイ。
◉ジンジャーライムラッシー¥600:甘過ぎず軽めのスパイス感に生姜とライムの爽やかなラッシー。
とっても丁寧に作られたリッチなミールスで美味しいのだが、どうしても割高感が否めないのは私自身の修行不足かな。8月末~9月中旬迄は店主さんがインドへ行くためお休みとの事。(3.73)
2018/09/04 更新
2016/11 訪問
Karaikudi Style Non Veg Meals ~Recipe From Chettinad~
【1129文字】
とある平日ランチ、ずっと気になっていた桜新町のインドカレー食堂 砂の岬(रेत अंतरीप)へ。11/11(金)~27(日)で各週の金土日のみ計9日間限定!という情報を見て約2週間前に予約して訪店。蔦が絡まって独特の雰囲気がある外観と狭いながらも情緒を感じる店内。
2Fの小上がり席に案内されゆったりと。お店作成で完成度が高い説明書から好物?!のコピペでレビューを構築でございます。
先にフライとドリンク、15分程でミールスが供されました。
実食!
◉Chettinad Non Veg Meals Lunch Course¥3300
▫︎KaiKari 65:オリジナルマサラを衣にして、クリスピーに揚げた野菜のスナック。※この日は舞茸とマッシュルーム
▫︎Kari Uppu Kari:大量に使用したインド産の丸型チリ“gundu milagai”の香り高く、シャープな辛さのマトンカレー。
▫︎Kozhi Rasam:骨付きチキンのスパイシー&サワースープ。
▫︎Eraal Pepper Fry:カレーリーフとロングペッパーが香る、小エビのスパイシーカレー。
▫︎Muttai Poriyal:卵が具材のインドでは珍しいノンベジポリヤル。スパイス入りのスクランブルエッグ。
▫︎Keerai Maseeyal:スムースな口当たりのほうれん草とムングダルのカレー。
▫︎Mandi:お米のとぎ汁の、ほのかな甘味と、タマリンドの酸味に野菜のうまみが加わった滋味深いカレーはチェティナード家庭の味。
▫︎Pachadi:季節の野菜とトマト、そしてハーブでまとめたヨーグルトサラダ。
▫︎Jasmine Rice:香り米と白米のミックス。
(デザート・ドリンク)
◉マンゴーラッシー¥600:予約のコースはワンドリンクオーダー制につき。自家製ラッシーにアルフォンソマンゴーのピュレが濃厚な味わい。
▫︎Gulab Jamun:カルダモン・ローズのシロップに漬けたインディアンドーナツ。激甘で有名なデザートも一線を画する逸品でチョイスして大正解。
▫︎Southindian Chai:コースの食後のドリンクは砂の岬定番をチョイス。濃厚かつ茶葉感が溢れシナモンの香りしっかりでかなり美味し。
ひとつずつが緻密な計算で厚みのある仕上がり故か、ジブンが知るミールス的に混ぜるよりも一部を除き単体とライスがベストの印象。
日本人ご夫婦(接客にもう一人女性)が営むこちらは、不定期にお店を休業してインド亜大陸の旅で「食の風景」を感受し具現化。リンク先ではその旅先の様子を圧倒的な現地感と美しい描写で犇々と感じられます。( ̄ー ̄) ごちそうさまでした。
Chettinad Non Veg Meals Lunch Course¥3300
KaiKari 65〔スパイシー・ベジタブル・フライ〕
Chettinad Non Veg Meals Lunch Course
Eraal Pepper Fry〔プラウン・ペッパーフライ〕・Muttai Poriyal〔エッグ・ポリヤル〕・Keerai Maseeyal〔スピナッチ・マシヤル〕
Kari Uppu Kari〔マトン・ウプカリー〕・Kozhi Rasam〔チキン・ラッサム〕
Pachadi〔パチャディ〕・Mandi〔マンディ〕・Jasmine Rice〔ジャスミンライス〕※大盛り(無料)
マンゴーラッシー〔mango lassi〕¥600
Southindian Chai〔サウスインディアンチャイ〕
Gulab Jamun〔グラブジャムン〕
2F
印度風味
Lunch Courseの説明書
TEA COFFEE & DESERTの選択肢
期間限定のノンベジミールス
【備忘録】Dinner Course¥4500
【備忘録】lunch Meals¥2300
रेत अंतरीप
2016/11/29 更新
コロナ禍を経て現在は通販と金土日のモーニング・ランチのみという営業形態。
予約なしでも入れるタイミングがありそうだが、一応ネット予約(事前決済)にて。
ランチの予約はワンドリンク別注必須になるけどモーニングはそこを除外されている。
◉MUTTON SALLI BOTI¥1800
▫︎マトンサリボティ:チキンやマトンのキーマにはHALF FRY(半熟の目玉焼き)が付くが、写真を見て一番好みに合いそうなのでチョイス。柔らかなマトンが堪らないオイルたっぷりの濃厚なグレービーに、コリアンダーリーフとサリ(SALLI)というポテト。この一皿で砂の岬のセンスやメッセージが伝わる様な逸品。
▫︎パウ:ムンバイクラッシックブレッドというパウ(PAV)を最初にチャイに浸して食べるのがムンバイのアーバンスタイルらしい。ほんのり甘くて軽いパンが3切れで追加料金を払えばまたパンがもらえるが、心の底から思ったのは『ライスかチャパティをください!』である。
▫︎スモールイラニチャイ:いままで様々な店でチャイを飲んだつもりだが、自分史上最高レベルに好みど真ん中。ハッとする濃厚さがあり多層なスパイス感はもちろんのこと、バランスが完璧でスモールとはいえデミタスカップ程度はある。
インド亜大陸を旅されて来た現地体験を表現するための様々な仕掛けやメニュー構成であって、以前から価格設定が高いのはそこを甘受出来る人が訪れればいい銘店なのだ。
拙宅からの距離感もあり約5年ぶりになってしまったけど、今後も大好きなお店であることに変わりはない。(3.66)