☆先日、私が腕時計マニアだと知っている後輩から、こんなお願いをされました。
後輩 「先輩、腕時計の電池交換って・・・出来ます?」
私 「モノによるけど、だいたいは出来るよ。どしたん?」
後輩 「いや、彼女のGショックの電池が切れたからホームセンターに持っていったんですよ。」
私 「うん。だいたい1500円弱くらいやったやろ?」
後輩 「それが3000円って言われたんですよ。」
私 「たかっ!それは高いよ!」
後輩 「ですよね?でもネットで調べてもそのくらいはするらしいんですよね・・・」
私 「マジか!?・・・あそっか、多分やけど、中のパッキンに油塗ったり交換したりするんかもな・・・」
後輩 「え!?じゃあやっぱり頼んだ方が良かったんですかね?」
私 「いや、仮にパッキン交換しても自分でやった方が遥かに安いよ。」
後輩 「やっぱり!じゃあ・・・僕にやり方教えてもらえませんか?」
私 「お!エライなお前!俺に丸投げするかと思ったら、ちゃんと次から自分でやる気やな!?」
後輩 「先輩、何年先輩と一緒に仕事してると思ってるんですか?(笑)」
私 「むぅ・・・・・お前みたいな馬の骨に心を読まれたか・・・」
後輩 「はい、読んでます。(爆)」
私は知らなかったんですが『Gショック』の電池交換って高いんですね!
ま、今回は後輩君の心がけが良かったので、教えるだけではなく工具と電池をプレゼント(総額700円)しましたが、
実は私のGショックもかれこれ1年前から電池切れだったので、直すついでにこの日記にUPしたというわけです♪
とはいえ、この日記では写真が5枚しかUPできないので簡単にしか解説出来ません。(爆)
でもまぁGショックの電池交換なんて簡単なので大丈夫でしょう。
わかってしまえばメチャクチャ簡単です♪
工具といっても、
「メガネ用などの小さな精密ドライバー」と
「ピンセット」と
「先の尖ったドライバー」でもあれば十分ですからね。
全部ホームセンターで売ってますし、全部買っても1000円もかからないくらいです。
パッキンは、よほど古くなっていたり切れたりしていない限りそのままでも大丈夫だと思いますが、
どうしても防水性能が気になる方は、
例えば床の間の木なんかを磨く松ヤニを加工した油なんかをパッキンに塗っておけばOKでしょう。(自己責任で。通販でも売ってます。)
今回は電池式腕時計の裏ブタを外す専用工具なども写真に撮りましたが、Gショックの電池交換の場合は必要ありません。
なぜなら、Gショックの裏ブタはビスネジで留めてあるだけだからです。
(ちょっと職人の作業場っぽくカッコつけたくて撮っただけです。)
御参考までに、色んなタイプのGショックの電池交換を写真付きで解説しているサイトがあったので貼っておきます。
ただし、これが全てだとは思わないで下さい。
今回の私のGショックも、後輩の恋人のGショックも、そのサイトには載っていないタイプのものでした。
あくまでも、「何をどうするのか?」という御参考として御覧下さい。
※しくみ自体はどのタイプのGショックも同じですからね♪
↓そのサイト↓
カシオ電池交換 ♪では始めます♪ 写真①裏ブタのビスを外して、パカっと開けたところです。
黒いゴムシートが見えますね。(スペーサーといいます。)
この様に簡単な写真でも撮りながら作業すると、後で戻す時に「どういう向きだったか」なども分りますし、
この“写真を撮りながら作業する”という行為は、腕時計を自分でイジル時の鉄則にしてもいいでしょうね。
見えにくいですが、内側外周に黒くて細いパッキン(輪っか)が見えますね。
写真②余計な工具も写ってます(笑)
この写真では時計の中身をポコンと取り出してますが、Gショックや他の多くの電池式時計はそんな事する必要ありません。
私も一回取り出して眺めたあと、また直ぐに嵌め直してから作業しました。(馬鹿ですね。真似しないで下さい。)
でも作業しているうちにポコンと取れてしまう事もあるので、そんな時は慌てずに嵌め直して下さい。
中身がスポスポ取れたりガタガタ動いたりしないように軽くサイドにテンションがかかるしくみになってるので、
そこを爪とかで上手く押さえながら嵌めて下さいね。(簡単です。コツなんか要りません。)
写真③非常に見えにくいですが、ここに先の尖ったドライバーか極細のピンセットなんかを突っ込み、
電池を押さえている金具のフックを軽く押し込んで外してやります。
(これは、↑に貼りましたサイトの写真の方が見やすいです!その部分の形はどれも同じ感じですから。)
力は全く要りませんので、上手くいかなくても無理にガガガっとやらずに、根気良く外してやって下さい。
写真④上の③の行程は、初めて自分で電池交換される方が1番怖いところだと思うので細かく写真を撮ってUPします。
上記③の要領でフックを外した直後が、この④の写真です。
こんな感じになります。
後は、ピンセットなどでそっと電池を抜きとり→同じ型の電池を買ってきて→
買ってきた電池セットして→また黒いシートを被せ→パッキンを忘れずに嵌めて→裏ブタを留めるだけ。
私としては、実はこの裏ブタをビスネジで留める行程が1番神経を使います。
それはなぜか?
Gショックというのは「丈夫・軽量」というのが代名詞ですよね?
つまり、軽量である事を追及している腕時計なので、基本的にケースは全部プラスチックなんです。
入れるネジ(オスネジ)は金属なのに、嵌める側(メスネジ)がプラスチックなため、
あまり強くネジを締めすぎるとメスネジが『パキッ』っといってしまうんです。。。
とはいえ、そんなに神経質にならなくてもそう簡単に割れたりしないんですが、
以前、私より遥かに時計の扱いになれておられる先輩が、
このGショックの電池交換で『パキッ』っと割ってしまわれたんです。
なので、一応その注意はして下さいませ。(まず大丈夫ですけどね。)
写真⑤生き返ったGショックで~す♪
Gショックのバックライトを点けた瞬間を激写しました(笑)
綺麗でしょ?(^ー^)
以上です。
☆皆様の腕時計ライフが素敵なものでありますように♪