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※写真追加 司太夫の舞妓ちゃん当時の写真♪かわいい♪
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安藤さんと葵太夫と可愛い2人の禿(かむろ)ちゃん☆
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クラブ『オオタ』さんでの一コマ♪豆まるサイコー!ついでにクラブのオーナーも最高!(※ヒゲの人)
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メニュ表☆
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美味しい!!!
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豆まるさん♪こっそりうなじを撮ってやろうと思ったらポーズしてくれた(笑)。後ろにも目がある豆まるさん☆
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豆まるさんの花名刺♪初めて見た!
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清水誉史雄さんの作品群☆素晴らしい輝き♪
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司太夫のこの日の帯留め☆
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まるで宇宙です。
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総螺鈿の杯を持つ葵太夫♪お分かりいただけますかね?この眼の奥深さ・・・。
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こったいさん新聞☆
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宮本博さんという陶芸家の作品☆
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司太夫がお好きな銘酒
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※食べログをほぼやめるにあたり、その最後におきましては、
いつまでも覚えておきたい店をいくつか再UPして〆たいと思います。
己の備忘録&皆様への佳店の紹介を兼ねまして。
※過去のレビューの再更新ですので、
値段が今とは違うお店が多いと思いますが御寛恕賜りたく存じます<(_ _)>
今回のレビューはその79件目のレビューです。
こちらはパーティーの後の遅い時間に結構な人数で伺ったんですが、
キャパは広いし接客もいいし味も美味しいし客層も良かったんです♪
この時まで全然知らない店だったんですが、
今ではちょくちょくって感じです。
皆様もぜひ☆
◆ここから本文です◆
はじめに
今回のレビューは、
こちらのお店に行くまでの話しが長い上に、
直接は関係の無い写真を多数UPしております。
しかし人生は御縁が全てと思っておりますし、
一連の流れがあったからこそ、
最終的にこちらの『笑座』さんを訪問する運びとなりましたので、
初めの経緯から備忘録として記しました。
ですので普通のレビューが読みたいという方は、
他の方の口コミをお読み下さいませ☆
ある時、
私のレビューを読んでるよと仰る方と出会いました。
その方は花街に関わりのある方でした。
と言ってもいつも私のレビュや日記に登場する祇園や宮川町や上七軒ではなく、
ある種特殊な花街である『島原』の御仁。
その方は安藤さんという方で、
私のレビューや日記にしょっちゅう御登場いただいている、
「通称・へんなオカマさん」ことKさんとはまた別の人物です。
Kさんは祇園や宮川町で暴れまわっておられる方で、
不肖、私は上七軒にちょこっとだけチョメチョメで、
安藤さんは島原でブイブイ、
という事でみんなバラバラの花街人。
島原というと、
よく東京の「吉原」と混同される事があるんですが、
吉原は遊郭であり、
島原は一流の芸が売り物の花街です。
その島原にあって最高位の称号を『太夫(たゆう)』といいます。
昨年、50年ぶりにその太夫が誕生しました。
その人の名は葵太夫といいます☆
島原の復興が着実に進んでいるのを感じます。
島原の復活は京都の再興にも繋がり、
ひいては日本の隆盛にも繋がっていく話です。
もっと詳しく知りたい方は、
島原、輪違屋糸里、司太夫、葵太夫、
などのキーワードで検索してみて下さい☆
で、この日安藤さんから、
『今夜、こったいさん(太夫)の店に行きませんか?』とのお誘いメールを賜り、
直ぐに『行きます!』と返信しかけたんですが、
ここで私は、
『そうだ・・・Kさんと安藤さんを引き合わせたいな!
さぞかし凄い化学反応が起こるぞ!』と気づき、急遽Kさんに連絡!
するとKさんも、
『安藤さんという方がOKなら行きたい!』と即答!
かくして、
2人の顔役と太夫とオマケの私との長い夜が始まりました♪
ちなみに太夫のお店は祇園にあるんですが、
もちろん完全会員制。
レビューにも書けませんが写真をいくつかUPします。
こちらの太夫は司太夫という方で、
前述の葵太夫の実の御母堂です☆
肌はつるんつるんでびっくりしたんですが、
一応すっぴんでらしたので写真はUPしないでおきます。
(※かわりに舞妓さんだった時の御写真をUPしました)
それにしましても司太夫さん、
流石の貫禄は勿論のこと、
少女のような愛らしさもお持ちの凄い女性でした!
また、こういう凄い人のお召し物を見る時、
やはり目がいくのは「帯留め」です。
舞妓ちゃんも芸妓さんもこける時は帯留めを押さえろと言われるほど、
お金では買えない凄まじい代物なんです。
なのでこの日も何となく司太夫の帯留めに目をやると、
流石、なんか恐ろしい輝きを放っている!
「それは・・・いったい何ですか?」と恐る恐る尋ねますと、
清水誉史雄(紫凰)さんという有名な漆工芸家の方の作品とのこと☆
材質は何と螺鈿(らでん)!
こんなに贅沢な作りはそうそうお目に掛かれません。
ちなみに娘の葵太夫さんは、
この帯留めの両面ともを螺鈿に加工したものをネックレスにされているとの事!
贅沢すぎて笑ってしまいました。
そしてそして、
この日はKさんも来られたという事で、
特別に総螺鈿の杯を出して下さった司太夫!
しかもそれだけではなく、なんと太夫が直々に銘酒を注いで下さり、
まるで宇宙のただ中を遊泳している様な錯覚を起しながら堪能しました♪
この銘酒も、
太夫のお気に入りという事で個人的に仕入れておられるもので、
普段はお客には出されないそうですが、
本当にすっきりとした飲みやすいお酒でした!
更に嬉しかったのは、
私やKさんが飲んだ総螺鈿の杯を、
その後太夫も普通に回し飲んでおられた事!
「回し飲み」というか正確には「回し杯」って感じです♪
何か認められた様な気がして嬉しかった☆
やはりKさんと安藤さんを引き合わせて正解でした!
Kさんは博覧強記の怪物なので太夫や安藤さんとも話が合い、
この様な特別な銘酒を出していただけたようです。
因みに私は過去の拙レビュー上において、
Kさんの事を面白可笑しく書いていたりしますので(笑)、
皆様におかれましてはKさんの事を、
ちょっと変わった花街好きの変人と思われているかも知れませんが、
花街や酒や料理に知悉された、
本当の意味で変わった粋人(そんじょそこらには居ない人)なんです。
なのでこの時も司太夫とKさんの会話内容などは、
私からすれば半ば宇宙語のような箇所が沢山ありました。
太夫さんも、たいへん楽しんでおられたやに御見受けしました。
また、どこか幕末の色が漂う島原を愛する太夫や安藤さんは、
新選組&会津命の方々!
(※新選組は、この字が正式な漢字だそうです)
会津といえば白虎隊も有名ですね。
白虎隊といえば『什の掟(じゅうのおきて)』。
「什の掟」といえば、『ならぬ事はならぬものです』の言葉。
これは、
損か得かではなく利害を超えた所にある倫理観に基づいた格言。
明治新政府に逆らうのは損だ、
そんな行為は愚か者のする事だとする倒幕派に対し、
己の身命の置き所を、
衷心より発露する誇りや使命感や貴き理念に据えるもの。
卑しき者となって存命するよりも、
尊厳を持って火中に飛び込む決意と誓い。
そしてその精神性は、
こうしてしっかりと後世の子孫に受け継がれています。
私も大人になってから新選組などについて調べたところ、
これまで習ってきた印象とは大きく違っていました。
新選組って半端じゃなく凄い人間達の集まりなんですよね。
やはり幕末の頃というのは、
敵も味方も傑物達の集団なんですよね~!
さて、太夫の凄まじさを堪能し、
安藤さんの顔も立ちました所で、
今度はKさんの凄まじさが爆発する番です♪
Kさんは、
「お前さんにも教えてない店に行くぞ~!」と私におっしゃり、
本当に私も全く知らなかったクラブへと連れていって頂きました。
もちろん司太夫も安藤さんも一緒にです☆
クラブのお店の方々も目の付け所がシャープでして、
おもてなしも最高でした♪
まぁ司太夫が来ましたからね~♪
だがしかし、
なんせ急だったものですからKさん御贔屓の芸舞妓が中々つかまりません!
みんな予約が入ってますから仕方がないんですが、
これじゃあKさんの顔が立たない!
いや、このクラブの支払いなど、
十分過ぎるほどKさんの恩恵を賜ってはいるんですが、
せっかくのこの夜に「祇園・花街の暴風雨」と呼ばれるKさんとしては、
これぞという芸舞妓さんをお呼びしたいところ!
私のレビューにも複数回登場している豆まるさんも忙しくて連絡がつかない!
そんな中、
ようやく1人だけ「佳つ江」さんという舞妓ちゃんの体が空いた!という情報が入りまして、
私はとある会員制の店へ急いで迎えに行きました。
そして方向音痴の私はクラブまでの帰り道がわからなくなり(爆)、
お店のマスターに迎えにきてもらうという無様なありさま!
まぁでも、これでなんとかKさんの顔は立ちました。
それにしても佳つ江ちゃんもびっくりしたでしょうねぇ。
来てみたら司太夫がおられたんですから!
そんなこんなで楽しく銘酒佳肴に舌鼓を打ちながら談笑し、
時刻も深夜を回った頃、
驚くべきことに1番来て欲しかった豆まるちゃんがやってきました!
もちろん佳つ江ちゃんも素晴らしいんですが、
やはりKさんや私にとって、
Aさんや司太夫さんにお披露目したいのは何といっても“花の甲部の豆まるさん”ですから!
美人が多い花街は「宮川町」と言われていますが、
甲部には豆まるが居るのだ!
深夜に、そして中途半端な時間に、
息をきらせてやってきた豆まるさん。
(※すっぴんもめちゃくちゃ可愛くて美人♪)
『Kさんが太夫と安藤さんという“島原の重鎮達”と飲んでいる!Kさんの顔を潰す訳にはいかない!』
そんな心の声が聞こえてくるような豆まるさんの粋な登場♪
場の空気も一気に変わりました!
これは後で安藤さんもおっしゃっておられたんですが、
お店の入り口の方からこちらに向けて、
急に他のお客さん達がやけにザワザワし始め、
何事かと思ったら豆まるちゃんの登場でした。
これぞ、ザ・芸妓!
他のお客さん達は豆まるさんの事を御存知でない方々も多かったでしょうが、
そんな事には全く関係なく明らかに場の空気を変えてしまう圧倒的なオーラ!
なのに人柄は超気さく♪
本当に素敵な人です♪
佳つ江ちゃんは若い事もあり華やオーラがまだおぼこいので、
祇園のクラブで遊んでるような人達の琴線にはまだまだ触れられませんが、
やがては豆まるさん姉さんのように立派になっていただきたい♪
そして、来ていきなり我々4人に『花名刺』を渡す豆まるちゃん!
これには本当に驚きました!
なかなか貰えない代物なんですよこれは!
(※勿論私も祇園では初めて頂きました!)
芸舞妓さんたちの千社札は普通はシールになっているんですが、
この「花名刺」は紙なんです。
どの芸舞妓さん達も、持っていても先ず渡さないのがこの花名刺。
よほどの場合でない限りそう簡単に配っていい代物では無いんです。
Kさんのメンツも立ちまくり!
司太夫や安藤さんのメンツも!
安藤さんは初めてまるちゃんと会ったのにいきなり花名刺を貰えるなんて、
ちょっと嫉妬しちゃいます(笑)
でも考えてみれば、司太夫さんを紹介してくださった安藤さんですから、
初対面とはいえ一方(ひとかた)ならぬ方である事は瞭然の事。
まるちゃんもかっちょいい事をしてくれますね~☆
そして主役が全員揃ったところでしばし談笑した後、
〆にゴハンを食べようとやってきたのがこちらの『笑座』さんです♪
クラブの女の子達も数名ついてきてました☆
この時は深夜帯でしたので行ける店が限られていたんですが、
こちら、明け方の4時まで営業されているので助かります♪、
いやぁ~、美味しかった~~~~~~!!!
特に半生の鶏に関しては、
こういうのってほとんど美味しいと思った店は無かったんですが、
ここは美味しい!!!!!
本当に美味しい♪
もう酔っぱらってましたし、
お腹もすいてなかったのに、
一口食べて『なんじゃこりゃ!ウマっ!!!』と、びっくり!
しかも太夫が自ら取り分けて私に渡して下さり、感激です!
こんな贅沢をさせてくれる安藤さんやKさんは本当に粋なオヤジだ!
この店は初めて来たんですが、雰囲気も凄くいい♪
接客も抜群!
こちら、もともとステーキのお店がどうのこうのとお聞きしたんですが、
ごめんなさい、隣に居られた太夫との会話しか覚えてません(笑)
でもほんといい店!
閉店時間も気にせず食べられますし、
私は祇園をまだまだ知らないという事を思い知らされました☆
美味しく、最高に楽しい夜でした♪♪♪
司太夫、そして安藤さん、Kさん、まるちゃん、佳つ江ちゃん、みんなスゲーよ!
かくしてオールスターキャストの夜は静かに閉幕☆
私の様な若輩にとってはこの夜はまさに一瞬の永遠でした。
どの瞬間を切り取っても脳裏を離れない神がかりの時。
嗚呼・・・
森羅万象の精霊達も嘉(よみ)したもう、
今日(こんにち)今宵のこの出会い。
敬天愛人。
感謝。
美味しかったです、ごちそうさまでした♪
ラストレビューPART80へつづく