ガスコーニュ青年隊さんが投稿したラーメン太七(京都/北大路)の口コミ詳細

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ガスコーニュ青年隊 (東京都) 認証済

この口コミは、ガスコーニュ青年隊さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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閉店ラーメン太七北野白梅町、鞍馬口、北大路/ラーメン、餃子

1

  • 昼の点数:5.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2016/04 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

◆セレンディピティに導かれ◆ ラストレビューPART32(しばらくはラーメンシリーズ)

※食べログを止めた筈が色々あってレビューを書かざるを得なくなりましたが、
  それらのゴタゴタも終わった今、
  本当の最後におきましては、
  いつまでも覚えておきたい店をいくつか再UPして、
  そして〆たいと思いたちました。
  己の備忘録&皆様への佳店の紹介を兼ねまして。
※過去のレビューの再更新ですので、
  値段が今とは違うお店が多いと思いますが御寛恕賜りたく存じます<(_ _)>

  今回のレビューはその32件目のレビューです。
  そして、もうしばらく連続でラーメン店のレビューをUPしていきます☆
  独断と偏見によるオススメしたいラーメン店シリーズです。

  やはり私のレビューといえばラーメンレビューが一番多かったので、
  閉店・休業していない好きな店を一気にUPします☆
  皆様もぜひ♪
※ここを読まれる方の判断基準の御参考までに、
  ラーメンに関する私の考えを貼っておきます→京都ラーメン応援考
                             『白湯(パイタン)とは?』
                             『九州のとんこつ店はナゼあんなにクサイのか?』


◆ここから本文です◆

この日は京都の閻魔堂近くに所用がありました。
春の花粉に負けない様に気合を入れながら出向きました。

所用を済ませ、
いつもの様に“ちょいと裏道を覚えてやろう!”と、
帰りは千本通りから東の住宅地へと歩を進めました。

初めての道ではありましたが、
子供の頃から見慣れた京都の生活の風景が広がっていました。

そんな中、ふと前方に『ラーメン太七』という電飾看板が目に入りました。
どこかで・・・おそらく食べログで見かけた覚えがある店名。

その看板から更に細い路地に入っていった先に店が見えました。
その外観を見ても、
誰のどんなレビューを見たのか思い出せませんでしたが、
確かに食べログで見たという事だけは確かでした。

その時の私は特に空腹でもありませんでしたし、
家に帰れば自作の美味しい水炊き鍋がありましたので、
外で食事を取る気はまったく無かったんですが、
もうちょっと近くでお店を見て、
どんな口コミだったかを思い出そうとして入り口付近まで近づいていきました。

すると御近所さんらしき2人の老婆が、
めちゃくちゃ細い路地から亡霊の様に現れ、
私は危うくバイクをぶつけそうになりました!

「あ、すいません!」と言った私に老婆の1人が、
「あぁ、かんにんえ。この店に来やはったんやね?」と、
ゆっくりと、しかし私の為に精一杯忙しく全身を動かしながら、
ラーメン店『太七』さんの入り口前を空けて下さいました。

ほんとに全然ラーメン気分でも外食気分でも無かったんですが、
なぜか「そうです。あっ、すいません。」と言ってしまい、
気づくと店の戸を開けている私がいました。

まぁこれも天命だろうと観念して食べる事に。
実際、その老婆達が居なければ入ってはいませんでしたね。
なぜなら、なんかハズレっぽい外観のお店だったから(爆)

さて、店内に入って直ぐ正面にはカウンターが見え、
その向こうには厨房が丸見えなんですが誰もおられませんでした。

しかし右方よりTVの音が聞こえますのでそちらに目をやると、
こちらに頭頂部を向ける形で男性が寝転がりながらTVを見ておられ、
その横に奥様らしき女性が座ってTVを御覧になっていました。
完全に、普通の「家」です(^^)

『あの・・・すいません。。』と声をかけようとした矢先、
奥様が私に気づかれ、
「あっ!いらっしゃいませ~!」とにこやかに水を入れて下さり、
そのまま厨房に向かわれました。

男性も、『おっと!お客さんか!こりゃどうも!』という感じで、
寝転がった体勢から居住まいを正され、
おっちん(正座)してTVを見始められました。

いや、別に寝転がって下さってて結構なんですけど、
というかTVは見るんだ・・・、
というか戸は閉めないんだなぁ・・・と微笑ましく感じました☆

その光景を見てほどなく、
とあるマイレビュアさんの御レビューを思い出しました。

『はいはいはい!・・・まるで家庭の中で食べている様な店と書いてあったなぁ!』

記憶を辿ってみたところ、
たしかこの奥様は、
皆さんが美味しいと仰って下さるから店を止められないとの事だったはず・・・。

こういった家庭的なお店では往々にしてハズレが多いというか、
ほっこりは出来るんだけど味的には評価しずらい店が多く、
なので私はそういう場合、たいてい星評価はしていなかったりします。

  『おそらくここもそうだろうなぁ・・・
    だって部屋もTVも丸見えなんだもん・・(笑)』

そんな風に覚悟を決めながら注文したのは、
『きざみ肉ラーメン・並(650円)』
なんか変わった名前のメニュですよね。

まぁ安いとはいえその分味に関しては諦めていたので、
見た事の無い面白そうな品を頼んでしまいました(笑)

しかし、
『本当にまずいのか?もしかして美味しいんじゃないの?』と思ったのも事実です。
なぜなら、厨房の中にある調理器具がどれも本格的な品々であり、
そしてたいへん綺麗に磨かれ、整頓もされていたんですよね。

このような気配りや配慮はカウンター上からも拝察できました。

ティッシュ箱も完備。
積まれたレンゲもホコリを被らない工夫と共に、
そこにレンゲがあるという事を客がきちんと解る配慮も成されている。
全ての割り箸入れも、
気違いみたいにギチギチでもなければスカスカでもなく取りやすく整えられている。

それに加え、
思い起こせば入店した際の男性の素早いおっちん(爆)

むぅ、、、、さりげなく、当たり前の様に客をおもてなしされている。
心が宿ったおもてなし・・・・・

最近、複数のマイレビュアさんの人気ラーメン店のレビュにおいて、

『箸がどこにあるのかわからなかったが、
 何とカウンター下に引き出しがあった。
 でも何の案内もしてくれないのであたふたした。』

というくだりがありましたが、
こちらはそういうのとは対極にあるお店。

商売には色んなやり方があるのは当然であり、
どちらの営業スタイルがいいも悪いも無いのでしょうが、
私はこちらの『太七』さんの方が大好き!

自分達のスタイルを変えず、
無理はせず、
分を弁え、
その中で精一杯もてなす・・・、
たいへん僭越ながらそんな印象を受けました。

待っている間、着々と進む作業を見ていると、
『もしかして美味しいのかも・・・』という予感が確信に変わっていくのを覚えました。

カエシの入れ方、麺の入れ方、麺のほぐし方、きざみ肉の入れ方・・・、
その所作の一挙一動に、
『満足してもらおう!美味しいと思ってもらおう!』という思いがこもっているのが、
私の目と心にひしひしと伝わってきました。

行って見れば、
どなた様もお分かりいただけますよ。
誇張ではなく本当にそれが伝わってきますから♪

●サービスのニンニクを入れてもらい、待つ事5分、着鉢●

思っていたよりはるかにボリューミーです!
待つ間に期待値が急上昇していましたので、
『これでもしマズかったら凹むなぁ・・・量も多いし・・・』とも思いましたが、
まぁ自分の勘を信じてスープを一口いってみると・・・・・・

『ほらっ!やっぱり美味しいじゃん!!!』

はい、美味しかったんですよね~~~これ!

一瞬脳裏をかすめたのは、
かつては京都を代表するラーメン店だった山科の『夜鳴き屋』さん。

私も拙レビューで書いていますが、
現在のあちらの味は「軽い」、
しかしこの太七さんのスープは「明るい」んです。

風味はどちらも『ライト』なんですが、
こちらはグっと引き付けられるコクと芯があり、
あちらはタレが油に負けてしまっていた。

これはとにかく調和が素晴らしい!

うっかり店の外観や雰囲気に呑まれそうになりましたが、
いやいやワシはだまされんぞ~!
これは本当に美味しいラーメンだ!
ダシも味もしっっっかり濃い♪

細い麺の茹で加減も硬めでグーッド!
旨味もバッチリ♪

センスですね!
料理のセンスが素晴らしいんだと思いましたよ♪
それと、客に対しても店に対してもラーメンに対しても、
とても深い愛情をお持ちだと感じました。

きざみ肉も一瞬あっさりしてると思いきや、
噛めば噛むほどしっかり味がしゅんでいてウマイ♪

ただ注意すべきなのはニンニク!
私は大好きなので凄く嬉しかったんですが、
これ、めっちゃ本格のニンニクですのでかなりキツイ!
ちょっとしたアクセントとして欲しいという方は「少な目で」と仰った方がいいですね。
でないと最後までしっかり役目を果たしにきますから、こいつは!(笑)
イチローみたいなニンニクでしたよ!

お店を出てしばらくすると、
手足がぽかぽかしてきました!
これは「本物のニンニク」を食べた時に必ず起こる現象です。
めっちゃカラダにいいんです♪

因みに食後、一切胸焼けは起こりませんでした!

京都で3本の指に入る『胸焼け男子』の私は、
ここ最近ではラーメンの汁は残すようにしています。
たとえ美味しくても後で酷い胸焼けが起こる確率80%だからです。
でもこの日は、気づけば一気に完飲してました。。。
こんな事はいつ以来だろう・・・・・
それだけ私には相性の合うラーメン&お店だったんだと思われます♪

会計時、
「凄い美味しかったです。」と奥様に言うと、
「ありがとうございます♪」と仰ったんですが、
その声音やお顔からは、
おざなりではなく『あぁホっとした!良かった!』という心の声が聞こえてきました。
これを“真心”と言わずして何と言おうか。
この人にしてこの味、脱帽です。

私が店を出る時、
こちらで飼っておられるミニチュアダックスをお外に出されました。
犬猫星人である私にはとてつもなく嬉しいサプライズでしたが、
飲食店にペットというのを嫌う方もおられましょう。

私だって不潔な犬猫を客前に出したり、
オモチャとしてペットを飼っている店や人間なんぞは軽蔑します。
しかし私ほどの星人になると、その犬なり猫なりを少し観察すれば、
どんな飼い方をされているかは大体分かります。

こちらの子はとても清潔でしたし、
とても正しい愛情をかけられているのが手に取るように分かりましたので、
店の外でワンチャンと戯れながら奥様としばしお話をさせていただいたところ、
やはり昔から最期の時まできっちり世話をされてこられた方で、
正しい愛情を与え、
そしてペットからも愛情を受け取ってこられた正式な犬星人でらっしゃいました☆

このワンコの前にはもっと大きいワンコも飼っておられたそうですが、
その最期を看取る時の心の辛さ、そして綺麗事では済まない様々な大変さなど、
不詳、ハスキーをはじめ大型犬も猫も鳥も看取ってきた私も、
心の有り様や気構えなどについて、たいへん勉強になる御教授を賜りました。

その言葉や仕草のひとつひとつがとても謙虚な奥様でしたが、
私よりはるかに大きな星からやってきた犬星人でらっしゃいましたよ☆

なるほど、
こういう御一家だからこそこういう賢いワンコが育ち、
こういう美味しいラーメンが出せるのかと、
最初にぶつかりそうになった亡霊の様な老婆2人に感謝しつつ、
またひとつセレンディピティに導かれ、
善き出会いに恵まれました事を天に感謝しつつレビューを終えます。

美味しかったです、ごっちゃん♪

 ラストレビューPART33へつづく

  • さりげない配慮の数々♪

  • カウンターの上にメニュ♪

  • きざみ肉ラーメン・並(650円)♪

  • 一気に食べほしてしまいました。

  • 老齢ですが元気一杯夢一杯の最高に利口なワンコちゃんでした♪

2016/12/09 更新

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