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aotoyamanのレストランガイド
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aotoyaman (70代以上・男性・富山県) 認証済
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1回
昼の点数:4.3
2012/11 訪問
華やかな京懐石。お出迎えからお見送りまで、懐石の心遣いで。
お願いした時間の5分前にお店の付近に到着。 店に近づいていくと、雨の中、道に番傘をさした板前風の若い衆が立っている。 近づくと、「○×様ですか?」 ただ1人の客を迎えるために、ずっと店頭に立って待っていてくれたのだ。 食事を終え、店を後にして50メートルほど進んで、もしや、と思って振り返ると、お見送りしてくれた女将がまだ頭を下げている。 お茶の作法では、来客が見えなくなるまで、お見送りされるとか。 でもこのお店の前の道路は直線が相当長く続くので、大変だ。 こちらも、振り返って一礼。 お料理やお酒、お店の環境は言うまでもなく。 懐石の心があふれている。 素晴らしいお店でした。 さて、お食事。 今回はカウンター席。と言っても調理場は奥にあるので、席があるだけ。 まず、熱い厚いおしぼりとアラレ入り香煎茶。 そして、お料理。 はじめは、本ずわい蟹。脚は小枝で作ったすだれで巻いてある。他は蓋付きの器に入れてあり、器には数種類の紅葉した木の葉があしらってある。これらを、味噌を固めたものと酢でいただく。私的には甘口の蟹酢が好きだが、かなり酸味のきいたお味。これもよい。 次に、椀。雲子(鱈の白子)のシンジョとしいたけ。薄甘く煮含められたどんこ椎茸がまるまる切らずに1つ。大胆。で、もちろん美味しい。しんじょは、まったく生臭さがなく、鱈の白子と言われても不思議な感じ。 刺身。鯛、いか、鮪の雲丹載せ。どれも格別にうまい。器が楕円形の縦長なもので非常にきれい。醤油とちり酢で。 そして、さらにネギトロ巻が出される。シャリはなく、ネギとトロが黒く厚い上等の海苔に巻かれて。海苔が濃く、厚い。ネギとトロに負けない。 かき氷を盛った小鉢にミニ大根。皮をむいただけでシャキシャキと頂く。甘くて美味しい。口直し。 次は、お赤飯。甘薯、クワイ、チョロギが上に載せられている。これらも薄味に、いい感じに煮含められている。 さらに、蒸し蕪、海老そぼろあんかけ。海老そぼろ、プリプリの食感そのまま。椀物が2種たべられた感じで幸せ。 次は、さわら朴葉焼き。朴葉が焼けている。横に添えられた杯洗に朴葉を入れて火を消して食べる。上品な味。 食事の最後は、おかゆさん。焼き餅が入って食感にアクセント。水菜と赤カブのお漬け物と。 デザートは、名前は忘れたがミカンのゼリー、自然な甘みと豊かなかおりで、美味しくて、さっぱりしていて、食後にふさわしい。 この間、お酒は菊姫・菊と美酔香泉。板さんが勧めてくれた。端麗・素朴なものから、やや濃い口の吟香の強いお酒に。 昼から沢山飲まれますね、と奥からご亭主がのぞきに来られて笑われた。 大満足。お昼はリーゾナブルで、いいですね。 ごちそうさま。
2012/12/07 更新
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家族・子供と
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女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
お願いした時間の5分前にお店の付近に到着。
店に近づいていくと、雨の中、道に番傘をさした板前風の若い衆が立っている。
近づくと、「○×様ですか?」
ただ1人の客を迎えるために、ずっと店頭に立って待っていてくれたのだ。
食事を終え、店を後にして50メートルほど進んで、もしや、と思って振り返ると、お見送りしてくれた女将がまだ頭を下げている。
お茶の作法では、来客が見えなくなるまで、お見送りされるとか。
でもこのお店の前の道路は直線が相当長く続くので、大変だ。
こちらも、振り返って一礼。
お料理やお酒、お店の環境は言うまでもなく。
懐石の心があふれている。
素晴らしいお店でした。
さて、お食事。
今回はカウンター席。と言っても調理場は奥にあるので、席があるだけ。
まず、熱い厚いおしぼりとアラレ入り香煎茶。
そして、お料理。
はじめは、本ずわい蟹。脚は小枝で作ったすだれで巻いてある。他は蓋付きの器に入れてあり、器には数種類の紅葉した木の葉があしらってある。これらを、味噌を固めたものと酢でいただく。私的には甘口の蟹酢が好きだが、かなり酸味のきいたお味。これもよい。
次に、椀。雲子(鱈の白子)のシンジョとしいたけ。薄甘く煮含められたどんこ椎茸がまるまる切らずに1つ。大胆。で、もちろん美味しい。しんじょは、まったく生臭さがなく、鱈の白子と言われても不思議な感じ。
刺身。鯛、いか、鮪の雲丹載せ。どれも格別にうまい。器が楕円形の縦長なもので非常にきれい。醤油とちり酢で。
そして、さらにネギトロ巻が出される。シャリはなく、ネギとトロが黒く厚い上等の海苔に巻かれて。海苔が濃く、厚い。ネギとトロに負けない。
かき氷を盛った小鉢にミニ大根。皮をむいただけでシャキシャキと頂く。甘くて美味しい。口直し。
次は、お赤飯。甘薯、クワイ、チョロギが上に載せられている。これらも薄味に、いい感じに煮含められている。
さらに、蒸し蕪、海老そぼろあんかけ。海老そぼろ、プリプリの食感そのまま。椀物が2種たべられた感じで幸せ。
次は、さわら朴葉焼き。朴葉が焼けている。横に添えられた杯洗に朴葉を入れて火を消して食べる。上品な味。
食事の最後は、おかゆさん。焼き餅が入って食感にアクセント。水菜と赤カブのお漬け物と。
デザートは、名前は忘れたがミカンのゼリー、自然な甘みと豊かなかおりで、美味しくて、さっぱりしていて、食後にふさわしい。
この間、お酒は菊姫・菊と美酔香泉。板さんが勧めてくれた。端麗・素朴なものから、やや濃い口の吟香の強いお酒に。
昼から沢山飲まれますね、と奥からご亭主がのぞきに来られて笑われた。
大満足。お昼はリーゾナブルで、いいですね。
ごちそうさま。