aki-shimaさんが投稿したあひ鴨一品 鳥安(東京/東日本橋)の口コミ詳細

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リーマンランチ紀行♪

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あひ鴨一品 鳥安東日本橋、馬喰横山、馬喰町/鳥料理、すき焼き

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2012/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

あひ鴨一筋140年の伝統を味わう♪

今日は、社内の食事会^^ 東日本橋の鳥安さんへ行ってきました♪

平日夜7時に予約、4人で伺いました。東日本橋の駅から5分位でしょうか。


創業明治5年との事ですから、当時のままの建物であれば、その設えなども

お料理と合わせ堪能できたのですが、残念ながら6年ほど前に全面建替えをされたそうです。

表門から暖簾の前までの狭いエントランス部も、きちんと料亭の風情を演出しています。

すぐそばに掛かる両国橋の袂付近にあった百本杭の名残でしょうか。名跡風情を演出しています。


早速、暖簾をくぐると、仲居さんが丁寧にお部屋まで案内してくれました。

廊下の突き当たりにあるエレベーターで、「3階へどうぞ」との事。


さて、3階へ着くと、広めの通路の片側に楯格子の壁(一部、引戸)が続いています。

中が、いくつにも仕切られており、大きめのダイニングテーブルが置かれています。

その中の一部屋へ通されました。

ゆったりした空間で、畳でいうとおそらく10帖近くあるのではないでしょうか。

6人はゆったりと座れそうなダイニングテーブルですね。

照明は暖色系でダイニングテーブルだけをスポットで照らしており、落ち着ける空間でした。

壁や床のところどころにある調度品は和のテイストで創業当時をイメージさせてくれます。

しばし、お部屋の観察に没頭です。(ホテルの部屋に通された時と同じ感覚ですね・笑)


すぐに部屋付きの仲居さんがご挨拶に来てくれました。ベテランの仲居さんですね♪

早速、お酒をオーダーしました。まずはビールで乾杯です(^^)

お料理の方は、お店の名前の通り、合鴨のコースが1コースのみという潔さです。

何度でも、同じ料理で飽きさせずに、満足していただける自負があるのでしょうね。


さて、最初に出てきたお通しは、四角い大きめの平皿にのせられた5点盛り。

仲居さんより丁寧な説明がありましたが、残念ながら殆ど失念。いずれも、上品なお味でした^^


次に提供されたのがお吸い物。薄味であっさりタイプでした。

そして、次は鴨のササミと薇と湯葉に味噌だれをかけたもの。素材の味が生きていますね。


さて、いよいよすき焼の準備が始まります。

まずは、専用の木製台座に納まった真っ黒で重そうな火鉢の登場です。

いかにも年季を感じさせます。その中に、真っ赤に色づいた備長炭。ワクワク^^

そこに、これまた真黒に黒光りした円形の鉄鍋が登場です。

鍋の平部の一部が卵大で窪んでいます。これが、この鍋の特徴なんですね。

皮の油の余りが自然とその窪みに集まる様になってるそうです。


そして、メインディッシュ、合い鴨のすき焼の開始です。ここからは全て仲居さん任せです^^

すき焼とは言いながら、生卵ではなくおろし醤油でいただきます。おろしがボール状で綺麗♪

お肉の皿、ツクネの皿、そして野菜の皿が登場です^^


まずは、皮を焼き始めます。この、皮から出る脂で全て焼くそうです。

順次、胸肉やシイタケなど焼いてくれます。

そして、焼けた分から取り皿に取り分けてくれます。

胸肉、ツクネ、レバー、砂肝等が野菜を織り交ぜてながら少しづつ提供です(^^)

正直、合い鴨は日常的にはお目に掛からない食材ですからとても新鮮です♫

胸肉は臭みも全くなく、とてもジューシーな食感です。歯応えも心地よく、素直に美味しいです。

ツクネやレバー、砂肝も食感も良く、おろし醤油と良く合いましたね♪

残念ながらハツは一切れのみ。4人前のお肉の皿は丁度一羽分との事。

だから、ハツは一切れのみとの説明に、大きく頷いちゃいました(笑)

ちなみに、ハツは私の胃には入りませんでした(-_-;)


〆には炒飯を作って頂きました。小さくカットした皮でまたまた脂を出してご飯をドン!

しばらくしてから胸肉のカットを入れて丁寧に作って頂きました^^ 

かなり脂ぎっていますが、少量ですし、とても香ばしく赤だし、香の物で〆となりました。

水菓子で黒豆プリンが付きました。控えめな甘さが、大人のデザートという感じでした^^

お酒も結構飲んじゃったし、お腹も一杯になりました。

上品で、ジューシーな合い鴨コース、存分に堪能させて頂きました(^^)


さて、最後に仲居さんについて。この手のお店では、仲居さんの手際良さや気遣い、

間の合う会話等が、食事全体の質を少なからず左右する事があると思います。

結論から言えば、とても質の高い仲居さんに担当していただけ幸運でした(^^)

料理のタイミングやお酒のタイミング、様々なお店やお料理の歴史話などを実に

楽しく丁寧に、出しゃばる事なくお話しいただけました♪

場所柄、角界や歌舞伎界、落語界、小説家等々の著名人の利用も多いようですね。

勿論、具体的な名前は伺えませんでしたが、そんな雰囲気も感じられ面白かったです。


140年の伝統を代々、引き継がれた老舗の味、粋、心を堪能させて頂きました。

ご馳走様でしたm(_ _)m ♪

・・・・・・・・・・ 【300】 ・・・・・・・・・・


  • 看板

  • エントランス

  • 百本杭

  • 暖簾

  • 廊下から見た個室

  • デザート

  • 以前の建物画像

2015/04/11 更新

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