宮城のゴルゴ１３さんのマイ★ベストレストラン 2016

昨年他界した父が、絶賛していたお店です。父は、若い頃から肉の油身が大好きで、それが原因？心臓を始めとして、全身を病んでいたみたいです。それでも晩年何かのご縁があって、食べるの大好きな孫(私にとっての甥)に数回、当店に連れて来てもらったみたいです。『美味いぞー、また食べたいなー』繰り返し自慢げに、当店の話をしていた父の言葉がずっと気になっていました(涙)。父がらみの都内での野暮用前に、夫を誘って伺いました。テーブルは2卓であとは、カウンターです。体格のいい甥っ子と父は、どの席に座ったのかしら？さて夫は、220ｇの厚切りロースカツで私は迷いに迷って、玉ねぎ好きな父を偲んで、ミックスフライをお願いしました。腰のとっても低い、ホール担当なお姉さんが、大小なご飯茶わんを持って来て、ご飯の盛り方を選ばせてくれました(驚)。夫も私も大を選びました。私のミックスは、ナスフライ、ヒレかつと玉ねぎの串カツ、梅しそのミルフィーユで、実に欲張りメニューで大満足でした。なんとー！！先日夫と訪れた、みちのくのトマト農園のジュースもメニューに有ることを見つけた夫と、奇遇だねーって不思議なご縁にも大満足でした。なむ、なむ、なむ、、

恒例の１番窓口の行列も今回は、1時間４５分間でした(笑)。日影と強風のせいか、足の指先がじんじんしびれています。娘は身体中が冷え冷えと言っています。当店で行列のお疲れさんのお茶を予定していたので、自分としてはさっそうと歩いて入店です。当店の楚々としたたたずまいにチョッと意外な感じがしましたが、、店内は色とりどりで様々な形の茶器がにぎやかです(喜)。木製のらせん階段を登った先には、これまた色鮮やかなタルトやロールケーキのショーケースがお出迎えです。白い上着の男性スタッフが『こちらと、こちらのお席のどちらにされますか？』種類の多いお茶のメニューとスイーツのメニューから何を選んでいいのか？？？娘とショーケースをのぞきに行くと、金箔包みのスイーツがこの時間でもまだ残っているのは珍しいことなんです、、的なお言葉にそそられ私はそれをお願いし、娘は野イチゴみたいな薄ピンク色なイチゴのたっぷり乗ったタルトをお願いしました。お茶は、ネーミングの面白さからマハラジャで娘はタルトに合うお茶と言うことで○○○青山をすすめられました。私の選んだお茶もスイーツに合うと言ってくれたのでホッとしました(喜)。待つことしばしで、それぞれのスイーツとポットが運ばれてきました。娘のポットは本体が黒く私のは、白かったです。ティーカップに３、４杯はたっぷり、苦くならずに最後まで熱々美味しかったです。お行儀が悪いのは重々承知で、ポットの仕組みを見てビックリです。茶葉は別の容器で抽出したのか？ポット内には、茶葉のかけらも無く、すっきりとしていました。その仕組みにすっかり魅せられ、結果ポットのお買い上げでしたけど、、金箔包みは、赤い果物のピュレの上に置かれていて、層になった濃厚なチョコレート味のクリームでフルーツの爽やかさとチョコの甘さが素晴らしかったです。素晴らしいひと時をありがとう！

お店の名前の由来がよくわかる店内のしつらえにしばし、キョロキョロです。スキー場が雨模様の予報で、前日の夜からどーする？どーする？水族館を目指すことにして、宮城と言えば当店が常に視野に入っていたので夫のナビ付き車で目指しました。開店15分前に到着して、限られた駐車場に先客の車と向かい合って止まって開店を待ちました。針金のように痩せた男性が開店をお知らせするように、お店の外に出て来ました(驚)。先客は予約してあったのか、お2人で4人席に通され、飛び込みの夫と私は、2人席に通されました。サラダとブルスケッタ、飲み物付きのランチメニューは、確か4種のピッザがありました。夫は、きのことルッコラの乗ったピッザ(ネーミング？)で私は、1日15食限定の水牛の確かモッツアレラチーズのマルゲリータをお願いしました。サラダは、春菊、水菜、ロメインレタス、ラディッシュ、、とブルスケッタが同じお皿に盛りつけられていましたが、お野菜がビショビショに非ずでブルスケッタも大変美味しい(嬉)。サラダを運んで来たお姉さん『ハバネロは大変辛いので、少しづつつけて召し上がって下さい』的な助言がありました。確かにテーブルの上には私の大好物なタバスコの瓶が無い代わりに、とんかつ屋によくある練りガラシ入れの様な物がありました。ハバネロ？名前は聞いたことはあったのですが初めてのご対面です。それぞれのピッザが狭いテーブルに運ばれて来て、さっそくハバネロを試してみました。窯で焼き上がったナポリピッザは、ヘリがお焦げで食べているうちに指先が黒くなります。指先が汚れるのは実に不愉快ですが、それ以上にハバネロの辛みも刺激的で大変美味しいです！お隣のカップルが頼んだピッザが南蛮？恐ろしそうな爪の形態でそんなランチメニューがあったのかしら？？と思っていたら、予約の先客が『それって何ですか？！』って声を掛けていたのにもビックリでした。大汗をかいて食べているお隣さんに私もそんなに辛いの？って思わず聞いてしまいました。ハバネロを掛け過ぎちゃってーって言ってました。この手のお店で、見知らぬお客さん同士が声を掛け合うことってあるのかしら？？(笑)素敵な店内の雰囲気にも、お味にも接客にも大満足でした。みちのくの住宅地、あなどれませんねー

魚好きの私に、馴染のGSの奥さんが、当店を教えてくれたのはいつだったか？当店の前を通りすがら見てみると、外観から盛りを過ぎた感じがしていて、足は向きませんでした。どーしてもお刺し身ご飯が食べたい！時分時をかなり過ぎた頃に、思い切って当店の暖簾をくぐったわけです。不思議な動きをする自動ドアの向こうには、左手のお座敷2室は、障子が閉まっており、靴が多数並んでいます(驚)。右手は厨房を取り囲むように、こたつ風なカウンター席です。カウンター席には、お一人様のサラリーマン風なおじさんが座っていました。当然私が座ったカウンター席のメニューを開くと、定食のページがありました。私が本当に食べたかったのは、焼き魚定食です。アジ、キチジ、カレイ、カマ(ブリでは無く、カンパチだったか？)のお値段がどれも『時価』震えあがるほど恐ろしい表現です(笑)。目の前の板さんは、思った通りのかなりのご年配の様子です。お刺し身定食をお願いしますと私が言うと、うんうんって優しい眼差しで答えてくれました。カウンター越しに板さんが長方形のトレイにしつらえた、お刺し身定食を渡してくれました。スライスレモンに挟まれたホタテ、中トロ、赤身、タコ、イカ、サーモン、お頭付きのみずみずしいボタンエビ？カンパチ？の他にもずく酢、イカの塩辛の小鉢、香の物と煮えばなの味噌汁と真っ白なご飯です。盛りつけも立体的で、彩りも鮮やかでまるで箱庭(死語？)中トロは、ヤッパリお刺し身の王様です。イカの塩辛は、自家製のようで厨房の中でホール担当なお姉さんが、大きな洗い桶からお玉でしゃくって、瓶に入れているシーンも見ちゃいました。値段の付いていない焼き魚定食、食べてみたいです！

昔々この界隈に世界のビールを飲ませてくれるお店があったような気がしますが、違う建物になっていました。プチ高級食材のスーパーでも利用する、コインパーキングに駐車してお邪魔しました。お隣もそのお隣もランチ店のようですね。飾りっ気のない店内がいい感じです。ガラス張りの蕎麦打ち部屋もあって、かなりこだわりのあるお店の雰囲気です。限定のご飯付きのお蕎麦に天ぷらを付けてもらいました。夫は別の物を頼もうとしたのですが、私が豪華版にするとすぐ真似をします(笑)。なんとーー！！旬な栗ご飯、カボチャの甘煮、ニシンの炊いたん、万願寺唐辛子とジャコの煮物、油揚げと小松菜の炊いたんにナメコが入った冷たい小さなガラス鉢、だし巻き卵とお味噌汁？チョッと色づいた柿の葉、ナンテン、モミジの小枝が添えられていて、素晴らしいお膳です。どれもこれも一口サイズでしたが、もっと食べたかったら、アラカルトでお願いすればいいのです！そして粗塩が添えられた天ぷらは、夫が食べたかった桜えび入りのパリパリなお煎餅のようなかき揚？でした。エビのお味がギューーッと詰まっていて、香ばしかったです。さていよいよお蕎麦ですが、注文を聞いてくれた、お姉さんが言っていた『お蕎麦は、冷やしのかけ蕎麦になりまーす』はいはい、いいですよーって言葉の意味も考えず受け流していたのですが、夫も私も初めて見るお丼でした。キンキンに冷えたお出しに、細い十割蕎麦が漬かっていました(驚)。薬味のネギも無く、不思議な眺めでした。シコシコで濃くも無く、薄くも無く、いい塩梅の味付けで夫は見事に飲み干していました。デザートもそば粉の白玉入りのあんみつ少々で、大満足でした。季節ごとのお膳がきっとあるんですよね～ご馳走様でした！

この界隈を仕事で走り回っている息子の運転で、当店を目指しました。そんな店、絶対ない、ナイ、ないって運転しながら叫んでいましたが、、右折するとありました(笑)！結構抜け道なのか、車の往来の多さにビックリです。シックな小民家風で、高いハリもあったりで店内の雰囲気は、抜群です。靴を脱いでこたつ風なテーブル席に通されました。『おススメは、熟成ランチです！』仙台牛のネーミングが見えたとたんに、夫も私も当店の好感度アップです。息子は、５０グラム刻みのボリュームアップでお願いしました。焼き加減を、レアとミディアムレアでお願いしたんで、ホール担当なお姉さんがチョッと混乱したみたいですが、接客もおおむね良好でした。サラダは、お豆腐をペースト状にしたドレッシング？レタスとかつお節とで、初めてのコラボで美味しかったです。ポン酢、塩、わさびの薬味もあって、熱々な鉄板の上にも何やらのソースもありました。お肉にザーッとかけてしまったら、つけて食べてくださいって、、、もっと早くに言って欲しかったんですけどって気分でした。鉄板の上にのお肉は、自分で切るのではなく、きれいに切ってあり、赤身もいい感じで並んでいました。ステーキ店なんて数十年前のニューヨークのスミス＆、、以来かも～和牛のきめ細かい柔らかさと美味しさを実感しました。家から１時間以内で味わえるなんて実にリーズナブルだと思いました。知る人は知るお店ですね！

海岸近くの道の駅で、関東方面に向かうチビッ子と娘を乗せた息子の車に、しばしのお別れの挨拶をしてランチ店を入力して出発です。曲ったりくねったりとかなり走って夫は、息子の車が後ろに居ることに気が付きました(驚)。どこから高速に乗るんだろ？まさかこのままランチ店に突入？！朝食が旅館のリッチな朝ご飯だったので、もう少し走った所の当店に入力し直して向かいました。気が付くと息子達は、三陸道に無事乗ったとのメールが届き、ホッとしました(笑)。先日は下り線から当スマートインターを利用し、今回は上り線からの利用で、同じようにナビの案内する道は無く、グルグルと迷っても到着です。1台分ぐらいの駐車場に入って入店です。ご近所の家に回覧板を運んで来たような気分です。旦那さん自ら『ドーゾー、ドーゾー』蕎麦打ち名人は、奇人変人が多いって思っていましたが、当店の旦那さんはいたって普通で大変腰が低いです。夫は、穴子天のざる蕎麦で私は、天ざるでそれぞれ大盛りでお願いしました。時々ガラス窓を何かがぶつかるような音がするので振り返って見ても？？？規則正しいようで正しくないけどずっと意味不明な音がする、、(植え込みにあったシシおどしと判明、ホッ)夫は、未だかつて気が付いていない(涙)。夫の穴子天は、真っすぐで大変お行儀のいい穴子で美味しそうでした。私の天ぷらは、シシトウ、モロッコインゲン、ミョウガ、ツルムラサキ？生シイタケ、玉ねぎ、エビだったかで盛りつけも立体的で、色彩も鮮やかで大変美味しかったです。お蕎麦が盛られているざるの底が、夫のより私の方が上げ底になっていたのですごいボリュームで笑ってしまいました。もちろんシコシコで美味しかったです。香の物の他に、花豆の甘煮と切干大根の箸休めもあって大変満足しました。窓の外には緑の稲がキラキラと風になびいています。素晴らしい田園風景を眺めながら、涼しい大広間でいただくお蕎麦は、最高ですね。旦那さんもマダムも仲良く、美味しいお蕎麦を作って下さいね！

数日前から夫は、風邪気味です。たぶんみちのくで雨に濡れてスキーをした結果と思われます。とうとう仕事を休んで半日寝ていたようです。でも食欲はあるようですが、さすがに焼き肉は無理のようです。美味しいお魚を求めて当市場にやって来ました。よりどりみどりですがなまめかしいネーミングの当店にしました。壁面に美味しそうなメニューが書かれていて迷ってしまいます。夫は迷うことなくマグロの全部乗せみたいな海鮮丼で私は、白板に手書きされていたトクトクメニューのAだったかのお刺身とカマ焼きのセットをお願いすると『カマがおしまいで、ツリガネでいかがですか？』店長さん？お姉さんが自分のあごの辺りを示しています(驚)。お刺身ご飯と焼き魚(ツリガネ)ご飯が同時に食べられるなんて最高の贅沢です。お刺身は、中トロ、大トロ、赤身、ブリのハラミと少しずつでしたがどれもこれも新鮮で、見る見るうちにご飯が無くなって来ましたが、ツリガネがまだ焼けません(涙)。ドーーンっと、おソースと共にかなり遅れてやって来ました。見るからにグロテスクですが、熱々カリカリトロトロ、油たっぷりジュシーで実に美味しい(大笑)。夫が無料のご飯大盛りにしようとすると、普通盛りが３００ｇから一気に大盛りだと７００ｇになるとの店長さんの説明に怖気づいてやめてしまったことが、実に残念でなりませんでした。もっと白飯が食べたかったよーー優しい店長さん、ご馳走様でした！

夏休み、海水浴旅の帰りに一度ランチしに当店に向かったのですが、お腹がまだそれほど減っていなかったので、中止したことを思い出しました。そんなことがあったことをすっかり忘れている夫は、ナビに履歴が残っているのでしぶしぶそーだったかな？到着するのと、ほぼほぼご当地の１２時の音楽が鳴っていました。入店すると先客２組が座って待っている状態でした。名前を書くボードも無いので大丈夫かな？それとなく見ているマダム？空席が出来ると、順番に通してくれました。夫は、自宅を出発する前から都内の行きつけのお店の裏メニューと同じ牛バラ飯を見つけていたので、食べたいと言っていたのでそれと私は、五目焼きそばと春巻き、シュウマイをシェア用にお願いしました。着席する時ちょうど先客に中華飯が運ばれて来ているのを見て、当店は、絶対に期待を裏切らないって思いました(大げさ？)。『うわー、すごいねー』チビッ子みたいに運ばれてくるお料理を見て、夫は反応しています(笑)。夫の牛バラ飯は、都内のと同じ味付けで牛バラに脂身が少ないと言ってましたが、美味しかったそうです。私の五目あんは、色白な塩味で海鮮と豚肉入りで豪華で美味しかったです。麺も中華鍋でしっかり焼きつけてくれているので香ばしかったです。なんと言っても春巻きですが、私が作る物より細身でしたが、ピーマンの輪切りがケチャップ、カラシと岩塩の器がわりのしきりになっていたのにはビックリ、芸が細かいと感心した次第です。シュウマイも大ぶりでお肉たっぷりでした。この町の人々はなかなか舌が肥えているなーと感心しました。

夫の会社のOBスキー旅の御一行様と合流するために、夫の車で雨の八幡平に向かっています。ランチはスキー場でみんなと一緒の予定なので、この辺りで朝食をとることにしました。高速を離脱してすぐに入店できるのが利点です。朝からガッツリとお刺身定食を食べたかったのですが、券売機に×印が出ているので仕方なく、別の物を選びました。食券を窓口に出したとたんに『お待たせしましたー、お刺身定食出来ましたー』厨房から出て来た旦那さん？の声が店内に響いています(驚)。嬉しいことに、窓口のお姉さんとのアイコンタクトで変更が成立しました(笑)！！切りたてのマグロ、鯛、鰤と秋田こまちのお手盛りの白ご飯茶碗はかなり大ぶりですから、美味しかったし大満足です。すべての定食に付いている小鉢物は、ひじきや切干大根の煮物の他に納豆のパックもありました(喜)。ちなみに夫は、朝定食のAで厚切りな焼き魚(鮭)に感動していました。食べ過ぎに気を付けている夫も私もご飯のおかわりはしませんでした。やるねー、みちのく！