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京急電車焼き
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京急電車焼きのサイズの参考までに
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京急電車焼きの厚み
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京急電車焼きの裏側
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京急電車焼き
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京急電車焼きのハミ出した餡
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京急電車焼きのハミ出した餡
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京急電車焼き
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製造中のキッチン
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冷やしメニュー
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メニュー
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完成待ちの札
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餡の種類
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京急電車焼き ¥187 2015/06/14
6月のとある休日。
夕方に所用があるため、品川へやってきました。…遊びじゃないんです(^^;; 家庭を守るためのお仕事(^^;;
とはいえ、せっかく品川まで来たので、軽く寄り道していくことにしました。
そこで、やってきたのがWing高輪。京急ストアのことだと認識していますが、ショッピングモールっぽいので、ブランドは分けてるんですかね。
また、あえて品川ではなく高輪としている点にもこだわりが見られます(^^;;
このWing高輪の中で特に興味を持ったのが、横浜くりこ庵です。
くりこ庵は、株式会社くりこが運営するたい焼きをメイン商材とする菓子店で、横浜市を中心に関東圏内に20店以上に販売網を持っています。
自宅近くとしては、秋葉原が最近オープンしましたね。
普段はこの手のチェーン店はスルーなんですが、こちらには当店限定の京急電車焼きというメニューがあります。これはご当地モノフリークの自分にはたまらない商品です。…今日のネタはこちらからレポートします(^^;;
さっそく、京急電車焼きをオーダーします。もちろん、出来立てでなければ食べたくない自分は出来立てのものを指定します。
しかし、あいにく出来立てのものはないとのこと。これから焼き始めると20分ほどかかるとの説明を受けましたが、もちろん待ちましょう！
ということで、完成待ちの札を手渡され待つことに。通常のお客さんならば、ここで他のお店を見たり、買い物を済ませたりしてくるでしょうが、自分はそういうわけにはいきません。
というのも、こちらのお店は自分の肩の高さくらいまであるアクリルボードがあるだけのオープンキッチンとなっていて、客側からも製造作業がよく見えます。
…20分ほど見てました(^^;;
しかし、このとき製造を担当していたのが、20代前半とみられる男性だったのですが、他店と比べても特に手際の良いヘラと焼型の捌きっぷりで、とにかく見ていて退屈しません。
若いのにすでに職人的雰囲気を醸し出してますし(^^;;
ということで、実際には20分かからない程度で京急電車焼きが完成。
当然、その場でいただきます。
作業を見ていて思ったのですが、この京急電車焼きは、2枚の皮で餡を挟んだタイプのたい焼きです。
このタイプのたい焼きはこれまでに池袋、新橋でも食べていて、従来の皮のなかに餡が詰まっているタイプとは一味違ったおいしさがあることがわかり、個人的にはこっちの方が好きだったりします。
さあ、この京急電車焼きですが、当然ながら、皮が京急電車の姿をデザインしたものになってます。それも、遠近感を使った画法を採用しており、今にも品川から浦賀にでも発車しそうな勢いのあるデザインです(^^;;
んで、裏っ側を見たんですが、こっちは普通の鯛の形になってました(^^;;
やはり、税務上は京急電車の金型という固定資産を抱えたくないのでしょうか？
…まあ、裏側は見なかったことにして(^^;; いただきます。
…よく膨らんだ皮ですね。はち切れそうなほどにふっくらと弾力性があり、外側はカリカリ、かつ口溶け感は柔らかいです。
原材料に最高級小麦粉を使っていることからくるんですかね。自分は焼き手の技術もあると思います。ひっくり返すタイミングや手早さは大きく影響するはずです。
そして、餡。餡を挟んでいる皮からいい感じにハミ出してますね。これはハミ出しの美学を感じさせます(^^;;
餡は小倉餡に栗をミックスしたものになってますが、小倉餡は粒々感は少なく滑らかさが特徴で、これにダイスカットされた栗のホッコリとした食感がアクセントとして加わった感じです。
ホカホカのため、甘さが強く感じられます。
皮がかなり膨らんでいるため、餡は量が多くはありません。このことから、とにかく皮のおいしさを楽しむたい焼きだと思います。
見た目だけでなく、味もオリジナリティが感じられるたい焼きでした。
あまりに感動したため、このときのお店の責任者と思われる男性店員さんに感嘆の意を伝えた上で、これを焼き上げたキッチン担当者の技術の高さにも恐れ入ったことを伝え、その場を後にしました。
チェーン店であっても、高い技術と高品質への高い志がなければこの味は出せないと思います。
おそらく、この店員さんはこのお店のエースだと思います。また訪問した際には、ぜひ彼に作ってもらいたい。