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夜の点数:5.0
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¥8,000~¥9,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 5.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 4.0
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昼の点数:5.0
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¥6,000~¥7,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 5.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.0
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| サービス5.0
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| 雰囲気5.0
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク4.0 ]
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[ 料理・味4.0
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| サービス5.0
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| 雰囲気5.0
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク4.0 ]
東京の名店
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鰻重小さいほう
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2011/04/09 更新
東京の鰻屋の老舗中の老舗である。
何しろ落語に出てくる。「素人鰻」で、ご一新後に鰻屋を開こうという殿様がこの神田川で務めていた職人を雇うということになるのである。都心に純日本建築という贅沢なロケーションはなかなか得がたいものである。全7室。座敷だけであったのが数年前テーブル席も加えられた。
それはともかく、この立派な座敷に一人の客でも通す姿勢はさすがである。こちらが申し訳なくなってくるほどだ。客の顔を見て調理を始めるため結構な時間を待たされるが肝焼きや卵焼きなどでつないでいることもできる。アルコールを注文すると供される突き出しは代が変わって質素になったがそれでも鰻のできを期待させる工夫がされている。余談だがこの店の生ビール(アサヒ熟撰)は不思議なくらいおいしい。真冬でもおいしく飲める。日本酒は菊正宗一本なのだがもう少し選択肢のほしいところである。
立派な塗りの重箱のふたを開けると鰻のいい香りが立ち上る。鰻はしっとりと焼かれ、脂肪を落とした魚に恐らく東京随一の辛口のたれが見事に合っている。鰻はとろければいいものではないということがこの鰻を食べると理解できるはずである。この店では鰻好きには断然小さいほうの鰻重を推す。川魚を食べる爽快感はやはり脂の乗った大きい鰻では味わえない。
肝はすべて肝焼きに回されるため肝吸いは無い。しかし別注文の吸い物はこれだけでひとつの料理として成り立つ、気品すら漂う逸品である。
一人で、鰻重だけでも楽しめるこの店は東京の貴重な財産といえる。ホスピタリティを考えると信じられないほどのコストパフォーマンスの高さである。逆に言えばそういったホスピタリティに価値を見出せない人は訪れるべきではないだろう。