『ワイナリー巡り』HKTさんの日記

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今更ではありますが、

旧塩山市と勝沼町、大和村が合併して甲州市と名称を改めたことは良い結論だったのではないでしょうか。

甲州というのは甲斐国の別称です。

そして何よりも世界に誇る日本ワインの代名詞"甲州"種と同じ名を冠せられたのは喜ばしいことです。

甲州種の産地だからKOSHU CITY、それだけで世界的知名度は明らかに伸びるはずです。

今回訪ねたのは勝沼町下岩崎地区です。

同じ甲州種ワインでも、

作り手によって、ヴィンテージによって、ヴィンヤードによって、味が異なるのは面白いものですね。

新酒は舌先に微発泡を感じる新鮮さが特徴なのに対して、

二年ものは風味に厚みが増してすべてが馴染んでいるのです。

択一できない味わいに奥深さを感じてしまいました。

この地を巡る交通手段として昨今はワインタクシーの利用が伸びているようです。

民業を圧迫しないという原則の元で運営されているようなのに別の圧迫があるようです。

例えば甲州市のタクシーは発着を塩山か勝沼ぶどう郷の駅にしか設定できないようです。

一方笛吹市の事業者の場合は石和温泉の宿と石和温泉駅、勝沼ぶどう郷駅の設定のようです。

我田引水はツーリストの足をためらわせます。

せっかくこの地に泊まるのならばワインとペアリングさせた夕食を望みたいものです。

"甲州"が和食と合うとしてもやはりここはフレンチをいただきたいのです。

そういったオーベルジュが現れることを期待しています。

そのような事由もあり、今回は甲州市民バスを交通手段にしました。

病院やショッピングセンターを巡る小型バスながら、

利用はほとんどありませんでした。

一日に6便程度と少ないものの、ワイナリーを巡るには最適なコースを経ますし、

節度を持った外来の利用があってもよいのかと思います。

ただし地元の方は必ず着席できるようにしていだきたいと思います。

我々は便乗ですので。

市の財政に負担とならない運行形態も可能だと思います。

このようなバスがあることを発信してもよろしいのではありませんか。
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