saiworldさんが投稿した松川(東京/六本木一丁目)の口コミ詳細

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松川六本木一丁目、虎ノ門ヒルズ、神谷町/日本料理

1

  • 昼の点数:4.5

      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2018/06 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.8

あの東京の名店へっ!

あの東京の名店、


松川


さんへ。お店は、個室二つとカウンターの合計18席。本日は、個室に通して頂きました。絶対行けないお店と思っていたので、その貴重な席の一つを頂けた事に感謝です。連れて行って頂いた方によると、この時期が一番美味しいとの事。圧倒的な期待の中、コースが始まります。


鮑と雲丹 鮑の肝酢で
鱚の飯蒸し キャビア乗せ
伊勢海老と鰈、鳥貝のお造り
賀茂茄子と虎魚のお椀
函館噴火湾の毛ガニと青森の黒藻もずく ポン酢のジュレかけ
鱧の焼霜 ちり酢、バチコ、玉蜀黍の天ぷら
三重宮川の天然鮎の炭火焼き
鰻と新ゴボウの天ぷら
賀茂茄子の丸ごと炭火焼き
ぐじと豆腐の炊き合わせ
オクラとろろ蕎麦 氷の器
ご飯
ちりめん山椒、イクラ、生唐墨、水茄子とキュウリの浅漬け、勝浦のカツオ
水羊羹


まず出てきたのは、厳かな感じの箱。すでに期待Maxで、早く蓋を開けたい気持ちが止まりません。開けてビックリ。中には大きな黒鮑と赤雲丹がドーンと入った冷製。鮑は、肝酢で頂いても良いとの事でしたが、まずはそのまま。やはり、このレベルのお店のお料理になると、間違いなく歯を入れただけで、綺麗にかみ切れる柔らかさ。そして口の中に鮑が広がって行きます。最初から、こんなの頂いて良いのでしょうか?(笑)


肝酢は、少し酸の効いた味付けになっており、今日のような暑い日にはピッタリですね。ウニもとても良い味わいで、あっという間にペロリと頂いてしまいました。


そして、次も度肝抜かれます。鱚を使った飯蒸し。その上には大粒のキャビアが乗っています。このキャビア、私が想像している塩の効いたキャビアとは違い、旨味が強いキャビアでした。こんな美味しいキャビアがあるんだと感心です。それだけでなく、もち米、鱚、キャビアを一緒に頂くと、素晴らしいマッチングで思わず笑みがこぼれます。これは、凄いな。


お造りは、伊勢海老と鰈、そして鳥貝が時間をおいて出てきました。ここら辺でぬる燗を頂きます。京都の蒼空をぬる燗で出して頂きました。蒼空さんのお酒は、なんとなく冷たく頂くイメージでしたが、このぬる燗美味しいです。


伊勢海老は、海老味噌と酢を合わせたタレでどうぞとの事だったので、そちらで。鰈は、スダチと塩で、鳥貝はしょうゆで。今年の鳥貝は、どこで頂いても本当に美味しいですね。


賀茂茄子と虎魚のお椀は、出汁の味わいが本当に素晴らしいっ!一口飲んだだけで美味しいと言う塩梅と言うより、飲み切った後にこれは美味しかった!と思える塩梅なんですよね。これが、一流の仕事ですね。賀茂茄子は出汁を吸って美味しいし、虎魚もフワトロな食感でとっても良かったです。


そして次に出てきたのは、大きな葉に乗ってきたのは、噴火湾の毛ガニと青森の黒藻もずく。噴火湾の毛ガニは、最近皆様使われていることが多く、良く耳にしますね。って食べてみると、その身の美味しさに卒倒しそうです(笑)素晴らしい味わいです。ポン酢のジュレがまた美味しくて、残さず頂きました。ちょっと言い難い黒藻もずくは、とても太く歯ごたえが良くて美味しいですね。このお料理のアクセントにとても合っています。


来ましたっ!鱧です。もう鱧のシーズンなんですね。しかも、鱧だけでなく、バチコとトウモロコシの天ぷらまで。トウモロコシの天ぷらは、なんで、もっとないんだ~と叫びたくなる位、甘くて美味しい。家でやっても、こんな味は出ないんですよね。。。(笑)鱧も、少し炙ってあるので、また良い感じです。まだ、早めなのかな?


そして、バチコは、もちろんチビチビ食べながらお酒のあてにして、すっかり居酒屋モード(笑)こう言う一流料理店でやる食べ方じゃないですね(^^; このバチコは、塩気が強くないので、チビチビ食べなくても美味しく頂けるのですよね。絶妙な食感の柔らかさと言い、塩の塩梅と言い、本当に素晴らしい。


夏の楽しみの一つの鮎も登場です。こちらは、丁寧に炭火焼きされて出てきます。大きな鉢に、冷めないように炭を入れて持ってきていただけます。食べる時には、パリパリの食感で、頭から尻尾の先まで食べられてしまう美味しさ。それと振られている塩の加減も本当に絶妙で、これだけで本当に美味しく頂けてしまいます。これも、凄いっ!


そして、もちろん鮎と言ったら蓼酢も付いています。2匹目の鮎は、この蓼酢で。私の経験上蓼酢は、ふつうシャバシャバな感じなのですが、こちらのはねっとりした感じ。どうやら米粉を混ぜられているとの事。これは素晴らしい工夫ですね。


鰻もきました!こちらは、皮目がやはり見事にパリっとしていて美味しいですね。やはり、鰻は、こうでないと。この焼き加減も大好きです。新ゴボウも癖なく、旨味がたっぷり出ている天ぷらでした。


何か、黒い物体を持ってこられたと思ったら、なんと賀茂茄子。賀茂茄子をじっくり炭火で焼かれたそうです。これを、切り分けて頂いたのを食べるのですが、これが相当な美味しさ。賀茂茄子の味わいを最大限に引き出す食べ方は、これしかないのでは?と思えるぐらいに、茄子がジューシーで旨味たっぷりです。ほのかな甘さがまた良いのです。


炊き合わせは、グジと豆腐の炊き合わせ。シンプルなお料理ですが、グジの美味さももちろんですが、これも出汁の味わいとそれを吸った豆腐を見事に引き合わせており、最後まで出汁を頂きたくなる一品でした。
そして、さすがにお腹もいっぱいになってきたなと思った所に、氷の器に入ったオクラとろろの蕎麦が。これが、なぜかスルっと食べれてしまうのが、松川さんのスゴイ所(笑)これは、美味しいですね~。


で、これは、絶対食べた方が良いと言われた〆のご飯。お米は鳥取のコシヒカリを使っていると言われてた記憶が。お米だけでも美味しいのですが、ちりめん山椒、イクラ、生唐墨、水茄子とキュウリの浅漬け、勝浦のカツオとおかずラインナップが凄いのです。これは、これだけ食べてきたのに、まだお代わりしろって言ってますよね?(笑)


イクラや生唐墨をごはんと一緒に食べると、不思議とお腹に入ってしまうのですよ(笑)と言うか、イクラとか本当にご飯にピッタリで、これは驚きでした!!ついついお代わりです(笑)お味噌汁もじゅんさいの赤出汁で、不思議な事にこちらの赤出汁は、味噌が浮いてないです。なんでも、赤出汁の上澄みだけを使っているとか!


デザートの水羊羹も今までで、一番美味しかったです!!固まっているのだけど、口に入れるとさっと溶けて、上品な味わい。全く噛まなくて良いので、固まっているのが不思議な位でした。


いや~、至福の時でした。ご一緒させて頂いた皆様、本当にありがとうございました!!皆様と色々と繋がれたし、本当に良かったです。

2018/11/04 更新

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