2回
2019/08 訪問
近所にあったら通いたいピザ屋さんっ!
大好きだった岡山のイタリアンのファニエンテさんが、業態変更してピザ屋の
400℃ PIZZA
さんへ。場所も前とは変わって、岡山駅からは10分位の所。薪のピザ釜をそなえたピザ屋さんで、店舗入り口は二階。大きな看板はなく、一見、普通のお洒落な民家で、知らないとお店とはわからないかも(笑)店内は、カウンター席が8人とテーブル席を備えた造り。今日は、ピザ釜前の特等席に。平日は、夜のみの営業で、土日、祝日は昼のみの営業だそうです。
ピザだけでなく、前菜系のメニューがたっぷり。どれか迷うので、お任せ三種盛りも頼みます。基本、ワンドリンクは頼むシステムですが、飲む気満々なので、私達には関係ありませんね(笑)本日は、
前菜三種
タコとアボガドのマリネ
パテドカンパーニュ コリンキーのピクルス添え
毎週ナポリから空輸してるモッツァレラとトマト
400℃スコッチエッグ
マルゲリータ
FNT
ピスタチオプリン
まずは、前菜。ファニエンテ時代から、シェフの河本さんの前菜大好きです。タコは、絶妙な柔らかさに茹でられていて、一緒にマリネされたアボガドと良く合います。
パテドカンパーニュは、見事な色あい。こんなに綺麗に作るのはどうするのかしら?習いたいですね。お肉がしっかりしているし、これだけ大きくても、食べ飽きない旨さがあります。チビチビ食べて、後半のワインにとっておいたの、飲兵衛ならでは(笑)
そして、定番のカプレーゼ。今では、普通に出す所を見かけますが、ナポリから空輸の一品で美味しいモッツァレラです。まだ、食べ歩きもそこそこの時に岡山で、この味わいに出会い驚いた物です。
それと、本日の限定品のスコッチエッグ。惹かれるメニューなので、やっぱり頼んでしまいます。こうした限定メニューも頂けてしまうのが、一回転目に来る醍醐味ですね!ソースは赤ワインとトマトソースから作った特製ソース。これがお肉に良く合いますね~。チーズもふりかかっており、美味しいです。
そして、ピザです。今日は6種類のピザがあり、どれにしようか迷います。まずは、定番のマルゲリータでしょう!と頼みます。
生地は、まるで餅のように艶やか。400℃さんの生地は、シンプルに小麦粉、天然酵母、水、海塩の4つ。しかも、酵母少なめで、練るのも短時間にしているそうです。これを、1℃の冷蔵庫で80時間、さらにワインセラーに入れて24時間と気の遠くなるような時間をかけて、じっくりと熟成しながら発酵させるのだそうです。こうする事で、香り、旨味、甘みを引き出すのが目的なのだとか。
生地は、木箱に入っており、適度に呼吸をさせ、大小様々な空気が生地に形成される事で、焼き上がりがいびつでぼこぼこな縁を作るのがポイントなんだそうです。
河本さんは、元々、ピザの知識などは特に無かったそうで、前のお店を閉めてから独学でこの生地を作りあげたそうで、本当にこれは凄い。昔よりも作業に手間がかかるそうですが、生き物(生地)を扱っているので、仕事がルーティンにならず、毎日が楽しいと笑顔で話して下さいました。
その期待の生地を早速頂きます。薪のピザ釜は、凄い高熱を保っており、ピザを焼くのはほんの一分ちょっと。その間に、縁はふっくら膨らみ、良い焦げ具合に。普通のマルゲリータと違い、ミニトマトもたくさんかけられています。このトマトが、みずみずしさを、保ちながら、火が通っているのが、ピザ釜の良い所ですね。トマトソースも、すごく美味しいソースでした。
そして、生地が、抜群に美味しい!縁まで本当に美味しいのですよ。良く食べるピザ屋さんの生地より軽く頂けるのだけど、味わいがしっかりしてると言ったら良いのでしょうか?最近、自分が好きな味わいのピザがなかなか見つからなかったのですが、これは、私のどストライクで美味いっ。
そして、悩んだ末に、もう一枚は、FNTに。FNTは、400℃さんのスペシャリテと書いてある、ブルーチーズとモッツァレラのピザだそうです。これ、何かの頭文字だよな~と考えていたら、前のお店の名前のFANIENTEが当てはまるじゃないですか。なので、河本さんに聞いてみるとやはり、そうでした!
こちらは、マイルドなブルーチーズのソースを柔らか目に作って、火を通すことでトロリとしたソース状に。なので、切り分けるとソースがたっぷり流れ出てくるのですが、このチーズの味わいが本当に美味しい!!ブルーチーズが濃すぎないのがまた良いです。
縁の部分でソースをすくって食べるのを勧められましたが、これはしないともったいないですね。そして、ブルーチーズと言えば、蜂蜜。別料金ですが、間違いなくこのピザに合います!!旨いっ!
く~、二人だと二枚が限界か!!他にも夏期限定の鰯やコーンを使ったシシリーやマリナーラスペシャルなど食べたかったのですが、無念です。。。ワインも豊富だし、人数増やして、色々と食べつくしたいですね。
デザートは、自家製ミルクジェラートが付いたピスタチオプリン。ピスタチオが濃厚で美味しく、プリンと言うかケーキと言うか。カラメルも苦めのテイストでピスタチオの味わいに良く合います。
コーヒーでまったりしながら、二時間ちょっと長居させて頂きました~。前のお店がなくなったのは残念ですが、この店は、岡山帰ってきたら、また来ます!!
2019/11/24 更新
また行きたかったピザ屋さん、
400℃ PIZZA
さんへ。今日もランチの遅めの時間でしたが、お店は満員。相変わらずの人気のお店です。本日は、
お任せ前菜三種
燻製チキンと牛窓マッシュルーム 自家製シーザードレッシング
400℃な肉々しいパテドカンパーニュと鶏レバーの滑らかパテ ピザ生地パンのトースト乗せ
自家製猪のソーセージの釜焼き
マリナーラ
ビスマルコ
前菜は何種類もあって迷ってしまうので、今回もお任せ三種盛りで。前菜食べながら、グラススプマンテとイタリアのナチュールワインを頂きます。昼飲み最高っ!
まずは、燻製チキンと牛窓マッシュルームのサラダ。こちらは、最近聞く牛窓名産のマッシュルームを使った一品。自家製シーザードレッシングがかかっています。燻製チキンがジューシーで美味しいし、マッシュルームは、もちろん生で食べれる美味しさ。
肉前菜の盛り合わせは、嬉しい食べたかった二品で、400℃な肉々しいパテドカンパーニュと鶏レバーの滑らかパテ ピザ生地パンのトースト乗せです。鶏レバーのパテは、本当に滑らかで濃厚。そして、ピザ生地で作られたパンが美味しくて良く合いますね。パテドカンパーニュは、メニュー名通り肉々しいのが良く、粒マスタードがまた良いですね。ワインが進みます。
そして、さらに猪のソーセージ!これが、全然臭みなく良い香りで美味しい。そのまま食べると肉の味わいがとても感じられるし、バジルのソースを付けても美味しい。付け合わせの芽キャベツも良いですね。
ピザは、前回食べていないのから。まずはマリナーラ。薄切りのニンニクがたっぷりで、トマトソースとフレッシュトマトのシンプルなスタイル。でも、こちらは、生地がやはり美味しいので、このシンプルさが、とてもあって美味しいです。ペロリと食べれます。
そして、卵は正義と書かれているビスマルコ。焼く前に生卵が乗せられ、高温で一瞬で仕上げるので、卵の表面だけが焼けて、中は生の仕上がり。卵のインパクトにやられますが、食べてみると、ホウレン草の甘味が、とっても良くてカリカリベーコンの味わいが良く合います。これも、美味しいです。
今回も美味しかったです!