くわもちじんぺいさんが投稿した麺場 ふうらいぼう（新潟/宮内）の口コミ詳細

2018年5月　「台湾まぜそば 850円」
　久しぶりに、こちらの台湾まぜそばを食べたくなった。閉店間際に入店。期待通りに旨かった。濃い味付けで刺激的。生ニラ、生ネギが容赦なく入っている。肉みそもたっぷり過ぎるほどだ。過ぎる…のには訳がある。それは、最後の追い飯のためなのだ！台湾まぜそばの追い飯、ふぐちりのあとのフグ雑炊みたいなもの？追い飯が、このメニュー最大の魅力といっても過言ではない。
　おいしかった。お店の皆さん、遅くまでつき合わせてごめん、では撤収～。

2017年6月26日(月) 19:30「麺場 ふうらいぼう」淡麗しお(大盛) \710
　「淡麗しお」を大盛り無料サービスでオーダー。麺20番細麺ながら、大盛りだと1.5玉分で麺量285g。食べ応えあるわー。
　塩だれにはホタテ貝柱主体に干しエビなどを加えて水出しした出汁に厳選した塩をブレンドして作ったという。スープには、豚骨、鶏ガラの他に、やはりホタテとサバ節などを水出したものとダブル・スープ仕立てで作っているという。わかる、食べてみるとわかる。こういうのを「こだわり」というんだよ。ホタテ貝柱という、他店とは明らかに違う食材を主役に据えて、しかもわかりやすくおいしいラーメンを作っている。
　しかもだねー、これらのレシピの主なものを、すべてお品書きに書いちゃってるんだよ。マネできるならやってみなさいということなのだ。ホタテ貝柱なんて、原料としたら高価だよねー。それでおいしいラーメン作って流行らせられるんならやってみな、ってことなんだよねー。儲けとしては効率が悪いだろうなあ。ラーメン好きじゃなきゃできないだろうなあ。新人ラーメン店の皆さん、ぜひぜひこの店から何かを学んでください。
　今夜もおいしかった。スープ飲み干した。そしてラヲタの心も満たされた。

2017年2月　濃厚醤油 780円
　平日20:00に入店。実はこの日、残業の会議が前から予定されていたのだ。で、それならふうらいぼうの濃厚醤油ラーメンを食べて帰ろうと楽しみにしていたのだった。大盛りサービスで食べちゃおうという算段だった。
　さすがに平日夜は席に余裕がある。食券を買って、店員に指示されたカウンターに座る。5分も待たずにラーメンが配膳された。いいねえ、平日夜。週末昼の行列人気がウソのようだ。
　スープの一口目から旨い。乳化した濃厚スープながら、それほどしつこくない。醤油味が濃すぎず薄すぎず、まさしくいい塩梅。
　半天地返しでネギや水菜、チャーシューを中央にし、やおら麺に取り掛かる。18番中麺は加水率がやや低めなものの、ツルツルした舌ざわりでコシがある。白髪ねぎ、細めのメンマと麺がよくマッチしている。大きく混ぜた際に魚粉がスープにまんべんなく行き渡り、スープの味が少し深くなる。またまた一口スープをすする。
　熱で柔らかくなったチャーシューが旨い。肉の繊維がほぐれてくるタイプ。しんなりした水菜も麺と合って旨い。レンゲの最後の一口まで旨かった。
　とても幸せな気分で帰途についた。旨かったなあ。すいてるし、また残業会議か゜あってもいいな。

　…　ウソです。やっぱり残業会議は嫌です。調子に乗ってテキトーなことを言いました。

2015年7月30日(木)　20:20　台湾まぜそば\850
　夏季限定で「台湾まぜそば」を始めたと聞いて、夕飯を食べに来店。売り切れかとおそるおそる券売機を見ると、まだ大丈夫。850円。
　カウンターに陣取り食券を渡すと、「麺を食べ終わったら声をかけてください。追い飯がありますから。」こういうところが好きなのだ。おいしい食べ方をハッキリ提案する姿勢が。わたしは、ライス無料サービスで、ライスを頼んだことがない。でも、「ふうらいぼう流台湾まぜそば」は、追い飯がセットでの料理なのだ。楽しみだなあ。
　やがて着丼。生ニンニクと生にらが入っているから覚悟して食べろと券売機の解説にあるとおりだ。店主、名古屋に行って食べ歩いてきたらしい。見た目からして強烈そうだ。まずは念入りに混ぜる。で、いざ実食。うーっ、刺激的。
　辛いといっても唐辛子の辛さではない。生ニンニクと生にらのピリピリする刺激だ。ジャンクで、刺激的で、ウマい！麺は16番太麺。加水率高めの全粒粉。コシが強い。汁そばと違って、暑い夏にはいいね。うーっ、ピリピリ来る。ブレンド茶おかわり。
　麺を食べ終わったら、ライスをコールする。おたま一杯分くらいのライスを投入。解説には「軽く混ぜて」とあるが、入念に混ぜる。こ、これはウマい！追い飯、半端なくウマい。麺の時より味がマイルドになっている。
　無料サービスだったら頼まなかったライス、「追い飯」がコース設定されているからこそ食べる気になった。これ、いいです。そしてこの提案の仕方、いいです。

2015年4月　淡麗塩ラーメン
　一日の終わりの食事が「ふうらいぼう」だなんて、幸せ以外の何物でもない。こちら長岡店では初めてオーダーする「淡麗塩ラーメン」を大盛り無料で。
　夕方遅い時間なので、お客は店の半分程度。女性スタッフ二人で接客と調理を行っているが、手慣れた客さばきである。
　淡麗塩ラーメン710円。大盛りで、なんと麺285g！白髪ねぎ、メンマ、水菜のトッピング。ホタテ貝柱のダシが決め手の淡麗スープ。ホタテとえびのダシが特徴なので、魚介系といっても煮干しや節系の感じとは全く違う。ちょっともっさりしたようなパンチの無いまろやかなダシなのである。他店との差別化を明確に打ち出した塩ラーメン、旨いです。ホタテ香味油と焦がしタマネギで風味をプラス。
　麺は加水率が低い20番細麺。でもどっしりとした重量感のある麺で、時間がたってもあまり延びない。製麺時に圧延を強くしているのではないかと思う。
　285gの麺を夢中ですすりこみ、スープを完飲。ホタテの甘みが後を引く。きょうもおいしかった、ごちそうさま。

2014年12月　「担担麺」\800
　さすがに日曜だから11:20でも６人待ち。すっかり行列店だ。メニューは長岡店限定メニューの担担麺800円。
　５分ほどでカウンターへ通された。荷物を入れるカゴのサービス開始。サービスもどんどん改善されている。あ、無料大盛りサービス、お願いします。客に親子連れが多いな。小上がりが広いからかな。
　それにしても、年中無休でこの忙しさなのに、店長元気がいい。愛想もいい。店員もみんな元気がいい。社員教育じゃなくて、アルバイトの採用条件に明るくて元気な人っていうのがあるに違いない。
　ラーメンの前に「担担麺用の調味料セット」がサーブされた。ラー油、酢、中国花山椒・ファージョ。山椒は粒コショウのようにグルグル回すとすりたてが出てくる容器に入っている。なるほど、辛さは自分で調節しろってことね。辛さがどうのこうのと書くレビュアーは必ずいるからね。これは良く考えたな。
　担々麺着丼。濃厚スープとしょうゆ味がベースだね。麺は18番中麺。加水率の低いストレート麺。豚ひき肉、砕きピーナッツ、豆苗、糸唐辛子のトッピング。
　スープが甘い。ピリ辛でちょうどいい。トウミョウが麺とよく合う。ちょっと豆臭い風味があるので、ナッツの風味を後押しする。　大盛りの麺がぐんぐんなくなる。スープも残す気にならない。山椒をすりかけると、ぴりぴりっとさわやかな辛味が増す。ああ、ふうらいぼうは、きょうもおいしかった。通うたびに評価が上がるよ。

2014年9月　「淡麗しょうゆラーメン」\680
　今月も来てしまった。駐車場は満杯。土曜の12時半だから覚悟はしていた。４人待ちか、まあ大丈夫だろう。ガラス戸、戸車を直したので力まずに開閉できるようになった。
　今日は「淡麗しょうゆラーメン」680円にしよう。柏崎の本店でも食べたことがないぞ。店員の連携がいいので順調に客が回転し、５分くらいでカウンター席に着けた。大盛り無料サービスお願いします。椅子の背もたれが低くて、セカンドバッグの置き場がない。荷物を入れるカゴのサービスがあるといいな。あと、紙おしぼりもね。
　20分くらいで着丼。麺は18番、低加水のストレート麺。うわあ、大盛りサービスだと深鉢タイプの丼に麺がぎっしりだ。食べられるかなあ、不安。
　スープは、ん？ちょっと普通と違うな。「豊」みたいに甘さのあるスープ。豚骨煮出しのイノシン酸のコク、貝由来のコハク酸の旨み。野菜や昆布のグルタミン酸も加わった旨みの相乗効果。それに、すっきりしたスープの味の奥に薫香がある。焦がしねぎだけじゃないぞ。ひょっとしてこれにも鶏節を使ってるんじゃないかな。
　スープが旨い、麺が旨い。チャーシューやメンマや糸唐辛子を合い間に楽しみながら、ぐんぐん食べ進むと、あれ、もうない。満腹したけど、後味すっきり。もたれない。
　淡麗系、塩だけじゃなくてしょうゆラーメンも旨いね。

2014年8月　「濃厚塩ラーメン」\810
　平日の昼に再訪。駐車場は16台がちょうど満車。まあ、徒歩圏内にパチンコ店の駐車場もあるしね。
店内もほぼ満席。濃厚塩ラーメンの券を買う。カウンター席へ通され、無料の大盛りでオーダー。淡麗塩、濃厚醤油、特製塩などいろいろなオーダーが入っているようだ。女性客もちらほらいる。
　右隣の客に濃厚醤油ラーメン登場。おもむろに何枚かの写真を撮影。ちいさく「いただきます」というと、勢いよく食べ始めた。40代の風貌。スープは完飲。帰るときには「ごちそうさまでした」と厨房にあいさつしたところを見ると、こりゃラヲタだね。左側の客もほぼ同じ行動様式だった。私を含めて、カウンターにラヲタが３人並んでたかあ。こりゃ間違いなく行列店になりますよ。
　さて、濃厚塩ラーメン810円着丼。食べる前からこの値段を全く高いと感じないのは、かなりこの店が気に入っているからだと思う。
　麺は18番中麺。加水率はやや高め。麺自体の存在感は薄く、スープによくなじむ麺だ。スープは濃厚なのに豚骨の臭みの無い関東系乳化豚骨スープ。そこにえびの風味がガッツンガッツンときいている。一口目のインパクトが大きいな。塩ダレ強いが、とがってないのでしょっぱく感じない。
　メンマが細めで麺の邪魔をせず、食べるとき一体化する。これ、いいな。チャーシューは薄めの味付けで、スープとともに食べるとちょうどいい。
　長岡限定の追い鶏節ラーメンとは、スープも麺も全く違う。そして旨い。
　初代の「あごすけ」を訪れた時の感激を思い出した。他のメニューも全部食べてみないことには気が済まないお店である。

2014年7月 追い鶏節ラーメン・しょうゆ\780
　柏崎の人気店、麺場　風雷房が長岡に二号店を出しましたぞ。場所はトラパニの隣。もと回転すし、台湾料理店と続いて閉店した目立たない場所。
　最初に言うが、店主、更に腕をあげたなー。土曜の昼、３人待ちだったが、柏崎の本店ならこんなものではないので、むしろラッキー。人気の淡麗塩ラーメンにしようと券売機を見ると、「長岡店限定」メニューを発見。なになに、鶏節？鰹節じゃなくて？追い鶏節ラーメンで全粒粉の太麺…なんか凄そう。食いしんぼヤマさんとかぶらないよう醤油味にする。
　店内は、中央に厨房を据えたゆったりスペースに改装。ただ、エアコンが力不足なのか、室温が高い。みんな暑がってるなー。
　来ました、芳醇鶏節醤油ラーメン。大盛りサービス。麺がぎっしりだ。ふてぶてしいほど大きなチャーシューがハシの行く手をさえぎる。別容器で、削り鶏節を浸してダシを追加する小イベントができる。かつお節みたいだが、鶏節なのだ。初めて食べる。
　麺は全粒粉の歯ごたえのある１６番太麺。ゆるい縮れで、食べごたえがある。鶏節のだしは、薫香もあり、魚の節系に似ている。似ているが魚の癖がない。
　半分ほど食べて追い鶏節の小イベントをやってみる。おお、確かに少し旨みが増すぞ。
　盛り付け良し、ボリューム良し、新食材よし、小イベントの演出良し。店主の才能大爆発である。