meddleさんのマイ★ベストレストラン 2011

三年ほど前に都内に南インド料理を食べられるお店が少ない、という日記を書いたのですが、それ以降南インド系のお店が次々に開店して、ミールスを食べられるお店も増えてきました。

と言っても、それが地下街の食堂に出店するまでになるというのは驚きです。

場所は東京駅近く八重洲の地下街で、店名は「エリック・サウス」と言います。

元々は岐阜に本店が有り、関東進出はこちらが３軒目の様です。

八重洲ブックセンター近くにダクシン，京橋にダバ・インディアと、南インド料理の名店でハイレベルなミールスが食べられるお店が有り、界隈の人に馴染みが有るのが良いのかもしれません。

席は場所柄か、カウンター中心で大人数向きでは無く、逆に私の様な一人客には有難いです。

入ったのが休日の13時前で割と空いていたのですが、暫くすると次々に来店が有りほぼ満席となりました。

ランチメニューは単品\760から有り、ビリアニ\950やランチミールス\990も有るのですが、今回は13時からのミールス\1,390が狙いです。

ノンベジとベジが同じ価格なのですが、例に拠ってベジを注文。
一つの理由は、年齢的に肉より野菜が身体に合う事なのですが、もう一つの理由は野菜カレーの方がお店の実力や誠実さを測れる為です。

ちなみに、このお店はナンを置いていませんが、これは好感度が上がります。
前述ダクシンやダバでもナンは有り、私の覚えている範囲でナンを置いていないのは、大森「ケララの風」，下北沢「ムーナ」，根津「パサ」に、先日行った町屋「プージャ」くらいかな。

さて料理ですが、中央にダールパウダー(インドの黄粉)が掛かったインディカライスが有り、手前には日本米のサフランライス。

そこから時計回りに
ほうれん草のクートゥ
レンズ豆のカレー
野菜カレー
サンバル
ラッサム
プレーンヨーグルト
ワダ
ココナツチャツネ
ウプマ
で、ライス，サンバル，ラッサムはお替り自由です。

最初にワダにチャツネを付けて食べたのですが、ワダは油が強過ぎて合格点は出せません。
一方のココナツチャツネは相当美味しく、他に期待を持たせました。

その後は、二種類のライスに各種カレーを掛けて適当に混ぜながら食べて行きましたが、いずれのカレーもスパイスをきちんと使って丁寧に作られているのが感じられ、どんどん手が進みます。

味的にはインディカライスの方が当然合いますので、お替りのライスはインディカだけを注文。
サンバルを２回とラッサムを１回お替りし、最後にもう一度インディカライスをお替りして、ヨーグルトとテーブルに置いてある辛いピックルを混ぜてカードライスにして完食しました。

手洗いは店の外で共同なのですが、フィンガーボールと多めのお絞りを出してくれたので手食でも安心です。

インディカ米とレベルの高いカレーが満足するまで食べられて、ダバやダクシン，アーンドラの同等のミールスより割安ですから、現時点で個人的にはNo.1です。

後は、ワダだけ直して貰えれば満点かも。

お気に入りのお店だと例え遠くても通う物ですが、大森に有った「ケララの風」は車だと片道２時間以上掛かっても、ランチミールスの美味しさと\1,000でお替り自由というコストパフォーマンスの良さ、それにオーナーさんの姿勢にも惹かれて結構通っていました。

それが５月末で一旦閉店となり、４月にその情報を聞いてからは連日満員という事も有って訪問する事が出来ませんでした。

その後、６月22日に「ケララの風Ⅱ」として再オープンしたという情報が有りましたが、それからもなかなか訪問する事が出来ず、７月29日(金)が休みになったので、漸く訪れる事が出来ました。

現在はランチミールスを平日20食，土日40食の数量限定で出しているという事ですので、そこまで行って食べ損なうとショックが大きいので12時前にお店へ到着しました。

昨年11月以来約８ヶ月振りの訪問だったのですが、オーナー夫妻に顔を覚えて頂いていました。
と言っても実はこれには特別な理由が有りまして、ほぼ常連となっています女子プロレス団体「アイスリボン」の牧場みのり選手がオーナー夫妻の親戚に当たり、以前に彼女のサイン入りポートレイトや試合中の写真を持って行ったりした為です。

それはともかく、平日に訪問したのが初めてだったのですが、12時少し前で先客不在で私が最初の客だった様です。

今回のメニューは上段左から

ビーツのパチャディ：ビーツで甘いのかと思ったら、マスタードが効いてピリっとアクセントになりました。

キャベツのトーレン：定番ですが、キャベツの甘味が出ていて美味しいです。

クートゥ・ティーヤル：野菜の炒め煮で、トーレン同様ドライな仕上がりです。

ラッサム：以前よりピリ辛になったかな。具は少な目のスープです。

カード：プレーンヨーグルトで、使い道は色々です。

アチャール：辛い漬物で、アクセントになります。

ココナツ・チャトニー：ジンジャー風味なのかな。甘味と軽い辛みが有ります。

パパダム：パリパリしたお煎餅で、そのまま食べても、砕いてライスに混ぜても美味しいです。

ライス：インディカ米なので、カレーに良く合います。

ダール：ネパールのダルバートだとメインなのですが、こちらでは脇役感覚です。

サンバル：辛さ控え目の、野菜スープカレー。

食べ方は勿論自由ですが、私はラッサムはスープとして飲み、ライスにパパダムを砕いて掛け、そこにまずサンバルを掛けて混ぜ合わせ、その上からトーレン，クートゥ，パチャディをどんどん掛けて更に混ぜます。
これらを適当に掛ける事で、場所に拠って味わいの違いが出来ますので変化が有って楽しいです。
最後にカードを掛けて、そこにチャトニーやアチャールも混ぜてカードライスで一皿目終了。

もう一皿フルセットを貰って、ほぼ同じ食べ方で楽しみました。
最後にコーヒーを貰って以前と同じ\1,000ですから、ＣＰも最高です。

この他に軽食(Tiffins)も色々と有りますので、興味の有る方はこちらも是非。

お客さんが他にいなかった事も有って、お二人と埼玉や都内のインド料理店の話や、前述のみのり選手の話などもしましたが、彼女に関しては今年に入って全然試合をしておらず、休業状態なのが残念です。
また、沼尻さんがお店をお休みしている間にケララ方面の旅行をされた時の写真も見せて頂き、現地レストランの話などもしました。

結局帰るまででも、他のお客さんはインド系と見られる人が一人だけでした。
奥さんが「普段の平日はもっとお客さんがいるけど、今日は雨で少ないのかな？」と言われていましたが、ちょっと寂しかったです。
「数量限定」という事で、私の様に訪問を躊躇っている人もいるかと思いますが、少なくとも平日に関しては考える事は無さそうですので、気になる方にはどんどん足を運んでほしいと思います。

私も電車だと車よりは大分速い事も分かりましたので、時間に余裕の有る平日休みには顔を出したいと思います。

八重洲の南インド料理店「ダクシン」でランチを食べてきました。

2011年に二度訪問してミールスを高評価していたのですが、それ以来約7年半振りの訪問となりました。　

場所は八重洲ブックセンター近くに有るビルの地下一階で、外観はやや分かり難いのですが、既に人気店ですので問題は無さそうです。
店内はやや狭めで落ち着いて食事を食べる感じでは無いのですが、ビジネス街なのでその方が良いのかもしれません。

休日13時過ぎの訪問でしたが、後客も有ってずっと半分以上の客入りでした。
場所的には平日の方が客入りが良さそうですので、流石の人気かと思います。

過去二回は平日の訪問だったのですが、今回は日曜でホリデーランチが提供されていました。
内容は、ミールス \1,600 (税込)，マサラドーサ \1,700，ビリヤニ \1,700で、ミールスはベジとノンベジが有ります。
ミールスはカレー２種の他、サンバル，ラッサム，サイドディッシュ，チャパティ，パパッドとライスで、ライスは平日は日本米ですが、ホリデーはインディカ米となり、ライスとサンバル，ラッサムがお替り出来ます。
一つ残念なのは、平日だとチャパティの代わりに選択出来るドーサが不可な事です。

カレーはノンベジがキーマと海老，ベジが豆とナスとの事で、ベジを注文しました。
ドリンク，ヨーグルト，ピックルが別料金で有りますが、ヨーグルト \50を追加注文しました。

サラダはフレンチドレッシングですが、量は少な目で個人的には無くても良いと思います。

サイドディッシュはワダですが、外はサックリ，中はモッチリで美味しかったです。

サンバルはスープに近いサラっとした物で、豆はあまり感じられず野菜がメインで、スパイス効いた中辛レベル。

ラッサムは酸味とスパイスがしっかり感じられる、刺激的な辛口。

ナスはナッツベースのクリーミーな物で、マイルドな味わい。
豆と言われましたが、イエローダルと共にベビーコーン等の野菜も入っており、こちらはスパイシーでした。

ライスはインディカ米で、固さも適度でカレーと良く合いました。

どれも美味しいのでどんどん食べ進め、結局ライスを４回，サンバルを３回，ラッサムを２回お替りしました。
最後は、追加したプレーンヨーグルトとラッサムでカードライスにして満腹となりましたが、油脂分が少ない事も有ってか胃もたれは感じませんでした。

この内容なら \1,650でも充分に満足出来ますので以前同様 4.5☆でも良いかと思っていたのですが、食後暫くしてから喉が渇き出し、やや塩分が強かった様でその分を減点して 4.0としました。
南インド料理の「Dakshin」が八重洲に支店を出したという話は大分前に聞いていたのですが、なかなか行く機会が無く、漸く訪問する事が出来ました。

馬喰町に有る東日本橋店には過去何度か訪問して、ノンベジ＆ベジミールス
http://ameblo.jp/meddle0804/entry-10277307925.html
http://ameblo.jp/meddle0804/entry-10233958246.html

ビリアニ
http://ameblo.jp/meddle0804/entry-10476853846.html

ドーサ
http://ameblo.jp/meddle0804/entry-10725955555.html
と食べて、いずれもほぼ満足出来る内容でした。

八重洲店のランチ内容は東日本橋店と異なっていて、中でも気になったのがこちらにしか無いドーサ付きで、ライス，サンバル，ラッサムお替り自由のランチミールスです。

お店は八重洲ブックセンターの近くで、東京駅等から近く場所も分かりやすいです。

到着すると、平日の13時近くだというのにほぼ満席で、人気の高さが窺えました。

カレー１〜２種のお手軽なメニューも有るのですが、予定通りミールスを注文しました。

内容は
カレーが日替わり３種から２種選択
この日は、エビ(辛口)，チキン(中辛)，ジャガイモと豆(甘口)で、エビとジャガイモを頼みました。

その他に、お替り自由のサンバルとラッサム(こちらも日替わりで豆ラッサム)、更に日替わりサイドディッシュとして魚のフライとサラダが付きます。

主食も選択で、予定通りドーサ＆ライス(お替り自由)を頼みましたが、東日本橋店と同じプーリ(揚げパン)＋ライスかナン(ライス無)も選べます。

ドーサは中に何も入っていないプレーンドーサで、一緒に付いてきたココナツチャツネやサンバル等のカレーを付けて食べますが、パリッとした食感とほのかな甘味が有って美味しいです。

ドーサをまず食べてから、ライス(日本米)に各種カレーをどんどん掛けて食べていきますが、少なくなると店員さんがライス，サンバル，ラッサムを補充してくれます。
サンバルは中辛で色々な野菜入り、ラッサムは豆もあまり入っておらずスープカレー風で相当辛いです。
エビカレーはアッサリとした感じでラッサムほど辛くは無く、ジャガイモは白いコルマ系で辛さは殆ど感じませんでしたが、それぞれの味わいに違いが有ってバリエーションも良かったです。

結局相当な量を食べましたが、フライも含めそんなに油脂分は感じず、お腹がもたれた感じはしませんでした。

ドーサ付きの食べ放題で、この料理の質，更に店の雰囲気や店員さんの接客も良く、これで\1,200ならＣＰにも文句は有りませんし、総合評価ではトップ１候補の一軒で、大満足のランチでした。

欲を言えば、ライスがもう少し固ければ、という点かな。

余計な事を言いますと、インド料理＝ナンという人がやはり多いのか、ナンで食べている人も沢山いましたが、このカレーの味わい、中でもサンバル，ラッサムはナンとはむしろ合いません。
折角この美味しい料理を食べるなら、ドーサかプーリと共にライスで味わってほしいです。
お店にもそういポリシーを持ってほしい気もしますが、ナンを欲しがるお客さんがそれだけ多いという事かと思います。

＊ '11年７月再訪

八重洲の「Dakshin (ダクシン)」に再訪しました。

南インド系らしくコクが有りながらアッサリとした味わいで、価格的にも \850～と場所を考えればお手頃な事も有って繁盛店となっており、この日は平日の13時少し前に入店したのですがほぼ満席で、カウンターに座りました。
と言っても流石に13時を過ぎると新たな入店者はあまり無く、この時間帯だと落ち着いて食事が出来ます。

前述の通りカレー単品 \850のメニューも有りますが、日替わりのカレー２種 (３種から選択)にお替り自由のサンバル，ラッサム、更にサイドディッシュとサラダが付き、主食はナン，バトゥーラ＋ライス (お替り自由)，ドーサ＋ライス (お替り自由)から選べるミールス \1,200をドーサで注文しました。

この日のカレーは
辛口：マトン・ローガンジョッシュ
中辛：サグチキン
甘口：アヴィアル (ヨーグルトベースの野菜カレー)
だったのですが、ベジ仕様も可能という事でしたのでベジでお願いしました。

ベジにすると、カレーはアヴィアルとジャガイモ，ナス等の入った野菜カレー (中辛？)になり、サイドディッシュのボンダ (豆粉と野菜のドーナツ)他はそのままでした。

カウンター席に座ると目の前にドーサを焼く鉄板が有りましたが、ドーサが焼かれるのを見るのは日本では初めてで、流石の手際良さに感心しました。

まずはそのパリっと焼かれたドーサに、甘口のココナツチャツネと中辛のサンバルを付けて食べ、続いてライスに手を付けました。
サンバルや２種のカレーも美味しかったのですが、この日はラッサム (ミントラッサムとのこと)がトマトとニンニクの風味が活きて非常に美味しく、普段はあまりお替りしないラッサムもお替りしました。
ライスは平日は日本米 (休日はインディカ米)なのですが、前回より固めに炊かれており、これなら大きな問題は有りません。

結局、ライスを２回，サンバルを３回，ラッサムを２回お替りして、南インドを充分に堪能しました。

これで \1,200なら大満足で何の問題も無い、と言いたい所だったのですが、帰宅してから随分と喉が乾いてしまいました。
甘口に仕上げられたカレーの方が塩分が強い、という経験は過去にも有ったのですが、そうなのかな？

前回はそんな事は無かったので今回は採点を変更しませんが、次回もこうだったら減点です。

この所、インド料理バイキングで「外れ」が続いていたのですが、懲りずに銀座の「Nataraj(ナタラジ)」へ行ってきました。

こちらは肉類を使用しないベジタリアン料理専門店で、ベジタリアンのインド人が来日した際に一緒に何度か入った事が有り、ランチバイキングは二年ほど前に一度訪問しています。

http://ameblo.jp/meddle0804/entry-10288690917.html

お店の場所は、銀座通りに面しており松坂屋の向かいという一等地です。

ランチバイキングは平日のみで、\1,100は場所を考えればリーズナブルです。

当日のカレーは４種で
ベジタブル：なす，インゲン，グリーンピース，ニンジン等
パンブキン：かぼちゃ
ロビア：ロビア豆
ダール：キマメ

パンプキンは甘口、他もあまり辛くなく、ブッフェ台に置いて有るチリパウダー，ペッパーで調整します。

その他にナン(天然酵母使用)，ライス(日本米玄米(？)のサフランライス)，サラダ，デザート(キール)，ドリンク(コーヒーとミントティー)が並んでいます。

カレーは上述の通りあまり辛くありませんが、その分素材が活きており美味しかったです。

油脂分が控え目でサラっとしておりナンよりライスに合いましたが、パリっと焼かれたナンも美味しかったので両方楽しみました。

デザートのキール(ライスを甘いミルクで煮た物)は甘くコッテリで、もう少しサッパリした物が欲しかったです。
ドリンクでは、ミントティーが口中をスッキリさせてくれてカレーに合いました。

お店も明るく綺麗で、店員さんの接客も良く、料理が品切れになる事も有りませんでした。

平日の13時過ぎと言う時間帯も有ったとは思いますが、お客さんの大半が女性というのも驚きです。
インド料理というより、野菜が沢山食べられるヘルシーな料理と捕えられているのかもしれません。

ずっと満席に近い状態が続いていたのですが、それも納得出来る店で、私も満足出来るランチとなりました。

人形町のネパール料理店「KailashVilla(カイラスヴィラ)」へ再訪しました。

ネパールを前面に押し出しているお店の一つなのですが、インド料理の代表であるナンを置かないと集客が厳しいのか、ランチではダルバート(ネパールの定食でライスのみ)以外はナンかライスの選択になっており、ナン，ライスはお代わり自由です。
他のセットをライスで食べる手も有るのですが、お店のお奨めですしダルバートをベジで注文しました。

まずサラダとスープが出てきましたが、正直特筆すべき点は有りません。

暫らくしてダルバート登場。

ライス，パパッドから時計回りに
＊野菜カレー：ブロッコリー，ポテト，トマト等
＊ダール：豆カレー
＊アルコアチャール：ポテトのカレー和え(？)　あまり、辛くありません
＊タルカリ：青菜の和え物。全く辛く有りません。

ライスが外米ブレンドなのは嬉しいのですが、あと少し固く炊いてくれると尚嬉しいです。
そのライスに二種のカレーを掛け、アチャールとタルカリも混ぜながら食べましたが、二種のカレーは辛さも油脂分も控え目でアッサリと食べられ非常に美味しかったです。
ライスをお代わりして同じ様にして食べたのですが、ライス二杯に対してはカレーが少し足らなかったのは残念です。
辛さ控え目で、最初多目にカレーを掛けてしまった影響も有りそうですが。

ともあれ、豆や野菜も沢山摂れて満腹した満足出来る食事でしたので、少し高めの\1,050も気になりませんでした。
お店も綺麗で、接客も程よい感じで好感が持てますし、看板に書かれていた「お客さまは神さまです」の通りだった気がします。

また機会が有れば行きたいですし、お勧め出来るお店です。

北浦和のインド料理店「サティヤム」に再訪して、ランチを食べてきました。
再訪と言っても、前回訪問したのが実に13年前でした。

今回も第一希望では無く、最初に向かったのは東浦和で未訪のバングラデシュ料理店「イスラムカフェ・ベンガル・ビリヤニハウス」
到着するとお店は開いていましたが、店員さんから「ランチは無い」と言われました。
訪問したのが休日だったせいなのか、或いは他の事情による物なのかは、店員さんの日本語が不十分で分かりませんでしたが、ともあれ食べられませんので第二候補を探し、車で10分も掛からないこちらにしました。
イスラムカフェの方は電話をしてから向かうか、第二候補を準備して再度向かいたいと思います。

こちらのお店は広い通りに面して分かりやすく、お店の横に他店舗と共用の広い駐車場も有りました。
外観は地味な感じで、内装は落ち着いた雰囲気で高級感を感じました。

ランチメニューは以前同様、北インド風と南インド風が有り、北インド風はサラダ，ナン，ライス，サイドディッシュ，ヨーグルト，日替わりカレー２種で \880。
一方南インド風はベジミールスのみで、サラダ，ポリヤル，アチャール，パパッド，チャパティ，ライス，カレー３種で \1,200。
サンバル，ラッサム，ライスが大盛可能ですが、以前の様なお替り自由では無くなった事も有って、コスパは北の方が良く、それも有ってか、ナンを食べている人の方が多かったです。
とは言え、こちらへ来たならミールスを食べたいので、大盛りで注文しました。

サラダはフレンチドレッシングで、まずまず。

日替わりはイエローダルで、マイルドですが、豆の旨味が感じられました。

サンバルは野菜の種類が多く、こちらもマイルドですが、豆の旨味も有って美味しかったです。

ラッサムは、最もスパイシーで、酸味やスパイスがきちんと感じられました。

ポリヤルはニンジンとインゲンがメインで、マイルドでした。

アチャールはオニオンで、最もスパイシーでアクセントになりました。

チャパティはモッチリ感も有り、食べやすかったです。

ライスは日本米で、固さは適度でした。
大盛ですが、それほど多いとは感じず、余裕で食べ切りました。
以前のレビューを見ると、この他にマサラワダが付いていて、それが絶品だったのですが、残念ながら付いていませんでした。

食べた物の味は良かったのですが、価格からすると、内容的にも量的にもやや物足りなさを感じたのも事実で、プラスは継続ですが一つ落としました。
首都圏にインド料理店が増殖している中、南インドの定食「ミールス」が食べられるお店も少しずつ現れてきてはいますが、今の所埼玉県内で食べられる恐らく唯一のお店が北浦和の「Satyam(サティアム)」で、今回(と言っても、昨年末ですが)が３度目の訪問になります。

ＪＲの駅からは遠く、あまり足の便は良くないのですが、ＣＰと味の良さで結構繁盛しています。

メニューはナン，タンドリーの付いた北インド風とベジミールスなのですが、お客さんの様子を見るとミールスを食べている人は２〜３割程度でちょっと残念です。
価格的に難しいのかもしれませんが、ノンベジミールスが有ればミールスを注文する人が増えるのでは無いかと思います。

それはともかく注文したミールスは、チャパティ，ライスと共に、サンバル，ラッサムと日替わりでダール(豆カレー)とポテトのポリアル，チャツネ付きマサラワダとサラダ，スイートヨーグルトがセットになり、ライス，サンバル，ラッサムがお代わり自由で\1,000です。

個人的には、このお店のマサラワダはトップクラスの美味しさだと思っており、非常に楽しみです。

サンバル，ラッサム共に他のお店に比べるとスパイシーで食が進みますが、この辺は個人の好みです。
今回もライス，サンバルを四回、ラッサムを一回お代わりして満腹し、夕食は殆ど不要でした。(笑)

注文点としては、ライスが普通にご飯な事と、ヨーグルトはスイートで無くプレーンにしてほしい事です。
プレーンなら最後にカードライスが楽しめるのですが、スイートだと最後にデザートとして食べるしかなくちょっと残念です。

日曜もランチをやっていますし、今年も何度か訪問すると思います。

年末年始でインド料理が食べられなかった分を、先週末から３日連続で食べて取り返した(笑)のですが、８日はプロレスを見た後に西川口の「グレートカルカッタ」，９日が前回紹介した舞台前の下北沢「ムーナ」で、10日は最も好きな店の一つである京橋の「DhabaIndia(ダバインディア)」へ行ってきました。

前日のムーナ同様南インド料理を銘打っているお店で、約１年振り７回目の訪問となります。

http://ameblo.jp/meddle0804/entry-10431994032.html

一度ドーサを食べた事が有りますが他はいつもミールスで、一回ノンベジを食べた以外はベジで注文しており、今回もベジミールス(\1,600)を頼みました。

内容は
カレーはサンバル，ラッサムと日替わり野菜カレー(豆とホウレン草)
サイドディッシュに野菜のポリアル
ライス(外米)，プーリ，パパッドの他にチャツネが二種とピックル(辛い漬物)とプレーンヨーグルトがセットに
なっており、ライス，サンバル，ラッサムはお代わり自由です。

ノンベジだと海老カレーとチキンカレーになる分が、ベジだと野菜カレー，ヨーグルト，ピックルになりチャツネが二種類となって、ずっと本場風になります。

最初にプーリーにカレーやチャツネを付けて食べましたが、ベジ専用のチャツネが初めて食べる味で豆っぽいのですが正体が分からず、店員さんに訊いたら「ピーナツのチャツネ」とのこと。
コッテリして、なかなか美味しかったです。

あとはライスにサンバルを中心にカレーをどんどん掛けて、足りなくなったらサンバルを追加注文。
お代わりライスが最初の倍くらい有ったのですがサンバル６〜７杯でそれを全部食べ、更に半量くらい追加して最後はヨーグルトを掛けてピックルやチャツネを混ぜた「カードライス」で終了。

満腹しましたが、油脂分が少ないのでもたれる様な感じにはなりません。

少し残念だったのが、ポリアルが店員さんは「野菜のスパイス炒め」と言っていたのですが、実際には殆どサラダの様だった事です。
中身もミックスベジタプルがそのまま使われている様で寂しく、値段には釣り合わないと感じました。
生に近くしているのは日本人の「サラダ信仰」に合わせたのかもしれませんが、他が本格的なだけに異質にも感じました。

何度も通って慣れてきた事と、他の店にも多く通い舌が贅沢になっている事も有るかもしれませんが、初期に比べると満足度が低い感じを受けてしまいました。

それでも「ミールス」を初めて食べる人に紹介するなら、ベストの店である事に変わりは無いですが。

＊ '11年10月

春日部の「ＭＡＡ」に再訪しました。
恐らく６回目になるかと思いますが、激戦区春日部の中でも気に入っている一軒です。

気に入っている理由は、単品ですがサラダ付きで \580，ドリンクを付けても \680と廉価な事。
そして、その価格でライスに外米ブレンドを使っている事です。

これまではマトンカレーを頼む事が多かったのですが、今回はダール (豆)のサラダ付きセットを辛口でライスと共に注文。
安過ぎて申し訳無い気持ちも有り、一緒にチャイも頼みました。

まず気付いたのはライスの外米比率が上がっていた事で、以前は半々程度だったのが見た感じでは８：２で外米が多く、食べた感じも外米100％の様でした。
カレーもダールだとコッテリ度は低く、予想通りライスに合い、カレー，ライス共に量が多いので量的にも割安感が有ります。
ただ、それだけの量で単品だと終盤食べ飽きるのが唯一の難点で、２種以上のセットも欲しい所なのですが、人件費を考えると難しいのかな。

以前から書いていますが、このお店を訪れる際はメニューには有りませんがライスを注文する事をお勧めします。
ナンも悪くありませんが、それだとごく普通の廉価インド料理店です。

＊ '11年3月
市内に10軒以上の店がひしめくインド料理激戦区の春日部ですが、残念なのはあまり大きな特徴を持った店が無い事です。

その中、今回訪問した一ノ割(春日部から一つ東京寄り)駅近くの「ＭＡＡ」は、幾つかの特徴を持っています。
まずは価格が、チキンカレー＋ナンならワンコインの\500と廉価で有る事。
もう一つはライスにインディカ米と日本米のブレンドライスを使っている事です。

インディカ米を使っていながら、カレー(チキン，マトン，豆，野菜から一種)＋サラダ＋ライス(orナン)で\580，それにタンドリーチキンとチャイ等のドリンクを付けても\780は、都内では考えられない非常に有難い価格です。

ただ、田舎だとそのインディカ米の美味しさ，珍しさが伝わらず、インド料理＝ナンとなってしまうのか、メニューにはナンしか載っておらず、折角のライスが裏メニュー的になっているのは残念です。
ナンも標準レベルの美味しさは有りますが、もしこのお店に行く時は是非ライスをトライして下さい。

で、今回はそのサラダセットをマトンの辛口(普通より二段上)で、チャイと一緒に頼みました。
ここで一つハプニングが有り、店員さんが注文を取り間違えたらしく、カレーと一緒に注文していないタンドリーチキンも出てきました。

それを話したら、チキンは一旦引込められましたが店長さんが「サービス」と言ってまた持ってきてくれましたので、有難く頂戴しました。

カレーですが、価格的に具材が少なめなのは仕方ないですが、ナンに合わせる感じなのか比較的クリーミーなタイプで、スパイスもきちんと使って作られている感じでした。
ライスともそこそこ合いましたし、ライス自体が美味しいので充分満足出来るランチになりました。

ディナーメニューの価格もリーズナブルですし、もっとライスを前面に押し出せばこのライスを食べに都内からでも食べに来る人がいるのではないかと思います。

羽生のインド料理店「サロジャス」でランチを食べてきました。

インド料理店巡りを始めた頃には良く通っていたお店ですが、ずっとご無沙汰しており、ほぼ10年振りの再訪でした。
駅からは離れており、大通りから少し入った場所ですので場所的には不利と思えますが、地元に定着している様です。

外観の怪しさや、駐車場の停め難さも以前のままでした。

中の感じも以前のままで、小さめのテーブルが並んでいますが移動出来ますので、グループでの食事も可能です。
祝日13時頃で、先客，後客が一組ずつ有りました。

ランチメニューは10年前とは代わっており、以前の様な週替わりでの３品セットは無くなっていました。
サラダ，ドリンク，お替り一回可能なナン，ライスが付いて単品 \800～ \900。
二品はタンドリー付 \1,100ですが、カレーは固定されています。
店員さんに変更可能か確認したのですが、不可と言われました。

となると単品から選ぶ事となり、マトンダルを辛口で注文しました。

サラダは甘めのドレッシングですが、特筆点は有りません。

カレーは、基本的な味わいとしては濃厚なダルカレーで、スパイス使いもダルに合わせた感じで、その中にマトンを入れた物と言えます。
美味しいのですが、ダルとマトンが融合しておらず、バラバラに感じました。
またマトンは、筋や脂の部分も入っており、やや食べ難かったです。
これなら、ダル単品の方が良かった気もします。

ナンは、サックリした食感で味も良かったです。

お替りにライスを貰いましたが、日本米のターメリックライスで固めに炊かれており、カレーと合いましたが、カレーはやや不足しました。

チャイは、紅茶もスパイスも感じられ、美味しかったです。

カレー自体は美味しかったのですが、選択を誤った感じでした。
ナンとチャイは美味しかったのですが、二品の自由選択も出来ませんし、標準点とします。
過去最も多く訪れているインド料理店である、羽生の「サロジャス」へまた行ってきました。

これで７回目かと思いますが、昨年12月以来なので今年に入ってからは初めてになります。
外観は相変わらず怪しげで中もちょっと暗く、この外観を変えるだけでももう少しお客さんが入るのでは無いかと思っています。

週代わりメニューなのですが、今回は一週目でマトン，バターチキン，カボチャの三種類。
その三種のカレーにナン，ライス食べ放題、サラダ，ドリンクの付いたスペシャルセット \950で「マハラジャの気分」を楽しみました。(笑)

カレーはそれぞれベースもスパイスも異なっており、バラエティも楽しめます。
「辛口」で頼んだのですが、バターチキン，カボチャはマイルドなので、あまり辛さは感じられませんでした。

以前オーナーさん(？)が南インド出身だと話していましたが、そのせいかバターチキンも含め油脂分は控え目の様で、ナンよりお代わりで貰ったライス(日本米のターメリックライス)の方が合いました。

味は良いだけにもっと集客してほしい店で、その為にもやはり外観は変えた方が良い気がします。

インド料理激戦区春日部の中で高評価している「Shajahan(シャージャハン)」に、久し振りに行ってきました。

お店の駐車場として使っていた場所が別なお店の駐車場に替わった為、昨年末から二度ほど近くまで行きながら車を停める事が出来ずに別な店に行っていたのですが、お店の前と横に２〜３台なら停められそうです。

そこまでして行きたかった理由の一つが、昨年出来た２号店でランチバイキングを食べたら全く期待外れの味だった為、本店の味を確認したかった事です。

http://ameblo.jp/meddle0804/entry-10519404381.html
http://ameblo.jp/meddle0804/entry-10335587097.html

約１年半振りの訪問でメニューは基本的には変わっていなかったのですが、ビリアニセットと、４種のカレー，ナンが食べ放題(お替り自由)のコース(\1,000)がランチに追加されていました。

いつも注文するカレー２種にティッカorサモサとサラダ，ドリンク，デザートが付いたレディースセット(\980)と食べ放題で悩んだのですが、この日(火曜日)はナン１枚お替りサービスなので、レディースセットにしました。
こういうＣＰの高いレディースセットを置いている店は多いのですが、男性でもＯＫのお店は珍しいかも。

カレーは、マトンと日替わりのチャナマサラ(ヒヨコ豆)を辛口で頼みました。

カレーの味は、少し油脂分が強めでしたがスパイスがきちんと使われていて良い風味で、二号店で感じた化学調味料かと思われる嫌な後味も無く、以前と変わらぬ高評価に値する物でした。

ナンはたまに焼き過ぎの事が有ったのですが、今回はお替りを含め二枚ともパリっと良い感じに仕上がっていました。
カレーの量もナン二枚に足りる量でしたし、テーブル５つ程度の店ですがずっと満席状態だったのも頷ける味で、一安心しました。

やはり二号店はバイキング仕様で、別物と考えた方が良さそうです。

＊'11年6月訪問

インド料理激戦区春日部の中で最も多く訪れている「Shajahan (シャージャハン)」に、またまた行ってきました。

今回訪問した目的は、前回訪れた際ランチにナン，ライスだけで無く、カレー，ドリンクも食べ放題 \1,000の「おかわりセット」が出来ていたので、それにトライする事でした。

朝食も少な目にして、完全空腹状態でお店へ到着。

おかわりセットで、まずは日替わりのチキン＆ダイコンとマトンの辛口，それにナンとアイスコーヒーを注文。
暫くすると、多目のサラダ，ミニデザートと共にセット登場。
(カメラを忘れて、画像は有りません)
マトンはコッテリ系ですが、日替わりはダイコンの水気でサラっとした感じになっていました。

それを食べ終えて、次に再度のマトンと野菜をライスと共に注文。
ライスは日本米ですが、幾分固めに炊かれており問題は有りません。
いずれのカレーもベースの味わいは似ていますが、スパイスの使い方は異なっている様ですので、具材の違いも有ってバラエティは有ります。

大分満腹になってきたのですが、欲張って更にハーフナンとマトンをもう一杯注文。
食後にチャイも貰って、完全に満腹となりました。

同じ食べ放題でも駅前店の様にバイキング仕様として作られた物では無く、通常のランチで出している物ですから味は上々で、それだけＣＰも高いです。
周りにもおかわりコースを頼んでいる人が女性も含め数人いましたが、それも分かるお得度でした。