3回
2018/02 訪問
ネパールのパンケーキも美味
先日訪問して高評価した太田の「セルチャン タカリキッチン」に、2月末ランチで再訪問してきました。
短期間で再訪問した理由は、メニューに有った初めて聞く「ゴウゲン」が気になって食べたくなったのと、オープン記念の2割引きが2月一杯で終了する為です。
お店に入って驚いたのは、結構広いお店がほぼ満席だった事。
入店したのが日曜の13時前でしたが、退店するまでそのままずっと満席状態が続いていました。
割引期間中最後の休日であった事が大きいとは思いますが、大した人気です。
先日気になった灰皿は今回も各テーブルに置かれていたのですが、その満席状態のお客さんで喫煙者は不在でした。
少なくともランチタイムに関しては灰皿を片付けた方がプラスになる気がしますが、そこはお店側の判断ですので。
グランドメニューのネパーリセットから、予定通り「タカリ・ゴウゲンセット」をマトンで注文しました。
周りのお客さんを見ると、ネパール人と思われる人がゴウゲンを食べており、日本人は全員ナン&カレーのセットでした。
そのゴウゲンですが、店員さんの説明だと「そば粉を使ったパン」との事でしたが、見た目も食べた感じもパンケーキの様でした。
ディロ (ネパールのそばがき)をフライパンで焼いた物と思えば良さそうですが、ややオイリーで、食感はもっちりしていました。
それ自体に味わいが有り、一番合ったのはゴルベダコ・チャチニ (トマトベースのスパイシーソース)で、カレーとの相性は今一つに感じました。
マトンカレーはセミドライだった前回とは異なり、スープカレー状で、具材も皮はしっかり付いていましたが、骨は有りませんでした。
スパイスはしっかり使われていますが、辛さは中辛レベルでした。
ダルはマイルドで食べ易く、ゴウゲンに付けるよりそのままスープとして飲みました。
アルシミブテコは、マイルドなカレー風味。
サグブテコはバター炒めで、前回よりマイルドでした。
ムラコアチャール (大根)の名前でしたが、ジャガイモやグリーンピースも入っており、軽い酸味と辛さでアクセントになりました。
総てを混ぜたライスの時とは違い、ゴウゲンにはゴルベダコとマトンカレーを付ける程度で、後はサイドディッシュとしてそのまま食べました。
マトンカレー以外はお替り自由ですので、ゴウゲンを2枚とダル,サグ,ゴルベダコをお替りして量的にも満足出来ました。
ランチサービスのドリンクはチャを貰いましたが、前回よりスパイスが効き美味しかったです。
\1,000で初体験の物が食べられて、味,CP共に満足出来る物でしたので、採点はそのままです。
2018/03/07 更新
2018/02 訪問
美味しくてCP抜群のネパーリセット
rumbaさんから、太田に本格的ネパール料理店が新規開店して2月中はオープニングセールで二割引きとの情報が有り、早速ランチ訪問してきました。
「セルチャン タカリキッチン」という名前で、その名の通りネパール人の中でも料理上手として知られる「タカリ族」のお店です。
場所は太田でも大泉寄りで、交通量が多く各種レストランも多く並んでいる通り沿いに有り、広い駐車場も完備されています。
前はラーメン屋だったらしく、お店の横には「お持ち帰り餃子」の看板が残っています。
もし間違えて注文するお客さんがいたら、モモをテイクアウトして貰えば良いのかなと思いながら入店。
中もそのまま使ってる様で広く綺麗なのですが、広過ぎるお店が苦戦するケースも多いので、逆に不安も感じました。
日曜13時前でずっと半分程度の客入りでしたが、外国人のお客さんもいました。
テーブルに灰皿が最初から有るのは個人的マイナスポイントですが、喫煙者が不在だったのは幸いでした。
ランチメニューとして紹介されているのはインド系で、サラダ,ドリンク,お替り自由のナン,ライスが付いて単品 \850。
ベジ3品 \1,050やノンベジ3品+タンドリー \1,250も有りますが、カレーは固定の様です。
何も知らなかったら恐らくベジセットを頼んでいたと思いますが、rumbaさんからネパーリセットを薦められており、こちらはグランドメニューの方に載っていました。
ダルバートはチキン \1,000,マトン \1,050で両方だと \1,500。
ゴウゲンという初めて聞く料理も有り、訊いてみると「そば粉を使ったパン」との事で、ディロを焼いた様な感じなのかな。
そのゴウゲンも気になったのですが、ダルバートがライスお替りOKである事を確認してマトンのダルバートを頼みました。
メニューには有りませんが、ランチタイムはドリンクも付くという事ですので、チャイを頼みました。
まず到着したのが何故かラッシーで、頼んでない事を伝えたら「サービスです」
恐らくオーダーミスだと思いますが、有難く頂戴しました。
あまり酸味は有りませんが、濃厚で適度な甘味が付いており美味しかったです。
本体が到着したら、女性店員さんが一つ一つ説明してくれましたが、ダルバートを頼む日本人があまりいないのかなとも思いました。
マトンはセミドライタイプで、ややオイリーですが骨も皮も付いて野趣味が有り、刺激が強い訳では有りませんがスパイスがしっかりと感じられました。
ダルはブラックダルですが、こちらもマイルドな中に色々なスパイスの香りと風味が感じられました。
アルシミブテコは、ポテト (アル)とインゲン (シミ)のスパイス炒めで、日本人の思うカレーの風味でした。
サグブテコはほうれん草の炒め物ですが、こちらはなかなかスパイシーな味わいでした。
ムラコアチャールとなっていますが、ダイコンとニンジンの和え物で酸味は控え目で食べ易かったです。
ゴルベダコはトマトベース (?)のソースで、スパイシーですがライスやカレーと混ぜると美味しく感じられました。
ライスはインディカ米ブレンドに見えましたが、やや柔らか目だったのが残念。
ライスに色々混ぜて味の変化も楽しみながら食べ、ライスのお替りを頼んだら、ダルやタルカリ,ゴルベダコもお替り出来ると言う大盤振る舞いのサービス。
喜んで、ライスと共にダル,サグ,ゴルベダコもお替り。
正直、非常に美味しかったのでもっと食べる事も出来たのですが、あまりのサービスの良さに申し訳無さを感じてしまい、再度のお替りは遠慮しました。
食後のチャイはスパイスは控え目でしたが、紅茶風味が有り美味しかったです。
評価は正規価格としての物ですが、¥1,050でも申し訳無く感じる位の味とCPで、過去の全店舗の中でも最上位の評価です。
灰皿が有った分を減点していますので、もし禁煙だったら満点の5☆を付けていたかもしれません。
都内からは遠いですが、足を伸ばしてでも食べる価値は有ると思える一軒です。
2018/02/20 更新
太田のネパール料理店「セルチャン・タカリキッチン」でランチを食べてきました。
開店直後の一昨年2月に二度訪問して以来ですが、その時には高評価しましたので、期待を持っての再訪でした。
太田市でも大泉に近い場所に有り、大通りに面して駐車場も完備されていますので、車なら便利です。
以前テーブルに有った灰皿が無くなっていたのは、プラス材料です。
ランチメニューは、インド風のナン&ライスがメインですが、グランドメニューのダルバートも注文可能です。
インド風は、サラダ,ドリンク,お替り自由のナン,ライスが付いて単品 \700~ \960。
2品はベジのみで \1,050、自由選択の3品はタンドリーも付いて \1,450で、中間的なメニューが欲しいです。
ダルバートは前回より値上がりして、チキン \1,200からチキン&マトン \1,800まで。
\1,250と前回より \200アップしましたが、ライスとダルがお替り出来る事を確認して、マトンのダルバートを辛口でお願いしました。
マトンは、サラっとしたスープに骨皮付きの肉が幾つも入っており、スパイスも感じられる美味しい物でした。
ただ、刺激は辛口と言えるレベルでは無く、抵抗無く食べられる物でした。
ダルはマトンよりもマイルドで、そのままスープとしても飲めました。
豆の旨みとスパイスが感じられ、こちらも美味しかったです。
アチャールは、どちらもマイルドでした。
サグ・ブテコはシンプルなバター炒めですが、炒め具合も塩加減も良かったです。
アルシミ・ブテコはスパイスが感じられますが、こちらもマイルドでした。
ライスは、ジャポニカとインディカのブレンドで、やや柔らか目でした。
ライスのお替りを訊かれたのでダルと共にお願いしたら、アチャール2種,ブテコ2種も追加してくれて、マトン以外は二食分完食しました。
マンゴーラッシーは、適度な濃度と甘さで美味しかったです。
味は相変わらず美味しく、サイドディッシュもお替り出来ましたので、お得感も感じます。
やや値上げしましたが、それでも高評価は変わりません。