1回
2025/06 訪問
特別なラグジュアリー空間で別格の蟹料理を堪能！
2025/06/28 更新
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札幌市中央区すすきのは、かにじぇんぬ 北のはなれ。
場所は、うなぎのかど屋とメルキュールホテルの間のビル。国道36号線を挟んで、かに将軍・かに家の向かいにあります。今回はどちらでもなく、かにじぇんぬです。
エレベーターを降りるとザ・ボウ・バーの奥にあるお店です。中に入ると完全個室に通されます。調理するスペースもありあまり見ない形態の個室です。しかも2部屋だけしかない特別なラグジュアリーな空間。
注文したのは、活けたらば蟹コース。
完全個室で専属の料理人がつき、北海道産のタラバ蟹を刺身からしゃぶしゃぶ、茹で、焼きなど余すことなくいただけるという、至れり尽くせりのコース。
期待しかないですね笑。
ラインナップは、
◉先付・殻付き雲丹
◉八寸
・青梅蜜煮
・牡丹海老 塩麹
・穴子笹寿司
・渡り蟹 生春巻き
・蝦夷鹿ロースト
◉タラバ蟹
・お刺身3種
・爪ボイル
・炭火焼き
・揚物
・しゃぶしゃぶ
・お口直し
・蒸し蟹
◉ゆめぴりか 香の物 赤出汁
・おかずあれこれ
◉甘味・赤肉メロン
いや、、結論から言うとマジで全部美味いです。
まずは大きくて活きのいい活タラバを目の前でさばいてくれるのですが、それだけでも魅了されますね。そして期待感しかないですね笑。
その捌いている間は、先付け、八寸といただきます。
というか、先付け・八寸から手が混んでいるというか特別感を感じます。殻付きのウニはホント新鮮そのもの。ジュレとぶどうも合っていて素晴らしい。
そして八寸も見た目にも豪華です。穴子笹寿司も手が混んでますし、渡り蟹の生春巻きは、つけるタレがスウィートチリソースとポン酢を混ぜたもので、バランスが良いです。そして生春巻き自体がかなり美味いです。蝦夷鹿ローストに添えられた揚げ物やたたみいわしを炙ったものなんかも酒が進むやつですね。
そしてメインのタラバです！
まず先陣を切って出てきたのは刺身3種。先ほど捌いてくれたカニを氷でしめ提供されます。一本の足をレア、ミディアムレア、ミディアムと違う形で提供されます。レアを食べ終わったら調理、ミディアムレアを頂いたらまた調理、という形で3段階で出てきます。氷の器も素晴らしく見た目にも楽しめます。そして言うまでもなくどれも甘くて美味しいですね。レアはプリプリの食感がたまらないですし、火を通すと甘みも増していきます。どれも美味く甲乙つけ難いですね笑。
爪ボイルは、身がしまっていて旨みもあって最高です。味も凝縮されている感じがします。ズワイの蟹味噌とポン酢で作られた蟹味噌ポン酢につけて頂くのですがそれもまた美味いんです。
炭火焼きは、ぷりぷりでジューシー。蟹味噌ポン酢でいただきます。これも美味いです。そして酒とも合うこと！ホント進んじゃいますねー。
そして、揚げ物はカニクリームコロッケ。もはやいい意味でカニコロッケ。カニを活かすためのクリームでカニメインのコロッケという感じ。これは贅沢。
しゃぶしゃぶも甘みが引き立つ感じで美味しい、、、
お口直しとしてもずく酢を頂き、カニの〆は蒸しがに。蒸したタラバガニをあらためて見せていただき、心臓とふんどし、胸の部分の身を塩とレモンでさっぱりと。余すことなくいただける最高のおもてなしに感動です。
炊いたばっかりのゆめぴりかに香の物と赤出汁。おかずは剥いたタラバの身、紹興酒で漬けたいくら、いかの三升漬け、鮭のほぐし身。そして山わさび。
なんならこれだけでも最高です。これはご飯進む、、、酒も進む、、、
ドリンクは、最初はビールからスタートし、白ワイン、かに酒、日本酒と、料理と合わせてお酒も堪能。普段ビール党の自分も今回は白ワインスタートでも良かったかなと思うくらい白ワインともマッチしてました。蟹の甲羅を漬け込んだかに酒も最高だし、日本酒もめっちゃ料理と合っていて満足です。しかも自分好みのお猪口をチョイスできるというサービスもなかなか気が利いていてホスピタリティも最高です。
最後のデザートは夕張メロン。最後まで美味しかった。
お腹いっぱいになりもちろん大満足なのですが、美味しくてもう一周出来そうでしたねー笑。
カニだけでこれだけバリエーションが多いのは凄いですし、お酒の種類も豊富でペアリングも楽しめ幸せなひとときを過ごせますね。
蟹料理というと、自分で身を剥き無言になってしまうイメージですが、こちらのお店では全部調理してくれ美味しいところだけを美味しい酒と一緒に食べれるという幸せ空間。料金設定は決して安くはないのでしょうが、それに見合った十分なコースなのではないでしょうか。
しかもかなり特別感を感じることの出来る素敵な時間でしたね。接客も良かったですし、満足でした。また伺いたいですね。
ごちそうさまでした！