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美食コンシェルジュ道明寺さくら
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sakura007 (女性・東京都) 認証済
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1回
夜の点数:4.9
2018/03 訪問
心も体も浄化する!?大手町の日本旅館で味わう"Nipponキュイジーヌ"『星のや東京』
宿泊者以外一日一組限定のお席がありましたが2月の予約をもって終了してしまったようです。ギリギリセーフで訪問させていただきました。詳し くは見やすいブログをご覧ください⇒https://ameblo.jp/sakura-beautiful/entry-12366576468.html*******************************東京の大手町。東京の汚れた空気や煩悩を排除するかのような空間。地下にある浄化した空間では、五感を刺激するまさに美食の世界が広がっていました。エントランスを入ると、ここには提灯を思わせるようなライト。一気に闇と光の世界にいざないます。外気と星のやの空間を遮断し、一気に星のやの世界観に浸れる。こんな気持ちの切り替えができるところが、星のやの素晴らしき理由のひとつだと思っています。まだ3月。今年は桜の開花が早く、多くの人々が花見を楽しんでいる時でした。これはお釈迦様の誕生日を祝う花まつりの演出でしょうか?「天上天下唯我独尊」。心にひとひらの花びらが舞い落ち心の中にすーーーっと溶け込んでいくようなまさに安らぎの空間へいざなわれました。地下に到着すると、ここには大胆に切り出した御影石。そうそう。星のやの空間はすべてこの和の伝統の中に守破離のある大胆な発想や演出が気持ちいい。そんなことを思い出しながらダイニングへ向かったのでした。ダイニングはすべて個室。部屋には、金沢の陶芸家「中村卓夫」氏の作品が置かれています。大胆なデザインもさることながら、焼き締めの入り方や華やかな九谷焼の絵付けが美しく施されています。まさに陰と陽、闇と光の世界に置かれたのが分かります。今回、頑張って予約をしてくれた友人にただただ感謝。本当に素敵な時間を過ごさせていただきました。青森ヒバのプレートに地層のイメージで盛り付けられのは竹炭のチュイル。ピパーツや魚の骨のパウダーで軽い刺激が食欲をかきたてます。もう一つのフリットは、ほたてと蕗の薹を揚げたもの。立体的な盛り付けに自然を感じる設えと、陰陽を感じる盛り付け。フリットは熱々で。春の芽吹きを感じます。旨 蛤目の前でハマグリの出汁を注いでくれました。大葉のオイルが表面に浮かび、沼や池を感じる光景。中にはハマグリをメインに、風味のある海苔が添えられていました。ハマグリの入った濃厚なスープは、口に含むと磯の香りが広がりました。石 5つの意思丸い石の上に並べられた小さな前菜は、5味を表現しています。一つ一つが宝石のように丁寧に作られていて、食べるのをためってしまうほど。季 真鯛とトマト脱水した真鯛を巻いたのは、なごり雪のイメージで塩振りした透明感が美しい大根。名残雪と下萌えという冬から春への季節の移り変わりが感じられます。温 筍鉄鍋の中には春の味覚の王様ともいえる筍が鎮座していました。笹の葉をとると、中には皮がついたまま蒸された筍が入っていました。イノシシのラルドの塩漬けや生の黒胡椒の塩漬けが添えられていましたしたがほっくり自然の甘味のある筍本来の味わいを愉しむために作られたとも言える美味しさです。肝 サザエサザエの肝のフランが登場しました。サザエの他には、食感などが近いマッシュルーム、鮑だけなどがしっかり味付けされて入っていました。肝を使っていますがとても上品。軽い泡で作られていましたが、マッシュルームの香りが口に広がりこれがサザエの肝とまじりあい、至福の時間よ止まれと思った美味しさでした。汕 イイダコイイダコは、タコのコンソメで、山ウドは皮を剥いたコンソメで炊いています。うるいね加わり春の苦みも。チョリソーオイルが加わり、ピリ辛なメリハリも美味しかったです。真 サメガレイ『星のや東京』ではメインがお魚。今回はサメがレイでした。金柑のスープで作ったソースがかわいいですね。添えられているのは金針菜、プティベール、マコモダケだったかな。下にはキャベツと昆布と旨味をしっかり堪能できるお皿に仕上がっていました。ウワミズザクラのベアルネーズも添えられ完成。しっかり脂ののった食べ応えのある肉質にしっかりしたソースと金柑の深みのある爽やかさというか華やかさが抜群の相性でした。改 日向夏と煎茶アヴァンデセールは、お茶とジャムフレッシュな日向夏ソルベと煎茶と蜂蜜のフォーム。豊 青梅まるでアートのようなデセールは梅酒のシロップを含ませた青梅のサバランでした。中央の枝に見立てたチュイルのようなものに、白いお花がはっとした美しさです。最後は枝に実をつけた樹木の中に盛り付けられたような小菓子です。ごぼうのクリームのプティシュー、いちごに黒酢とパートドフリュイよもぎのマドレーヌです。抹茶を合わせていただきました。最後まで事欠かない演出で本当に楽しい時間が過ごせますね。ブログを書いていてまた行きたいな~と思い出しながらため息です。またいつかこんな夢の世界に伺えたら。そんな思いで大手町を後にしました。
記事URL:https://ameblo.jp/sakura-beautiful/entry-12366576468.html
2018/04/15 更新
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食べ放題
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ペット可
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テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
宿泊者以外一日一組限定のお席がありましたが2月の予約をもって終了してしまったようです。
ギリギリセーフで訪問させていただきました。
詳し くは見やすいブログをご覧ください
⇒https://ameblo.jp/sakura-beautiful/entry-12366576468.html
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東京の大手町。東京の汚れた空気や煩悩を排除するかのような空間。
地下にある浄化した空間では、五感を刺激するまさに美食の世界が広がっていました。
エントランスを入ると、ここには提灯を思わせるようなライト。
一気に闇と光の世界にいざないます。
外気と星のやの空間を遮断し、一気に星のやの世界観に浸れる。
こんな気持ちの切り替えができるところが、
星のやの素晴らしき理由のひとつだと思っています。
まだ3月。今年は桜の開花が早く、多くの人々が花見を楽しんでいる時でした。
これはお釈迦様の誕生日を祝う花まつりの演出でしょうか?
「天上天下唯我独尊」。心にひとひらの花びらが舞い落ち
心の中にすーーーっと溶け込んでいくようなまさに安らぎの空間へいざなわれました。
地下に到着すると、ここには大胆に切り出した御影石。
そうそう。星のやの空間はすべてこの和の伝統の中に守破離のある
大胆な発想や演出が気持ちいい。
そんなことを思い出しながらダイニングへ向かったのでした。
ダイニングはすべて個室。
部屋には、金沢の陶芸家「中村卓夫」氏の作品が置かれています。
大胆なデザインもさることながら、焼き締めの入り方や
華やかな九谷焼の絵付けが美しく施されています。
まさに陰と陽、闇と光の世界に置かれたのが分かります。
今回、頑張って予約をしてくれた友人にただただ感謝。
本当に素敵な時間を過ごさせていただきました。
青森ヒバのプレートに地層のイメージで盛り付けられのは
竹炭のチュイル。ピパーツや魚の骨のパウダーで軽い刺激が食欲をかきたてます。
もう一つのフリットは、ほたてと蕗の薹を揚げたもの。
立体的な盛り付けに自然を感じる設えと、陰陽を感じる盛り付け。
フリットは熱々で。春の芽吹きを感じます。
旨 蛤
目の前でハマグリの出汁を注いでくれました。
大葉のオイルが表面に浮かび、沼や池を感じる光景。
中にはハマグリをメインに、風味のある海苔が添えられていました。
ハマグリの入った濃厚なスープは、口に含むと磯の香りが広がりました。
石 5つの意思
丸い石の上に並べられた小さな前菜は、5味を表現しています。
一つ一つが宝石のように丁寧に作られていて、食べるのをためってしまうほど。
季 真鯛とトマト
脱水した真鯛を巻いたのは、なごり雪のイメージで塩振りした透明感が美しい大根。
名残雪と下萌えという冬から春への季節の移り変わりが感じられます。
温 筍
鉄鍋の中には春の味覚の王様ともいえる筍が鎮座していました。
笹の葉をとると、中には皮がついたまま蒸された筍が入っていました。
イノシシのラルドの塩漬けや生の黒胡椒の塩漬けが添えられていましたしたが
ほっくり自然の甘味のある筍本来の味わいを愉しむために作られたとも言える美味しさです。
肝 サザエ
サザエの肝のフランが登場しました。
サザエの他には、食感などが近いマッシュルーム、鮑だけなどが
しっかり味付けされて入っていました。肝を使っていますがとても上品。
軽い泡で作られていましたが、マッシュルームの香りが口に広がり
これがサザエの肝とまじりあい、至福の時間よ止まれと思った美味しさでした。
汕 イイダコ
イイダコは、タコのコンソメで、
山ウドは皮を剥いたコンソメで炊いています。
うるいね加わり春の苦みも。
チョリソーオイルが加わり、ピリ辛なメリハリも美味しかったです。
真 サメガレイ
『星のや東京』ではメインがお魚。
今回はサメがレイでした。
金柑のスープで作ったソースがかわいいですね。
添えられているのは金針菜、プティベール、マコモダケだったかな。
下にはキャベツと昆布と旨味をしっかり堪能できるお皿に仕上がっていました。
ウワミズザクラのベアルネーズも添えられ完成。
しっかり脂ののった食べ応えのある肉質に
しっかりしたソースと金柑の深みのある爽やかさというか華やかさが抜群の相性でした。
改 日向夏と煎茶
アヴァンデセールは、お茶とジャムフレッシュな日向夏ソルベと
煎茶と蜂蜜のフォーム。
豊 青梅
まるでアートのようなデセールは梅酒のシロップを含ませた青梅のサバランでした。
中央の枝に見立てたチュイルのようなものに、白いお花がはっとした美しさです。
最後は枝に実をつけた樹木の中に盛り付けられたような小菓子です。
ごぼうのクリームのプティシュー、いちごに黒酢とパートドフリュイ
よもぎのマドレーヌです。
抹茶を合わせていただきました。
最後まで事欠かない演出で本当に楽しい時間が過ごせますね。
ブログを書いていてまた行きたいな~と思い出しながらため息です。
またいつかこんな夢の世界に伺えたら。
そんな思いで大手町を後にしました。