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3位
14回
2018/08訪問 2018/08/21
担々麺が抜群に美味しい&相変わらず夜呑みが楽しいかつぎやです。
昨年から街区の再開発で移転先は果たしてどうなる?ひょっとして業態も変えちゃう?みたいな先の見えない状況が続いていましたが、ようやく諸々決着がつきました。
移転先は現在の店舗から歩いて1分弱、これまでより前面道路が狭い路地の先になりました。
これまでよりさらに目立たない場所です(笑)が、並びに飲食店があってポツン感はありません。
ただ、移転先での開店は早くて10月上旬とのこと、1ヶ月以上はかつぎやの担々麺と餃子がいただけません。それと絶品のハイボールも。
ということで、ちょっと秋の気配が感じられるようになった8月下旬の夜、上記の移転先情報を求めに貼り紙でもしてあるんじゃないかとお店の前に行きました。
あれ?電気ついてる。
あ、移転の準備でもしているのかな、と中を覗くと営業してました(笑)。
ただ営業中といっても担々麺と焼餃子、麻婆豆腐など限られたメニューだけです。
お酒も基本的には出さないとのことですが、ハイボールは酒じゃないよねと言ったらニヤッと笑って出してくれました。ああ良かった(笑)。
あれだけあったメニューも写真の通り3本の短冊だけ。寂しいけど仕方ないです。
ではハイボールをいただきながら餃子など(笑)をお願いします。
いつものように注文を受けてから包み始める美味しい餃子です。
ある程度作り置きもしているそうですが、あっという間になくなってしまうので結局作るんですけど。
いよいよあと数日、ラストスパートですね。
店舗移転は大変ですし、新店舗ではオペレーションも変わってしまうでしょうからしばらくは気苦労が増えることと思います。
しっかり休養もとって&英気を養っていただいて、また美味しいものを食べさせてください!
新店舗の開店が今から楽しみです。
新しいお店はちょっと広くなって、カウンターの他に4人掛けのテーブルが2〜3入るそうですよ。
かつぎやの担々麺が食べられない約1ヶ月半は、希須林か頤和園でいただきますから大丈夫です!
あ、心配してないか(笑)。
ご馳走様でした!!
※移転先がようやく決まり、お盆休みをはさんで25日までは昼のみ営業するとのことです。
移転先での営業再開は未定ですが、早くて9月中旬だそうです。
少しお店が広くなってテーブル席もできるそうですから今後のかつぎやにさらに期待です!
〜〜以下は7月中旬訪問時のレビューです〜〜
街区の再開発で立ち退きが決まっているかつぎやさん。
常連の最大の関心は言うまでもなく「移転先決まった?」です。
回答は「まだ・・・」とのこと。だ、大丈夫なの?
物件はいろいろと見に行っているそうなんですが、普通は「現状の営業が継続可能な店舗」とか「現店舗よりも広い&新しい&便利な場所にある店舗」とかを探すものなんでしょうけど、かつぎやさんは候補になったところを見に行って「ここでどんな営業ができるか&どんなものを出したら良いか」をイメージするのだそうです。
そんな悠長なこと言っている場合じゃないでしょ(笑)。
タイトルの通り、8月10日まではいつもの昼&夜の営業を行ない、11〜13日は食材の状況を考慮しつつ昼のみの営業になりそうだとのこと。8月13日で閉店です。
いよいよ残り1ヶ月、カウントダウンが始まりました。
さて、スペシャリテは引き続き空豆です。
そのまま茹でて、そして海老と一緒に塩炒めにして出してくれますが、もうあと数える程しか食べられないので、今日は定番メニューを中心に注文することに。
とはいえやっぱり空豆は食べたいので(笑)塩茹でをお願いして、お摘み排骨と揚げ餃子の揚物コンビとよだれ鶏をいただきます。
ここの排骨はしっかり揚がっているのにふわっと柔らかく、口当たりが良くて大変美味しいです。
下味のつけ方も上手ですね。
揚げ餃子は人気の焼餃子の陰に隠れていますが密かな名物メニューで、丸みをつけた大ぶりの餃子がカラッと揚がっていて、辛子酢醤油でいただきます。
食感が良くて、焼餃子より挽肉の旨みが強く感じられます。うん、美味しい。
ハイボールがぐいぐい進んでしまいます。
ここのハイボールは極私的ナンバーワンです。井川遥のハイボールより美味しい(はず)です。
で、結局どこに移転するんだ、移転先でどんな料理出すんだなどと話が堂々巡り(笑)。
お酒は出さないとか、場所によっては深夜営業もできるとか、反対に昼だけの営業でも成り立つところに出店したいとか、話題は錯綜します。
早く決めてもらわないと、常連は流浪の民になってしまいます。歌曲を聴いてロマ族に想いを馳せている場合ではありません。
てな勝手な文句を言いつつ、レバニラ炒めと豚しゃぶもやしポン酢を注文します。
レバニラ久しぶりです。安定の美味しさです。オイスターソースをちょっと入れて旨みがどっさりな感じですが、ニラのシャキシャキした食感が堪りません。
中華料理の基本は炒=chaoです。
一転して豚しゃぶもやしポン酢はあっさりさっぱりです。
夏にぴったりの豚肉メニューですね。やはり鉄板だけあります。
こうなると鉄板中の鉄板、麻婆豆腐も5辛でいってみました。
それと錦爽鶏の唐揚げを。
こちらの麻婆豆腐は辛いものが苦手な自分でも何とか食べられる程度で、いわゆる激辛ではありません。
その代わり強烈な花椒(ホワジャオ)の痺れが口を刺激する一品です。
花椒は追加で振りかけることもできますから、刺激を求めたい方は是非。
大抵の方はご飯を欲しがりますが、私はハイボールにピッタリだと思います。
錦爽鶏の唐揚げには唐揚げが見えなくなるくらいの葱ソースがドサッと乗っていますので、これで麻婆豆腐の刺激を和らげます。
錦爽鶏は三河地方で生産される銘柄鶏(地鶏ではないけど飼育に気を使って大きく育てた食用鶏)ですが、最近では千葉や茨城など関東近郊でも生産されているようです。
この肉が噛み応えがあって味がしっかりしていてまた美味しいんですよ。
焼鳥にしてもかなり美味しいんじゃなかろうかと思います。
鉄板メニュー再発見の旅、最後はニラ玉で。
さっきレバニラ食べたばかりですが、久しぶりにいただいたらとても美味しかったので、ニラでもう一品食べることにしました。
塩加減が上手で玉子の甘みとニラの旨みがしっかり引き出されています。
ごま油の香りも食欲を刺激します。
ガツガツ食べてハイボール飲んで、お腹いっぱいになりました。
こういう居酒屋使いができるのがこの店の大変良いところです。
カウンター越しにお店の方と話をするのも楽しいですし。
しかも中華なのに油が軽めでお腹がもたれるようなこともありません。
あ、担々麺は次回に持ち越しだけど(笑)。
この期に及んでもまだどこに移転するかわかりませんが(笑)、移転後は担々麺だけでやっていく構想もあるとかで、居酒屋使いができなくなる可能性もありますので、美味しい中華料理をいただきつつぐいぐい飲みたい方は今のうちです。
何を食べても美味しいカウンター中華の店ってなかなか得がたいです。
どこに移転しても、美味しい担々麺と季節の酒肴を楽しめる店であって欲しいなぁ。
いずれにせよ、移転先が決まれば追いかけてついていくんですけどね(笑)。
ということで一刻も早く移転先を決めてください&なかなか行かれないような遠くには移転しないでください。以上。
今日もご馳走様でした!!!
ひとり揚物強化月間開催中です(笑)。
で、中華で豚肉を揚げたものといえば排骨ですよね。
ということで中華の揚げ豚肉である排骨が美味しい店に足が向きます。
中国で排骨というと豚肉に限らず骨付あばら肉のことだそうですが、日本では食べやすく骨を外していることが圧倒的に多いように思います。
かつぎやさんのお摘み排骨も排骨担々麺の排骨も骨はありません。
軽く叩いてあって柔らかく、下味もしっかり付いているのでお酒のおつまみにも担々麺のお供にもぴったりの一品です。
しかもマヨネーズ付き・・・(笑)。ハイカロリーなお摘みです。
で、先ずはそのお摘み排骨をお願いしてハイボールでお疲れ様です。
この店には他にも腸詰とかよだれ鶏とか餃子とか、中華居酒屋としても極めて美味しいレベルのつまみがいろいろあるので、それらを手当たり次第注文します。
と言ってもカウンターだけ&全10席くらいの小さな店で、厨房も中華の達人お二人だけですから、注文してもお店のペースで少しずつ出てきますから、お腹の具合に合わせて食べられるのがまた良いです。
5月のスペシャリテは空豆とのことで、空豆と海老の塩炒めをお願いしたら、「じゃあこれちょっと食べてみてください」と出されたのが、空豆の香辣醤和えでした(写真参照)。
名前の通り、山椒の香りと適度な辛味が茹でたての空豆に大変良く合いました。
メニューに入っていないのが不思議なくらいの美味しいサプライズでした。
ハイボールは既に何杯目なんだろう(笑)。
5辛の麻婆豆腐もいただいて、締めに錦爽どりのパリパリ揚げをいただきます。
今月は揚物強化月間なので、豚肉も鶏肉も揚げてもらって食べてます(笑)。
錦爽どりというのは千葉とか愛知県内で飼育されている銘柄鶏とか。
こちらの錦爽どりは千葉県産だそうです。
身も味もしっかりしていて、何より皮がパリパリで食べ応え抜群でした。
これを食べたら他の鶏の唐揚げは食べられません(食べちゃうけど)というくらいの美味しさ&満足感です。
結局ハイボールを10杯以上飲んでしまいました。
明らかに飲み過ぎですが、美味しいおつまみがこれだけ並ぶとつい食べちゃいますし、気がつくと飲んじゃってます。
罪な店ですね(笑)。
明日は休肝日にします(たぶん)。
ご馳走様でした!!!
あ、お店のある街区が再開発とのことで以前から立ち退くことになっていたのですが、その期限がいよいよ今夏に迫ってきています。
現時点で移転先は決まっていないようですが(物件探しているそうです)、この寛ぎの空間で美味しい排骨や餃子や担々麺が味わえるのもあと僅かな期間となりました。
BMされている方は遅くとも7月中に是非!!
毎度おなじみ(笑)かつぎやさんです。
カウンターのみ僅か10席足らずで営業を続けていくのはかなり大変なことだと思います。
ランチタイムになると表までずらりと人が並びますし、予約を受けないので席の確保もできませんからなかなか客に対する配慮も難しいのではないかと思います。
まあ平日早めに行けば大抵席も空いているのでそれほど心配することもないんですが(笑)、それでも担々麺を食べてさっとお帰りになるお客様と、頻繁に来てはちんたら飲みながらいろいろ注文する客(私のことです)では滞在時間が異なるので、席の取り方などは大変だと思います。
以前、こちらのレビューを拝読していた時に、空いているのに座る席を指定されてちょっと違和感があった旨の書き込みがあったのですが、それは大抵顔を出す常連さんとその人数を考慮して、この人がいるということはあと2人は隣に来るから空けとこう、みたいな配慮だと思われます。
後からきて食事をしている人の席を変えるのは失礼だし大変なので、そういったことを考えてのことだと拝察します。
というのも、今回私が伺った時も「こちらにお願いします」と指定されたので、なんで?と聞くと、奥のお客さんの連れが後2人来る可能性があるからとのことでした(いや、今日はきっと来ないよとそのお客さんは言ったのですがその15分後に2人とも来ました 笑)。
少ない席数で多くのお客さんに楽しんでもらうには、パズルのように人数の組み合わせをしないといけないんですね。大変だ。
まあ、客側がその配慮を意識する必要はないと思いますが、そういった心配りができるので、一見さんもよだれ鶏を摘みにちんたらしている呑助(指摘するまでもなく私のことです)も、きっと分け隔てなく気持ちよく過ごせるんですよね。ありがとうございます。
一時は常連客だけで常に満員になることが多く、一見さんが入れないこともよくあったそうですが、席の配置をちょっと工夫することで、担々麺を食べてお帰りになりたいお客様も入れるようになりました。めでたしめでたし。
で、今日は年末から好評なので引き続き登場している蓮根と1月からの牡蠣を中心に組み立てます。
このところ野菜、特に葉物野菜の高騰が続いていますが、根菜は比較的価格が落ち着いているので、それも続けている理由なんだそうです。
reviewerの高くて旨いは当たり前さんのお名前ではありませんが、安くて美味しいを目指すお店の心意気を感じます。
特にこの蓮根の山椒焼きは大変美味なので、まだあるようでしたら是非召し上がっていただきたい一品です。
ビールにもハイボールにもレモンサワーにも焼酎のお湯割りにも合うしっかりした味付けで、サクッとした歯触りが楽しめる酒肴です。とても気に入ってます。
そして牡蠣とレモンの塩炒め!
これもよく考えて作ってありますね。
一度薄衣を纏わせて軽く火を通した生牡蠣とレモンを長ネギと木耳と合わせて炒めたものですが、さっぱりとした口当たりと牡蠣の旨味が楽しめて、季節感もあり、冬って美味しいものだらけだよなぁと勝手に機嫌が良くなる一品でした。
ハイボールが進む進む(笑)。
私が極私的に良い&繁盛している飲食店の条件に掲げているのですが
1. 何より提供している料理が美味しい
2. 素材・鮮度が良くて同じような食材で料理を提供する店よりもクオリティが高い
3. 居心地が良い&寛いで楽しく食事ができる
4. ホスピタリティが高い&名物店主の個性で客の満足度が高い
5. 満足度を考慮した料金設定が妥当&割安に感じられる
6. また行きたいと思った時に比較的容易に行くことができる
という基本6項目を完全に満たしてます。ありがとうございます。
これに
7. 常連客かどうかで露骨に差を設けない&設けていてもそれを感じさせない
8. いつも提供される料理のクオリティが変わらない、もしくは良くなっている
9. 食材知識が豊富で新しい食材・産地のものも積極的に試してメニューの開発に熱心
10. 料理に季節感がある&季節に応じた旬の食材を使っている
という追加条件にも高いレベルで合致していて、これだけ揃うと勝手に私ミシュランを進呈したくなります(要らないか)。
神田&神保町界隈にはこういうお店が多いのも嬉しいです。
あとは禁煙にしてくれたら毎日来るんだけどなぁ(笑)。
まあそれは移転してからのご対応にお任せします。
今日も大満足でした!ご馳走様でした!!!
お正月はワイフの作ってくれたお煮しめ、お雑煮、松前漬け、数の子、膾などの御節料理に舌鼓を打ちました。
正統派&体調を考えた出汁強め、塩薄めの美味しい御節料理で正月気分満喫です。
でも、そこは人間の悲しいサガ(笑)、3が日を過ぎるとどうしても飽きてきて食が進まなくなりますよね。お酒も漫然と飲んでいるだけでは美味しさも半減しますし。
特に最近、お餅が全然減らないなぁ。皆さんどうやってお餅を消費してますか?
子供の頃は切ったそばから七輪に乗せて焼いてどんどん食べたものですが(毎年祖父が焼餅用に七輪で火を起こしていました)、今ではお雑煮で2つくらいいただくのが関の山です。
磯辺焼きも大変美味しいですが、両方いただくともうしばらく何も入らないので、正月の来客時&訪問時に困ります。
ということで、只管お腹が減ることを期待して3が日が明けてうららかに晴れた新春の神田界隈をテクテク歩きまわりました。
神田明神も湯島天神も相変わらずすごい人です。両方とも学業と商売と武運長久=勝負に勝つご利益があると言われていますから、人気があるのも当然です。
でも神田明神と湯島天神のちょうど中間にある妻戀(つまこい)神社はいつもひっそりしていますので、お時間のある方は是非寄ってみて下さい。
日本武尊(やまとたけるのみこと)と妃の弟橘姫(おとたちばなひめ)を祀ってある神社で、日本武尊が東征の際に暴風雨に遭い、姫が身代わりに海に入って海神の心を鎮め、無事に東国を平定したことにちなんで建立されたそうです。帰路に妻を「吾妻者耶(あづまはや)・・・」と恋い慕ったことから妻戀神社と命名されたとか。
古事記や日本書記のお話ですからすごいですね。東国のことを「あづま」と言うようになったのもこの言葉からと言われており、まさに関東発祥の神社です。
でも、ちっちゃいです。前にラブホがあるのもちょっとね・・・
可愛くて好きなのに、ちょっとディスっちゃいました(笑)。ごめんなさい。
で、神田界隈をあちらこちらと歩き、初詣も済んでだいぶ調子も上がってきましたので、今年最初の美味しいものをいただこうと、足は自然にかつぎやさんに向いました。
年が改まっても代わり映えしませんが、やはり年明け一発目は外したくないので、安定&信頼のお店に行こうということで夫婦の見解の一致を見ました。
翌日ちょっと冒険して早速外したし(笑)。
美味しいのが一番です!
店内に入り、新年のご挨拶をしていつものように角ハイボールをお願いします。
こちらの角ハイボールは、現在のところ極私的No.1です。
濃さと酸味と炭酸強度がピッタリ私の好みなんです。
聞いても&手元を見ていても普通に作っているだけなんですが(失礼)、最高に美味しく感じられます。
美味しいのが一番です!
さて、メニューはというと年末から変わっていません(笑)。
当たり前です。前回伺ってからまだ2週間も経っていませんから。
ではいつものように、ヴェジタブル・ファーストということで豚肉もやしポン酢とナムル、それにここのところちょっと嵌っているよだれ鶏をお願いしました。
よだれ鶏を作るのに漬け込んでいるピリ辛のタレが異常ににんにく炒飯と相性が良く、目を剥くほど美味しいことを知ってしまってからは、あればどこでもよだれ鶏を頼んでしまいます(笑)。美味しいのが一番です!
もちろんタレは取っておいて、締めに備えます。
この店のよだれ鶏もマイギネスです。
辛味よりも旨味が強く、鶏ムネ肉はしっとりとして噛み応えがあり、香辛料の香りが食欲をさらに刺激します。ハイボールにも紹興酒にもレモンサワーにも芋焼酎にもあう万能酒肴ですね。
前回いただいてとても気に入った蓮根の山椒焼きと中華豆腐も追加で。
山椒の香りと中華醤油の相性が抜群です。スパイシーでシャクシャクとした食感が堪りません。
この蓮根の厚さがまた良いです。薄いと火が入りすぎて柔らかくなりますし、厚いとモソモソしてしまいます。絶妙ですね。
中華豆腐も細切りにした豚肉とネギとゴマが大量に乗っていて、具沢山の一品です。
何をいただいても美味しいというのは本当に幸せなことです。
美味しいのが一番です!
ここからはちょっと味をしめたわがままを。
ワイフの好物の木耳をたくさん入れた青梗菜の塩炒めと玉子の醤油炒めを食べ比べでお願いしました。
さらに締めには前回ギネスを更新したニンニク炒飯も。
よだれ鶏のタレを少しかけて味変を楽しみながらあっという間に平らげてしまいました。
美味しいものってどうしてこういくらでもお腹に入っていくような感覚になるんでしょうか。
きっとテンションが上がってハイになっているんでしょうね(笑)。
さてそろそろお腹いっぱい…と思ったら、今日は特製醤油ラーメン食べてみませんか?とのお誘いが。
もちろんいただきます!!
担々麺の店なのでメニューには載っていませんが、たまに気が向くと作るのだとか。
香ばしい中華醤油と鶏がらの正統派スープに、フライパンで軽く表面を焼いた焼豚と水菜、長ネギと白ごまがきれいに盛り付けられていて、また食欲をそそられます(笑)。
突然の嬉しいお誘いで、思いもかけず正統派の醤油ラーメンをいただくことができました。
もう大満足です。
しばらくは他の中華に行けないな(笑)。
本当にご馳走様でした!!!
今年も美味しいもの食べに伺いますので、どうぞ宜しくお願いします!!!
年末も押し迫り、何かと忙しい時期です。
食事もゆっくり取れないので、夕食は外で済ませようといつものかつぎやさんに伺いました。
あ、混んでる(笑)。
忘年会なのか数名で飲んでいる人ばかりで、狭い店内はほぼ満席でした。
と言ってもカウンターのみ10席程度の小さい店なのでいつもこんな感じなんですが。
こういう時ってタバコ吸うおっさんがいて嫌なんだよなぁ〜。
さて、冬メニューが幾つか替わっていました。
この店は横書きでカウンターの上に貼られているのが定番メニュー、短冊に縦書きでぶらさがっているのが季節のメニューですが、この時期は長芋と蓮根押しのようです。冬は根菜が美味しいですよね。あとでお願いしよう。
と思いつつ、個人的に東京で一番美味しいと思っている角ハイボールを飲みながら、我慢できずに長芋の醤油漬けを。
微塵も中華メニューではなく、この店では珍しいですが、よく漬かっていてとても美味しいので何の問題もありません。上に散らされた青ネギがお摘みっぽくて良い感じです。
あとは定番の腸詰やネギチャーシュー、お摘み排骨を注文。
季節感はないですが、いま自分の身体が欲しているものをお願いしました。
だっていつでも美味しいんだもん。
「麻婆豆腐を5辛で!」突然のワイフのオーダーです。
びっくりしました。カウンターの中も「え?」っていう空気です。
3辛でも結構辛いと言っていたのですが、なぜか辛いものに挑戦してみたくなったんだそうです。
幾つになっても結構やんちゃなことする、彼女はそういう性格です(笑)。
そうこうするうちに5辛麻婆豆腐登場。
恐る恐る口に運んでみると、あれ?そんなに辛くない!覚悟してちょこっとだけ食べてみたんですが、旨さが強くて辛さはそれほど強くないです。花椒(ホワジャオ)が効いていますので舌がしびれますが、辛くてとても食べられないということはなく、むしろ辛旨ってこういうことなんだなぁと実感する美味しさでした。
私は次に蓮根の山椒焼きをお願いしました。
蓮根はシャリっと表面が香ばしく焼いてあり、山椒が良く合います。
5辛の麻婆豆腐をいただいたあとに蓮根焼きをいただくと、むしろ蓮根焼きのほうが辛く感じるくらいです。両方とも大ヒット!美味しいです。
季節のメニューもグランドメニュー並みにしっかり味を作り込んでいることがよくわかりました。
すっかりいつものペースでハイボールをガブガブ飲み、豚肉のポン酢和え(ポン酢のポンってオランダ語由来って知ってました?私は知りませんでした)とトマトマリネ(ピリッと辛みのあるドレッシングにしっかり漬け込んであって中華の一品に仕上がっています)を酒肴に、夫婦揃って実に多忙だった一年を振り返りました。
さて、いつの間にか時間も経ち、締めは・・・
いつもは担々麺なんですが、今日は5辛の麻婆豆腐食べちゃったしどうしようかと。
ふと思いついたのは、にんにく炒飯でした。
私はにんにく炒飯がことのほか好きで、メニューにあればほぼ必ず注文するんですが、ここのメニューにはありません。
年末なんで(笑)我がまま言っちゃおうかなぁ・・・とお願いしてみたら、あっさりOKでした。
むしろにんにくの量とか辛さとかいろいろと聞いてくれました。ありがとうございます!!
そしてほどなくパリッと炒まったホカホカのお皿が目の前にやってきました。
ゴロッとした焼豚と玉子に、細かく刻まれたにんにくがかなり入っています。
一口頬張るとフワッフワ!パラリと炒まっていて食感が抜群です。
にんにくの香りが追いかけてきて、焼豚の旨みと玉子の甘さがやってきます。
このにんにく炒飯、抜群に美味しいです!!
これまで、横浜中華街(中華の王道の旨さです)と神楽坂(にんにく専門店の矜持を感じる美味しさです)と本郷三丁目(よだれ鶏のソースをかけて食べると泣くほど美味しいです)と赤坂(餃子との相性が最高です)のにんにく炒飯が私の頭の中で覇を競っていたのですが、それらがあっという間に置き去りになる、レベルが一つ上のにんにく炒飯でした。
あっさりマイギネス更新!!
これから毎回締めはこれに決まりです。
ご馳走様でした!!!
来年は夏に移転が決まっているそうですが、場所が変わっても味とホスピタリティは変わらず、美味しいもの食べさせてください。
できれば移転先は完全禁煙でお願いします(笑)。
梅雨とは名ばかりの日差しが降り注ぐ6月のある日、神保町寄りの大手町でMTGがあったので、暑いことでもあるしちょっと辛いもので気合いを入れるかと思い、ランチにお邪魔しました。
夜は頻繁に利用させていただいていますが、昼に伺うのは初めてです。
案外空いてる・・・と思ったら、周辺のオフィスは11時半からランチタイムなので、これからドッと来るとのことでした。
あ〜良かった(笑)。お店は11時からだそうです。
ということで、午後の仕事を考えて汗だくにはなりたくなかったので、この時期に始まる「冷やし排骨担々麺」をお願いしました。1100円です。
と、待っている間にちらほら・・・かと思った途端、ドドドドっとお客さんがいらっしゃいました!
あっという間に満席です。これはすごい。
周囲にはランチの呼び込みも立つくらい多くの飲食店がありますが、こちらはさすがの人気店だったんですね。
まぁこれだけ美味しいんだから当然かぁと思いつつ、冷やし排骨担々麺をいただきました。
辛いんですが、ゴマだれの甘みと野菜の食感、ひき肉の香ばしさにゆで玉子、ミニトマトと白髪ネギ、水菜で栄養バランスも良く、冷製なのでするすると汗もかかずに美味しくいただけました。
いつも酒肴としていただいている排骨もいつものように美味しいです。
むしろ酒肴としてよりご飯のおかずとしていただいたほうが美味しいくらいですね。
一杯飲みつつ餃子をいただいて、いくつか炒め物をいただいてから締めに食べる担々麺も美味しいですが、担々麺だけに真正麺、ちがった真正面から向き合うと美味しさも格別です。
ちなみに冷やしは、麺を茹でている間に丼にタレを作り、そのまま冷蔵庫で冷やしておきます。
冷水で締めた麺と具材を乗せる直前まで冷蔵庫で冷やしておいてくれるので、冷たく&美味しくいただけます。
ちょっとした気遣いが美味しさの秘訣なんでしょうか。嬉しいです。
御飯時にがっつりいただけて幸せでした。
食べ終わって表に出たら、外に行列ができていました。
ランチにもオススメの人気店だったんですね。
さ、午後も仕事頑張りましょう!!!
自他共に認める餃子好きです。
美味しい餃子を求めて旅行先、出張先などでも食べログで検索しては食べています。
いままでに300軒くらいは行ったと思います。
中には美味しいけどサービスというかホスピタリティに大いに問題がある店があったりしますが、大体において美味しい店
はサービスもまずまず良いです。
きっと味に対する自信があるから、それを美味しいと言ってくれるお客さんにもきちんとサービスすることができるんだと思います。
当たり前のことですが、実は案外難しかったりします。
客も美味しいと思えばたくさん食べるし、自然と会話も弾んで笑顔になりますよね。
良い店ってそういう雰囲気ができることで店と客が一緒につくるものだと思っています。
だから料理人とホールが別の店(特に中華)では、これまださんざん嫌な思いをしてきたので厳しい目で見てしまいます(笑)。
で、この「かつぎや」さんですが、カウンターだけの10人ちょっとが座れる小さい店で、客と店の距離が近いんです。
おじさんばかりですが、みんな楽しそうに話をして焼餃子やよだれ鳥や麻婆豆腐やサラダなんかを酒肴にして和気藹々な感じです。
小さい店なので、その辺のラーメン屋よろしく入口(引き戸なのが個人的に好き)の脇に券売機があり、担々麺(汁なしもあります)やら定食セットとか餃子とか排骨単品などがメニューとして並んでいますが、居酒屋として利用したい方は普通にオーダーして後でまとめてお会計することもできます。居酒屋使いができるのはありがたいですね。
我々は、ビールをお願いした後(居酒屋使いの時はドリンクが手元にくるまで酒肴のオーダーは待ってねと言われますから焦らずにいきましょう!)焼餃子とゴマドレがかかったお豆腐のサラダ、よだれ鶏、烏賊のレモン塩炒めなどをお願いして(最近、
餃子以外は健康志向です)、順次出てくるお皿をいただきながら、のんびりと呑んでおりました。
料理を手際良くしかも美味しそうに作るのを見ながら呑むのは大変楽しいですね。
あ、あんなに唐辛子入れるんだ辛そうだな、とか最後に胡麻振るのか香りを楽しむようにかな、などと他の方のお皿でも酒のアテになる楽しい見物です。
しかも、何をいただいても軸がぶれないというか、味の基本がしっかりしていて舌が喜ぶ料理ばかりです。
手を抜かずに下拵えしているのがわかります。
これは良い店です。
焼餃子もしっかり焼いてあって、焼き目がきれいでパリッとしていました。
今度は水餃子と揚餃子も食べたいです。
あっという間にお腹も膨らみ、お酒もほどほどに呑んで(最近、健康志向なんです)締めは看板メニューの担々麺を排骨つきでお願いしました。
辛さを聞かれたので普通でお願いしましたが、後から辛さがじんわり伝わってくる辛味具合で、大変後引きな味でした。
スープも飲み干したいところをぐっとこらえて残しました(最近、………)。
これだけ食べて呑んで、締めに担々麺いただいて2人で5,950円でした。
懐にも大変優しいです。大変満足しました。この味が恋しくなったらすぐに来ようと思ってお店を出ましたが、店主が入口まで見送って下さいました。
接客もマナーも心得た上質の庶民派、おじさんに優しいお店です。
食べ終わってお店を出る時の幸福感がたまらないです。
ごちそうさまでした!!
久しぶりに気持ち良く晴れた秋の休日です。
今日は街巡りサイクリングをしつつ秋の美味しいものをお腹に納めようかということになり、愛車のCannondale Good Boy(Bad Boyぢゃないよ)とr&m BD-1で御徒町から上野、浅草方面へとこぎ出しました。
途中、不忍池の前を通ると白く鮮やかな雲が秋空にぽっかり浮かんでいて、池の蓮の葉のグリーンとのコントラストがとても美しく、暫し見とれておりました。
こういう長閑な光景が都心でも味わえるんですね。
もっと空を見上げて生活しようと思う美しい空でした。
ちょっとタワーマンションが邪魔だけど(笑)それも都心の風景です。
台東区役所の脇を抜けて、東京メトロの整備場を抜けて、たくさんある寺社の脇を通って徐々に田原町方面に向かうと、お線香の匂いがそこかしこから漂ってきます。
街巡りって五感で楽しめるから本当に楽しいですね。
でも身体が揺さぶられるのでお腹も減ってきます(笑)。
さて、何を食べようかとなればこの辺りでは蕎麦ですね。最近はおざわ一択です。
途中寄り道しながらのんびりと自転車散歩を楽しむこと10数分、おざわに到着しました。
入口の脇には「新そば」と書いた小さい登りが出ています。
ワインのボージョレなんちゃらとかノヴェッロとかいう色付きの水は願い下げですが、蕎麦のフレッシュな甘い香りは大歓迎です!
早速店内に入ると既に8割がた席が埋まっています。
皆さんよくご存知で。こちらの蕎麦は美味しいですからね。新蕎麦なら尚更です。
さて、喉が渇いていますからまずビール!と行きたいところですが、自転車でも飲酒は立派な法律違反ですから、ここはぐっと堪えてお茶です。
奥さんに、あら珍しいと言われましたが(笑)今日は自転車で散歩しているものでとお断りしてお水もいただきつついきなり蕎麦です。
確かにこちらで蕎麦前なしで蕎麦だけいただくなんて珍しいどころか初めてです(笑)。
私は太打ちざる、ワイフは粗挽きざるをそれぞれ大盛りで。新蕎麦ですから楽しみです。
6人掛けくらいの大きなテーブルに着座しておりましたので、後から相席の方がお越しになりました。
相席を嫌う方もいらっしゃいますが、高級店ならともかく蕎麦屋などでは袖擦り合うも多少の縁ですし、何を食べるのかどんな感じなのか目の前で観察できるので、私は好きです。
前に座った年配のご夫妻はざるとつくね南蛮、お隣のお一人男性は辛味おろしですからみんな違いますねー(笑)。こりゃ楽しみだ。
さて私の太打ちとワイフの粗挽きが最初にテーブルに来ると、全員の視線が集まります(笑)。
だって太打ちは本当に太いんですよ。ひもかわうどんというと大袈裟ですがかなり太っとい蕎麦です。
おざわより太い(平べったい)蕎麦は中野坂上のら すとらあだくらいしかお目にかかったことがありません。
粗挽きが他の店の太打ちくらいです。
しかも新蕎麦だからごわごわもちもちの上に挽きぐるみの甘い香りがほんのりして、蕎麦食べてるなぁ〜という充足感を楽しめます。
もちろんワイフと交換して粗挽きの食感も味わいました。
相席している対面のお父さんのつくね南蛮とお隣さんの辛味おろしが到着。
お、どっちも美味しそうです。香りも素晴らしいですね。
我々もこれだけでは済まないので、追加でかけ蕎麦をお願いしました。
新蕎麦は甘汁でも楽しまないと。
細打ちのきれいなかけ蕎麦、今日は柚子ではなくて三つ葉が添えられています。
ざるとは違ってこちらはずざざざっと気持ち良く啜れます。
甘汁に負けない蕎麦の甘みが楽しめますね。
ちょっと七味を振ってあっという間に食べ終わってしまいました。うん、美味しかった。
蕎麦猪口に残しておいた辛汁に蕎麦湯を足して少し残った山葵を溶かし入れて締めの一杯。
蕎麦前しなくてもお蕎麦は十分楽しめますね(ちょっと負け惜しみ入ってます)。
こちらの蕎麦湯は別に蕎麦粉を溶かして作ったものではないので、あっさりしていてほんのり蕎麦の香りがします。
辛汁がなくなれば蕎麦湯にまた七味を入れて別の味と香りを楽しめますし。
この七味がかなり利くので、きっと名のある七味を使っているに違いないと、お会計の時にご主人に伺ったら、別に普通に売ってる七味で特にこだわりはないとのことでした(笑)。
なあんだそうなんだ。
ということでお会計を済ませて外に出ると7〜8人の行列ができていました。
いつの間にか人気店になっていたようです。喜ばしいことですね。
並んでいたとは知らず、のんびり追加のお蕎麦なんかいただいていました。済みません。
さて、ここから隅田川沿いを南下してから門仲方面に行くかそれとも銀座方面に出るか、途中で折れて神田界隈に行くかと思案しつつ、のんびり自転車を漕ぎ出します。
天気も良いし、お蕎麦も美味しかったし、大したことしていないのに贅沢な気分になります。
おざわさんのお蔭ですね。
ご馳走様でした!!
浅草で蕎麦と言えば、私の中では並木藪や吾妻橋藪のように蕎麦を食べる目的で伺う店と、健次郎や山介のように友人とゆっくり呑みたい店、尾張屋軍団(笑)のような独自路線というか何より雰囲気が素敵で散歩がてら寄りたい店、と様々あって選べるのが良いです。
下街と蕎麦って相性抜群ですよね。
ただ、大好きな大黒屋がふらりと立ち寄れる店ではなくなってしまったので、最近よく足が向くのがこちらです。
開店当初からちょくちょく伺っているのですが、良い意味でプロっぽくないミニマルな店で、愛想は悪くないのに寡黙な店主と、小柄で立ち姿が綺麗な奥様との二人三脚でやっておられます。
店内は入口近くにテーブルが6席ほど、奥に大きいテーブルがあって合計10席ほどです。
カウンターはありません。ご夫婦お二人で切り盛りするのにはちょうど良いサイズでしょうか。
調度品やテーブル、椅子などに凝ったものは使っていないのですが、非常に気持ちの良い空間です。
空気がきれいっていうイメージですね。
色調もベンガラの煤竹色でほぼ統一されていて、私は好きです。
現在使っている蕎麦粉の産地が壁に貼ってあるのが唯一の情報でしょうか。
妙に落ち着くなぁ。
で、飲みながら酒肴の算段ということで、ワイフは福島の星自慢を、私はキリッと辛めが呑みたくて新潟の村祐をお願いしました。
季節のものといえば冬は牡蠣だったり、青柳の貝柱を使ったあられなんかがイメージされますが、こちらはそういったものは扱わず、あくまで蕎麦が主、酒と酒肴は従というスタイルで(それが当然なんですが)、板わさとか玉子焼きなどの定番がほとんどです。
今日は焼き味噌と鴨皮の煮凝りをお願いしました。
ここのね、鴨皮の煮凝りは本当に美味しいんですよ。
いつまでも噛んでいたいくらいです(笑)。
ほんの少し辛子を乗せるとさらに良いです。
焼き味噌も香ばしくて甘くて塩があって芥子の実が効いていて、お酒がスイスイ喉を通っていきます。
今日の浅草の酒は渋滞知らずです(笑)。
お次は、田酒と菊姫をお願いして、ワイフが味の参考に是非いただきたいという松前漬とこの時季のスペシャリテであろう白美人葱のお浸し(ない時は付箋で消してあります)をいただきます。
松前漬は返しを使って作ってあり、数の子が散らしてありますね。
かなり味が濃いですが、彗星100%で作った田酒の特別純米の柔らかい感じとよく合います。
酸味があってキレのある酒なので、イカの甘みがしっかり感じられて美味しいですね。
白子なんかと合わせてもきっと美味しいだろうなぁ。
菊姫は白美人葱のお浸しと一緒にいただきます。
しっかり寝かせた山廃純米はこれだけでも美味しいですが、甘みのある葱と合わせると一層美味しさが引き立ちますね。蕎麦前満喫です。
これで鴨の治部煮なんかあったらもう居座っちゃうんだけどなぁ(野暮)。
いつの間にやら店内はほぼ満席、皆さん思い思いにお蕎麦やお酒を楽しんでますね。
良い風景です。
さて締めにお蕎麦を。
ワイフはかけを細切りで、私は粗挽きのざるをいただきました。
粗挽きはかなりの太切りですが、蕎麦の表面がつるっとしていて喉越しと噛み応えがきちんと両立しています。
蕎麦の香りもふんわり鼻に抜けて、少し軽くて甘みの強い辛つゆともぴったりです。
蕎麦前も蕎麦も両方美味しい、良い店ですね〜。
蕎麦湯も別に作らず、茹釜から普通に掬ってさらっとした飲み口のものをいただきます。
残った辛つゆの甘みがさらに強調されて、食後のデザートのような美味しい甘さを楽しみました。
あ〜幸せ。蕎麦前しないで蕎麦だけいただいても十分楽しめる、繊細でしっかり主張するお蕎麦です。
ご馳走様でした!