hongo555さんが投稿した鮨 心白(東京/恵比寿)の口コミ詳細

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鮨 心白恵比寿、広尾、代官山/寿司

9

  • 夜の点数:5.0

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
9回目

2024/09 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

[恵比寿四丁目]一年半待ちも何のその 寿司は熟成&客は成熟w

前回伺って、いつものようにその場でお願いした次回の予約が1年半後の今日です。
昨年春から1年5ヶ月と2日、521日間のご無沙汰でした。
首も伸びるわけですなw

今日もワクワクしながら店に到着したところ、準備がまだとのことで前々から構想があるとお聞きしていた刻々という朝御飯屋兼夜はバーという1階のスペースに通され、折角バーなんだし何か呑んで待ってようかなと思ったら準備ができましたのでどうぞと、いつもの2階へ。
夜になっても暑いからという配慮ですけど、何か呑みたかったぢゃんw

というワンクッションがあって、今日は心白初めての食いしん坊を連れて4人で伺いました。
このカウンターに座ってお酒を呑み、肴をいただき、寿司を頬張ってどんな感想が聞けるのか、今から楽しみです。

では、本日いただいたものです。
●黒牛別誂 絞った酒を一回火入れ その後低温熟成
●石巻毛蟹雄雌の玉子スープ 仰けから美味すぎます
●石巻真蛸と川海苔 吉野川のすじ青海苔の香りが抜群
●黒澤生酛9638+80 ひとごこち100%の薄濁り旨し 
●蒸牡蠣 宮城仙鳳趾産 今が旬のピークで最高の旨味
●握:新烏賊 しいいか 秋の訪れに感動しつつ悶絶
●新烏賊下足 焼いて醤油だけ 何でここまで旨くなる
●宗玄隧道蔵 名前の通り隧道で寝かせて熟成させた酒
●握:牡丹海老 4日寝かせて甘味が強くトロトロ美味 
●握:鯵 浜田の鯵を直送 大きい個体で脂の乗り抜群
●悦 凱陣大吟醸雫 H21BY山田&秋田今野 倒れそうw
●鮃 鰺ヶ沢の鮃を茄子と葡萄で和えるとは しかも旨
●自家製いくら この時季に初物がいただけるとは狂喜
●握:真鰯 長崎産は脂が乗りまくって大変な美味さに
●野蒜と自家製納豆の和物 どんだけ酒呑ませる気なの
●悦 凱陣純米大吟醸 R1BYは納豆との相性抜群で悶絶
●握:赤身漬け 大間の一本釣りはこの時季に150kg超
●目光 塩焼は青紫蘇と明日葉を巻いて絶品の酒肴に
●王録純米大吟醸意宇 おうと読ませる直汲熟成酒最高
●北寄貝 眺めていたら一つ七味を振って酒肴に嬉しい
●握:北寄貝 赤酢の舎利とこんなに合う貝はなかなか
●握:中トロ 大間産は別の個体 2週間熟成で悶絶
●握:大トロ もう何も言うことはなく写真忘れる旨味
●喜久酔特別純米 この時季の喜久酔は軽くてコクあり
●握:鰻 最近凝ってるらしいw 穴子とはまた違って
●秋鹿千秋純米 あかむつの脂に伍するには熱燗が最高
●奥鹿2020 これも熱燗で 強烈な旨味がありますよ
●奥鹿生酛 これは温燗で 甘味と香りのバランス抜群
●奥鹿山廃 熱燗で ヤヴァい酒は燗酒で更にヤヴァく
●太刀魚蕎麦粉揚げ 上に無花果揚げを乗せる 天才か
●握:雲丹 利尻産 写真撮るの面倒で欲望剥き出しに
●握:あかむつ 炙って最高の旨味と甘味 脂が美味い
●御御御付け あらもう終わり?なめこ美味いけど泣く
●握:穴子 まだ12時前なのに終了モード 寂しくて
●玉 食べたら終わりだと思うから食べずに見る馬鹿w
●悶絶巻き これが出たらもう諦めるしかないかなと

本日も目出度く日本酒1.5升に握り11貫、酒肴を11品いただいて、悶絶巻きで締まりました。
それにしても19時(今日は19時半くらい)から5時間弱、これだけ膨大な素材をほぼ一人で調理して握って出すと言うのは本当に大変な労力だと感心&尊敬します。
これだけの手間を考慮すれば、このコストはむしろ安いと感じますし、酒の揃えは寿司屋としては私が知る限り最も多く、しかも酒好きが泣いて喜ぶ希少なものばかりです。
これだけ呑んで美味しいものを楽しめる寿司屋を私は他に知りません。

初めて連れてきた若造wもこれほど美味しくて品数が豊富で、たっぷり時間をかけていただく贅沢な寿司は経験がない&素晴らしいと喜んでいました。
まあ彼は私の半分くらいの年齢ですから、まだまだこれから思う存分様々な土地で美味しいものを食べて、舌を肥やして欲しいものですw

次回は2025年4月、有難いことに1年待たずに伺うことができます。
それでも8ヶ月先かぁ・・・あんまり考えずに(でも忘れないようにw)待つことにします。
石田さん、ご馳走様でした!!!

  • 心白ではお酒は常に石田さんにお任せしています 私よりよく知っていますからw

  • 石巻産の毛蟹雄雌の玉子スープ うーむ最初から唸るだけw

  • 石巻産の真蛸と川海苔 吉野川のすじ青海苔に2年氷室で寝かせたメイクイーンを合わせてあります 濃厚なのにさっぱり 

  • 黒澤生酛9638+80 ひとごこち100%の薄濁りはほんのり苦いのが舌に心地良い

  • 蒸牡蠣は宮城仙鳳趾産 もうこれ以上の夏牡蠣はいただけないと思います 

  • 握りは仰けから出始めの新烏賊と書いてしいいかと読みます

  • 新烏賊とは墨烏賊の赤ちゃんです

  • 新烏賊の下足は焼いて別途酒肴になります

  • 宗玄の隧道蔵 名前通りトンネルで寝かせた酒ですw

  • 牡丹海老は4日間寝かせて甘味が強くなっており食感も抜群です

  • 浜田の鯵 大きかったそうで脂のノリが抜群でした

  • 悦 凱陣大吟醸雫 H21BY山田錦&秋田今野酵母 こんな酒が普通に出てくるとは!!

  • 鰺ヶ沢の鮃を茄子と葡萄で和えるとは 喫驚のアイディアですがしかもとても美味い

  • この時季にこんなに美味しいいくらがいただけるなんて幸せです

  • 薄皮もきれいにむいてあってストレスゼロです

  • 真鰯は長崎産 脂が乗りまくっていて驚異的な味わい

  • 野蒜と自家製納豆の和物 これでまた呑めるw

  • 悦 凱陣純米大吟醸 R1BY

  • 赤身漬け 大間の一本釣りです 夏の終わりに150kgとは素晴らしい

  • 以前もいただいた目光の塩焼 青紫蘇と明日葉を巻いて絶品の酒肴に

  • 王録純米大吟醸意宇 意宇と書いておうと読むようです

  • 北寄貝を炙って七味を振ってくれました 酒飲みで良かった

  • 喜んでいたら握りでも出てきて最高の気分w

  • 中トロ 赤身と同じ大間産ですが別の個体だそうです 2週間熟成で悶絶

  • 前回と同じく鰻が目の前でじっくり焼かれて登場 鰻屋より上手かもw

  • 秋鹿&奥鹿の垂涎ものの酒がずらり 前回は悦 凱陣を並べて喜びましたが今回はこれで

  • 喜んで呑んでいたらこんなのもありますけどとまた希少酒が登場

  • 太刀魚蕎麦粉揚げ 上に無花果揚げを乗せるなんて 甘塩っぱくて絶妙な味わい もっと食べたいw

  • 利尻産の雲丹はお強請りしてお代わりw

  • あかむつの脂が赤酢の舎利に染みて本当にヤヴァい

  • あらなめこの御御御付けってことはもうお仕舞いですか?

  • 鰻も遣うけど締めはやっぱり穴子です

  • 玉を眺めていたら悶絶巻きが出てきたので写真撮らずに食べちゃいましたw

  • コスパ抜群! 食べて呑んだら絶対わかります

2024/10/17 更新

8回目

2023/04 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

[恵比寿駅徒歩10分]今宵は悦 凱陣尽くしで極上居酒屋状態w

前回1年以上経て伺った心白ですが、ガブガブ呑んで&握りを頬張って&談笑していたら約二週間後に空きが発生即ゲット。
予約してから軽く1年以上待ちますから、その間にいろいろと優先しなければならないことが起きるものですよね。
お察しします&偶然ですが譲っていただいてありがとうございます。

ということで今回はお久しぶりです〜じゃなく、普通に今晩は〜と石田さんにご挨拶。
今日も美味しいもの尽くしに違いありませんから、楽しみで仕方がありません。
では今宵もエンドレスで食べ尽くしたいと思います。

最初は前回と同じ御代栄の媛から。
御代栄は石田さんの地元の酒ですが、都内で普通にいただける店はほとんどありません。
しかも石高も低いので地元以外にはほぼ流通しない酒ですから、知っている人すら少ない。
幻の酒なんて云うつもりは毛頭ありませんけど、見つけたらぜひ呑んでもらいたいです。
沁みる酒です。

先附代わりに出てきたのは土筆のお浸しと、長崎産小長井の真牡蠣ポン酢です。
今シーズン最後の牡蠣は大村湾の南端、諫早近くで揚がったものを空輸してもらったんだとか。
味が濃くて香りも抜群、ポン酢の爽やかさも素晴らしいサポートです。
土筆の苦美味しい味わいと交互に楽しんで御代栄がすいすいと進みます。

佐香錦という島根県だけで生産される酒造好適米を使用した十旭日の純米吟醸生原酒(って呑んだことない)をいただいて、蕗味噌と蛍烏賊を叩いた餡を乗せたしらすを摘みます。
コクのある蕗味噌と独特の旨味のある蛍烏賊を合わせてしらすの調味料にしちゃうんですから凄い。
美味いって云う以前にこの発想に脱帽、そして舌鼓を打つわけですね。
美味しい酒肴と旨い酒、他に何も要らない(要るけどw)。

続いて目抜けと蛤の炊き合わせが登場。
目の前で生海苔の出汁が掛けられて、柚子皮を乗せて素晴らしい香りが店内に漂います。
この香りだけで酒が呑めるよw
ということでそろそろ悦 凱陣呑もうかなと石田さんに声を掛けたら、なんと今あるものを並べてくれました。
他の客からどよめきが・・・まあ悦 凱陣を知らない人のほうが圧倒的に多いもんね。

並べられたのはR1BYの遠野亀の尾山廃、R2BYの丸尾神力、R2BYとR3BYの讃州雄町山廃、それとR3BYの信州美山錦山廃です。
おお、壮観・・・w
悦 凱陣で美山錦とはH29BY以来ですから、謹んでいただきます。

美山錦らしいすっきりとした味わいですが、酸度が2.3あって悦 凱陣独特のキリッとした仕上がりです。
フレッシュなんですけど、これは燗したら嘸かしという味ですね。
早速燗つけてもらいましたが、旨味が300倍くらいになりました吃驚w

ここから握りが始まりました。
今日の烏賊は墨烏賊です。
前回は煽りでしたがこのサクサク感がまた良い。
何をいただいても飛び切り美味いのが心白ですけど、この墨烏賊は格別です。

続いて前回いただいて悶えた積丹の牡丹海老、これはR2BYの丸尾神力がお供です。
酸度は1.7と低いですが、熊本九号酵母独特の酸味とコクが感じられます。
ああ、これも燗酒だね・・・ということで燗してもらうとこれも旨味が際立ちます。
淡白ながら甘い味と香りが堪らない牡丹海老との相性も抜群です。

お次も前回いただいた縞鯵、長崎五島産を今日のは1週間寝かせてあります。
前回よりも旨味が増して味わいが濃厚ですね。
舎利との相性は相変わらず抜群に良くて、握り寿司としての理想的な味わいです。
丸尾神力がスイスイと進んでしまいます済みませんまた燗つけてください。

閖上産の赤貝、これは必殺&王道の美味さです。
上品な甘味とヘモグロビンの苦味、もう唸るしかない。
前回も悶絶しましたが、今日も同じく悶絶w
100回食べたら100回同じ反応するんだろうなぁ・・・

赤貝の紐は酒のアテに巻いてもらい、今度はR2BYとR3BYの讃州雄町山廃の呑み比べ。
R2BYは猛烈に旨くて、R3BYは格段に旨いですw
どちらが好みかと言われると両方と答えたくなる旨味の塊ですね。
R2BYの穏やかな舌触り、R3BYの爽やかでキレのある味わい、どちらもお見事です。

と、例によって独言ていると、隣の女性がそんなに美味しいお酒なんですか?との問いかけ。
百聞は一飲にしかずと言いますからw飲んでみてくださいと差し上げました。
仰る通り美味しいお酒ですねと喜んでくれましたよ私も嬉しいです。
お返しにその女性が持ち込みで飲んでいたスパークリングワインをいただきましたが、マスカットみたいに甘いワイン飲んでよく寿司が食えるもんだと感心しましたw

続いて目光のグリーンアスパラ巻き、これも前回いただきました。
アスパラガスに目光の脂と塩気が良い感じに移って相乗効果を遺憾なく発揮。
これも旨味爆弾と化してますw
悦 凱陣5種を結局1升呑みましたああ満足。

ではお酒を御代栄に戻して今度は特別純米を。
愛媛県産松山三井(まつやまみい)を使った純米酒ですが、甘さは控えめでドライな印象。
アル添とは明らかに違いますが、すっきりした飲み口なのに余韻がじんわりと続きます。
あ、この酒旨い。
手に入るなら是非晩酌の友になってもらいたい酒です。

握りが続きます。
赤身は大間の120kgと小さいですが旨味が強いです。
2週間寝かせたそうですから、前回伺った時に寝かせたんですね。
我々の口に入る運命だったようですw
あれ、もう一度墨烏賊かと思ったら煽り烏賊がこれで最後とのことで出してくれました。
紅白でなんだか目出度いです。

お次はこれでと置かれた酒は生酛強力と印象的な文字が書かれていました。
強力で醸した生酛純米ってことしかわかりませんけどw日置桜の酒だそうです。
一口いただくと強力独特の甘味が感じられ、日置桜らしい酸もしっかり主張してきます。

生酛純米だからどうしようかなとも思いましたが、ちょっと燗してもらいたいと石田さんにお願いすると、その言葉を待ってました!とすぐに燗してくれますなんだか嬉しいw
イメージ通りに燗上がりしてくれる酒で、のびやかで癖のない甘味とバランス良く酸味が後に残ります。
一言で云うと目を醒した感じ、本領発揮です。

続いて鮟肝どーんの茶碗蒸し。
これも先日いただいてかなりヤヴァかったことを思い出しました。
今日も玉子に卵と身がたっぷり、旨味が乗って本当にヤヴァいw
これは痛風になっても食べるべき美味さかなと思いますが痛風になったら本当に痛いそうなので食べないだろうな。
お蔭様でこれだけ酒を呑むのに尿酸値は正常です。

1週間寝かせた長崎産の細魚が登場、閂(かんぬき)サイズです。
前回悶えたやつだw
今日もいただけて素直に嬉しいです。
記憶を舌に定着させる意味でも、復習するのは大切ですね。

酒を十旭日の生酛純米にして、これも燗つけてもらって中トロ。
ああもう最高っていう言葉以外見つからないw
日本人のDNAそのもの、米と鮪があればいつも幸せですよね。
この組み合わせは世界最強だと断言してしまいたくなる美味さです。

見慣れぬものが小鉢で出てきました。
あら、のれそれかぁ。
お隣の女性はご存知ないようで、なぜか小声で私に聞くので穴子の稚魚、レプトケファルスとお答えしました。
知らないと恥ずかしいことはないと思うんだけど。
青紫蘇と白髪葱にポン酢という王道で美味しくいただきました。

お、まだ桜鯛が残っていたとは嬉しい。
仄かなピンクに染まった皮目によく熾きた炭を当てて香ばしく仕上げてあります。
赤酢の舎利とドンピシャの素晴らしい握り、これ一貫で今日来て良かったと思える美味さです。
十旭日の生酛純米を燗つけてもらってすいすいと。

酒のアテにどうぞと置かれた自家製3年ものの唐墨の炙りを齧りつつ、十旭日の次に奥鹿が登場。
あ、これ山田錦の変態ラベルですねw
2019年3月上槽と表示されていますから、H31BYという3ヶ月しかなかった平成31年ものの酒です。
これも燗して・・・と思いましたが冷や(常温)にしました。
燗酒にすれば旨くなるに決まってますけど、素直に酒そのものの味を楽しみます。
唐墨との温度が同じくらいだからこれがベストです。

蝦夷馬糞雲丹の軍艦が出てきたってことはかなりの最終盤に差し掛かっているってことですね。
確かにまもなく23時、良い子はとっくに寝ている時間です。
しっかり酢締めた春子の握りで奥鹿をいただいていると、すっかり時間を忘れちゃいますけどw
気分はリップ・ヴァン・ウインクルです。

あ、煮穴子が出てきちゃいました。
そろそろ終わりですね。
いつも居酒屋遣いしていますが、今日は本当に極上居酒屋でした。
悦 凱陣5種呑みなんて超贅沢なこともさせてもらって、2升くらい呑んじゃいましたよ。

あとは玉を摘みにもう一杯かなw
今日もご馳走様でした。
次回の予約は2024年の9月かぁ・・・それまでにキャンセル出たら嬉しいなぁ・・・

  • la maison du sanglier:猪の家が心白ですw

  • 心白の家紋が玄関扉に入っているのが目印

  • 今日も御代栄の媛からスタート

  • 土筆のお浸しなんてなんだか懐かしいというか郷愁を誘う先附ですな

  • 長崎産小長井で採れた真牡蠣ポン酢 これが味が濃くて美味い!

  • しらすの上に乗っているのは蕗味噌と蛍烏賊の叩いたものとは恐れ入ります

  • しらすには十旭日の燗酒がベストかな

  • 目抜けと蛤の炊き合わせ 生海苔たっぷりの出汁を敷いてあります

  • 悦 凱陣5酒 謹んでいただきます

  • 悦 凱陣は信州美山錦からいただきました

  • 今日は墨烏賊の握りと合わせます

  • R2BYの丸尾神力 酸度1.7とは凱陣にしては低いですがこれも燗酒で大変美味しくいただきました

  • 握りとの位置関係はこんな感じ 牡丹海老が巨大なのがよくわかりますw

  • 積丹の牡丹海老です 甘海老より全然甘い

  • 墨烏賊の下足は焼いて醤油を塗って王道の摘みになりました

  • 今日の長崎五島産の縞鯵は一週間寝かせて旨味抜群です

  • 閖上の赤貝ってなんでこんなに美味しいんだろうね

  • 赤貝の紐は巻いてもらってR1BY遠野亀の尾のアテです

  • 改めてこれだけ悦 凱陣が揃っている寿司屋は高松の中川くらいしかない

  • 赤貝の紐って巻いてもらったほうが摘みとして美味しいです

  • 目光のグリーンアスパラ巻きも前回いただきましたが記憶の定着という意味でも舌の記憶という意味でも大歓迎です

  • 愛媛県産松山三井(まつやまみい)を使った御代栄特別純米

  • 大間の本鮪は120kgですが旨味が強い

  • 今シーズン最後の煽り烏賊もいただいて紅白揃い踏み

  • 日置桜の生酛強力 ものすごく燗上がりする酒です

  • 前科よりさらに迫力が増した鮟肝茶碗蒸し もちろん卵も身もたっぷりです

  • 閂(かんぬき)サイズの細魚 味が乗ってます

  • 十旭日の生酛純米も燗酒で旨旨です

  • 中トロは脂さっぱりで十旭日の生酛純米の燗酒とぴったり

  • 季節の風物詩のれそれもいただきました

  • 皮目を炭で炙って旨味たっぷりの桜鯛

  • 自家製唐墨は既に3年寝かせています

  • 奥鹿山田錦 H31BYという珍しい酒です

  • 蝦夷馬糞雲丹の軍艦が出てきてふと我に帰る感じw

  • きっちり酢締めた春子鯛の美味さに時間を忘れます

  • 煮穴子ってことは・・・もう終わりなのかな

  • おっと玉が出てきて強制終了wでもまだ呑みますよー

2023/07/20 更新

7回目

2023/03 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

[恵比寿四丁目]一年待ちも何のその 極上の酒と魚と肴が待ってます

約1年3ヶ月ぶりの鮨 心白です。
2021年の年末に伺って、その際に次の予約が取れたのが1年3ヶ月後だったわけでw
それだけ見えない行列がこの店の前に延々と続いているってことですね。
でも店に入れば、石田さんとこんちわー!と気軽に挨拶が交わせる雰囲気。
まるで昨日も会ったみたいだw

店の様子もスタッフも1年3ヶ月前と特に変わりはなく、変わったのは正面に飾られている松の盆栽くらいでしょうか。
1年以上経てば多少は成長したような気がしますが、気のせいかも知れません。
では今日も次々と繰り出される極上の魚介を、一品料理と握りと日本酒で楽しみましょう。

以下、この日いただいたものを列挙します。
酒:御代栄本醸造加水 低アルコールで軽く旨みのはっきりした酒
しらす 本日小田原で即釜揚げ 蕗の薹と蛍烏賊の和え物酒肴セット
酒:小布施ワイナリーソガ ペール エ フィス 稀少酒が普通にあります
五島の白甘鯛と蛤の炊き合わせ 奥松島の海苔で香り最高 いきなり凄い
酒:宗玄 大吟醸は豊かなコクとキレ 純米大吟醸は余韻が素晴らしい
握り子 漂白しない数の子に自然薯と大和芋 旨味しかないのは凄味だ
酒:吟醸仕込綿屋 2002年仕込みの酒が目の前に!もったいないw
握:煽り烏賊 五島で揚がった2kg超のビッグサイズ産直
煽り烏賊下足 下足はお摘みに炭火で炙ってくれました
握:縞鯵 4日寝かせた五島産 香り抜群で舎利との相性が最高
焼き牡蠣 奥松島産の2年物をアツアツで 客が全員唸ってます
握:牡丹海老 積丹産の大ぶりな海老 甘海老よりもっと甘い
握:細魚 長崎産 特有の旨味と仄かな苦味が堪らない
握:赤貝 閖上産の肉厚&巨大サイズ この時季であるんだね
酒:丹沢山本醸造 1997BYと2009BYをそれぞれ熱燗で
握:桜鯛 瀬戸内のこの時期の真鯛は桜色に染まります
茶碗蒸し 大きく切りつけた鮟肝が乗ったヤヴァい味わいw
酒:旭菊生酛純米 これも熱燗で ふくよかで甘味が強い
握:赤身 銚子沖です 軽く漬けて旨味が半端ない状態です
酒:旭菊秘蔵古酒 こちらは27BY 冷やでじっくりが旨い
握:本鱒 新潟県沖の桜鱒は脂が乗っているのにさっぱり
目光の焼き物 グリーンアスパラを巻いて旬を演出
酒:黒澤生酛純米山恵錦直汲み生原酒限定品 名前が長いよw
金目鯛 焼炭を当てて香ばしく さらりとした脂が癖になる
酒:貴山廃純米大吟醸 これも2012BY 凄い酒しか置いてない
自家製唐墨 炭火で炙って極上の酒肴に変身 美味しくて泣ける
酒:南特別本醸造 唐墨には熱燗 ピリリと辛い酒が合います
握:大トロ ここで来たかw もうこれ以上は望まないです
毛蟹味噌和え 酒呑みにはとても有難いタイミングで登場です
軍艦:蝦夷馬糞雲丹 ああもう畳みかけられてますw
握:煮穴子 これはそろそろフィナーレに向かってますね
白味噌御御御付け なめこ入りです 終わりなんだと悲しくなる
玉 引導渡されたような気分ですが何らか手立てを考えますw
酒:悦 凱陣燕石 そうだ凱陣呑んでないと言ったら出てきました
鉄火長巻 摘みに鉄火巻を切らずにそのまま 恵方巻かw
酒:悦 凱陣讃州雄町純米 こちらも忘れずにいただきます
雲丹巻 刻んだ沢庵を入れてウニタクに 胡麻が効いてます

19時からスタートした本日の心白ですが既に0時を過ぎ、終電なんか気にしている場合ではありませんw
この後も暫し久しぶりの深夜酒を楽しみました。
すると、そういえば来月のキャンセルが出たんですけどどうします?と石田さんからお声掛けが。
お声を掛けていただいて断る野暮ではありません。
予定を確認して予約を無事確保しましたw

これで心白ロスを覚えずに済みます。
安心して帰れますね。
ご馳走様でした!!!

  • 1年3ヶ月ぶりに伺いましたが特に変わったところはないかな

  • 変わったと感じるのは松の盆栽の枝振りくらいだw

  • 最初は石田さんの地元の御代栄の媛

  • 小田原で今朝釜揚げにしたしらすに蕗の薹と蛍烏賊を合わせるなんて 嬉しすぎるw

  • こんなふうに一緒にして食べても堪らなく美味しいです

  • 小布施ワイナリーが造ったソガ ペール エ フィスという生酒 美山錦です

  • 五島の白甘鯛と蛤の炊き合わせ

  • 上に奥松島の海苔が乗って香り素晴らしい 最初から全力投球ですね

  • 宗玄飲み比べ 大吟醸と純米大吟醸ですがかなり違います

  • 何も手を加えていない数の子=握り子というのだそうです

  • 自然薯と大和芋を合わせて甘塩っぱい酒肴に

  • そろそろ握りの準備に取り掛かります 整然と切り付ける所作が見ていて惚れ惚れします

  • 綿屋に吟醸仕込なんて酒あったかなと思ったら

  • 何と2002BYの酒 21年の古酒ですがすっきりしています

  • 最初の握りは煽り烏賊 五島で揚がった2kg超のビッグサイズが産直で届いたそうです

  • 下足は炭火で焼いて極上の酒肴です

  • 4日寝かせた五島産の縞鯵 香りも脂も抜群です

  • この時季に奥松島の2年ものの牡蠣がいただけるなんて幸せです

  • 積丹産の大ぶりな牡丹海老 甘さ半端なし!

  • 長崎の細魚は特有の仄かな苦味が大好きです

  • 閖上の赤貝の準備中 器にはきれいに仕事した貝紐が入っています

  • 赤貝の美味さって独特ですよね なかなか言葉にしにくい美味さですがとても美味しいw

  • 本醸造の丹沢山を燗酒でいただくことにしたところ・・・

  • 一本は2009BY 10年以上経っていますが陳香もなくフレッシュな印象

  • もう一本は1997BY! なんと25年ものです吃驚

  • 桜鯛 川の桜色が何とも言えず美しい

  • 鮟肝どーんの超絶美味しい茶碗蒸し

  • 旭菊生酛純米も熱燗でいただきました 優しい甘さがあります

  • どのネタもきれいに人数分切りつけて一気に握って供されます

  • 今日の本鮪赤身は銚子沖 100kg以下ですが身質が素晴らしかったそうです

  • 旭菊を喜んで呑んでいたらこんなのもありますよと

  • 27BYの秘蔵古酒という限定酒だそうです

  • この時期の桜鱒は本鱒というようです 脂ノリノリなのにさっぱりしてます

  • 目光の焼き物です グリーンアスパラが巻いてあって食感が面白いことになってます

  • 黒澤生酛純米山恵錦直汲み生原酒限定品

  • 金目鯛には焼炭を当てて香ばしく仕上げます

  • 貴の山廃純米大吟醸 これも2012BY 凄い酒しか置いてないw

  • 自家製の唐墨は炭火でじっくり炙って酒肴に

  • 唐墨には熱燗ということで南の特別本醸造

  • 満を辞して大トロ登場 何だかやられた感がありますw

  • 家紋入りのおしぼり 分厚くて気持ち良い

  • 呑み汚い人wには毛蟹の蟹味噌和えが出てきます

  • 思わず店内がざわつく積丹の蝦夷馬糞雲丹

  • 美しいオレンジ色の軍艦です

  • そろそろ終わりの煮穴子 薄く煮切りが塗ってあります

  • 白味噌のなめこ御御御付け ああもう終わりだ

  • 玉が出て万事休すw引導を渡された気分になります

  • 締めにふさわしい酒ということで悦 凱陣をリクエストしたら・・・

  • 玉に合う酒ってないのかと云えば燕石があるじゃないですか

  • 鉄火巻は切らずに恵方巻スタイルで登場

  • ついでに呑んでと讃州雄町も出してくれました こうなると呑み放題払いたい放題だw

  • 摘みはウニタク 積丹の雲丹を巻いてくれました

2023/07/06 更新

6回目

2021/12 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

【ビール坂】祝7周年!恵比寿の隠れ家で寿司バトル!

恵比寿の隠れ家、鮨 心白です。
今日は約1年ちょっと前に取った予約の日、まともに予約を取ろうとすると1年以上は待たないとなりません。
今年は石田さんからキャンセル待ちでお声掛けいただき、何度か伺うことができました。

今日は4名で予約したのですが直前で1名参加できなくなってしまったので4人前を3人で食べることにしました。
お会計は割り勘、でもそれだけでは面白くないので(面白くする必要はないけど)酒肴&ネタが出てくる毎にジャンケンして勝者が食べるという弱肉強食&運のみ対決を開催します。
勝ち続けるとかなり割り勘勝ちしますねきっとw

最初に、石田さんから7周年記念で作ったという缶バッヂを頂戴しました。
これからこの缶バッヂを見せるとお会計が30%オフになるという剛気な記念品です嘘ですw
これで石田組の正式な構成員になりました。
石田さんに1人来られなくなったことをお詫びし、4人分を3人でシェアすることを伝えた上で本日のコーススタートです。

以下、本日いただいたものを列挙します。
◎梅錦アロマティックエール 東京で置いてあるのは珍しい愛媛のクラフトビール 香りがいいね
☆白子すり流し 濃厚な白子をそのままじゃなくすり流しにするところが実に石田さんらしい
◎黒澤生酛純米 信州の酒造好適米山恵錦(さんけいにしき)です 喉越しの良い円やかな酒です
☆蒸し牡蠣 いつもの奥松島の巨大な牡蠣が蒸したてアツアツで登場 これは旨過ぎまた取寄せだ
◎十旭日袋吊り薄濁り生 淡雪仕立てという何とも優しい味わいである意味十旭日っぽくない
◎虎河豚ジュレ掛け 柿と蕪と帆立の賽の目が乗った天然虎河豚 唸るほど旨いけど負けた…
☆蒸し牡蠣 お代わりしたいと言ったらあるよとまた出てきました 言ってみるもんだねぇw
◎上喜元 完全発酵の超辛は先日いただいたばかりで舌の記憶が確か それほど辛くはないですよ
ここでガリが出てきたので、そろそろ握りもスタートです
◎墨烏賊 丁寧に影包丁が入って旨味と甘味が爆発する極上の墨烏賊 ジャンケンやっと勝ったw
◎鷹勇特別純米 燗上がりの典型のような酒 香りが立ってふっくら優しい味わいです
◎真鯛 この時季に身の厚い鯛でした 適度な弾力と上品な香りと旨味 これは勝ちたかったよ
☆鮑の茶碗蒸し 素晴らしい香りと味わいに出汁のコク 負けるわけにはいかない勝負に勝った!
☆炙り鰯 仕事した鰯を軽く炭火で炙って味を強めてあります こんな旨い鰯食べたことない
◎骨酒+河豚鰭 石田さんはハイブリッド酒だと じわ〜っと甘塩っぱい良いとこ取り酒
◎細魚 型の良い大きめの通称閂を寝かせて味を強くしてあります ジャンケン勝って良かったw
◎群馬泉超特選 写真がないwけどこれも滑らかで優しい味わいの酒です 燗酒にぴったり
★牡蠣の魚醤炊き いしるでゆっくり炊いた極上の酒肴 こんなの出てきたら酒が止まらない
◎悦 凱陣八反純米無濾過 これは自宅に常備していますがあれば喜んでいただきますw
☆赤身漬け なんて旨い漬けでしょう 凱陣と相性抜群 ジャンケン勝ちたかったなぁ…
◎南特別本醸造 負癖を改めようとすっきり辛口の酒で気持ちを引き締めます
☆海老芋と蛸の煮付 やった勝った!酒の力は大きいかもしれないw 一段と旨く感じるよ
◎旭若松 味をしめて勝負を酒に頼ることにw 旨い酒さえあればこっちのもんだ
★鰆 ジャンケンに負けたけど長期熟成で旨味をギリギリまで引き出した凄い鰆でした
◎玉川生酛純米 20年ものの古酒なのに陳ね香皆無でコクと甘味が抜群!こんな酒あるんだね
★天然鰻の蒲焼 デカい天然鰻を捌いて寝かせてから炭焼きした酒肴 真剣勝負して勝ったw
◎勝駒 あれまた写真がないw撮り忘れたからジャンケンに勝てないのかもしれない
★炙り〆鯖 凄い旨味の一言 炙ってから薄切りにして3枚付けです 負けて一番悔しいかもw
☆香箱蟹 内子も外子も身も全部甲羅に盛って岩海苔を乗せて登場 連敗は身体に堪えるよ
◎秋鹿純米無濾過原酒 あらまた写真忘れたw 敗北の衝撃が尾を引いているみたいだ
☆中トロ 脂が乗った腹身の中トロです これも熟成&旨味が凝縮していますが3連敗…
☆炙り唐墨と餅の海苔巻 自家製の唐墨で酒肴に 勝負に負けても旨いものは旨いです
◎熟露枯山廃純米 2年洞窟で寝かせた変態酒で気持ちを切り替えようともがく私w
◎車海老 江戸前プリップリの蒸したてを握ってもらいました 香りが素晴らしいです
◎御御御付け 車海老の頭で出汁を取っています これが出てくるということはそろそろ…
☆炙り梭子魚 これも包丁を入れてホロホロの食感 脂が湧き出してジューシーな握りです
☆煮穴子 トロッと舎利を包み込んだ甘めの煮切りが締めに相応しい 正統派の終わり方だね
◎玉 例によってデザートライクな玉子焼きを摘んで本日のロングラン公演も終了です
◎へのへのもへじ 飲み汚い私は玉をいただいてもまだ飲みます どうせ割り勘負けだしw

全24品(握り11貫)に日本酒1.3升、ビール1本、骨酒1杯でした。
寿司バトルはワイフが24戦12勝と圧倒、友人が7勝私が5勝に終わり、割り勘勝ちはワイフでした。
自分がジャンケン弱いの忘れてたよ(>_<)

次回は1年3ヶ月後の2023年3月に予約ができました・・・2022年はキャンセル待ちです。
ということでお会計して外に出ると冷たい雨が降っています。
私の涙雨ですねw

佐藤さんに傘を借りてトボトボと帰宅の途につきました。
寿司バトルは楽しかったんですが、旨い食いもんに執着心がどれだけ強いかが試される戦いでもありました。
年末はほろ苦い敗北感を味わいましたw

それはさて置き、美味しい寿司前と握りをいただいて大満足です。
いい歳したおっさんおばさんが真剣な顔してジャンケンするのを他の客も面白がっていましたしw
ちなみに、今回は4人分を3人で割り勘しましたので3万円を超えていますが、普段は私のような呑兵衛が好きなだけ飲んでも3万円に満たない良好なコスパであることも付記致します。

ご馳走様でした!!!

  • La maison du sanglier : 猪の家の左側のドアが店への扉ですw

  • 扉を開けて2階に上がると看板があります

  • 入口に7周年記念のお祝いの花が置いてありました

  • いつもの店内 これまでは2時間超高速コースでしたが今日は5時間ちょっとのロングラン公演です!

  • お酒のメニューはデジタルになってました これなら入れ替えも簡単だもんね

  • 最初は梅錦ビールのアロマティックエールにしてみました

  • 白子すり流し 白子もそのまま入っていて出汁が効いた一段上の白子料理でした のっけからすごいよね

  • 黒澤の生酛純米 山恵錦という酒造好適米を使っています

  • 蒸し立てアッツアツの奥松島の牡蠣を素手で剥くの大変です

  • これこれ この牡蠣は石田さんに教えてもらって毎年必ず注文しています

  • 十旭日の純米大吟醸袋吊り薄濁り生 淡雪仕立てってなんだ?

  • 虎河豚ジュレ掛け 柿と蕪と帆立をきれいに賽の目に切って乗せてあります

  • ジャンケンじゃなく希望者に追加の蒸し牡蠣が出てきました 言ってみるもんだねぇw

  • 上喜元の超辛完全発酵 そこまで辛くはないけどまあまあ辛口

  • ガリが出てきたのでそろそろ握るみたい

  • 墨烏賊 丁寧に影包丁が入って旨味と甘味が爆発する極上握りです

  • やっとジャンケン買ったよ!幸せだw

  • 鷹勇の特別純米 今日は一人一合呑みますw

  • 身が厚くて旨味が強い真鯛 ジャンケンって思った通りにならないよねw

  • 鮑の茶碗蒸し これは本当に旨い いくらでも酒が飲めそうなアテです

  • 炙り鰯は余計な脂が抜けて旨味だけ残った感じ

  • 骨酒に焼いた河豚鰭を入れていただきました これはヤヴァいいくらでも飲めそうだw 

  • 勝利の証の茶碗蒸しが後から出てくるって幸福感無限大ですw

  • 細魚 型の良い大きめのは通称閂と呼ばれるサイズの大きいものをいただきました

  • またジャンケン買った!3人ほぼ互角の争いです

  • 牡蠣の魚醤炊き いしるで牡蠣を炊くなんて美味し過ぎて掟破りじゃないの?

  • 悦 凱陣の八反錦純米無濾過 自宅でも飲んでるのに出されると嬉しいw

  • 赤身は漬けてあります ジャンケン勝ちたいよ〜!

  • こういう時は酒に頼る!南の特別本醸造はスッキリです

  • 海老芋と蛸の煮付け 蛸の旨味が海老芋に沁みてます

  • やっと勝った!勝利の2皿目はストレス解消になりますw

  • 旭若松なんてないよねって言ったら出てきたwびっくり

  • 熟成した鰆の腹身 ジャンケンには負けたけど旨過ぎて悶絶しました

  • 玉川生酛純米 20年ものの古酒でラベルが現在と全然違います

  • わ何これ!天然鰻?寿司屋で出てくるんだね〜!

  • 天然鰻は炭火で蒲焼に タレじゃないけど

  • 本日一番だったかもしれない炙り〆鯖 すんごい旨みでまた悶絶

  • 内子も外子も身も全部甲羅に盛った香箱蟹

  • 中トロは脂が乗った腹身をさらに寝かせてあります

  • 自家製の唐墨は餅と一緒に海苔巻きに

  • 熟露枯山廃純米 2年洞窟で寝かせた変態酒ですw

  • こんなに旨い車海老を2貫タベラレルワイフは幸せ者だw

  • ああもう御御御付けが出てきちゃったよー

  • 炙り梭子魚も細かく包丁を入れてあって口の中で消えます

  • 年末に宝船 来年もうまい寿司が食べられますように

  • 煮穴子 最後に舎利をきれいに包んでスフレみたいな食感

  • 玉で最後 既に0時を迎えていますw

  • 7周年記念の缶バッヂ 正式な組員になりましたw

2022/01/11 更新

5回目

2021/09 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

旬の素材の力強さと持ち味を引き出す 石田さんの珠玉の料理

石田さんからキャンセル出ました!との連絡を受け、二つ返事(はいはい!とまさにw)で訪問決定。
望外のことで嬉しいなぁ。
今年の予約は昨年末に取った12月の分だけですが、今年に入ってからはコロナの影響なのか、キャンセルがコンスタントにあって今年4回目の訪問と相成りました。

まもなく緊急事態宣言も解除されるそうですが、蔓延防止措置にも移行せずにそのまま平時に戻るんだとか。
そんなぁ、いきなり戻って大丈夫なの?という心配はありますが、東京都は周辺3県と共同でリバウンド防止措置期間に移行するそうです。
認証を受けた飲食店の営業は21時までに1時間延長され、20時まで酒の提供もOKとのこと。
なおグループで1度に入店できる人数は4人までです。

ということで時短営業継続中の心白にやってきました。
今日は何でも客全員がキャンセル待ちだそうでw
貸切客のキャンセルって痛いですが、すぐに埋まるのがこちらの店の実力ってことですね。
客の胃袋をガッチリ掴んでいる店はコロナにも負けず、順調に営業しているところが多いです。

では早速今日も20時までの2時間を石田さんと一緒に突っ走ります!
以下、例によっていただいたものを列挙します。
☆きのこ汁 九絵の出汁に長野県産のキノコが数種類と山栗が入っています この出汁とキノコが素晴らしい
 舞茸、しめじ、美しい朱色の朱鷺ひらたけ、天然の榎に小さいですが甘味の濃い山栗が抜群のコンビネーションでした
◎白和え 柿、梨、無花果、長野パープルなどを西京味噌と胡麻で和えてあります 上品な甘味と仄かな酸味がいいね
★仙鳳趾(せんぽうし)の真牡蠣ジュレ掛け 仙鳳趾は厚岸の西端にある知る人ぞ知る牡蠣の名産地だとか 濃くて旨い 
□握り:墨烏賊 身が厚くてとても甘く、ねっとりとして余韻が長いです こんな墨烏賊が手に入るなんて凄いね
◆墨烏賊下足 濃い煮詰めを塗って焼いた墨烏賊の下足を摘みに 甘い煮詰めが山葵とベストマッチです
♫握り:九絵 潜ませてある生姜がとても良いアクセントになってます こんな時季から脂がノリノリでびっくり
☆すっぽんの茶碗蒸し 旨味の塊とはこういうことを云うんですね すっぽんの玉子と芽葱もいい仕事してます
♫握り:鯵 小田原産です 身が厚くて脂が乗ってます 最近静岡の用宗の鯵ばかり食べてますがw相模湾もなかなかですよ
○握り:赤身 大間ですがこの時季水温が高いのかやや水っぽいです もう少し寝かせてから使ったほうがいいですね
□目光の焼物 福島産です これはもう抜群に旨い!ほんのり甘味もありじゅわじゅわ脂が溢れてきます
★握り:鰤 函館産です 握りにするのに程よい脂で甘味がはっきりしています 煮切り醤油との相性抜群!
♫握り:北寄貝 長万部産です 冬のイメージがある北寄ですが、この時季でも甘くて瑞々しいのが手に入るんですねぇ
◆握り:鱒の介 ロシアに戻る途中で捕まっちゃったキングサーモンですねw 脂が華やかで軽くてびっくりするほど旨い
★いくらご飯 これにも鱒の介を叩いて乗せてありますから親子丼みたいなイメージ 粒々っとした赤米の食感が好き 
♫握り:クロムツ これが本日のNo.1でしょうか 旨味が凄すぎます 皮目を軽く炙ってあって脂の旨さを堪能しました
☆蛸の和え物 山葵の茎と海苔で石巻産の蛸を和えてあります 甘くて辛くて旨味が強くてがっついちゃったから写真がないw
◇握り:車海老 今年最後の天草産です 春に熊本で食べたのよりも数倍旨く感じるのは仕事の違いでしょうか
♫軍艦:雲丹 利尻産です 甘味が強くて濃厚な旨味 でも口の中ですぅ〜っと消えちゃうんでもう一つくださいw
□天然鰻の焼物 脂が美味しい 噛めば噛むほど溢れ出てくる脂の旨味と香りが素晴らしいです ずっと噛んでいたいよ
☆太刀魚の蕎麦粉揚げ毛蟹餡掛け これは…旨すぎて言葉がないwフリットのような軽い揚げ物にトロトロの蟹餡です
◎握り:大トロ こちらも大間ですがこれは味が乗っていて美味しかったです 炭でじゅっと焼鏝風に香りをつけるのがいい
◆握り:穴子 鰻をいただいたばかりですが穴子の淡白で上品な旨味が光ります いつまでも食べ飽きない旨さですよね
◎玉 締めにふっくらカステラのように焼き上げた玉子を口に放り込むと今日の幸せな時間も終了です もう一周したいな

ゆっくりとお茶をいただいて至福の時を振り返るのがいつものアイドリングタイムですが、今日は時間が押してしまったのでご迷惑にならないように程なく席を立ちました。
今日キャンセルした貸切客は本当にもったいないことをしたと思いますwけど、そのキャンセルのおかげでこれだけ美味しいものをいただけたんですから感謝しないと。
どなたか存じませんが、ありがとうございました。

ご馳走様でした!!!
12月の予約までにもう一度呼ばれたいなぁw

  • 今日は入口に灯りがありません 完全な隠れ家になってますねw

  • 最初は意表をついた秋の味覚、キノコ汁です

  • 舞茸 しめじ 朱鷺ひらたけ 天然の榎に小さくても甘味の濃い山栗が入ってます

  • 白和えです 一転して優しい味わい

  • 柿 梨 無花果 長野パープルを西京味噌と胡麻と豆腐で繊細に和えてあります

  • 仙鳳趾(せんぽうし)の真牡蠣ジュレ掛け

  • この牡蠣はこの時季に強烈な旨味を発揮してくれます 冬になったらどうなっちゃうんだろう

  • 握りは墨烏賊から 身が厚くてとても美味しい墨烏賊です

  • 墨烏賊の下足を炙って煮詰めと山葵でいただきます

  • わーい九絵だ!キノコ汁の身のほうですw

  • すっぽんの茶碗蒸し 玉子もすっぽんです 翌朝お肌ツルツルだねうふ

  • 小田原の鯵は身が厚くて脂が乗っていました

  • 大間の赤身はちょっと水っぽい もう少し寝かせたら美味しくなるかな

  • 一転して焼き魚は福島産の目光 これがとても美味かったんですよ

  • 函館産の鰤は握りにぴったりの脂の乗り 美味しいなんてもんじゃないですよ

  • 長万部の北寄貝は甘くてコリコリです これも旨いね

  • 鱒の介 素晴らしい脂の乗りです

  • いくらに鱒の介を叩いて親子丼風に

  • 本日のNo.1はこののどぐろです ヤヴァい旨さですよ

  • 天草の車海老は今シーズン最後だそうで 謹んで美味しくいただきました

  • ここで出てくる利尻産の雲丹 これは堪らないよ

  • 天然鰻を焼いて出してくれました いったいどれだけ仕入れているんでしょうね

  • 太刀魚の蕎麦粉揚げ毛蟹餡掛け これものどぐろに負けず劣らず美味しいです

  • 大トロは旨味が乗っていて美味しかった

  • 穴子はふんわりとろとろで淡白なのに余韻が長い 煮詰めの効果ですねきっと

  • ああ今日も終わりか・・・玉をいただいてお仕舞いです 名残惜しいなぁ

2021/10/23 更新

4回目

2021/05 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

米の心白には麹の根が、鮨の心白には客の足が

驚異的な仕事量で常に美味しいものだけを出してくれる鮨 心白にやって来ました。
びっくりするほどの数の極上ネタに全て仕事を施し、さらに美味しく心白らしく整えて、毎回期待を上回る旨いものを提供してくれる恵比寿の隠れ家です。

心白ってお米の芯の部分ですが、食用の米は半透明ですよね。
酒造好適米、例えば山田錦とか美山錦などの芯は白いんです。
これは芯に隙間があって光が乱反射するから白く見えるんだとか。
その隙間に麹菌が根を伸ばして美味しい酒に変えてくれるというわけです。
店名には米も鮨も時間をかけて美味しくなるっていう意味が込められている・・・のかどうかは知りませんけどw

コロナ前は19時から24時過ぎまで足掛け2日、5時間ほどのロングランをじっくり食べ続けるんですが、コロナ禍では20時までの時短営業中です。
それでも2時間のスプリントをスピードアップして走り抜けるので、満足感はこれまでと変わりません。
実際に石田さんは厨房を小走りで動き回り続けているので、体力的な負荷も大きいと思います。
呉々も無理しないで下さいな。

ということで本日も時短営業のため18時スタートです。
◎生牡蠣ジュレ掛け 奥松島産の牡蠣も終わり 来年までこの激ウマ牡蠣が食べられないのかぁ
★鱧の焼き締め 焼き茄子のソースに浸けて締めた鱧です なああんて美味しいんだろう 季節先取りの味覚です
□伊佐木の握り 三品目で握り登場 今日は伊佐木からです しっかり寝かせて旨味が増しています 香りも良いねぇ
☆鯛玉子の炊き物 コクのある鯛子が甘辛く上品な味に炊き上がっています これは永遠に食べられる味だね
♫縞鯵の握り これも脂が乗って大変美味しい縞鯵でした 青魚は鮮度も大事ですがそれ以上に処理の仕方がものを言います
◎鼈の卵入り茶碗蒸し なにこれ〜! 鼈の卵は以前もいただきましたが茶碗蒸しにすると途轍もなく旨いんですね
★平貝の磯辺焼き 炭火で炙って海苔巻で出してくれます 素材勝負ですがいい感じに脱水して香りも味も抜群です
☆地蛸の握り 薄くスライスして影包丁を入れた極上の握り 舎利との相性が素晴らしい
♫鮪赤身の握り 王道です この味にねっとりとした食感 旨味のレベルが違います
□河豚の白子 うほほ・・・これを酒なしで食べるなんて・・・愚か者のすることですなw
★牡丹海老の握り 型の大きい立派な牡丹海老でした 甘くてトロトロ 北海道の牡丹海老は最高ですね
◆気仙沼のウニと毛蟹とコーン生海苔の和え物 本日一番興奮した一品 昨日食べた雲丹の更に上を行きます
☆鰆の握り 皮が香ばしくて身がしっとり 石田さんはこの辺りに今日のピークを持って来ているんですねぇ
★真鯛の握り これも旨味がすごい 10日寝かせたって完全な熟成寿司ですよ
♫天然鰻の炭火炙り また来た今度は天然の鰻です 皮がパリッと焼けていて 身の厚さと脂の美味さが半端ない
◎金目鯛の握り 皮を炭でジュっと焼き付けて香ばしさをプラス すっきりした脂で爽やかな旨味です
□黄肌鮪の握り 串本で水揚げされたキハダです きれいなピンク色で脂はさっぱりしていますが旨味は強いです
♫鰯つみれフライ 時短営業に突入してからの名物になりつつあります ワカメ入りでふわっとアッツアツです
◎もずくのあら汁仕立て もずくって良い出汁が出るんですねぇ 旨味たっぷりで十分美味しいです
☆北寄貝の握り まだ全然食べられますよねと出て来た北寄です こんなに甘いの小樽でしか食べたことないなぁ
♫ガンゼの軍艦 超甘いです 白雲丹も美味しかったですが赤雲丹は別格です この濃厚な味は赤雲丹だけです
★穴子の握り これもすごいね 口の中で消えるってこういう感じなんですねきっと ちゃんと噛み締めたのに消えました
◎玉 これで締めです フワフワのカステラのような美味しさでじっくり味わいたい旨さです

20時を少し過ぎました。本日店仕舞いの時間です。
今日も18時から超特急でハイクオリティの寿司と一品料理を織り交ぜた料理をいただきました。
毎回のことですけど、大満足です。
皆さんお会計して三々五々、お店を出ていきますがどなたも満足そうな表情を浮かべていますね。

仕入れから下拵え、味付けに至るまで全てを石田さんお一人でこなしているので、本当に大変だと思います。
しかも現在は時短営業で2時間勝負のダッシュを繰り返すスタイルですから、身体にかかる負荷は相当なものと拝察します。
どうかお身体は大切にされてくださいね。
これだけの仕事量なのに、石田さんは真剣に、でも軽やかに楽しそうに日々の客に自分の料理を提供してくれます。
本当に寿司を握るという仕事がお好きなんでしょうね。

深夜の悶絶巻きを味わうのも格別な体験ですけど、店を出て帰宅してもまだ早いので、のんびり今日の余韻を楽しむことができるのはなかなかいいものです。
また次回に何がいただけるのか、季節が変わると何が出てくるのか、期待とワクワク感がさらに高まります。

今日もご馳走様でした!
次回も楽しみにしています!!

  • お店は「猪の家」にありますw

  • 看板は入口から階段を登った先にありますから知らない人が通っても店があるとはわかりません

  • この狭い階段を上がると極楽浄土が待ってますw

  • 店の引き戸の手前に墨絵が飾られているんですけどこれかなり素敵です

  • 生牡蠣ジュレ掛け 石田さんに生産者を伺って今シーズンは2回自宅でも食べまくりましたw

  • 目の前のポットは飲み放題の酒・・・じゃなくて水

  • 鱧の焼き締め 香ばしい焼き茄子のソースが鱧にぴったり 初夏の味です

  • 握りは伊佐木から 香りが素晴らしい トップバッターに最高ですね

  • 鯛子の炊き物 コクがあってプツプツと食感が楽しめてまあ贅沢な一品です

  • 二貫目は縞鯵 これも締め方が大変素晴らしくて旨味がぎゅっと濃縮されています

  • 茶碗蒸しに浮かんでいるのは鼈の玉子です プチッととろとろで旨味大爆発です

  • 平貝の磯辺焼き・・・なんですが平貝が見えないw

  • 巨大な地蛸の足を薄くスライスして握りに 軽い舌触りと濃厚な旨味 シャリとの相性抜群です

  • 何日寝かせたのか聞いたらまだ4〜5日という本鮪の赤身 旨味が違います

  • 紅いものの次は白いもの 河豚の白子を酒なしでいただくなんて拷問に近いよ

  • この牡丹海老がうまかった 小樽に行きたくなる鯵です

  • 気仙沼の白雲丹に毛蟹とコーンと生海苔を和えました とんでもない旨さです

  • 雲丹で興奮していたら今度は鰆 皮目の旨さが抜群で驚きました 急にテンションピークです

  • 真鯛は10日寝かせてから握りに これは食べないと後悔する

  • 天然鰻を炭火で炙ってくれました 身が締まっていて脂の乗りが素晴らしく香りも最高

  • 金目鯛は例によって炭で焼き目をつけます これがとても良いアクセントになります

  • 黄肌鮪は串本で水揚げされたもの さっぱりした脂ですが旨味ははっきりしています

  • 最近名物になりつつある鰯つみれフライ 寿司の合間にフライが出てくる寿司屋って面白いです

  • もずくのあら汁仕立て 素晴らしい出汁が出てます 七味唐辛子で味変するのもいいですね

  • 北寄貝は身が厚くて甘くて・・・鮮度命の貝なのにこんなに美味しいのが東京で食べられるとは驚きです

  • 白雲丹は一品料理で 赤雲丹は軍艦で 客の心理をよくわかっている人です

  • 穴子トロトロ 煮崩れしそうなホロホロの穴子を丁寧に握ります

  • いつもカステラかと思うくらい美味しい玉 ああ今日もこれを食べちゃうとお仕舞いだよねぇ

2021/06/15 更新

3回目

2021/03 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

営業時間わずか2時間でも真価発揮! 心白の寿司前&寿司

緊急事態宣言下では20時までの営業となっている鮨 心白です。

仕込みは石田さんお一人でほぼ全部なさっているので、営業時間を前倒してスタートというわけにもいかず、現状では18時から20時までの超高速寿司前&寿司というスタイルになっています。
前回、これもコロナの影響なのかキャンセル発生という嬉しいお知らせを頂戴して馳せ参じましたが、今回も直前キャンセルとのことでそれほど間を置かずに(約2ヶ月とは有り難い)お声掛けいただきました。
こういうのを棚から牡丹餅とか果報は寝て待てとか言うんでしょうか。

ということで、18時少し前に恵比寿到着。
駅からは歩いて10分ほどの道のりです。
途中、ショートカットしようとしてマンションの脇の階段を登ったりと結構なアップダウンを経て店の前に着きました。
恵比寿って案外アップダウンがあるんですね。
既に灯が点いているから入って良いみたいです。

階段を上がって店内に入ると、意外なことに我々が最後。
中ほどの2席が空いているだけで満席でした。
あら、時刻は18時2分かぁ、遅刻だ(笑)。
皆さん平日にもかかわらず、心白に掛かり気味でいらっしゃってる訳ですね。

着席すると石田さんの目の前、特等席じゃありませんか。
前回の超高速な手際を今日も目の前で楽しめます。
家紋入りのお絞りをもらって鷹勇でスタート、ワイフは守破離の愛山です。
両方とも鳥取の日本酒ですが、最近は石田さんに完全に好みを把握していただいているのでお任せしています。
佐藤さんもいつもの笑顔です。

以下、2時間ガチンコ勝負の品目です。
例によって、
★:とんでもなく旨い
☆:ヤヴァいくらい旨い
◎:ものすごく旨い
○:ひどく旨い
□:めちゃめちゃ旨い
◆:びっくりするほど旨い
♫:でぇ〜りゃぁ〜旨いがね ですが気分です(笑)。

◎もずくと数の子 新物の大きな数の子を一口サイズに切ってもずくに浮かべてあります あっさりした中に旨味がたっぷり
☆墨イカ いきなり握りです(笑)身が厚くてすごく美味い サクッとした気持ちの良い歯触りと烏賊の甘味が鼻に抜けます
◆鮟鱇と下野長葱の茶碗蒸し 鮟鱇って鍋ばかりでしたが茶碗蒸しにすると旨味が凝縮されます 胃袋と皮が抜群に旨い
◎旭菊 27BYの生酛純米です ふくよかな甘みとすっきりした後味 余韻は短めでスイスイといただける食中酒です
★鮃 握りが交互に出ます 縁側を乗せで登場 小田原で揚がった2kgちょっとの大きい鮃で旨味がすごい
◎日高見 石巻の平孝酒造の震災復興限定酒です よく手に入ったねぇ 3・11 には毎年必ず黙祷と献杯します
□墨イカ 今度はゲソ焼きです 烏賊が丸ごと食べられるのでワイフ大喜びです
☆奥松島の蒸し牡蠣 例の牡蠣もそろそろ季節最終盤で今季食べ納めでしょうか 前回即発注したくらい旨い牡蠣です
◎金目鯛 皮目を軽く炙って香ばしくなってます 内房の金目も脂が乗っていて抜群の旨さ 舎利との相性が素晴らしい
☆悦 凱陣興 熱燗でいただきます こちらの作家ものの酒器のセンスは抜群です 使うたびに欲しくなります
□メヒカリの焼き物 ホワイトアスパラを巻いて焼いてあります フワッフワです 干物のような生のような不思議な食感
★生牡蠣 軍艦巻きの上に奥松島の生牡蠣を乗せた絶品寿司 こういうのを超旨いっていうんだね
◎竹鶴 R2BYの純米酒をお燗でいただきます 米の甘味とほんのり酸味 永遠に呑んでいられる酒です
☆細魚(さより) 30cm以上ある大きいものだったそうです いわゆるカンヌキですね こんな旨いの食べたことない
♫メジマグロ赤身 本鮪の赤ちゃんです 舞鶴産10kgですが脂がすごいです 鮪を皮付きで食べたのは初めてですが皮が旨い
☆鮟鱇とあん肝 赤酒に3日漬けて焼いてあります 赤酒のジュレが乗って旨味の塊 ヤヴァい酒がまたすぐなくなる
◆鰆 異常に美味いので何したか聞いたら数日寝かせて湯引きしてから皮だけ焼いたものだとか 凄いとしか言いようがない
☆大トロ これぞ大トロという脂 強烈な旨味で口の中がリセットされちゃいます 旨すぎるって罪だ(笑)
◎知則 初めて飲みます 月山の吉田酒造の別ブランドです やや酸味がありますが旨味が舌に残る個性的な酒です
☆鯖 この鯖がものすごく美味かった 2kg弱のデカいのを1週間寝かせたそうで脂がいい感じに熟れてます
○鰯のつみれ 焼いてハンバーグ風に出してくれました こういう変化球系も美味しいのが石田さんの技ですね
◎生酛秋鹿 へのへのもへじを熱燗で 香りが素晴らしく旨味が強い酒です
♫春子 皮は酢締めて身は昆布締めたという一品 なんじゃこれ!旨すぎるでしょ!
□毛蟹 今シーズン初の毛蟹をほぐし身で握ってくれました ふわふわで蟹の旨味満載 あと5貫食べたいよ
◎車海老 天草産の香りが高い車海老です もう盤石の旨さですね 海老はこの握りに尽きます
◎雲丹 北海道のノナです まだまだ水温が低いところの雲丹は風味が豊かですね 甘いです
◎蒼空 京都の酒を冷やで 美山錦を使うとは珍しいですね キリッとした爽やかな酒でした
☆煮穴子 江戸前の穴子をツメでいただきます こういう正統派の端正な寿司もきちっと出してきます
◎玉 ふんわりと大きくてカステラのようなという表現がぴったりの玉子です 海老のすり身たっぷりで香りが抜群です

寿司15貫と間に挟んだ料理が7品(締めの玉は握りでカウント)、8種の酒を1升呑みました。
これを2時間で10人分全部こなすなんて石田さん、凄技です。
今日も会話しながらのんびりなんていう雰囲気はなく(笑)トップスピードで20時までの営業を完了しました。
フルマラソンの選手が5000mのスピード練習しているみたいな感じでしょうか。

延長また延長の緊急事態宣言がようやく明けたと思ったらまた蔓延防止等重点措置が発令されて20時までの営業に変わりはないでしょうから、現状もこのスピード感で毎日寿司と料理を出しまくっているんだと思います。
早くいつもの緩くて楽しい深夜寿司を楽しめるようになりたいものですが・・・
どうか身体には留意されてこの状況をなんとか乗り切っていただきたいものだと切に願います。

滞在時間2時間でも心白は心白でした。
少量多品種を酒とともに心行くまで楽しめる店としての真価は健在です。
また是非キャンセルが出たらお声掛けいただきたいものです(笑)。
ご馳走様でした!!


  • 鳥取の鷹勇からスタート これも東京ではあまり見かけない酒です

  • ワイフは同じく鳥取の守破離の愛山 なぜかアルファベット表記でしたこれも見たことないなぁ

  • もずくと数の子 新物の型の良い数の子でした コリッコリのヌルヌルで面白い食感です

  • 片時も動きを止めずそれでいて酒の注文にも素早く対応する石田さん 八面六臂の活躍とはこういうことでしょうか

  • 心白は酒器が大変洒落ています

  • 握りは墨イカからスタート コロナ前は寿司が出てくるまでに2時間半はかかったものですが(笑)二品目が握りとはコロナって怖い

  • 絶品の茶碗蒸しは鮟鱇と下野長葱です これは酒のアテにずっと手元に置いておきました(笑)

  • 旭菊の生酛純米です 軽くてほのかな酸味のある美味しい食中酒ですね

  • 鮃の握りは縁側が乗ってます 酒の摘みにしたいけど一緒に食べちゃった

  • 明けない夜はないと書かれている日高見の復興限定酒 一瞬で売り切れたと聞いていますがこの店にはあります

  • 墨烏賊の可愛らしい足を焼いてつまみに出してくれました

  • 奥松島の絶品牡蠣です これは日本一旨いと断言してしまいましょう 連絡先を教えてもらって自宅でもガッツリ食べました

  • 皮目を軽く炙った金目鯛の握り 内房の金目も美味いなぁ

  • 悦 凱陣の興は熱燗でこの酒器も質感が素晴らしい

  • メヒカリはホワイトアスパラを巻いて焼いてありました 酒が進む君です(笑)

  • 今度は目の前に生牡蠣が並べられました

  • 蒸し牡蠣のあとは生牡蠣の軍艦 ああ堪らん

  • 今度は竹鶴 これもほんのり酸味が乗っていくらでも飲める酒です

  • ピッカピカの細魚 30cmちょっとある大きいものだったそうです

  • 本日最高の握り メジマグロです 皮付きのマグロの握りは初めてです

  • 鮟鱇とあん肝は赤酒に3日漬けて焼いてあります 心白の真骨頂ですね

  • メジマグロにも負けず劣らずの鰆 絶品でした

  • 大トロ凄過ぎ こんな美味いのはなかなか食べられない

  • 智則は月山の別ヴァージョン 旨味の乗った酒でした

  • この美しい酒器 見るもの全部欲しくなる(笑)

  • 2kg弱のデカい鯖を寝かせて握ります 美味くないわけがないよね

  • このファーストフードみたいのはなんだ?

  • 鰯のつみれをハンバーグに見立ててフィンガーフードにしてあります

  • 生酛秋鹿もへのへのもへじ入り

  • 春子登場 いい感じに熟れてます

  • 皮だけ酢締めて身を昆布締めた春子 これは忘れられない味です

  • 器いっぱいに毛蟹のほぐし身が登場 少し酒のアテにもらいました

  • それを握ってもらうとふわふわ 至福の時です

  • 車海老は天草産 やはり西の車海老は甘味が強いですね

  • ノナは北海道です トロッと甘い白雲丹でした

  • 美山錦の蒼空なんて初めて呑んだよ イケますねー

  • 煮穴子はツメで 正統派江戸前寿司だ

  • 玉は海老のすり身入り これも酒のアテにしました

  • 20時できっちり終了 本日もありがとうございましたm(_ _)m

2021/04/15 更新

2回目

2021/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

2021年の寿司は心白から 時間短縮でも心白は心白でした

前回、532日ぶりに伺うことができた心白に思いもかけず年明け早々に伺います。
キャンセルが出たようです。
お蔭様で2ヶ月でまた再訪が叶いました。
緊急事態宣言下ですからキャンセルが出るのも致し方ないですよね。
ただし、今日の心白は18時から20時までの時短営業、「ミニ心白」です(笑)。

ということでいそいそと恵比寿に向かいます。
いつもは19時から24時過ぎまでの長時間一本勝負デスマッチなのにたった2時間でどうするんだろう・・・
却って興味津々です。

18時に伺うと、店にはまた灯りが点いていません。
周囲にも数人待っている感じの方が立っていますが、しばらくすると転倒あれ点灯したので三々五々店内へ。
階段室の踊り場には干支の丑の置き物が飾られていて新年の趣です。
こういうちょっとした気配りが好きです。

石田さんにご挨拶して、カウンター中程に着席。
今日も10席いっぱいです。
20時までの時短営業でもその人気には些かの陰りもありません。
こういう非常時に店の実力というか真価というか求心力というか、何もかもあからさまになるもんです。

ということで、本日のミニ心白は梵のときしらずをいただきながらスタート。
すぐに茶碗蒸しが出て来ました。
今日の石田さんは兎に角声を掛ける遑もないくらいのスピードで動きまくってます。
お、なかには九絵が入ってますね。20kgだそうです。

うん、これはものすごい旨味が出てますよ。
九絵はもともと大きい魚ですが、それでも20kgは大きい部類ですね。
と、そこに後ろをスーッと通る女性の影が(笑)。
おお、重役出勤の佐藤さんですね。さすがです。

着替えて出て来た佐藤さんと目があったらご無沙汰してます!と元気にご挨拶をいただきました。
やっぱり心白は佐藤さんがいないとなんだか来た気がしない。
この飾り気のない親しみやすさが佐藤さんのホスピタリティです。
石田さんと並ぶお店の顔です。

さて、残り1時間45分ほどで何を出すのか、どれくらいで寿司に切り替わるのか。
興味は尽きませんが、取り敢えず石田さんの手元を見つめます。
ここからはいつものように以下列挙。
例によって、
★:とんでもなく旨い
☆:ヤヴァいくらい旨い
◎:ものすごく旨い
○:ひどく旨い です。

◎またちのポン酢ジュレ掛け ”たちポン”です ポン酢ジュレがまた旨味たっぷりで濃厚なまたちをサポートしてくれます
☆奥松島の蒸し牡蠣 蒸したてアッツアツを出してくれます 旨すぎて生産者をその場で聞き、翌日注文しました
□お酒 栃木の熟露枯(うろこ)にチェンジ これは飲んだことのない酒でしたがすっきり上品な辛口で飲みやすい
☆あおり烏賊 早くも握りが登場 五島列島で揚がったとても美味しいあおりでした 甘くてねっとりしてます
☆あいなめ 旨味が炸裂します 舎利と抜群に合うのがまた素晴らしい
★鯵 舞鶴の型が良くて大きい鯵です もちろん身も厚くて数日置いただけで抜群に旨いです
☆毛蟹 石巻の600g超の型の良い毛蟹の身をほぐして味噌と和えて握ってあります これでもかと毛蟹の身が乗ってます
★本鮪 気仙沼で揚った70kgの赤身です もう文句なく美味い 上品な旨味と甘味と若干の酸味 最高です
□お酒 王禄の丈径(たけみち)は熱燗でいただきます
☆函館の生鰊 足が速い鰊を氷温で運搬 さっと炙って出してくれました 身が柔らかくて淡白なのに旨いんだよねぇ
◎さらに十旭日の熟れ酒を燗していただきます 十旭日は須く燗酒です
◎金目鯛 房総沖の3kgとはキンメでもかなりでかいですね 身は繊細で歯触りが良くあっさりしてます
◎細魚(さより) 石巻産です 鮮度が抜群でピッカピカ、身が透き通ってます 弾力があってほんのり甘い 
★九絵 茶碗蒸しでもいただいた九絵を今度は握りで 2週間ほど寝かせてものすごい旨味です 本日のベストです
◎鳥貝 ガツンと旨味が味わえるように裏返して握ってあります 舌に乗る味の濃さ旨さ甘さが堪らん
□へのへのもへじをひやでいただきました 年末にオオクサで7年物を呑んだんですが若くても旨い
☆大トロ 握った後に真っ赤に熾きている炭をジュッと押し付けてほんのり香りづけ さらに旨味が増します
◎猪 ここでいきなりの心白爆弾炸裂&炊いた猪登場 なぜ握りの合間に猪なのか不明ですけど旨いもんは旨い
☆車海老 八代産の蒸したてアッツアツです この車海老でしか味わえない甘みと香り 舎利との相性は一番かも
★佐原 唐津産です 6kgとは驚きですが身が締まっていて味が濃いです 寒鰆って格別ですねえ 
◎赤雲丹 青森のバフン雲丹を軍艦で 濃厚な甘みです 蝦夷バフン雲丹が一番かと思っていましたがこれも旨いわ
□御代栄は冷酒で 口当たりは甘いのに口をさっぱりさせてくれるキレの良い酒です
○車海老の味噌汁 海老味噌が溶け込んで旨味の塊に変身した御御御付けです ああ、もうこれで終わりか?
◎煮穴子 まだあった あっさりした煮切りが却って穴子特有の旨味を引き立ててくれます
○玉 これで終わりってことだね これだけの品数を出しながら20時ぴったりに終わらせるなんてすごい

最後の玉をいただいたらちょうど20時、測ったようにぴったりです。
深夜なら悶絶巻のおねだりをするところですけど(笑)、都の自粛要請期間中に無理を言うのは憚られるのでぐっと我慢。
それにしても2時間で20品出してくるとは恐れ入ります。
42.195kmを100mのスピードで猛然と走りきった印象です、って変な例えだ。

心白は2時間でも心白でした。
いつもの時間的余裕がないぶんだけ、マッシブに内容を詰めこんで心白らしいバラエティに富んだ旨い物を楽しませてくれました。
20時に店を出るなんてなんだかピンと来ませんけど、今日は大人しく帰ります。
次回は今年のクリスマス・イブですが、また運頼みでそれまでに伺いたいと思います。

ご馳走様でした!!
 

  • 階段室の踊り場に干支の丑がさりげなく鎮座してます

  • 階段を上がると看板があります プライベートな空間のような趣ですね

  • 氷温熟成した梵のときしらずからスタート ここから2時間の勝負です

  • 早速茶碗蒸しが出て来ました 九絵入りの豪華な茶碗蒸しです

  • 続いてたちぽん登場 デカいまたちです 

  • 栃木の熟露枯(うろこ)という酒です 呑んだことない

  • 洞窟で3年熟成してから出荷する変わった酒ですが味は上品でまろやか 美味しいです

  • 奥松島の蒸し牡蠣 あまりに旨くて帰宅後即注文しました

  • あおり烏賊です 長崎五島列島です

  • あいなめです 石巻沖で一本釣りだそうです

  • 鯵は舞鶴から デカくて身が厚くて旨い鯵でした

  • 石巻の600g超の型の良い毛蟹の身をほぐして味噌と和えて握ってあります

  • 王禄の丈径(たけみち) こちらは原酒で麹米も掛け米も山田錦です

  • 赤身は気仙沼で揚がった70kgの本鮪です

  • 函館の生鰊と数の子です ちょうど新数の子の時期ですもんね

  • 十旭日は絶対熱燗です 熟れ酒なら尚更です

  • 金目鯛はあっさりですがじわじわ旨味が増して来ます

  • 十旭日が入った徳利があまりに美しくて欲しくなりました

  • お揃いの杯でいただきます

  • ほらほらまた旨そうなもんが目の前に置かれます(笑)

  • 人数分にきれいに切り揃えられて一気に握ります

  • 今日の石田さんは超特急で仕事しているので話し掛ける遑もありません

  • 石巻産の細魚 ピッカピカですよ

  • 茶碗蒸しで食べた九絵が握りでも登場 本日一番でした

  • 鳥貝は裏返して握ります この方が旨味をより強く感じます

  • わ へのへのもへじもある

  • 無濾過原酒2019年3月上槽ですから2年弱店で寝てます

  • 真ん中の黒い点は炭を押し当てて一瞬焼いたしるしです 香ばしくていいアクセントです

  • なぜか突然 猪の炊いたものがでてきました(笑)

  • 猪の次は車海老 八代産の極上品でした

  • 唐津の佐原 これも抜群に美味かった

  • 青森の赤雲丹です 濃厚です

  • 御代栄は冷酒で くちがすっきりさっぱりします

  • 車海老の頭は御御御付けになりました

  • 自家製の七味唐辛子が素晴らしいアクセントになります

  • 煮穴子が出て来て今日も終わりかぁ もっと食べたいよ

  • 玉で締めます 今日は悶絶巻はなしです

  • この家紋のついたドアにスポットが当たっていたら店内に入れます

  • la maison du sanglierって猪の家だよね石田さん

  • まあここに店があるなんて普通わからないよね

2021/03/13 更新

1回目

2020/11 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

532日ぶりの心白 恵比寿移転後初訪問です

2019年9月に広尾というか天現寺から移転した心白にようやく来ることができました。
幸い移転直後の店に予約ができたんですが、出張の日程と重なってしまって泣く泣くキャンセル。
次の予約は最短で2020年11月と言われ、ショックで言葉を失いながらもじっと風雪を耐え忍んでこの日を迎えました。
実に前回の訪問から532日ぶり、その間週刊少年ジャンプを毎号読んでいたら76冊分です(笑)。
合併号があるからもうちょっと少ないか。

で、恵比寿のビール坂付近と聞いてのこのこやって来ましたがどこにも看板らしきものがなく、店の場所がわからない。
住所を頼りに着いたのはくろいわの対面ですが、扉が2枚あって左側の扉には心白の印章が飾られているので恐らくここだろうと。
開店前で明かりもついておらず、所在なく近くに突っ立っていると明かりがつきました。
えいやっと重い扉を開けるとすぐに階段、それを登って通路を抜けると左手に暖簾がかかっています。
やっぱりここだったんだね。

おお、こちらには初めて伺いますが以前の店よりもシックなのに華やかというか、こちらのほうが空間が広くて天井も高いので、居心地が更に良くなったように感じます。
カウンターのみで10席というのは変わりませんが、椅子も大きくなってゆったりしています。
換気もしっかりできているようです。
日本刀のように飾られた包丁群は変わらず燦然と輝いていますね。
どれもよくキレそうだ。夫婦喧嘩の際には是非一本お借りしたい(笑)。

白木の立派なカウンターは少し角度がついていて奥から6人ほどが石田さんと正対し、入口に近いカウンターは斜に構えます。
私は案内されて7人目の席に。斜に構えて生きて来た私にぴったりのポジションです(笑)。
ちなみにワイフは6人目の席ですから正対してます。夫婦の歩んできた道程そのものだ。
相次いで客が入って来て、カウンターはほぼ埋まりました。

では店の印章が入った立派なタオルで手を拭いて準備万端、一年半ぶりの鮨 心白スタート。
19時からですが、遅れてくる客もいたりして特に揃わないと始めないということもなく、ゆるい感じです。
広尾でも特に緊張感はありませんでしたけど、恵比寿はさらに雰囲気がゆるいというか寛げる気がします。
スタッフはお弟子さんと思しき若者と女性がお二人ですが佐藤さんの姿がないな。

お酒は相変わらず全国のなかなか手に入らないようなものがずらずらとメニューに並んでいますね。
悦 凱陣は何があるかと尋ねたら、八反錦とオオセトと興と山廃と・・・とすぐに名前が出てきます。
BY30とのことなので、八反錦をいただきます。
オオセトだったらこんなのもありますよと、川鶴も置いてくれました。
へ〜、川鶴でオオセト造ってるのは知りませんでしたよ。
酒器もいろいろ増えていて、一年半の時間の経過を感じます。

少量多品種の極みのような店ですから、全部感想を書いているととんでもないボリュームになります。
ここからはin order of appearanceでいただいたものを列挙します。

○とろろそばがき:山形の自然薯を摺り下ろした濃厚で上品な味わいの蕎麦がきでした
◎なめた鰈のお造り:石巻産 型も大きくて脂もあり旨味が乗っていました
◎東松島の蒸し牡蠣:もう香りが美味しい 食べ終わった後もに殻の香りを嗅いじゃいましたよ(笑)
◎なめた鰈の縁側:コリコリではなくふっくら炊き上げてありました。酒肴として絶品です
○烏賊下足:北陸の小ぶりなアオリをしっとり焼いてポンと出してくれました 酒がいくらあっても足りない
酒:島根の王祿をお願いしたら、意宇 (おう)という見知らぬ酒が出てきました 3年寝かせた熟成酒だそう
  いくらでも呑めそうな軽さと僅かな苦味、舌を少し刺激してくる辛味、何もかも素晴らしい
○すっぽんの卵:トロッと濃厚なすっぽんの卵をいただいてDHAとEPAを摂取 健康にも気を配ってくれているのか?
◎牡蠣と春菊の炊き合わせ:刻んだ牡蠣が旨すぎてずっと傍に置いておきました 究極の酒肴です
酒:今度はワイフの好きな長珍を所望 R1BYの無濾過生で甘いのに辛い 複雑な旨味が楽しめます
◎すっぽんの茶碗蒸し:卵の後は肉が入った旨味の強い茶碗蒸し これも永遠に酒が呑めそうな気になる一品でした
酒:風の森は何があるか石田さんに聞いたら全部出してくれたので全部一合ずつ呑みました(笑)
○里芋の揚げ物:無農薬の里芋なんだそうで皮も揚げてそのまま食べられました 甘味が強くて土地の香りも素晴らしい
◎羽太のお造り:蓮華に乗せた一品 上品な甘さと白身の淡白な旨味の絶妙な組み合わせ 酒がすぐなくなるよ
・箸休め:別皿で若布、真妻の山葵を摺下ろして置いてくれました これだけで十分呑めますな
◎焼き河豚:皮が香ばしいだけでなく旨味たっぷり これだけで酒が何杯呑めることか
酒:ということで勝駒にしました 今度富山に行くけど売ってないだろうなぁ・・・
◎皮剥ぎ肝和え:心白にしては結構なポーションで居酒屋タイムが続けられます(笑)
◎白子蒸し:下に舞茸を煮潰した餡が敷いてあって一緒に食べると強烈に旨くなります
○焼き鰆:旬の鰆がしっとり旨すぎる 山椒もまた旨い 他で食べられなくなるからやめて欲しい美味しさ(笑)
◎目抜けの西京焼き:焼きが続きますがこちらは西京漬なのでまた違った美味しさ 甘くて香りも良くてまた酒が・・・
酒:勝駒は二合いただいたので今度は酒一筋にチェンジ
◎小海老の炊き合わせ:牡蠣と春菊の炊き合わせがいよいよなくなった時に出してくれました これでまたちびちび呑める
○いくら:さらっとあっさりした塩いくらです 海苔が抜群に合う いくらは鮮度が命だと良くわかります

ここからお寿司になるので黒御影石と思しき下駄が置かれました。
○自家製唐墨と焼き餅の海苔巻き:濃厚な旨味のねっとり唐墨は焼けた餅との相性抜群 口直しって感じです
◎アオリ烏賊:さっくり歯が入る絶妙な寝かせ加減 これが本日一番かと思いました
◎赤身:アオリ烏賊が一番かと思ったら上がありました(笑) 大間の200kgです
◎鯖:甘い鯖ってなかなかないですが、これは明らかに甘い 香りが良くて甘いってびっくりです
◎なめた鰈:極上の旨み この時期は白身の王様ですね
◎中トロ:焼け炭でジュっと焼き目をつけてありますがこれが良いアクセント 変わったことするけど美味しい
◎鯛:なんて上品な味と香り 最近西の酒ばかり呑んでいるので白身がとても美味しく感じます
○北寄貝:裏返して包丁を入れて醤油を一刷毛 ああ、なんて旨いんだろう・・・
○車海老:一本でスッと出してくれるかどうかで寿司屋の心持ちがわかるように思います
○白雲丹:東京でこのクラスの雲丹が食べられることにまず感謝です 最近は輸送技術が発達しているんですねぇ
○焼いた車海老の頭を入れた御御御付け:え、もう終わり?マジですか嘘でしょもっと食べたいという味(笑)
◎:終わりじゃなかったやれ嬉しや 弾力のある特徴的な身が舎利とベストマッチです これこそ今日のベスト
◎穴子:そろそろ終わりだよね・・・美味しいけど気持ちが暗くなってきます
○玉:ほら玉が出ちゃったよ終わりなんだよ寂しいよ嫌だよ

あれ、締めの悶絶巻の写真がない(笑)。
誘惑に負けてさっさと食べちゃったみたいです。

今日は12時少し前に終了。
終電前に乗ることができそうです。
約5時間、あっという間の至福の時間でした。
旨すぎて一人で一升超えちゃいましたよ(笑)。

次回は来年のクリスマス・イブに予約が取れましたが、この味を舌が記憶しているうちに誰かの予約枠で食べに行きます!(断言)。
ご馳走様でした!!

  • 向かって左の扉が店の入口 右は石田さんの自宅 究極の食住近接だ

  • 狭いですが趣のある階段を登って2階に上がります

  • 中に屋号が掲げてあって下に生花 おもてなしの気持ちが表れてます

  • 広尾の看板と同じだろうか こちらのほうが大きいような気がします

  • 入口の壁には書家が描いた絵が飾られていました

  • 店内広くなりましたね 奥行きがあって天井も高く気持ちの良い空間です

  • 先づは扉と同じ印章の入ったお手拭きを使います

  • 八反錦の悦 凱陣 旨いとしか言い様のない酒です

  • 川鶴にオオセトがあるなんて・・・衝撃的な喜びです

  • 酒器にもかなり凝り始めましたね

  • 片口も素晴らしい色と形 これもらって帰りたい(笑)

  • とろろそばがき 山形の自然薯摺り下ろしです

  • お造りは銘々皿に盛り付けてくれます

  • 最初はなめた鰈 白身なのにすごい脂の乗りですよ

  • 東松島の蒸し牡蠣 素晴らしい香りでした ここの牡蠣を取り寄せようと思います

  • 縁側は炊いてあってこれはこれで酒のつまみです

  • アオリ烏賊の下足 小ぶりですが味が濃い つまり旨い

  • 王祿の意宇 (おう)という酒は初めてです 旨味の強い酒ですね

  • すっぽんの卵です 健康になれそうな気がします(笑)

  • 牡蠣と春菊の炊き合わせ こういうのがベストな酒肴です これでずーっと呑める

  • 長珍は生酒です 火入れしていないのでミルキーで甘い香りがします

  • すっぽんの茶碗蒸し 石田さんはこういう温かいものも大変上手です 身体がホッとする味

  • 風の森は5種類あったので全部一合ずつ呑み倒しました(笑)

  • 無農薬の里芋の揚げ物です 下に敷いてあるのは皮ですがこれも食べられます

  • 真羽太のお造りは蓮華に乗せて 一口で食べるのもったいないよ(笑)

  • 若布たっぷりいただきました

  • 焼き河豚がまた旨いんだよね

  • 今度は勝駒です 富山でもなかなかお目にかかれないのに

  • 皮剥の肝和えです たっぷりめなのでゆっくり酒のアテにできます

  • マタチ蒸しの下に舞茸ムース 強烈に旨い!

  • 焼いた鰆はしっとりしていつまでも噛み締めていたい味でした 後引きってこういうこと言うんだよね

  • 旨い目抜けが東京ではなかなか手に入らないのにの西京焼きなんてありがたい

  • 勝駒を二合いただいた後は酒一筋にしました ごっつい男酒です

  • 小海老の炊き合わせ これでまた酒が呑めるな

  • いくらは鮮度抜群のものを軽く塩しただけで山葵と海苔でいただきます

  • そろそろ寿司タイム 只今22時少し前ここまで3時間です

  • 先づは自家製の唐墨と焼き餅の海苔巻き これはスターターとしては最高じゃないかなと

  • アオリ烏賊です サクッとした歯触り ねっとりとした濃厚な味わい ひたすら旨い

  • 赤身です 大間の200kgクラスがこの時期にいただけました

  • こんなに旨い鯖は銀座のあら輝以来です

  • なめた鰈は握りでもいただけました

  • 中トロは炭火を当てて焼き目をつけます なかなか面白いことしますね

  • 鯛は脂が乗って素晴らしい香り これも絶品です

  • 北寄貝は裏返して醤油を一刷毛

  • 江戸前の車海老はしっかり蒸されて甘味が強い

  • 白雲丹です このレベルの白ウニが北海道以外で食べられるなんてちょっと感慨深いものがあります

  • 車海老の頭入りの御御御付けが出てくるとそろそろ最終盤ですね

  • 終わり掛けにが出てきた これは今日一番です

  • 穴子はふんわりトロトロ でももうすぐ終わりかぁ

  • あ、玉が出ちゃったよ終わりだよ美味しいけどもう一周したいよ(笑)

  • あれ悶絶巻きの写真がなくて誰も写っていない・・・今日の寿司は幻か?

2020/12/16 更新

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