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入口からして民藝調ではありますね
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梅が描かれた暖簾が印象的です 季節ごとに変えるんだろうな
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最初から最後まで極楽を呑み続けましたが全く飽きませんでした 本当に良い酒です
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目の前に貼ってあれば絶対頼んじゃうよね
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お通しは烏賊ときゅうりと大根の酢の物 これも球磨焼酎に味を合わせてあるのかな 相性ぴったりです
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桜納豆です 馬肉と納豆と熊本の少し甘い醤油のバランスが素晴らしい
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たてがみの美味しいことと言ったらもう 馬刺しってこんなに美味だったんですね
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馬刺しにはこの醤油 これにたっぷりにんにく入れます
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最初に分葱というには結構太い人文字をぐるぐる巻いて辛子酢味噌を乗せた人を是非表彰したい
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馬すじ肉の煮込みです このスープの美味しさには目を剥きます これはマストですね
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この店の辛子蓮根はマイギネスです 翌日揚げたてを買いに行ってワイフへの手土産にしました
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極楽ばっかり呑んでたら長期熟成酒も封を開けてくれました 飲み比べも楽しいですね
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長期熟成酒は驚くほどまろやかで軽いです 呑んでないみたいにふわっとして口の中で消えます 香りも抜群です
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ラベルの裏に2005 06 -- と刻印されていました 16年の眠りを経て私の前に現れてくれて感謝です
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極楽の長期熟成酒にはオススメいただいて自家製唐墨を合わせました
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永遠に飲み続けるモードに入りかけたので(笑)お新香で現実の世界に戻りました
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デザートだと晩白柚をサービスしてくれました お心遣いに感謝です 本当に沁みます
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ライトアップされた熊本城の天守閣が美しいです 完全修復にはあと18年かかるとか
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熊本出張2日目の夜です。
仕事が終わり次第東京に戻るつもりでしたが、急な出張で飛行機が減便&満席のため明日の帰京を余儀なくされました。
意図していたわけではありません。
これは不可抗力ってもんだよねー(笑)。
昨晩うろうろ歩いてすっかり知った気になっている市役所と鶴屋デパートの裏手の繁華街にやってきました。
夕方とはいえ時間も早くてまだ明るいですから、どこも準備中のところばかりです。
これ幸いと自分の勘を頼りに路地を散策しました。
今晩は馬刺しとか辛子蓮根とか熊本の名物をいただきたいモードなので、その手の店を探します。
この界隈だけでも火の国、五郎八、おしょうしな、こもれび、おかげさん、西銀ぼたん、天草などちょっと惹かれる店がたくさんありますね。
あ、桂花ラーメン発見。ここが本店か。
新宿で若い時によく食べましたけど歌舞伎町からいつの間にかなくなってしまいました。
まだあるんだろうか。
一旦、夕陽に色付く美しい熊本城を市電ごしに眺めて(天守閣もすっかりきれいになって近々入場が再開されるそうです)、繁華街方面に戻ると印象的な梅の暖簾が掛かる店を発見。
「馬刺し だご汁 いわし料理 民芸酒房 肥後路」と書いてあります。
お、これはいいねぇ。
灯りも点いているので営業は始まってますね。
入ってみると向かって左手にカウンター、右に仕切りのある小上がりがあります。
こぢんまりした民藝調の設えで20人も入ればいっぱいの感じですね。
先客はなし、カウンターの一番端に座りました。
本日口開けの客です。
では早速、球磨焼酎をいただきましょう。
お、この店にも極楽がありますね。
減圧か常圧かですか?もちろん常圧で。この独特の味と香りにすっかりハマりました。
減圧のすっきりした球磨焼酎も悪くはありませんが、飲みやすいだけで味わいがない。
徳利に入れてもらってロックでいただきます。
呑み慣れるほどに旨くなる酒ですね。
さて、お酒が決まれば摘みです。
目の前に「数量限定馬レバ刺し 1,860円」のメニューが誘っているのでこれはお願いするとして、馬刺しの盛り合わせとぐるぐると辛子蓮根は一通りいただかないとね。
お通しの烏賊ときゅうりと大根の酢の物をいただきながら、極楽を呑んで気分も極楽。
お、桜納豆っていうのもある。
馬肉を納豆と和えた酒肴なんだそうです。これはきっと美味しいに違いない。
ご家族は和気藹々ですが、遠慮なく罵ったりしているので(笑)そういうのも楽しいね。
文句言い合いながらそれでも一緒にいるのが家族です。
寡黙そうな年配のご主人に奥さんと息子さん2人(ご主人そっくりで聞かなくてもわかる)の家族経営です。
最初に出てきたのは桜納豆です。
よく混ぜたほうが美味しいとのことなので、しっかり混ぜてからいただくと確かに期待通りの旨さ。
クセのないとろっとした馬肉と大豆ですから合わないはずがないです。
ああ、これは呑んでしまいそうな予感がします(笑)。
お次は待ってましたの馬刺し、たてがみも付いてるね。
にんにくをたっぷり醤油に落として馬刺しをいただけるのは嬉しいことこの上なしです。
やっと名物らしい名物に(いろいろ食べたけど)出会えました。
長野でも札幌でも馬刺しを頼むと熊本産が出てくるので、本場で久しぶりの再会です。
極楽も早くも3合目です。酒が進む進む。
これだけ美味い馬刺しが出てくると、テンションが上がってしまってあれもこれもと歯止めがきかなくなるので(笑)、ぐるぐるを摘んで落ち着こう。
熊本の分葱は太くて甘味がはっきりしていますよね。
芥子酢味噌をたっぷり乗せて口に放り込むと、さっぱりした滋味豊かな味わいが楽しめます。
濃い味わいの馬刺しと交互にいただいて極楽、これは極楽ですな。
ご機嫌で4合目を呑んでいると、店主から馬肉お好きなら煮込みも美味しいですよと悪魔のお誘い(笑)。
すじ肉を熊本の甘めの醤油で炊き込んであるそうで、そんなぁ断るわけないじゃないですか。
すみません、お汁たっぷりめでお願いしますね。
スープには馬すじ肉の旨味が沁み出していて、ほんのり甘くて抜群に美味い。
パラパラと七味唐辛子を振りかけて、辛味を足すとさらに美味い。
これはご飯が欲しくなる類の旨さですね。
これとご飯と漬物かサラダと御御御付けがあれば最高のランチですね。
え、ランチもやってるんですか?
明日の飛行機もう少し遅くしようかな(笑)。
少しずつ客も入ってきました。
ほとんどが地元客のようですね。
ふーん、コース料理もあるんですか。
仲間内の会食や気軽な飲み会にぴったりですよねぇ。
東京でまとまった人数で会食するなんて犯罪に近い扱いですけど(笑)、熊本はいいなぁ。
私の隣に若いカップルが座りました。
店主に鶴屋デパートの袋を渡して「4月から異動することになりましたのでご挨拶に伺いました。これまで大変お世話になりました」と深々とお辞儀しています。
これだけでこちらが良い店なのが伝わってきます。
きっと若い客を家族同様に可愛がっていたんでしょうね。
店主も奥さんも残念そうにいろいろと話をされていました。
また戻ってきたら必ず伺います、って誠実で良い言葉だ。
おじさん感激しちゃったよ。
良い話を聞きながらしみじみしていると辛子蓮根がお待ちどう様の声と共に登場。
注文を受けてから揚げてくれました。
こんがりと強めの揚げ具合です。
アツアツをいただくと、まあ得も言われぬ美味しさ。
これは辛子蓮根のマイギネスです!
これまで福岡出張の際に欠かさずデイトスで買ってお土産にしていましたけど、そんなのぽーんとどこかに行ってしまう旨さ。
あら、辛子蓮根ってこんなに美味しかったのね。
辛子蓮根好きのワイフに絶対お土産にしようと思って伺ったら、明日の帰りの飛行機の時間を聞いてくれて、それなら14時頃までに渡せるように揚げておくから取りに来てください&帰宅したら軽く温めてすぐに召し上がってくださいね、とのこと。
なんて優しいお言葉。
すっかりこの店のファンです。
畳み掛けるように(笑)お客さん極楽がそんなにお好きなら、16年寝かせた極楽がありますから呑みませんか?とお声掛けいただきました。
2本あったうち1本は既に客が飲んでしまったそうですが、もう1本はまだ開けていないと。
え、いいんですか?いいんですいいんです、お好きな人がお呑みになったらそれで。
お値段も一緒です、だそうです。
ありがたやありがたや。m(_ _)m
飲み比べで両方出して下さいました。
長期熟成のラベルの裏面には「2005 06 --」と西暦の刻印があります。
うーん、初めて来たのにこのおもてなしは本当に嬉しいし感激しました。
転勤する客がわざわざ会いに来るわけですね。
長期熟成酒は柔らかいです。
滑らかを通り越して液体じゃないみたいにふわっとした味と香りですね。
甘みも上品で、レギュラーの焼酎よりも控えめな印象です。
長期熟成しているのに陳た感じは微塵もなく、むしろ年月を経て優雅な貴婦人になったというとわからないか(笑)。
要するに旨いんですよ。
この酒に合う摘みは・・・と店主に聞くと自家製の唐墨があるから合わせてみればとのこと、球磨焼酎にに合わせる地元客は多いのだとか。
早速大根の薄切りと一緒に齧って、独特の塩味と風味を味わって長期熟成酒を一口。
ああ、うまいよこれ。確かに抜群に合います。
お湯割も旨いんだろうなと思い、ロックではなくてポットでお湯をもらいました。
お湯割、ヤヴァいです。
これはすいすいと一本軽く飲んじゃう危険な旨さです。
これに唐墨なんて合わせちゃったらもう私は暴走機関車(笑)。
3杯呑んでストップしました。
お客さん、美味しそうに呑むねぇ、と褒められました。
だって美味しいんですから顔に正直に出ているだけですよ。
冷静になろうとお新香をもらって口直し。
このお新香も自家製で塩がまろやかで酒のアテになりますね。
何を食べても旨いものばかり、気がつくとほぼ満席になっていました。
20時に閉店しなくても良いから、店も客ものんびり好きなだけ楽しめますね。
コロナで失ったものは大きいなと実感しました。
お腹も膨れたのでそろそろ・・・と思っていたらこれどうぞ晩白柚です、とデザートを出してくれました。
お心遣い、感謝感謝です。
こんなにいろいろと気遣ってくれる飲食店があるなんて本当に嬉しい。
大満足して店を出ました。
サービスという言葉の意味が接客とか業務ではなく、奉仕とか世話とか尽力っていうニュアンスのほうが強かったよなと思い出すような店でした。
もちろん、翌日の14時少し前に辛子蓮根を2つ、取りに伺ってワイフの土産にしました。
その時も小さいけど持って帰って、と晩白柚を1ついただきました。
ハート鷲掴みにされました。
熊本に来たら絶対に寄ります。
ご馳走様でした!!