2回
2023/03 訪問
[台東4丁目]日本屈指のクラシカルフレンチは銀座じゃなく御徒町にある
ミニマルなファサードが好印象です
ゴ・エ・ミヨ2022で3トック獲得しています!
最初はシャンパーニュ:Jose Michel & Fils Brut Tradition NV
粒立ちが細かくて口当たりの良い王道のシャンパーニュです
景色が美しい鯛の活き締め ビネグレットソースが素晴らしい
帆立とフヌイユ、菊花とブラッドオレンジで鯛の身を層状に重ねてあります
自家製パンです 香りの豊かな美味しいバゲットです
このホイップバターがすごいんですよ
この真っ白なホイップバターにナイフを入れるのはちょっと勇気が要るというか躊躇いますw
こんな感じでナイフで持ち上げるとすぐに溶け始めるので慌てていただきます
こんなふうになくなっちゃうんですけどこの後きれいに掬いましたw
白ワイン:La Cabotte Côtes du Rhône Colline Blanc
グルナッシュブラン主体 香りは柑橘系ですが果実味とコクがあって飲み応えがあります
厚岸の牡蠣と北寄貝のソテー
福岡の平間の筍にラディッキオも遇らった完成度の高い一皿
白ワイン:Saint Romain Blanc 2018 Bouchard Pere & Fils シャルドネ100%です
鴨のフォアグラとロワール産の白アスパラ お皿が美しいです
半熟卵とペコリーノロマーノのトロトロソースには赤ワインビネガーとベーコンも入れてあって甘塩っぱくて美味すぎです
白ワイン:Château Marjosse 2019 前回もいただきましたが軽めの万能選手です
オマール海老と鮃と玉葱のコンフィ これは今日一番かな
先日渡辺料理店でオマール海老のビスクリゾットを食べなかったので出て来て嬉しいw
赤ワイン:Michel Sarrazin et Fils Bourgogne Pinot Noir Les Vieilles Vignes 2020
メインは仔羊のロティ 美しい古伊万里に花が咲いたような華やかさです
低温でじっくり火入れしたようでとても柔らかく香りが抜群 キャベツの苦味がまた素晴らしい
お付き合いのある生産者の皆さんを長谷川さん自ら撮影してパネルにしています リスペクトが感じられる良い写真ですね
こんな高級マール酒があるなんて! 一杯3,300円でももちろんいただきます!
デセールはティラミス 細部まで全く手抜かりのない作品に仕上がっています
苺が美味しい ティラミスはワイフがいただきましたw
フレンチローストの濃い珈琲をいただいて今宵もフィンです
2023/07/07 更新
2022/12 訪問
[佐竹商店街]まさにダウンタウンキュイジーヌ! 超予約困難店は敷居の低いグランメゾンでした
偶に予約困難店に挑戦することがあるのですけど、宝くじは全然当たらないのに電話はすぐに繋がったりするから不思議ですよねw
先日もふと思い立ってこちらに電話してみたら、5分ほどで繋がり無事予約完了しました。
帰宅したワイフに、出来したよくやったと褒められましたw
仕事もしてたんだけどな。
ということでいそいそと歩いて20分ほど、御徒町の先にある佐竹商店街に到着。
この近くでも飲食することがあり、普段遣いの気さくな店ばかりですが長谷川さんの店だけ浮世離れしているというか、人を寄せ付けないオーラが出ているように感じます(気の所為だw)。
クリスマス直前でツリーが飾られているミニマルなファサードを眺めて、恐る恐る店内へ。
あら、とても気さくで朗らかなマダムが出迎えてくれ緊張もすぐに解けます(もともとしてない)。
本日は3組6名、我々を含めて全員ご夫婦のようです。
食事はコースで予め決まっていますので、あとはワインですが食事するのも初めてですから、ペアリングでお願いすることにしました。
先ずはスプマンテ、シチリアのブリュット、メトド・クラシコ・ムルゴ2018です。
これはよく知っている&我が家でもよくいただくのですが、とてもスッキリ美味しいスプマンテでフランチャコルタのような細かい泡の口当たりが素敵です。
メトド・クラシコ(瓶内二次発酵)で僅かにミネラル感もあり、最初にいただくにはぴったりです。
では料理を楽しみに待ちましょう!
●帆立のポワレ キャビアとコールラビのピュレ添え
古伊万里の華やかな器に帆立のポワレが乗って登場。
オレンジを煮詰めたソースがたっぷりと絡めてあり、キャビアが華やかさを添えます。
コールラビで作ったという上品な甘さのピュレも大活躍してますね。
最初からぶっ飛ぶ美味さw
こんなふうに和食器と合わせると見た目も味わいも鮮烈極まりないです。
誤解を恐れずに言えばまるで盆栽、小さく大きい景色を眺めているかのような感覚になります。
●店名入りの枡に入ったふわふわバターと店で焼くバゲット
料理とは云わないかもしれませんが、特筆すべき一品なので敢えて料理としてレビューします。
K.H.とイニシャルが入った枡に、フワッフワにホイップしてあるバターがすり切りまで入っており、これをバゲットにつけていただくのですが、天にも昇る美味さとはこのことです。
ホイップだから軽いのですけど、全く雑味のない豊かでコクのある牛乳の味わいそのもの、北海道のパウダースノーみたい。
水分と脂肪分が分離する直前でマッシュをやめてふわふわの状態のものを枡に詰めて冷やし固めるんだそうです。
バゲットはブリドール社のものをフランスから冷凍輸入しており、それを店で焼くのだとか。
これはいくらでも食べられるし、いくらでも食べたいw
売ってないんですかと聞く客が後を絶たないのも頷ける話です。
●ワイン:Château Marjosse Blanc 2019
マルジョスはソーヴィニヨン・ブラン主体でセミヨンやミュスカデも使われているそうです。
アロマは甘さと酸っぱさが混じったような印象で、口当たりは円やか。
トロピカルフルーツのような華やかさもあります。
●北寄貝のソテー
北海道産の北寄貝を焼いて軽く火入れた蕪と生の蕪を重ね、マスカルポーネを合わせてあります。
自家製という黒胡椒のパウダーと柚子の香りが旨味を極限まで引き出します。
なんじゃこれ、美味くて一瞬でなくなっちゃったよw
熱いほどではなく、適温な温かさで香りも味わいも抜群、これは北寄貝じゃない(いや北寄貝だ)。
●ワイン:Bouchard Père & Fils Saint-Romain Blanc 2018
ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌのシャルドネです。
華やかで甘いのに余韻は短く、後味は爽やか。
オーク樽で13ヶ月間熟成後に瓶詰めしてあり、丁度飲み頃の味の乗ったワインでした。
●足赤海老(熊海老)のソテー
3品目は深い器に入ったスープ仕立て。
ボッコンチーニとロックチャイブを足赤海老に合わせてあり、セルフィーユの根元のローストが素晴らしいアクセント。
はっきりした甘味でまるで薩摩芋を蒸したみたいなほっこりする味わいです。
この足赤海老は車海老のような弾力と旨味があり、見事な温度管理で絶妙な味わいに仕上がっています。
こんなに強烈に美味しいものが続くと、感覚が麻痺してしまいますw
●ワイン:Jean-Jacques Morel Bourgogne Rouge 2019
ピノ・ノワール100%でアロマが印象的に甘いです。
タンニンは程良くて収斂味が優しく感じられます。
これは鴨とかラム肉にぴったりな気がする。
●鴨のコンフィのシューファルシ(写真なし)
と思っていたら、お次は鴨のコンフィで作ったシューファルシでした。
シェリービネガーの僅かな酸味が旨味を引き立ててくれます。
濃厚なフォアグラと砕いたナッツがコンフィの旨味をしっかりサポートしてくれます。
カーボロネッロ(縮緬キャベツ)の食感も抜群、徐々にコースが盛り上がってきましたね。
だんだんギアが上がっていく感じですw
思わず写真撮る前に食べ始めちゃって、写真なしですごめんなさい。
●ワイン:La Cabotte Côtes du Rhône Colline Rouge
続いてのワインはコート・デュ・ローヌの赤でグルナッシュとシラー主体のラ・カボット。
香りは素晴らしく、濃厚な味わいをイメージしましたが案外軽くタンニンも控えめでした。
少し温度が上がると華やかで甘い香りがテーブルを演出してくれます。
もう少し寝かせると美味しくなるのかもしれませんね。
●甘鯛 ヴァン・ジョーヌソース
完璧な火入れの萩産の白グジにジュラ地方で食べられるヴァン・ジョーヌソースが合わせてあります。
主役の甘鯛をサポートするのは厚岸の牡蠣と軽く焼かれたカリフラワーです。
ヴァン・ジョーヌソースは近所のマ プールの専売特許かと思っていましたけどw甘鯛にもぴったり。
主役を食う勢いの牡蠣の旨味がすごいですね。
●ワイン:Château Saint-Nicolas 2015
メルローとカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワインです。
フルーティで華やかな甘味があり、先にいただいたラ・カボット同様タンニンは控えめです。
酸味と僅かな苦味もあってバランスの良い味わいですが、熟成が進んでいるのか円やかな旨味も感じます。
これといって強い個性は感じませんけど、飲みやすいワインです。
●鳥取和牛のいちぼ赤ワインソース
いよいよメインです。
きのこのソテーと茄子のエチュベが添えられて厚めに切りつけたいちぼ肉は蕩けるほど柔らかくジューシーです。
細かくサシが入っている和牛特有の脂の旨味、甘味もたっぷりですが肉の味わいも素晴らしい。
これも完璧な火入れですね。
噛むほどに旨味が増していく肉はいつまでも食べていたい味ですw
●Digestif:Marc de Bourgogne Domaine Comte Georges de Vogue Chambolle Musigny
マール酒は何がありますか?とマダムに伺ったらドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエが出てきちゃいましたw
わあ、嬉しいけど1杯1万円だったらワイフに嫌な顔されるなと思ったら3,300円とのこと、喜んでいただきますw
有名な特級畑ミュジニーがあるシャンボール・ミュジニーですから食後にいただけるなんてラッキーですね。
これまでいただいた皿の1つ1つを振り返りつつ、和食器で供される景色の良さや店内に飾られている各食材の生産者さんの写真についてもいろいろと伺うことができました。
●デセール:パンナコッタ&カフェ
生クリームとチーズ、柿のムース、ふじが添えられた可愛らしいパンナコッタです。
デセールとカフェだけは和食器じゃないんですね。
これも雰囲気を一気に変える効果があって、現実世界に引き戻される感覚がありますw
何だかあっという間に終わっちゃった感じ、もう一周したい気分ですw
ということで、次回の予約について伺うと、年明けからBocuse d'Orへの臨戦態勢に入るので(長谷川さんは後輩の石井シェフのサポート&メンターです)2月はお休み、3月分の予約は1月7日9時スタートとのことで、また電話が繋がる奇跡を起こすべく頑張ることとしてお暇しました。
正統派でありながら独自の世界を醸し出す長谷川シェフの料理は、店の雰囲気と云いワインと云い和食器と云い、寛ぎの空間を演出しながら1つの方向性に徹底しようとする潔さを感じました。
まさにダウンタウン・キュイジーヌです。
敷居はとても低いのに、毎日数名の客しかこの料理の数々を味わえないのですから、予約も困難を極めて当然かと思います。
また簡単に繋がる自分の強運を信じて年明けに備えますw
ご馳走様でした!!
12月の訪問でしたので店先にかわいいクリスマスツリーが飾られていました
これまで何度か前を通りかかりましたが入るのは初めて ワクワクしますw
店内はとても落ち着いたシンプルな作り ダウンタウンだからかな
長谷川さんが自ら撮影した各食材の生産者のモノクロ写真 食材の顔が見えるイメージが持てますね
グラスは江戸切子です 意外な感じがしましたが江戸下町の雰囲気をグラスだけでよく表しているとも思います
ワインペアリングでお願いしました 最初はスプマンテ、シチリアのメトド・クラシコ・ムルゴ2018です シャンパーニュじゃないんですね
一皿目:帆立のポワレ キャビアとコールラビのピュレ添え 古伊万里の景色が盆栽のように感じられて面白い
これバターなんです!水分と脂肪分が分離する直前でマッシュをやめるのがポイントらしい
北海道のパウダースノーのようにふわっふわで軽くて途轍もなく美味い
北寄貝に合わせるのはマルジョス 円やかな口当たりで甘味も酸味も華やか 軽快です
二皿目:北海道産の北寄貝を焼いて蕪とマスカルポーネが合わせてあります お皿の景色が美しい
サンロマンはブルゴーニュのコート・ド・ボーヌのシャルドネです
三皿目:熊海老のスープ仕立て ボッコンチーニとロックチャイブを合わせてあります
Jean-Jacques Morel Bourgogne ピノ・ノワール100%でアロマが印象的に甘い ああ鴨コンフィのシューファルシ写真撮る前に食べちゃったよw
La Cabotte Côtes du Rhône Colline Rougeはグルナッシュとシラー主体でタンニン控えめ
五皿目:甘鯛のヴァン・ジョーヌソース 屏風絵を彷彿とさせる景色の良い皿です
Château Saint-Nicolas 2015 メルローとカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワインです
六皿目はメイン:鳥取和牛のいちぼ赤ワインソース
ポーションも肉の旨味も柔らかさも火入れ加減も完璧!いつまでも食べていたい味ですw
ディジェスティフにマール酒をお願いしたらDomaine Comte Georges de Vogueが出てきて吃驚 3,300円で済んで良かったw
デセールは一気に雰囲気変わります
本日のデセールは生クリームとチーズ、柿のムース、ふじが添えられた可愛らしいパンナコッタ
カフェも和食器じゃないのが現実世界に引き戻されるような感覚になります
寛ぎの空間ですが長谷川マインドが随所に感じられる3時間の旅でした さあまた電話だw
2023/06/19 更新
毎月1度開催されるテーブル争奪戦に参加している長谷川さんご夫婦の店です。
今月も運良く電話が繋がり、やって来ることができました。
皆さん繋がるまで500回以上は電話するそうですから、呼び出し音が鳴るのは奇跡に近いですね。
それほどまでにお伺いして味わいたい、クラシカルフレンチのフルコースを今晩もいただきます。
期待でワクワクする店って、もうそれだけで有難い。
ワインは前回同様奥様お勧めのペアリングでお願いします。
●シャンパーニュ:Jose Michel & Fils Brut Tradition NV
ピノ・ムニエとシャルドネのバランスが素晴らしいシャンパーニュです。
ドライなのに甘さがじわじわ沸いて来て、ゴージャスな味わいに仕上がっていますね。
これから食事を楽しむには絶好のスターターです。
●鯛の活き締め
帆立とフヌイユ、菊花とブラッドオレンジで鯛の身を層状に重ねてあり、いただく場所で味わいと香りが変わる複雑系な一皿。
薫香仕立てとのことで、柔らかい身に独特の香りを纏っていて旨味を引き立てます。
全体をまとめるシンプルなビネグレットソースが素晴らしい。
●白ワイン:La Cabotte Côtes du Rhône Colline Blanc
パンと相変わらずフワッフワの枡に入ったバターをいただいてお次のワインです。
グルナッシュブラン主体で少しヴィオニエも混ぜてあるコート・デュ・ローヌの白。
香りは柑橘系ですが、味わいは軽くはなくコクがあります。
酸味はごくわずかで、白ワインとは思えない余韻の長さですね。
●厚岸の牡蠣と北寄貝のソテー
福岡の平間の筍にラディッキオを遇らった濃厚な旨味を感じる一皿。
長谷川さんは北寄貝がお好き&お得意のようですね。
シェリービネガーとエシャレットと牡蠣から取った出汁を合わせたソースが絶品です。
火入れが優しくて、旨味が全部素材に綴じ込もっていて、それが口の中で爆発する感じ。
美味しいとかそういう次元じゃなくて、衝撃を受ける味わいです。
お皿の景色も実に素敵で、いただく前にしばらく眺めてしまいます。
●白ワイン:Saint Romain Blanc 2018 Bouchard Pere & Fils
こちらはフランスワインをそれほど知らない我々でも知っているブルゴーニュのドメーヌですよね。
シャルドネ100%の爽やかな香りに対して豊かな果実味があり、優雅な印象。
若干ミネラル感もあって、バランスの良いワインですね。
これなら鶏肉に合わせても美味しいと思います。
●鴨のフォアグラとロワール産の白アスパラ
鶏肉にも合いそうだと思っていたら鴨のフォアグラが登場。
ロワール産の太いホワイトアスパラガスが3cmくらいに切られて半熟卵とペコリーノロマーノのトロトロソースに浮かんでいます。
このソースには赤ワインビネガーとベーコンも入れてあって甘塩っぱく、フォアグラの濃厚な旨味を引き立ててくれます。
全体的に濃い味わいをホワイトアスパラガスの爽やかな甘みが整えてくれます。
●白ワイン:Château Marjosse 2019
こちらも前回いただきました。
マルジョスはソーヴィニヨン・ブラン主体でセミヨンやミュスカデも使われています。
甘さと酸っぱさが混じったような香りで口当たりは円やか。
トロピカルフルーツのような華やかさがあります。
●オマール海老と鮃と玉葱のコンフィ
これは本当に出色の出来でした。
オマール海老と鮃を玉葱と合わせてコンフィにするのは素晴らしい。
香りが店内に充満して、いただく前からもう美味しいですw
こういうお皿が銀座や六本木ではなく新御徒町でいただけるのが良いですね。
ポーションも申し分なく、大満足の一皿でした。
●赤ワイン:Michel Sarrazin et Fils Bourgogne Pinot Noir Les Vieilles Vignes 2020
続いてはブルゴーニュのピノ・ノワールです。
ベリー系のフルボディによくある香りですが、とても好ましい酸味があり、タンニンも程良くて軽さも感じられるピノですね。
もっと寝かせればさらに味が変わっていくのでしょうけど、このフレッシュな酸味を味わうなら今開けるのが正解です。
●仔羊のロティ
いよいよメインの肉、仔羊がきれいに火入れされて出て来ました。
低温でじっくり火入れしたようでとても柔らかく、香りが抜群です。
クルクルと巻いて乗せてあるイタリア産のキャベツは爽やかな苦味も良いアクセントですね。
ブルゴーニュのピノ・ノワールに仔羊のロティとは王道ですが、美味しくてニヤニヤしちゃいますw
●食後酒:Marc de Bourgogne domaine Comte Georges de Vogue
こんな良い酒が置いてあったら呑まないわけにはいきません(と前回もいただきましたw)。
大好きなマール酒、それもコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエですからこれは是非ともw
これはグラスで3,300円頂戴しますと奥様から釘を刺されてワイフの耳がぴくりと動きましたが、そんなのお構いなしです。
別珍のような滑らかで重厚な喉越しを楽しみました。
●デセール:ティラミス
●カフェ
今日も素晴らしい時間と空間を楽しむことができました。
単に料理が美味しいというだけでなく、素材の持つ特製やワインとの相性、そしてお皿との相性も良く考えられています。
生産者にリスペクトし、素材に感謝し、丁寧に料理する長谷川さんのスタイルがとてもよく現れていると感じました。
細部にも気を遣って一皿一皿完成度の極めて高い料理が楽しめます。
これでコースが11,000円とは予約が大変困難になる訳ですね。
席数も限られていますから、毎回テーブル争奪戦になるのも頷けます。
来月は予約開始日が出張と重なっているので電話できるか微妙ですが、時間が取れたらしますw
ご馳走様でした!!!