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サン・マッテオ広場のすぐ脇にあるオステリアです
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店の隣はMigoneという酒販店 イタリア全土のワインを取り扱っています
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案外店内広くてゆったりしています
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ワイフのアンティパストはアッチューゲのフリット
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私は先日いただいて美味しかったタルタルにしました
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タルタルには生のカルチョーフィがどさっと乗っていました
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Arrigoni RosadimaggioのLa Cascina dei Peri Vermentino Superiore Colli di Luni DOC
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一昨日と同じくジェノヴェーゼはPicaggeですが自家製で幅広です
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ソースが絶品 ほぼバジルとオリーブオイルだけなのに途轍もなく美味しい
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ワイフのプリミはイカ墨スパゲッティ
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これがとんでもない量でワイフはここでギブアップ
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メインは同じファッソーナ牛のTagliata di controfiletto di vitellone
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さすが酒屋 invecchiataなグラッパがあったので食後にいただきました
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これだけ食べて130€とはコスパも素晴らしいです
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Buon Anno 2024 !!
tipico genoveseを巡る3軒目は、酒屋が経営するゆったりしたオステリアです。
ワインを買いに入ってその充実した品揃えに驚き、店主から隣で小さいリストランテもやってるから夜食べに来なよ、絶対後悔させないから!:non te ne pentirai maiと言われたのでちょっと寄ってみることにしました。
ホテルからも徒歩数分だし便利です。
店に入ってみると店主はおらず、その代わり日本人が来たらよろしくねと、店を仕切る奥さんに伝えてあったようです。
日本人ね!?こっちよ!と店の奥のテーブルに案内されました。
やり手な感じの奥さんですw
こちらは酒屋が経営する飲食店:Osteriaですからワインはイタリア全土からリストアップしてあり、選ぶのがめちゃめちゃ楽しいですけど、やはりここは地元リグーリアのプロセッコで乾杯します。
チンクエ・テッレで生産されているRivus Majorという爽やかな味わいの気楽なプロセッコでした。
あ、エチケット撮るの忘れたw
アンティパストはワイフがFrittura di acciughe:サルディーネのフリット(本日の一押しだと)、私はタルタルにカルチョーフィを乗せたBattuta di vitelloneをお願いしました。
先日いただいたタルタルが美味しすぎて忘れられなかったので。
Frittura di acciugheはアッチューゲとなっていますが、塩漬けしたアンチョビを揚げるんじゃなくてw目の前の海で獲れた鰯のフリットです。
期待通りの軽くて美味しいアンティパストでしたが、ポーションが結構すごいw
20匹以上は揚げてあるので、最初からガッツリ行きます。
レモンをたっぷり絞って香ばしい鰯をしっかりいただきました。
で、私のタルタルに乗ったカルチョーフィには少々驚きました。
何と生でそのまま刻まれてタルタルに乗せてあります。
カルチョーフィっていつも茹でるか揚げるかするので、生食しない野菜かと思っていましたが、実は生でも食べるんですね。
柔らかい中心部をざく切りにしてタルタルの上に乗せただけのシンプルな皿、これが美味い。
先日いただいたものと同じファッソーナ牛で、こちらはサシを全部取り除いた完全な赤身でした。
肉の柔らかさ、甘味、旨味、独特の香りが楽しめる上にカルチョーフィの僅かな苦味とパリパリ食感が楽しめました。
ジェノヴァ人はどうやら牛肉好きのようで、この店にはKOBE-MANZOありますと店内に掲示されていましたよ。
ではプリミ。
もちろんal pestoをいただきますので、それに合わせてワインも選びます。
リグーリア州の白ワインというとヴェルメンティーノかピガートと相場が決まっているようなので、
Arrigoni RosadimaggioのLa Cascina dei Peri Vermentino Superiore Colli di Luni DOC にしました。
エチケットにはヴェルメンティーノと記載されていますが、カメリエーレによると少しピガートも混ぜてあるそうです。
ピガートがヴェルメンティーノそっくりなんですから混ぜる意味があるとは思えませんけどw
al pesto=ジェノヴェーゼはPicaggeです。
これも一昨日いただいたので認識していますが、こちらのパスタは手打ちのようでかなり幅広かつ滑らか、バジルとオリーブオイルが丁寧に混ぜ合わせてあってとても上品な味わいです。
こちらのal pestoにも大蒜は入っておらず、パルミジャーノも控えめというかほとんど入っていません。
ほぼバジルとオリーブオイルだけな印象なのに、異常に美味いw
これすごいねbuonissimoだ!とカメリエーレに言ったらとても喜んでくれました。
ワイフのプリミは、Spaghetti al nero di bottarga di tonno e pistacchio:鮪のボッタルガとピスタッキオを振りかけたイカ墨スパゲッティです。
これがまた凄いポーションw
出てきた瞬間、ワイフの目が点になりましたよ。
どう考えても注文が夫婦で逆ですw
でもこれが驚くべき美味さ、イカ墨がたっぷり練り込まれて黒々としたスパゲッティは香り豊か、ボッタルガのパンチのある塩気と旨味が凝縮されたピスタッキオが素晴らしいサポートをしてくれました。
でも結構なポーションですから、直ぐにワイフはギブアップ、目出たく私のお腹に美味しく収まりましたw
月初にシェンゲン入りしてから毎日15km以上歩いていますので(街中を飽きることなく隅から隅まで&路地伝いに歩き回っています)これくらい食べても全く問題なしです。
もう食べられないというワイフを尻目に、メインはどうしようか奥さんに相談です。
さっきタルタル食べたから同じファッソーナ牛のグリルがいいと勧められ(日本だとこれはさっき食べたから別なものになるんでしょうけど揃えてくるって新鮮w)あなた日本人にしてはよく食べるから300gくらい行けるでしょ、と返事も待たずに厨房へ注文を通しに戻って行きました。
あら、私が何が食べたいかってことは関係ないのねw
牛肉は、強い火入れではなく優しい焼き上がりです。
低温でじっくり焼いたかのように肉の表面が汗を掻いています。
マッシュポテトとトーマ・チーズを合わせたソースが敷かれていて、香りが素晴らしい。
一口いただくと、とっても柔らかくて歯が要らないんじゃないかと思うくらいです。
赤身ですがとてもジューシーで肉汁が溢れて来ますからマッシュポテトが蕩けます。
あら、こんなに美味しい牛肉だったら文句なしですね。
選択の余地はなかったけど、言うことに従って正解です。
食後はワイフがエスプレッソ、私はグラッパです。
奥さんからinvecchiataなグラッパがあるんだけど飲む?と聞かれてNo, grazieという言葉は持ち合わせていませんのでw早速いただきます。
2リットルの巨大なボトルに入ったウヰスキーのように長期熟成したグラッパは極めて円やか。
熟成が進んだ蒸留酒の旨さは格別です。
何年くらいのボトルなのか聞いたら、寝かせて20年とか5年とか30年とか、いろいろなグラッパをブレンドしているので何年物とかはないそうです。
大きいボトルは売れちゃったけど、普通のボトルはまだあるそうです。
まだ自分へのお土産はモルタイオくらいしか購入していませんからこれは良いですね。
それにしてもシンパーティコな店でスタッフが入れ替わり立ち替わり面倒を見てくれて本当に楽しかった。
こんなに楽しく寛いで食事ができた店は数えるほどです。
お気遣い本当にありがとうございます。
またジェノヴァに来ることがあったら、絶対にまた寄ろうと思いました。
海外では珍しく5点満点です。
ご馳走様でした!!!