2回
2012/06 訪問
3時間は長い
日曜の昼に家族で訪れました.
前回訪問時は,客が全部で5名と少なかったのですが,今回は4組,
二つの座敷も使って全部で14名くらい入っています.
大将ひとりで,これだけの人数は大丈夫かなと,少し心配になる.
まず出たのは,下津井のタコにポン酢のジュレをかけたもの,
次が,吉田牧場のモッツァレッラチーズの醤油漬け.
ビールがうまいな.
魚のスープを飲んで,鮨に入ります.
サワラのづけ,海老,あこう,あじ,イクラなどが出てきますが,さすがに遅い.
人数に手が追いついていません.大将も少しイライラしているようです.
他のお客さんが飲んでいる日本酒が気になって,普段は日本酒を飲まない私も頂きました.
すっかり酔って,酒の名前も忘れてしまいましたが,どの酒もうまいです.
酒の目利きもよいのでしょう.
ウニは笠岡のウニ.笠岡でウニ?初めて食べたけど,おいしいね.
海苔は有明の海苔を使って広島の会社が作ったものだそうです.
そのあとも,いろいろと出てきたけど割愛.
さて,うまいのはうまいのですが,今回はコース終了まで3時間かかりました.
前回は,1時間半くらいでテンポ良く鮨が出てきたのですが,今回は待ち時間が長かったです.
酒を飲む人は3時間でもいいでしょうが,飲まない人には長すぎるように思います.
岡山駅からだと店まで,タクシーで5000円以上かかるのですから,
飲まないともったいないですけどね.
帰りは,岡山駅まで4000円で行ってくれるとのことですが.まあ,遠い.
しかし,高校生のご子息は,ここから岡山市中心部の高校へ,毎日自転車で通っている,
と聞いて驚きました.
以下は以前の口コミです
「CP高し,でもワインはフルボトルしかないよ」
岡山市中心部から車で30−40分かかります.
岡山に住んでいても赤磐市に用事はまずありません.赤磐に来るのも半年ぶりです.
前菜のモッツァレッラチーズの醤油漬け,本当にわさびと合うんですね.
他所の店でも頂いたことがありますが,ここのが断然おいしいです.
握りは小ぶりですが.数が多いのでお腹いっぱいになります.
子供はしゃりを少なめにしてもらっていたので,次は自分もそうお願いしようかな.
特別に,このネタがすごいとかは感じませんでしたが,いずれもおいしいです.
一人一万でこれなら再訪ありですね.
ただ,ワインはグラスやハーフボトルは無いので,日本酒や焼酎が苦手な私としてはビールのみになるのが難点.
車でないと来られそうも無い場所なので,運転手の確保が一番の問題でしょうか.
2014/12/21 更新
久しぶりに友人達と訪れました。予約の電話も10年くらい前は大将が自ら出ていましたが、今は店番のおねえさんが対応します。4月に電話して予約がとれたのが6月でした。料理は22000円のコースのみということでした。もう開店して24年になるそうで、以前は木金土日と週4日間店を開けていたけど20年めから金土日の3日に減らしたそうです。私が最初に行ったときのコースは12000円だったと思います、次が15000円だったかな、岡山で2万円を越えると高いという印象ですね。岡山駅からタクシーで5千円ほど走った赤磐市の小高い山にある住宅地の中に店はあります。交通費もかかるので少し割高に感じてしまいます。ひさ田は久しぶりですが外観はあまり変わってないように思いました。現在は店内では基本的に写真を撮らせてくれないのは残念。以前は座敷も使っていましたが、今はカウンター10席のみの使用のようです。料理の最初はタコに土佐酢のジュレをかけた品。最初はビール、途中からフルーティな日本酒を飲みながら鰻、モッツァレラチーズの漬けなどを頂きます。モッツァレラチーズの漬けは真似する店も増えましたが、たっぷりのワサビと合って美味しいですね。寿司はトロ、穴子、鯵、ヤリイカ、海老、甘エビ、サヨリ、ヒラメ、トリガイ、イクラ、焼きウニなどが出ました。途中に金目鯛の焼き物や玉子焼きが出たのかな。酒は無くなると大将がどんどんと注いでくれます。吸い物はすまし汁でした。寿司の最後から2つめが古漬けの沢庵と野菜の巻物、ラストが胡瓜巻きでした。デザートはあんこ玉で、これは最初に伺った時から同じように思います。岡山県を代表する寿司屋ですが、値段が高くなってきたので友人を誘いにくいかな。だって、私の好きな小倉の「天寿し」も札幌の「和喜智」も現在おまかせは2万円です。それを越える物が2万2千円の「ひさ田」にあるかと言えば、少し疑問が残ります。安かった時代はお得感があったのですが、名店として確立するにつれて薄まってきたようにも思います。