サハリンに次いで2番目に訪問するロシアはウラジオストクです。
シベリア鉄道の終点。
港湾都市であり、ロシアにとっての極東軍事都市でもあります。
2012年にAPECが開催。
沿海州政府の人事も刷新され、大幅なインフラ整備がなされたようです。
5月17日(日)~19日(火)に初めて訪問。
1ヵ月後の6月14日(日)~16日(火)に2度目の訪問となりました。
まずは、最初の渡航から。
成田からの直行便で2時間40分のフライト。
復路は2時間20分。
沖縄より近いです。
飛行機はS7(エスセブン)航空。
シベリア航空の商標・愛称。
JALとの共同運航便です。
チェックインを済ませた後、
ロシア入国カードを要求したら機内でしか
配っていないとのことでした。
機体はA320。
大きくありません。
ビジネスシートは8席だけです。
早速、入国カードを要求します。
ところが、機内にはなく、空港で用意しているとのこと。
実際は、2012年にAPECが開催されて以降、
オンライン化され入国カードは不要になっていました。
そんな初歩的なことを航空会社は知りませんでした。
セクショナリズムの欠点です。
短いフライトですが、機内では立派な食事が出されました。
チキンとビーフからのチョイス。
ビーフをいただきました。
ほかにもチーズやスモークサーモンが添えられ、
そこそこ楽しめました。
全部いただくと肝心の夕食時に食べられなくなるので
控えめにしました。
偏西風の影響が少なかったのか、予定よりも25分早く
ウラジオストク空港に到着しました。
ほろ酔い加減で、入国カードも記入することなく
和やかなうちに入国審査を済ませると、大変な
ことに気が付きました。
VIP用に用意した手土産6人分を機内に置き忘れたのです。
まだ入国審査を済ませていない部下に直ぐさまTEL。
機内へ戻るように指示しました。
と、同時に空港係官らしき女性が私の置き忘れた荷物を
提げてやって来てくれました。
地獄に仏を見るような思いでした。
何て人間的な対応なのでしょう。
一気にウラジオストクファンなりました。
5月の中旬ですが、夜は2℃まで下がります。
やはり極東ロシアです。
20時30分、ヒュンダイホテルにチェックイン。
遅いのでホテル内のレストランで会食しました。
ヒュンダイホテルなので、夕食は韓国料理。
前菜のキムチは日本にいる時と全く同じです。
メニューを見てもロシア語ではさっぱり分かりません。
全て現地の皆さんにお任せです。
サハリンの復路ではソウル経由となるので、
焼肉屋にいきましたが、ここでは韓国風の会席料理のアラカルト。
とりたてて美味しいという料理はありませんでした。
3.5といったところでしょうか。
食事の後は、最上階のバーで1時間ほど歓談して部屋へ。
ウラジオストクの1日目を終えました。
翌日は、精力的に仕事をこなして夕刻に市内視察に。
鷲の巣展望台からウラジオストク市内を俯瞰。
VladivostokのVの字を形どった黄金橋や入江の雰囲気は
サンフランシスコに似ています。
綺麗な景観です。
展望台の下にはお土産屋があります。
10個入りのマトリョーシカを3個購入しました。
夕食はイタリアンの店へ。
こちらも⒊5程度でした。
サハリンもウラジオストクも料理は不味くはありませんが、
グッとは来ません。
歴史と文化の違いでしょう。
ウラジオストクでラーメン屋と蕎麦屋を出せば、
繁盛するのではないでしょうか。
メンタリティーが日本人に近いので、
きっと味覚も通じ合えるような気がします。
復路の機内食も往路と似たような内容でした。
2度目の渡航も、同一フライトでヒュンダイホテル泊。
ただ、2日目の夕食は日本総領事館での晩餐会に招待されました。
笠井総領事の心温まるおもてなしに、楠美料理長の素晴らしいフレンチ。
今年食べたコース料理のなかでのベストでした。
Amusant
小海老、夏野菜のミネストローヌ、カクテル見立て
L’Entre’es
鰹のエスニック和え真鯛のタルタル盛り合せ
La Soupes
ウラジオストクの夕暮スープ
クリームヴィシソワーズ
Les Poissions
帆立貝とオーロラサーモンのパピヨット ロースト
La Viande
最高級霜降り和牛フィレ肉のサラダセザール添え
Nigiri Sushi
鮃目のハーブマリネ カルパッチョ画伯のお気に入り
Le Dessert
苺コンポート、マスカルポーネのムース
Le Cafe’
香り高いオリエンタルコーヒー
ビール:アサヒスーパードライ
日本酒:浦霞(宮城)
白ワイン:シャルドネ(長野)
赤ワイン:カルベネ ソーヴィニオン(長野)
充実した至福の時間でした。
また、翌日には1回目に行けなかったウラジオストク駅を
つぶさに見学することができました。
実に雰囲気のある建屋です。
駅舎内は撮影禁止ですが、駅構内は撮影可能。
中途半端なところも魅力です。
天気に恵まれたこともあり、シベリア鉄道のターミナル駅を
十二分に堪能することができました。
この1年間でサハリンへ2回。
ウラジオストクへ2回。
パスポートにはロシアビザが4ページに亘っています。
日本から最も近いヨーロッパ。
日本との交流がもっと盛んになってもいいと思います。
ANAの直行便が定期的に就航して、
日本資本の快適なホテルが建てられる日を祈念します。