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昼の点数:5.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 3.0
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|雰囲気 3.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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尾道にラーメンで初めて行列を作った「朱さんの店」
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「中華そば」 大ぶりの背脂が特徴的
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2019/01/05 更新
「朱華園」は尾道駅から徒歩10分程度、千光寺ロープウェイの乗り場近くに有る。
初めて訪れたのは約30年前に彼女と旅行で来た時。
私は元々映画が好きだったこともあるが、実は祖先がこのあたりの出だったらしい・・・などという理由をつけて本当は美味しいものを食べにきただけだ。
「朱華園」の周りは当時は何もなかった。
(店の斜め向かいに元フジTVの女子アナの実家で『西山本館』という老舗旅館がある)
なので行列がとても奇妙に感じられるのだが、その日は幸い1組が並んでいるだけだった。
中に入ると、尾道のどこにこんなに混みあった所が有るのだろうかというぐらいの満席。
皆、「中華そば」以外にも餃子を食べている人が多いようなので我々も餃子もオーダーした。
「中華そば」はうどんのような黒めのスープに、チャーシューとメンマとねぎが乗っているが、それ以外に半透明の白い大ぶりの背脂が浮いている。
一見「和風ラーメン」のように見えるが、口にしてみるとさほど魚介の出汁感は感じない。
むしろ鶏ガラや背脂の風味が強い。
だが、見た目ほど濃い味ではないのでどんどん食べ進めることができる。
実に旨い。しかも豚骨や味噌ラーメンと違ってコンディションを選ばない。
ちなみに餃子もとても旨かった。
その後私は尾道に取引先が出来たこともあって、仕事で訪れることも多くなった。
でも、毎回「朱華園」をはじめ業務終了後は食べ歩きに勤しんだ。
飽きないという点でも「朱華園」はピカイチである。
先日も訳あって子どもと訪問して、餃子と焼きそばでビールを飲んで、締めにラーメンを食べてきた。
子供は2度目だが「ホント旨いよね」と言っていた。
ちなみに子供が初めて来てこの店の場所を尋ねた時、「ああ、朱さんの店ね」と言われていた。
地元の人達にも愛されている店のようだ。
<2018年11月再訪>
今回も広島・岡山出張の間に立ち寄ることができた。
ほぼ1年ぶりの訪問になる。
この店には、今までもこのパターンで何度も訪れている。
今はさすがにそんなことはする必要はないが、昔はここに来るためにわざわざ尾道に仕事(取引先)を作っていたと言っても過言ではない。
そこまでしても食べたい「朱華園」のラーメンは相変わらず美味しい。
ひと口食べるとさっぱりした醤油の風味が飛び込んでくる。
連日の夜のクラブ活動で飲み過ぎの私にはありがたい。
でも、スープに浮かぶ多数の背脂のミンチがスープに独特の風味とコクを与えていて、食べ進むにつれてその奥深い味に魅了される。
スープを飲むのはやめようと思っても、その美味しさでついタイミングを逸して飲み干してしまう。
「朱華園」に来るといつも同じだ。
最近は「尾道ラーメン」が人気となりいろいろな店が様々な形で紹介されている。
私も、昔から仕事で来た時も「『朱華園』ともう一軒」という形で多くの店を食べ歩いた。
そして「つたふじ」をはじめ他にも美味しい店が沢山あることも知っている。
でも、「朱華園」の「中華そば」が私にとってはオンリーワンの味である事には何ら変わりはない。