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夜の点数:5.0
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 3.0
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|雰囲気 3.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 2.5
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[ 料理・味5.0
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| サービス3.0
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| 雰囲気3.0
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク2.5 ]
備忘録:THIS IS 中華街
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いつも行列
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ブサイクな焼売 でも味はオンリーワン
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日本一の牛バラ飯
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〆の豚バラそば
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2018/07/12 更新
私は学生時代からよく中華街に通っていた。
元々中華料理が好きだったこともあるが、「中華街」「外人墓地」「ドルフィン」と言うとデートに誘いやすかったという側面があったことは否定しない。
また、毎年横浜スタジアムでイベントを行っていて年に10日ぐらい泊まり込む時もあった。
そんなことで、昼夜問わず中華街の姿を見てきたが、同じく昼夜を問わずいつも大行列が出来ていたのがここ「海員閣」だった。
でも、デートであれ、飲み会であれ、なかなかこういう店は使いにくい。
就職してからは、昼食ではよく訪れたが、当時は多くの店が5・600円程度でランチを出していたので、時間も金もない私たちはどうしてもそちらに行ってしまう。
しかもその頃は、それまで30軒以上の店を訪れた中で「(先代の)四五六菜館」にハマっていたので、接待や会食などでは「聘珍樓」や「萬珍樓 」などに行くことがあっても、美味しいものが食べたい時は、高級店や大行列より「四五六菜館」の不思議な味に魅力を感じていたのも事実。
しかしその後、「四五六菜館」も代替わりして、それまで時々行っていた「鴻昌」や「山東」なども同じように味が変わってゆく中、新規開拓の必要性に迫られて、ついにあの「海員閣」に行こうと決心するに至った。
ただ「海員閣」に行くためには作戦が必要だ。
我が家は開店1時間前から子供も含めて交代で並ぶ方法で大行列を攻略した。
初めての訪問時は「焼売」「辛海老」「牛バラ飯」など評判の良いメニューから始めた。
評判通りというか評判以上に美味しい。
特に「焼売」はいわゆる焼売の形でなく、ゴツゴツのハンバーグに破けた皮を付けた感じだが、中にいろいろなものが入っていてとても美味しい。
「牛バラ飯」も八角の香りが食欲をそそり、ひと口食べるとトロットロの牛肉が口の中で溶ける。
私たちは一発でこの店の個性あふれる料理にハマってしまった。
確かに、特徴があるがゆえに好き嫌いはあるかもしれない。
私たちも人気の「辛海老」や「五目焼きそば」などは頼まず、「焼売」「牛バラ飯」「豚バラ麺」を中心に、人数と体調で追加オーダーをするのが常になった。
いずれにしても、私たちは中華街に行くと決めたら、まず「海員閣」へ行くことを前提にスケジュールを組むようになった。
そして席はほとんどいつも2階のおばちゃんのすぐ前の座敷。
ここにいると無視されず飲み物のオーダーもすぐできる。
おばちゃんとも仲良くなれていろいろやってくれる。
口コミを見ると、時々サービスが良くない旨が書かれているが、私たちはそう感じたことは一切なかった。
でも閉店してしまったのはショック。
ここはどの料理を食べても「オンリーワン」だから替えがきかない。
ただでさえ、最近の中華街は個性がなくなってきているので、わざわざ行く必要を感じくなってきた。
先日、近くまで行ったので店の前を通った。
「再開していてくれ」と願ったがダメだった。逆に「海員閣」の「員」の字がなくなっていた。
「再開するときはHPなどで告知します」と書かれた貼り紙がむなしい。
再開は無いような気がしてきた。
※この記事は、まとめ「名店備忘録」に集録してあります。