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黒尊大橋通、高知城前、堀詰/居酒屋、郷土料理、海鮮
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夜の点数:-
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 -
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|雰囲気 -
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[ 料理・味-
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| 酒・ドリンク- ]
どの料理も絶品だが値段がわからず多少不安になるお店
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つきだし(ぶりの白子)
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絶品の刺し盛り(鮃、鰆の炙り、ぶり、ぶりの炙り、しめ鯖)
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鰹のたたき
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ぶりのあら鍋
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黒尊(東方向から撮影)
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黒尊(西方向から撮影)
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黒尊(正面から撮影)
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飲み屋が集まる横丁
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高知の維新三英傑(武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎)
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2017/07/16 更新
2015年3月3日(火)の夜に訪問
高知出張の夜に「黒尊」を訪問。食べログがなければ出会うことがなかっただろうお店。この日は、夕方から、出かけるのに心が折れそうになるほどの大雨となった。
料理は大将のおまかせ、飲み物はビール500円、それ以外は値段が不明であり、高給取りでなければ不安になってしまうお店だ。
つきだし(二皿)、刺身盛合わせ(二皿)、鰹のたたき(一皿)、ぶりのあら鍋(一鍋)、瓶ビール(一本)、鏡月のお湯割り(一杯)、熱燗(一合)で9,700円
つきだし
ぶりの白子と思われるもの。
刺身盛合わせ
鮃
新鮮な鮃。この鮃に醤油、わさびは不要だ。
鰆の炙り
炙ることで旨味が活性化されている。まさに絶品。完全に当たりだ!
ぶり
刺身にしてはダイナミックな切り方だ。下手なぶりだと痛い目に遭うが、このお店のものは質が高いので、上品なぶりの味しか感じられない。口の中に広がる旨味は格別だ。醤油、わさびをつけるのは惜しいだろう。ぶりといえば氷見が有名だが、高知のぶりも身が締まり脂がのっているようだ。
ぶりの炙り
炙ることで香ばしさが増し、旨味が凝縮されていた。それにしても厚く切られていて、厚みが1センチ以上はあった。
しめ鯖
おそらく土佐清水の鯖だろう。柑橘による風味づけがされていたが、わずかながら臭みを感じた。とは言っても、一般のお店に比べるとはるかにレベルが高いものだ。
これほどまでに見事な刺身盛合わせには滅多にお目にかかることはないだろう。かなりダイナミックな切り方だが、その味は抜群だ。店主が鮮度が高いものを目利きし、それぞれなんらかの手を加えているのだろう。生の魚が苦手な方でも、おそらく刺身の美味しさに気づかされるのではないだろうか。
鰹のたたき
これまたこのお店にふさわしいダイナミックの切り方だ。それぞれ優に1センチを超える。言うまでもなく、鰹は新鮮で臭みは全くない。やや塩が強いように感じた。これだけ見事な鰹なので、それほど塩を振らなくても鰹本来の味だけで十分かもしれない。この時点ですでにお腹がいっぱいになってしまった。
ぶりのあら鍋
魚の旨味をしっかりと吸い込んだ白菜が美味しい。白菜からは魚の旨味と白菜が持つ甘みを感じた。実に美味しいが、すっかりお腹いっぱいになってしまった。
すっかりお腹いっぱいになった。どの料理も満足感があった。特に刺身盛合わせは絶品だった。これだけの刺身盛合わせを食べることができるお店は滅多にない。一品いっぴんの量は少なくてもよいので、たくさんの種類を食べたいものだ。次回は寿司も味わいたい。
高知で高評価を受けている「座屋」がクラスに一人はいる優等生だとすると、「黒尊」は学年に一人いるかいないかの、スポーツや芸術の分野で異彩を放つ生徒のようなものだ。献立、調理技術、料理の味、客とのやりとり、値段設定など店主の個性によるところが大きい。
それにしても、このお店は値段がわからない。それでも料理の内容と値段を考えると妥当なもので決して高いとはいえない。隣の席では、ぶりのあら鍋の後に寿司が出てきて同じくらいの値段だったので、料理はどれだけ食べても値段は変わらずに、ドリンクの量によって値段が上がるのかもしれない。客を満腹にさせるまで食べさせたいという店主の心意気なのだろうか。このあたりは微妙なところで単なる推測ということになる。
食べログがなかったら、おそらく「黒尊」に出会うことはなかっただろう。食べログに感謝したい。
食べログのシステムを考えた方は実に賢い。お店、利用者、レビュアー、運営会社ともに、WIN-WINの関係になっている。特別な事情がなければ、不利益を被るのは不誠実なお店だけだ。評価されるお店は無料で宣伝効果を得られ、利用者は無料で素晴らしいお店の情報を得られ、レビュアーは自己表現の場を与えられ、運営会社はレビュアーの存在によって低コストで運営して利益を得ることができているわけだ。やはり、素晴らしいビジネスモデルとしかいいようがない。