3回
2017/09 訪問
2017年9月22日(金)のランチで訪問
この日は人間ドック後の再検査に出かけた。血液検査と尿検査の結果がよくなかったからだ。尿検査は毎年のように所見が出るが、血液検査の数値が悪かったことはない。私は食事には気を使っているほうで、生活習慣病は自己責任と思っており、正直なところ血液検査の結果は意外だった。再検査の結果に問題はなかった。人間ドックの日に体調が悪かったことに原因があり、ウィルスによる炎症で数値が上昇したようだ。実際に人間ドックを受けた日は、体調不良で受診していた。
身体に問題がないことを確認した後、どの店でランチにするか決めることにした。「ル ボル」に電話するもつながらず、「ラ ペッシュ」に電話した。おそらくつながらないだろうと思っていた。営業開始時刻の1時間ほど前だったからだ。しかし、意外なことに電話はつながり予約することができた。これでわかったことは、「ラ ペッシュ」のスタッフは、かなり早い時間から開店のための準備をしているということだ。始業時間ギリギリに出勤する私の部下とはかなり違う。
そんなこんなで、約1年ぶりに「ラ ペッシュ」を訪問した。サワラ アサリ お野菜のオーブン焼き1,188円(税込)を注文した。「岐阜県産豚肩ロースの炭火焼き」が絶対的におススメなのだが、毎回同じでは能がないということで決めたもの。
本日のサラダ
ビーツ、にんじんのラペ、海老、マッシュルーム、トマトのサラダ
ビーツが入ることで一気にフレンチ感が出てくる。海老の鮮度は高く、トマトは甘く、見た目以上の美味しさのサラダだ。
サワラ アサリ お野菜のオーブン焼き
鰆、浅蜊、トマト、ヤングコーン、いんげん、じゃがいも、ブロッコリーのオーブン焼き
どのように味を創り出しているのかは不明だが、とにかくスープが美味しい。野菜に味が染みているのも嬉しい。下手なお店だと、ただ野菜がたくさん乗っているだけの味気ない料理になるだろう。
浅蜊は小ぶりだが質の高いもので、鰆は香草で味を引き立たせていて満足できる味だった。
パン
フォカッチャとフランスパン
飲み物
アイスコーヒー
総じて見た目以上の美味しさの料理で、その味は食材の質の高さと調理技術に支えられていると感じられるものだった。
今回食べたメイン料理は、「岐阜県産豚肩ロースの炭火焼き」の味には及ばないが、このお店の実力を十分に感じられるもので美味しかった。
料理の提供までメニュー表を眺めた。このお店のディナーは税別3,980円であり、ちょっとした居酒屋で飲食するなら、このお店の料理を味わうほうが満足感が高いのではと思った。
2017/09/23 更新
2016/11 訪問
もっと早く訪問すべきだったと悔やまれたフレンチのお店
2015年9月18日(金)のランチで訪問
出張業務のついでに、「ラ ペッシュ」を訪問した。この日の業務は、特別な記録を閲覧などするものだった。閲覧だけして全ての内容を頭に入れられるはずもなくメモすることになるのだが、膨大な量を相手に時間と闘いながらの作業となった。腱鞘炎になったら労災になるのだろうかというくだらないことが時折り頭に浮かんだ。ミッション達成後、「ラ ペッシュ」に足を運んだ。
本日のランチ1,188円(税込)を注文した。この日のメインは、「真鯛のブイヤベース風」、「ローストチキン」、「岐阜県産豚肩ロースの炭火焼き」、「ハムとチーズを巻いたクレープのグラタン」だったが、「岐阜県産豚肩ロースの炭火焼き」を注文した。「真鯛のブイヤベース風」と迷ったが、昨日、真鯛を食べていたことからチョイスしたもの。後になって、どのメニューも魅力的なものだったということに気づいた。選択肢が多いということはありがたいことだ。
サラダ
自家製なのかどうかは不明だが、一般的なお店のハムよりも質が高いと感じられるものだった。ランチで提供されるハムとしては満足感があった。
岐阜県産豚肩ロースの炭火焼き
ボリューム満点の豚肩ロースの炭火焼き。ドーンとかたまりで出てきたと思われた肉は、実際には切られていた。肉は厚く切ればよいというものではなく適当な厚さががあるだろうが、ちょうど美味しく食べられる厚さだった。赤身の肉で多少かたい部分もあったが、クセのない美味しい肉で、脂身もクセは感じられなかった。肉自体が良質なうえに、炭火で焼かれたことで香ばしさをまとっており、口に入れたときに美味しさがダイレクトに伝わってきた。
ソースがまた美味しかった。作り方は不明だが、旨味、辛味に加えて肉と出会ったことで香ばしさも取り込んだもので、このソースをつけて食べるほうが断然美味しく、意味のある存在感のあるソースだった。
肉にかけられた粉唐辛子、パセリと思われるハーブ、塩、胡椒が、刺激的、麻薬的な風味を加え、肉、ソースとともに複合的な味わいを生み出していた。
付け合わせはマッシュポテトとラタトゥイユ。
マッシュポテトは、バターを練りこまれたと思われるもの。
パン
コーヒー
ボリュームがあるだけでなく、美味しさも伴っている料理だった。画像から想像した味よりもはるかに美味しい料理で、もっと早く訪問すればよかったと悔やまれた。家族や友人を連れてきたいと感じさせるお店だった。この日の「岐阜県産豚肩ロースの炭火焼き」は満足できるものだったが、他のメニューも気になるものばかりで、ぜひ再訪したいと思った。
2016年11月4日(金)のランチで訪問
この日は、区役所で住民票の交付などを受け、その後に銀行口座を開設した。ひと仕事終えた後に、「ラ ペッシュ」を訪問した。
前回も注文したと思いながらも、メインを「岐阜県産豚肩ロースの炭火焼き」にした。
前回のサラダのハムが美味しかったのが印象に残っていて、今回はベーコンだったのが残念だったが、今回のサラダのキャロット・ラペが美味しくて印象に残った。ヨーグルトかなにかを使った酸味のあるドレッシングがとっても美味しかったのだ。
豚肩ロースの炭火焼きは、前回に比べると炭火の香ばしさが乏しく感じられ、もう少し火を通したほうがよいかもしれないと思ったが、相変わらず美味しかった。粉唐辛子などのスパイスが豚肩ロースの美味しさを引き出しているのだろう。何事も回数を重ねるごとに感動は薄れるものだが、豚肩ロースの炭火焼きは2回目のオーダーであり、初めて食べたときほどの感動はなかったが、それでも十分に美味しく感じられた。
食べ始めてから、メニューに「ハムとチーズを巻いたクレープのグラタン」が追加されたようで、最初から用意があれば注文したかったなぁと思った。
本日のサラダとパン
本日のサラダのアップ
岐阜県産豚肩ロースの炭火焼き
岐阜県産豚肩ロースの炭火焼きのアップ
2016.11.4 本日のサラダとパン
本日のサラダのアップ
2016.11.4 岐阜県産豚肩ロースの炭火焼き
岐阜県産豚肩ロースの炭火焼きのアップ
岐阜県産豚肩ロースの炭火焼きのアップ
外観
2016.11.4 外観
2017/06/10 更新
2018年2月27日(火)の夜に訪問
職場の同期と「ラ ペッシュ」を訪問した。上前津駅の近くにあるので利用しやすいお店だ。
ディナーコース4,298円、チャージ料(パン代含む)324円、グラスワイン518円(いずれも税込)を注文した。ディナーコースは、前菜、メイン、デザートが付いているもので、それぞれ複数のメニューから選ぶもの。
前菜
自家製鶏レバーのムース
いきなりガツーンとラペッシュらしさを感じさせるもの。野性味あふれるレバーは、本来的な風味とクセといえる風味との間の微妙なバランスだった。キャラメルソースの甘さがレバーの風味を受け止めて、ワンランク上の味となり、最後まで味わえるものだった。
チコリとブルーチーズ、クルミ、ゆで卵のサラダ
メイン
詰め物をしたうずらのロース肉のロースト
鶉に、臓物(フォアグラだろうか)を詰めたものをローストしたもの
香辛料などを巧みに使ってクセを感じさせず、風味豊かに仕上げたもので、ワインとの相性も最高だった。フランス人は肉料理に精通し、フレンチは肉料理に神髄があるなぁと感じられるもの
ホタテ貝柱のソテー アメリケーヌソース
アメリケーヌソースは、海老の殻と香味野菜を炒め、フュメ・ド・ポアソン(魚の出汁)を加えて煮詰めて、漉し、海老の味噌を加え、再び煮詰めて、生クリームでのばしたもののことらしい。
デザート
濃厚なチョコレートのテリーヌ ヴァニラアイス
思ったほど個性的な料理ではなかったが、チョコレートのテリーヌとヴァニラアイスとの取り合わせを楽しめるデザート
洋梨のタルト
いずれの料理も手の込んだ料理で美味しかった。日本料理とは全く違う感覚の料理で、香辛料の使い方、臓物を使った肉料理などフレンチの神髄を感じさせる料理だった。
ちょっとした居酒屋に行けば、5,000円くらいの料金になることを考えると、「ラ ペッシュ」の技巧を凝らした料理を食べたほうが私にとっては満足度がはるかに高い。
メニューが豊富にあり、また訪問したいと思った。コースとアラカルトはそれほど値段が変わらないので、アラカルトでもよいかもしれない。