2回
2024/12 訪問
気がつけばあの八起が小粋なバルに
金曜日の18時前に予約なしで出向き、カウンター席を確保。奥のテーブル席にはお母さん2名と幼児が3名、騒がしけど親がちゃんと面倒を見ているから気にならない。
店内は小粋で、ド昭和な町焼肉だった以前の八起の雰囲気を全面排除。ただ、外観だけはそのまんま。BGMは旧めのJポップ、さすがにドリフのズンドコ節がかかったときには笑ってしまったけどね。
酒は、白の樽生ワインをデキャンタで。かなり、スッキリ系の味わい。お通しは、カット洋野菜と和風(たぶん味噌味)のディップ。
肴は、自家製鶏白レバーのムースから。一口めは鶏のクセが気になったけど、バケットに乗せ添えられたハチミツを垂らすとマスキングされ旨味が立ってくる。
旬野菜と白身魚のフリットはサックサクに揚がり、油気の切れもいい。旬野菜はオクラとか、白身魚はたぶんタラ。自家製のタルタルソースは、フリットとの相性が文句ナシだった。
2025/01/10 更新
土曜日の21時すぎに予約せずに出向くと、先客さんは12人で後客さんはなし。切り盛りは、壮年の男性が2人と女性が1人。店内の設えはシンプルで清潔、木のL字カウンター席がメインでテーブル席も。BGMは、懐かしいのJポップスが音量控えめで。気さくなご主人は、調理をしながらまめにコンロ周りを拭きあげている。
酒は、樽生白ワインのデカンタにする。お通しは、彩りサラダをトマトペーストと味噌ベースの和風ドレッシングで。鮪のタルタルスペイン風は、バケットが添えられ具材たっぷりで味わい深い。白子のムニエルは、焦がしバター風味を効かせ山芋に重ねて口に運ぶ。白子の濃厚なトロみと山芋のホクホク感が、自分の好みに合う。
極めつけは、大根おでん。おでんといっても和食ではなく、ポルチーニの芳醇なソースで煮込まれたイタリア料理の味わい。ご主人によると、大根も一般的な品種ではないとのこと。蕪を合わせることにより、味が染み込みやすくなっているそうだ。ソースがウマすぎてバケットを追加し、残らず平らげてしまった。