【'18.9月末】一週間やそこいらの海外滞在ですぐに日本食
を恋しがる人がいます。
まぁ人それぞれなのでそれをどうこう言う
筋合いではありませんが、少なくとも僕は
そうではない。
せっかく彼の地に降り立ったのなら、そこの
美味しいモノを食べてみよう、と思う方…
例え、それが口に合わずとも(笑)です。
ところが今回、現地の方が気を遣ってくれ、
お昼に日本食を頂く機会に恵まれた。
日本人街・
リベルダージの和食屋さん、
「喜怒哀楽」さんにお邪魔する。
和食と言ってもそんな畏まった店ではなく
昼間は定食、夜は居酒屋、そんな風情。
何より表の店看板には
「軽食喫茶 喜怒哀楽」とあったのにはクスッと笑ってしまった。
創業は1988年というから今年で30周年に
なるようです
ブラジルで出る日本食、と言うモノが
どんな感じなのか?逆に興味もありました。
僕はそこでお刺身定食をチョイスしました。
まず始めにグラス満杯の冷たい緑茶が出て
来たのに驚く、ブラジルは季節的には
冬から春、ですが日中は30℃を超えていました。
(夜は20℃を切り、少し肌寒いです)
グビッと頂きましたが、コレが何とも
ウマかった!なぜだろう?と言うくらいに…
茶葉はブラジル製かしら?
同行者とペチャクチャ喋ってるとお膳が到着
おぉっ!日本で頂く定食となんら遜色は
ありません、イヤ、ボリューム的には多い
くらい…
刺身定食 ご飯にみそ汁…
お刺身三種(鮪、鯛、勘八?)、煮物、
海苔豆腐、ぬか漬け、サラダ、酢の物の
ラインナップ
デザートには練乳のかかったコーヒー
ゼリー
煮物は大根、茄子、ちくわ、ニンジン、蒟蒻
インゲン
大根、ニンジンは丁寧に桂むきしてあります、
優しい味付けでホッコリです。
お刺身の鮮度も全く問題ナシ、4枚ずつの
盛り付けは少し、多いくらいです。
あと海苔を混ぜ込んだ玉子豆腐的な付け合せ
が美味しかった、山葵醤油をちょいと垂らし
頂きました、
時季によって値段は上下するみたいですが
30レアル~50レアル(R$1レアルは約30円)で
頂けるようです、海外での日本食=割高、
と言う事を差し引いても良心的な価格、そう
思いました。
ブラジルの日本食侮り難し、です(笑)
この日は仕事の関係でブラジルの日系人最大
のコミュニティである
ブラジル日本文化福祉協会にお邪魔していましたが、合間を縫って
サンパウロ新聞の方に併設の喫茶に連れて
ってもらいました、その喫茶が偶然↑の
「喜怒哀楽」の姉妹店で、アイスコーヒーを
ごちそうになりました。
海外では冷たいコーヒーを飲むと習慣がない
とよく耳にしますが、ブラジルでも
アイスコーヒーは飲まないのだそう…
でもココでは一杯々々を丁寧に焙煎し、
淹れてくれ、店の日本語の大変流暢な日系人の
若い!可愛い!σ(^_^;) 女の子がサーブして
くれました、美味しかったです。
12レアルでしたから360円程度、安いと
思います。
ブラジル日本食事情の一端、ですが
良い経験でした、おごちそうさまでした。