鳥小太郎さんのマイ★ベストレストラン 2014

＊140815(再訪)
前回、念願の初訪問から1ヶ月強で再訪。
今回も全てに非常に満足。
ただ、今回も2階のテーブル席(但し個室)。次はカウンターに座りたいな。
料理は前回と全て違いました。(定番の傳タッキーも中味が違いました。)
今回のメニューは
・先付 鱧カツ
・前菜 冷製茶碗蒸し(湯葉と月あかりとうもろこしの醤油餡)
・凌ぎ 傳タッキー(じゃがいも インカの目覚め&トリュフ)
・造里 めじ鮪(鮪の漬け 5日間熟成)
・焼物 金華豚 水茄子 みぞれ餡
・中皿 畑の様子(サラダ、塩昆布がアクセント)
・煮物 鰯のつみれ酸茎スープ
・食事 揚穴子ご飯(穴子土鍋飯)
・デザート 苔(お茶のティラミス スコップで)


＊140702
念願の初訪問。

先ず、入り口から玄関までのアプローチが雰囲気あり良いです。
今回は2階のテーブル席に案内されました。(個室もあり)
本当はカウンターに座りたかったが仕方なし。。。

スパークリングで乾杯後はお任せ。(料理はお任せ1種のみ。以前は2種あった様ですが)

○トマトのところてん
蓮の葉が涼しさを演出。蓴菜の喉越しが良く、蓮の葉の下のバジルの種が蛙の卵を演出。
○傳タッキー
知っていたが出てくると嬉しい定番の憎い演出。(今回はカレー風味)
○青森県産ムラサキ雲丹
雲丹の殻の中にご飯。砂浜に見立てたじゃこがこれまた、つまみにも美味しい。
○甘鯛
火入れが最高で鱗のパリパリ感が素晴らしい。夏野菜と甘酢餡で。
○サラダ
十数種の新鮮採れたて野菜は全て調理法が違い、今まで食べたサラダでは1番。
○冬瓜の椀
夏バテ予防にとの事。
○宮崎牛とトウモロコシの十穀米ご飯
土鍋の上に刺しが入った宮崎牛。脂身が非常に上品な味で最高。
○デザート
マンゴーとフローズンヨーグルトに生湯葉。生湯葉が憎い。

定番の最中は同行者がフォアグラNGのリクエストを入れていたので出てこなかったのかな？

アルコールはスパークリングで乾杯後、料理毎にお薦めを二人で日本酒5銘柄いただきました。
傳タッキーの時は店員さんに勧められグラスビールを。この図らいが素晴らしいですね。

料理、アルコールの品揃え、次はどんな料理だろう？とわくわくさせ、それに応える味と演出。
フレンドリーながらもしっかりした距離感ある接客と、噂通りの素晴らしいお店で、
通いたくなるのが分かります。

既に次回も予約済なので楽しみです。

＊140327

総本山<吉村家>吉村氏の一番弟子のお店で、直系の由緒ある同店。
千葉店で食べ感動し いつか行きたいと思っていたが遂に訪問のチャンス到来。
ただ時間に縛りがあり朝の10:15訪問(朝5:00〜25:00と長時間営業)。この時間で8割の客入りで人気がわかります。
店内入口券売機で「らーめん(並)(630円)」
全て普通でオーダー。

店内はL字カウンター15席程。
約5分強で来器。
お決まりの海苔3枚・チャーシュー・ほうれん草のビジュアル。

本家吉村家と比べ塩っぱさがなく 角が取れたカエシでまろやかだが、しっかり主張がある豚骨醤油。とにかく美味い。
鶏油のバランスも良い。
麺は当然 酒井製麺の中太縮れで食べやすくカットされてます。家系×酒井製麺は小生が最も好きな組み合わせ。
また、赤身のももロースチャーシューが絶品！

スープ・麺・具と何れも小生にドストライクで今まで食べた家系で一番好きな1杯=My Best 家系 でした。
また行きたいけど遠いな！

約3年ぶりの高松。19:00から会食あるも我慢しきれず17:30に訪問。本店は実に約6年振りの訪問。
場所も、店内の雰囲気、コの字カウンター、そしてご夫婦もお元気そうで、懐かしさが爆発。

今回は「いか玉焼(620円)」を注文。
ソースとラードの交わった香り、そして表面カリッとで中はトロっとの食感がたまりません。

今回も大満足。でも、今回初めて食後にやや油っぽく感じました。これは完全に小生の年齢の問題ですね。
次回はいつだろう？
＊140915

創業昭和27年で、高松ではかなり有名で、小生も大好きなお好み焼き屋。以前に数年高松に住んでいた時の最後の高松ご飯も同店でした。実に約10年振りの訪問。
場所も、店内の雰囲気、コの字カウンター、そしてご夫婦もお元気そうで、懐かしさが爆発。

きも焼きも人気ですが、「肉玉焼(640円)」を注文。
店主が全て焼いてくれますが、同店の特徴は、たっぷりのラードを使った焼き。焼きと言うより揚げお好み焼きで、マヨネーズ・鰹節・青海苔も一切置いておらず、ソースのみで食べます。
ソースとラードの交わった香り、そして表面カリッとで中はトロっとの食感がたまりません。

当然、脂っこいので好き嫌いは分かれるでしょうし、店主等の接客に不満の人もいるでしょう。
ただ、はまる人は間違いなくはまる、何処にもない<ふみや>だけのお好み焼きで、中毒性が凄く小生も虜です。
次は何年後になっちゃうのかな？

＊141016

醤油ラーメンの人気店で以前からの課題店を客先との会食後に強行訪問。
夜20:30訪問で20名程の外客。

店主は醤油ラーメンの超人気店<金久右衛門>の出身との事。
店内は小洒落たcafé風でミスチルのDVDがずっと流されてます。
メニューもミスチルのアルバムから取った様。

ラーメンメニューは3種で各800円。
⚪️らーめん原点…当店の原点となる醬油らーめん
⚪️らーめんmicro…しっかり味の醬油らーめん
⚪️らーめんmacro…当店一番人気の魚「貝」系らーめん
外国ビールや餃子もあり。

今回は初めてなので「らーめん原点(800円)」「特選こだわり煮玉子(50円)」を待っている間に口頭注文。
焼豚は(厚↔︎薄＋煮玉子)、メンマは(厚2本↔︎薄4本)を選択できますが、今回は両方とも厚で。

約10分程で着丼。
先ず、噂通りの超デカ焼豚と極太メンマが印象的。

スープは、醤油の持つ甘さの引き出しが素晴らしい。美味いの一言！
麺は、全粒粉中太ややウエーブでもちもちの弾力で、これまた美味しい。
焼豚は煮豚の塊で、量だけでなく脂身と赤身がしっかり煮汁が染み込んでおりホロホロ。
メンマもしっかりした食感。煮玉子も程よい半熟。

白醤油を使っている関西風醬油スープは、大阪代表的な1杯で、全てにレベル高く、東京でも間違いなく人気店になるでしょう。
東京に出店してくれないかな。

ただ、店の方針だから仕方ないでしょうが、外で行列なのにビールと餃子で長居している人が何組かいたのはやや残念。

新宿ゴールデン街の煮干しラーメン専門店。24時間営業。
久しぶりの訪問。
狭い階段を登った2階が店舗。
平日15:15訪問で先客1名のみ。後客はぞろぞろ。

店内はカウンター9席のみで極狭。
店内券売機で今回も
◆「すごい煮干ラーメン･並(1000円)」を購入。
・濃さや味付けの好みは、全てお任せでお願い。

今回も、美味しい煮干しスープと極太縮れ麺とピロピロの｢いったんも麺」で満足。
ただ、前回よりかなりマイルドになったように感じました。
今回たまたまか？万人受けに調整？
小生的には、たまたまであってほしい。やはり、同店にはいつまでもがっつんと煮干しで尖っていてほしいです。



＊140923

新宿ゴールデン街の煮干しラーメン専門店。24時間営業。
余り煮干し系好きではないが初訪問。

狭い階段を登った2階が店舗。
店内はカウンター9席のみで極狭。

店内券売機で「煮干ラーメン(820円)」を購入。並・大同じだが今回は並でオーダー。

スープは1杯に煮干し50g使用との事で煮干しが全面に押し出され良い香り。
また、最高級煮干しと豚の背脂から抽出した秘伝のキラ油を使用との事。カエシとのバランスも非常に良い。
確かに煮干し濃い目ですが、他店で食べたようなエグミを感じませんし、スープの濃い茶色からはイメージできないあっさりで美味い！

麺は極太縮れ麺と楓自慢のピロピロいったんも麺の2種。
具は、正方形にカットされた葱・肩ロースチャーシュー・海苔・ほうれん草。

とにかく、スープが印象に残った1杯で、小生には今までで一番の煮干し系ラーメンで、
煮干し系ラーメンが余り好きではなかった小生の煮干し感を変えてくれました。
必ず再訪します。

＊140916

高松の超人気うどん屋。現在は3代目らしいです。
約10年振りの訪問です。
外観、店内とも変わらずノスタルジーな雰囲気で良いですが、売店ができてました。ちょっと残念。

平日10:00頃訪問で20名程の外客も10分程で入店し、迷いなく「うどん(小)(1玉)(150円)」「あげ(100円)」を注文し丼を獲得。
かけだし、ネギは当然セルフ。
うどんは、温めたかけ・そのままのかけ・釜揚げの3種。

同店は、麺・だし・あげのバランスが最高。
もちっとした麺はエッジ系ではなく中心に腰を感じる王道讃岐麺。だしは昆布と鰹ですっきりやさしい。大きいあげを入れ更にだしのグレードアップ。
それぞれも当然美味しいですが、1＋1＋1=5以上になってます。

何時までも続いてもらいたい1杯を再確認。

＊140415

人気の同店を初訪問。
店内は雑貨屋ぽいカフェ風でカウンター7席のみ。

決めうちで「ミックスカレー(850円)」を口頭でオーダー。
ライス大盛・追加無料。4／1から50円値上げの様です。

オーダー毎に小鍋で一人前ずつルーを調理しています。
平皿に多めのルーがかけられ約10分程で来客。

ルーはサラサラ系でスパイスしっかりながらも、生姜の優しさも感じる深い味で非常に美味しい。
ライスは日本米ですが、海南ライスにも使う？様で、鶏スープで炊いており、これまた美味しい。
具には手羽元が2本。ホロホロで美味しく、食べ方の指南もありますが、やや食べにくい。(特に女性は)
野菜は具材毎に調理法を変えているらしく、食感含めこれまた美味しい。特に牛蒡が好み。

半分食べたところで、店主からレモンを絞る事を勧められ、ライス追加で試すと、
確かに爽やかな酸味が変化をもたらし、悪くないが小生的にはオリジナルのルーでもっと食べたい。

ルー自体はそれ程辛さはないものの、食べ終わると汗が出、薬膳的効果がある様で、
なんとなく渋谷の<チリチリ>を思い出させました。

納得のカレーで、次回はぜひ辛口で再訪したいです。

＊140915

3連休最終日11:15到着でざっと100名以上の外客。覚悟を決めて行列に参加。
小生達の後2名で「本日終了しました」の看板が。危ない！ギリギリでした。
約1時間強で入店。

店内は昔話に出てきそうな小屋で、大きな釜があり、茹でる様子を見ることができます。
相席必須でテーブル12席のみ。同店は、並び直さなくてもお代わりができ、多くの人がお代わりするので、やや回転が悪いです。

メニューは「小(温・冷)(150円)」「大(温・冷)(250円」「卵(50円)」のみの、セルフ方式の現金後払い制で、
「うどん(小)(温)(150円)」を注文後、すぐに丼を受け取り、席を探します。

同店には、かけやぶっかけのだしはありません。
青葱、醤油と名物の激辛青唐辛子の佃煮をお好みで掛けていただきます。

シコシコした艶やかな麺は、腰が強いわけではないが、非常に弾力性があり伸びやかで、口の中でも ぐにょぐにょに踊り、麺本来の味を楽しめる素晴らしい神の麺。

並んだ甲斐があった非常に美味しい1杯でしたが、次回もこんなに並んでまでは。。。。かな。

＊140517

元祖白河ラーメンの同店を初訪問。

ノスタルジックな雰囲気の立地で外観は二階建ての民家風。
しかし店内は吹き抜けのロッジ風でカウンター、テーブルに座敷で多めの座席数。

ワンタン麺を注文も既に品切れで「手打中華そば(680円)」を口頭オーダー。
意外に時間かかり約15分程で着丼。

スープは昔ながらの醤油ラーメンをイメージしてましたが、鶏の旨味とコクにやや濃いめのカエシのバランスが素晴らしい、
正しく黄金スープ。表面にはおおめの鶏油。最高に美味しい！
同行者はやや塩分が気になってましたが・・・

自家製麺はやや平打ちの縮れでスープとの相性も良く美味しい。
具は、海苔・メンマ・ほうれん草に特筆は、燻製された周りに赤身が残るハムの様なチャーシュー。これが非常に美味しい。
卓上に玉ねぎのみじん切りがあり、お勧め通り投入。食感に変化ありこれはこれで美味しい。

食べ終わると、やはりスープの美味しさが抜けてましたが、麺・具と何れも素晴らしく久しぶりに感動の1杯でした。
地元の人と思われるお客さんも老若男女 多数おり、地元で愛されていることを確認。
東京にも分店がある様なので訪問します。(全て行動範囲ではないですが)

＊141214

言わずと知れた鰻の老舗の銀座店。創業150年。四丁目交差点側の超一等地。(本店は銀座木挽町)
店内は地下テーブル席、1階テーブル席、2階座敷でやや大箱。2階の座敷に案内されました。

小生は「生ビール(550円)」と「鰻重(3600円)」「肝すい(300円)」。
同行者はこれ又人気らしい「鯛茶漬け(大盛)(1850)」何れも税抜き。

15分程で来器。さばきと串刺し蒸しまでは事前にやっているのでしょう。
THE江戸前の蒸された鰻はふわふわで程よい脂。
やや小骨の多さが気になったが、小生好みの やや硬めのごはん、歴史ある鰻の美味しさを邪魔しない品あるやや薄めのタレと絡み、非常に美味しかったです。
同行者の鯛茶漬けは、確かに美味しいですが、小生は<あさみ><うち山>の方が好きですかな。

小生、基本的に鰻はパリッと焼かれた関西風の方が好きですが、関東風の蒸しを初めて美味しく感じました。
好みが変わってきているのか？今まで、余り関東風は好んで食べてなかったけど、今後は積極的に江戸前の有名店を訪問したいと思います。(高いですけどね)