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夜の点数:4.9
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¥20,000~¥29,999 / 1人
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料理・味 4.9
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|サービス 4.9
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|雰囲気 4.9
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 5.0
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[ 料理・味4.9
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| サービス4.9
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| 雰囲気4.9
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク5.0 ]
現在を超えたフレンチ♪
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メニューは白紙です♪
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ここです♪
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静粛な感じです♪
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2013/12/14 更新
ここの存在を知ったのは
2007年岸田周三氏が史上最年少で
ミシュラン三ツ星を獲得したと夫のビジネス誌で知った事から。
その後,NHK”プロフェッショナル仕事の流儀”で岸田氏が時の人として
放映されていた事がきっかけでした。
同愛知県出身であり
名古屋調理師専門学校卒業との事。
同郷愛のようなものが出て
以来ずっと伺いたかったのですが機会がなく
この日はやっとそのチャンスに恵まれました。
周りのお客様を配慮して
個室でない限り写真撮影一切禁止!
写真なしでは文章が書けずに寝かせてありました。
いかに普段、写真頼りにしていることに反省ですね。
メニューは白紙です!
素材への拘りの為、コースは完全なお任せのみ。
左頁には説明書きがあり
素材、火の入れ方、味付け
この3つのプロセスが何よりも大事と記してあります。
ドリンクは、シャンパン(グラン・クリエ)から始まり
赤ワイン(シャトー・ヌフ・デュ・パプ)
ポール・ジローのスパークリンググレープジュース
フェッラレッレ硬度990のガス入りミネラルウォーターまでいただきました。
この日のメニューは以下のもの・・・。
♦原木椎茸とセップのビスケット
椎茸は岐阜産ブラザーズ栽培品で椎茸の薄切りに
ポルチーニパウダー、エシャレットを潰したもので
自家製サブレと椎茸がつないであります。
♦とうもろこしのスープ
味来をスープ状にして香ばしさを出した冷製スープです。
♦パ ン
ライ麦20%配合したメゾンカイザー使用
バターはグランフェルマージュのAOCバター使用との事です。
♦塩とオリーブ油が主役 山羊乳のバヴァロア
出てまいりましたっ!スペシァリテ!
塩とオリーブ油を味わう為の料理です。
オリーブ油はワイン同様作柄で味が異なる為
銘柄が固定ではないので伊、仏産を中心に使用。
この日は南イタリア産で、山羊乳は京都産でした。
塩はゲランドのフルール・ド・セル使用。この粒サイズが非常に合います。
♦マッシュルームのケークサレ
ブラウンマッシュルームにアンチョビ、ケッパー、ハーブ、パルメザンチーズが加えられ
小さなカワイイサイズのムール貝はモンサンミッシェル産!
♦アーティショーのベニエとアナゴ
泡ソースは三重県桑名産蛤の出汁。
この時のナイフはポルトガルのキュテポル使用でした。
♦ブータンのタルトとフォアグラ
リンゴのタルトにブータン・ノワールのペーストを乗せてあり
二層構造になっています。リンゴのタルトとフォアグラを
合わせていただかないとブータンの癖が気になるかも?
この組合せでいただけば最高なお味♪ピッタリ!
♦スズキのソースベネディクト
三重県尾鷲産。ソースは’60年代ベネディクティンフランス産
リキュール使用です。添えられていた小さな島オクラは沖縄産。
♦鳩の3時間ロースト
付け合せにブルガー小麦のリゾット風なものが・・・。
シャキシャキした夏が旬な緑竹も添えられていました。
ナイフはライヨール使用でした。
♦酒粕のアイスクリームとメロン
能登半島の珠洲市にある宗玄酒造の酒粕使用。
メロンはクラウンメロン。
♦ココナッツのクリーム ピスタチオオイルとエスプレッソ
見た目は目玉焼みたい。
真ん中の真っ黒な丸はトロ~リとしたエスプレッソ。
この苦味と香りがポイントとなり最高のデザートです。
♦パート・ダマンド・クリュ
イタリア ドモーリ社のマダガスカル産カカオのチョコレート使用。
♦メレンゲのアイスクリーム
濃厚なアイスクリームに能登の海水がシュッーと噴いてあります。
このまろやかな海水がアイスクリームの甘さを一層引き出していました。
これは衝撃的なスタイルのフレンチでした!
フレンチの命と言われる類のソースは使用していない!
豪華絢爛な派手さは全くなく
詫び寂びのような美しさの中に華麗で上品です。
いつか個室利用で伺ってお料理写真をこのページに加えたいと願い
もう一度で良いからあの感動を味わいたいと思います。
チームあってのカンテサンスですが
岸田さんのますますのご活躍を祈っています。