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1位
1回
2016/10訪問 2016/11/16
四万十市の居酒屋喜八。
こんな遥々遠くまでやってきて何が目当てかってズバリそれは清水サバ。
そのブランドサバの清水サバを腹いっぱい食べられるお店として有名なココにこれまでの何度もやってきて清水サバを堪能したのが忘れられず今日も息子と予約と取ってやってきた。
その清水サバだが「足摺岬周辺の水深200メートルまでの大陸棚域に生息するゴマサバを、立縄漁という独特の漁法で一匹ずつ釣り上げ、生け簀に入れて港まで持ち帰る」という効率の悪い捕獲をしているのと、日持ちしないことから店に行ってみないと食べられるかどうかがわからないのが実情だ。
この日は前日まで台風が太平洋上を通過していたのでなんとなく覚悟はしていたのだが残念ながら「清水サバは入荷して似ない」と云われた。
やや落胆はしたのだが気持ちを切り替えてしっかり呑んで食べることにした。
「"ぶしゅかん"はユズやスダチの仲間。その独特の上品な香りと酸味から土佐では昔から、「酢みかんは"ぶしゅかん"につきる」と言われ愛されてきました。」
そしてこのチュウハイを「ぶ酎ハイ」と呼ぶらしい。
自分は普段は酎ハイなんぞ全く飲まないがここのこの「ぶ酎ハイ」だけは別だ。
川エビから揚げ650円。
この海老の香ばしさったらちょっと体験できないよ。
そしてかつをの塩たたき780円。
勿論通常のポン酢のたたきもあるのだがさすがはメニュー筆頭だけのことああって戻りかつをの脂がぎっとり乗ってる塩たたきはポン酢よりインパクトがある。
もいかの刺し身880円は普通のイカの刺身だった(笑)
すま(カツオ)新子580円とビンよこ(本マグロの子)の刺し身780円。
これらにもぶしゅかんが思い切り添えられているので酢しょうゆにするのが原則のようだ。
こんな感じになるのだがこのぶしゅかんは種が多くてこれらが邪魔になるがその種が柔らかいので気にならない。
因みにネイリ刺し身880円、目市刺し身880円も食べたのだがiPhoneのナゾの不調で写真が残っていなかった・・・残念。
しかしこのすま新子は格安なわりには最も高知らしく青物っぽさを発揮していて後から頼んだうなぎの白焼き1500円を遥かに凌駕しているのが面白い。
清水サバの焼きサバ寿司1500円。
刺し身の時の甘くてもちもちした清水サバも焼いてしまえば普通のサバとほとんど差がないのだがこれは量も圧倒的であって〆にはベストだろう。
最後に大将からサービスのフルーツをいただいたがやっぱりこれも柑橘で種類はわからんがかなり旨い。
高知料理の真髄を知りたかったらもう少し高知の柑橘を勉強したほうが良さそうだ(笑)
息子と二人でガンガンぶ酎ハイ呑んでラーメン食べられないほど食べて会計は12000円!
これが高いか安いかは個人の主観だろうが自分はこの味なら格安だと感じたのだった。
でも清水サバ、リベンジするぞ。
やってきたのは四万十市。
その中心街にある商店街のアーケードを少し抜けた場所にある 居酒屋喜八。
実は 1年前にここに来てどえらい旨い清水さばを食べさせてもらったのよ。
その衝撃の味が忘れられず今度は大学生の息子をタンデムしてここまでやってきたと言うわけだ。
これまで食べたどんな魚とも違って上品で鮮烈な清水さばがどうしても脳裏から離れずあれ以来 あの高級魚アコウですら霞んでしまい困ってしまうくらいだ。
しかも今年になって息子と一緒に高知市を訪れること2度、どちらも清水さばにありつけなかったので3度目の今回は仕方なく交通の便が悪いのを覚悟でこの四万十市までやってきたのだった。
もはや背水の陣の雰囲気が漂う今回の四万十市ツーリングでは息子の悲願だった清水さばにようやくありつけただけに喜びもひとしおだった。
魚がズラリと並ぶ中身の見える冷蔵庫の前のカウンターに座って魚を物色する。
するといたいた!!清水さば、左にいるのがでっかいキンメで左側はカマス、そしてアジのようだ。
そしてさらに奥には大きなカツオがぎっしりと並べられている。
板さんの目の前のカウンターなので魚を捌いていく過程も見ることができる。
さっそくメニュー筆頭、この店の最大のオススメである活〆清水さばの刺身980円を2つ注文!!
「生態 マサバよりも沖合にいて、より暖かい海水温を好む。遊泳する水深もマサバよりも浅い。産卵期は12月より翌月6月まで。3、4月に最盛期を迎える。
基本情報 鮮魚としても加工品原料としても重要なもの。特にそばの「かけつゆ」などに使われる、さば節は本種が原料。カツオ節にはない旨みがあって、人気がある。鮮魚では安いサバとしてスーパーなどによく並んでいる。また「清水さば」、「屋久さば」などのブランドゴマサバがある。
高知県土佐清水市の名産「清水さば」。総て釣りでとったもので、しっかし締めている。身に強い弾力があり、しかも脂がのっている。濃厚な旨みもあって美味極まりない。」参照。
さっそく来たよ!!活け〆清水さばの刺身980円。
おそらくは1人前が一尾の片身になっているようでこの2人前で一尾分ってことになる。
器の上部には背の身が4つ、下に腹の身が4つそれぞれ分厚く切られて配置されている。
なんて表現すればよいのか自分には言葉が見当たらないのだがまさに孤高の味でどの魚とも違う、匹敵するだけのレベルの食べ物が見当たらないというのが正直な感想だ。
自分は長い間、太田川の鮎の塩焼きこそ自分の最後の晩餐にしたいと思ってきたのだがこの清水さばを知ってからは考えが変わった。
それくらいの魔力がこの活〆清水さばの刺身には存在する。
この店に来ていつも思うことなのだがちょっと普通では考えられないレベルのカツオのたたき、塩たたき780円がこの清水さばの前ではいとも簡単に脇役に成り下がりその存在が霞んでしまうことだ。
ハガツオの刺身780円。
実は釣りをしていると強烈な引きを味わわせてくれるハガツオでがあるが見た目はカツオとサバの中間みたいな本カツオよりずっと小型の魚だ。
鮮度の良いハガツオは身が緻密で癖も少なく大変美味しい魚なのに鮮度落ちが異常に早く市場にあまり流通していない残念な魚でしかもこの魚は魚体が柔らかく調理が難しい。
だから滅多にお目にかかれないがここではルーティンのメニューに入っているのが凄い。
ねっとりして特有の味わいはたまらんものがあるんだけどやっぱりコイツも清水さばの前で霞んでしまっているのがねぇ〜(笑)
四万十川定番の川エビの天ぷらだけどこれもカリカリして旨いね〜。
結局息子と二人で清水さば4人前(2尾)を食べてビールジョッキ4杯くらい飲んで帰ろうとしたら女将がデザートサービスしてくれた(感激)
これで全部で1万円だから内容を考えれば格安だ。
しかし自分らがこの店に滞在した1時間半くらいの間に何人の客が門前払いされていたか・・・少なくとも15人くらいはいたんじゃないかな。
四万十の居酒屋喜八を訪れる場合は必ず予約を入れないとここの書いた地上の魚天国には入れないということを肝に銘じておく必要があるだろう。
高知県四万十市中村天神橋。
ここにある居酒屋 喜八。
ネット上の噂じゃとっても人気のあるお店だそうで数ヶ月も前から予約してやってきたよ。
まあどっちにしても7人の大所帯なので予約しないでは無理なんだけどね。
しかしなんていうかド派手な外観だ。
なんとなく魚料理がメインの居酒屋ってことだけは伝わってくる。
店内はけっこう広い。
一階は厨房とテーブル席がメインのいわゆる通常の居酒屋さんで二階がいくつかの個室になっていて自分らは当然個室に通された。
個室といっても6畳くらいあってゆっくりできる。
予約の際に大将にお願いしたのはとにかくビリビリサバと呼ばれる活〆清水さばの刺身が食べたいこと。
だけどこの清水サバは当日になってみないと入荷量がはっきりしないので確約はできないと言われていた。
その時はカツオやうつぼがメインになると。
まあそのあたりは割り切ってきたのだがこの日は幸運にもじゅうぶんな量の清水サバを入手できたとのことを聞いてほっと胸をなでおろしたのだった。
活〆清水さばの刺身 投稿者 zzzzzzzzzzuu
そもそも清水サバとはいわゆる高知県土佐清水市のブランドごまさば。
一般的にはマサバよりも下級になるごまさばだがここのは回遊しない根付きのごまさばだから身が締まって脂が乗って通常のマサバよりも高級になっているようだ。
来たよ!これがわざわざここまで食べにきた目的の活〆清水さばの刺身!!
こんな新鮮な鯖はなかなかお目にかかれない。
とにかく食感が通常の鯖とは全然違う。
しかもそれを1センチ以上の太切りにするもんだからねっとりした感じなのにものすごい甘みを讃えた刺し身が舌に絡みついてくる。
とにかく似たような食べ物が他にないので言葉ではこの旨みを伝えるのは限界がある。
こちらは最近流行りのカツオの塩たたき。
大将にこれを清水サバでできないか聞いてみたのだが「もったいない」と言われてしまった。
だけど国産レモンがガツンを効いてカツオでもとっても旨いよ〜〜と言いたいところだが清水サバの前ではどうしても少し生臭いカツオは少しの勝機をも見出すこともできないのは残念だった。
他にも高知の海の幸をこれでもか!と言うほどいただいたのだが前回他の店で食べていまいちだったうつぼの唐揚げがココでは誰にでも食べられるような工夫された仕上げになっており非常に美味かったのは驚きだった。
トドメはこの清水サバの焼き寿司!!
サバの内臓の代わりに酢飯を詰めて焼いたものらしいがコイツは凄い。
自分は温めた酢飯のあのツンとくる匂いがダメなのだが、ほぼ酢飯と一体化した清水サバのなんと上品なことよ。
これは通常のサバでやっても下卑たシロモノになてしまうんじゃなかろうか。
自分は食べなかったのだが魚料理の居酒屋ながらこの店の肉料理もかなりのものだったらしい。
とにかく3時間くらい飲むだけ飲んでお腹がはちきれんばかりに食べてこれでひとり4000円だと!!
これには参った。
もうこれで3年連続四万十市に清水サバを食べにやってきているがやっと決定版の店に辿り着いたのかもしれない。
いやいやこれは来年もやってこなきゃならない義務感に駆られた居酒屋喜八だった。
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2位
1回
2014/11訪問 2014/12/14
高知市から四万十市に向かうの四万十市まであと10kmくらいになった国道56号線沿いにあるいろりや。
かなりわかりやすい立地に大きな駐車場が目を引く。
ここは知る人ぞ知るあの伝説のテレビ番組「水曜どうでしょう」のお遍路の旅で幾度と無く登場するうどん屋だ。
中でも大泉洋は殊の外ここのうどんが気に入っているようで最近の「おにぎりあたためますか」で再訪問していた。
これを見て自分の中で絶対にココに行ってみたい衝動が抑えられなくなってしまった。
だけど10時半に徳島港で息子と待ち合わせて徳島ラーメンを食べて高速で一気にここまで来たが時間は午後3時。
通し営業と聞いていたのだがナント準備中になっている∑(゚д゚lll)ガーン。
ショック特大なのだが中を覗くと人影が。
物欲しそうに覗く我々に気づいてスタッフが出てきてくださって事情を話したのだがやっぱり休憩中とのこと・・・
諦めかけて出発しようとしていたら店の裏から大将らしき方が出てこられて「天ぷらとか釜玉はできないけどうどんなら食べられます」との超有難いお言葉。
天にも上る思いで広い入店させていただいた。
店名のいろりやっていうくらいで実際に囲炉裏の席があるのだがさすがに誰もいない店内なので隅っこのテーブルに息子と二人で座った。
そうこうしていたらドサクサに紛れて何組か他の客も入ってきたがいやいや流行ってますのぅ〜
うどんが売りなのならやっぱり冷たく締めたうどんがベストだろうと思い冷やしメニューを注文。
もちろん温かいうどんのメニューもきっちりある。
少し待ってから来たよ!いろりやの冷やし山かけうどん702円。
夢にまで見たいろりやのうどんは北海道の国産小麦を四万十川の水でこねて作った純国産のうどんってのが最大の特徴だ。
ちなみに香川のうどんはオーストラリアなどの海外産の小麦粉が主流となっている。
いや香り立つ麦の胸をすく薫りがなんて表現していいかわからないほどだ。
奥歯を押し返すほどの凄まじいまでのコシがあるのに舌触りは滑らかでにゅるにゅるしたこんな不思議なうどんは食べたことがない。
讃岐の男麺と女麺の両方の長所を併せ持っていると断言してもよいだろう。
息子が注文した冷やし肉玉うどん842円。
あまりの旨さに大盛りにしなかったことを彼は大いに悔やんでいた。
少しいただいたがするするっと入る山かけうどんに較べてこちらは若者向けのパンチのある味だった。
確かにこれは大泉洋をして「讃岐より旨いかも」と云わしめるだけのことはあると感じる。
最強の讃岐うどんが讃岐ではなく高知のこんなど田舎にあるなんてある意味驚異的だ。
これは麺好きならコレを食べずに死ぬのは人生にとって大きなる損失となるのは間違いないと言い切ってしまうわな。
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3位
1回
2014/08訪問 2014/09/13
今まで自分にとって未踏の地であった千葉県にやってきたよ!
その目的はズバリこの大ちゃんラーメン。
公式ホームページには「当店では濃い口のラーメンを提供しております。薄口やさっぱり系のラーメンがお好みの方は他店へ行かれることをお勧めします。店主」とある。
東京アクアラインを通って来たけど思ったより随分早く着いてしまった。
11時半開店なのに10時半過ぎには来たからどうしようかと思っていたらこの行列!!
駐車場は未舗装でだだっ広く駐めやすい。
大将は元洋食の料理人でとにかくとてつもなくこってりした独創的なラーメンを提供する店のようで全国から「決して他にはない唯一無二の一品」を求めてこんな千葉の田舎にやってくるのだそうだ。
こりゃ1時間もこの炎天下で待たんといかんぞと気合をいれていたら10時40分くらいにあっけなく開店したので助かった。
さっそく入店すると「ラーメン一杯につきゆで卵1個サービス」という看板があってお客は何も言われないでも次々にゆで卵を一個手に水を汲んで取り席に付いていく。
店内は比較的広く大きな厨房にテーブル席がいくつもある。
カウンターに通された自分は横の客の真似をし「とんしおチャーシュー」を注文しゆで卵の殻をむいて時間を潰す。
果たしてでてきた!大ちゃんラーメンのこれが噂のとんしおチャーシュー850円。
丼はそんなに大きくはないのだがこのゆうに2センチ近くあるぶっといチャーシューはどうだ!
そしてさっきのゆで卵を入れて完成ということらしい(他の客がほとんどそうやってる)。
しかし見るからにギトギトそうなスープに目が奪われるが鼻腔を突いてくるのはニンニクの薫り。
大量のチャーシューと野菜の下に完全に隠れている麺だがこの手のラーメンの常套手段であるうどんのような太麺かと思ったらやや太めの縮れ麺だったのは予想外だった。
しかしそのことがこのラーメンの独自性を高めているのも後から理解出来てくる。
しかしここまで潔くアブラギッシュなチャーシューも久しぶりだ。
マジでこのおっさんの身体にはヤバそうな雰囲気がむんむん漂ってくる。
その分旨味も柔らかさも半端無く口腔に肉汁がブシュッと噴き出るほどでどちらにしてもヤバい食い物であることに違いはない。
だけどこの魔物のようなラーメンを支配してるのは麺でもチャーシューでもなくこのいわゆる「甘じょっぱい」超濃厚スープだ。
自分のようなシロウトでも濃い動物性のスープと玉ねぎ、そして蜂蜜が配合されているのがわかるくらい甘みがある。
このオリジナリティ溢れる甘みがここのラーメンを決定づけているのは間違いない。
最初は面食らってしまったがだんだん食べ進めると洋食のシチューの技法のようによくよく計算されているのが理解できてくる。
丼は大きくないのに食べても食べても底から湧いて出てくるんじゃないか?ってほどのこれでもか!の食べごたえに心底魅了されていくのがよくわかる。
一心不乱に食べていたらもうなくなってしまっていた。
「クセがある」という表現では生易しいので「エログロテスクな魔力がある」と言ったほうがより信憑性があるように感じる大ちゃんラーメンのとんしおチャーシュー。
もちろん好き嫌いがハッキリ出るのは確実でダメな人は半分も食べられないだろうしハマるヒトは骨の髄までハマりまくるだろう。
健康に不安のあるヒトやダイエット中の人には絶対に禁忌だ。
身体には絶対毒だろうし危ない中毒性までありそうなラーメンだから知らないほうが幸せかもしれない。
旨いものっておしなべて健康には良くないということを再認識させてくれる大ちゃんラーメンだった(笑)
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4位
2回
2019/02訪問 2019/05/13
久しぶりにキタヨ、JIDAI。
どうしても足が遠のいてしまうのはニンニク入りだからだけではない。
良く言えば今どき珍しいくらいの職人気質の大将だけど、正直威圧感があり過ぎてどうにもリラックスしてラーメンを楽しむ事が出来ないからだ。
久々に訪れたJIDAIだが相変わらずと言うより以前にも増して北朝鮮のようなストイックな雰囲気が店内に漂い息苦しいくらいだ。
ラーメンは丁寧な造りで確かにかなりウマイ。
だけどラーメンの値段にお店の雰囲気も入ってると思うのでもう少し接客を考えてもらうと個人的には嬉しい。
この手の二郎系インスパイアのジャンルのお店もアチコチに増えてきて単に二郎系なら飛びつく時代はもう終わったように思う。
このお店のわけのわからんローカルルールまみれのギスギスした雰囲気がどうにも苦手なので自分の選択肢に上がって来ないことを、確認してしまったのだった。
久しぶりにやってきたよ!ラーメンJIDAI。
閉店前の夜だったがここに来るのはおそらく1年ぶりくらいになるんじゃなかろうか?
メニューは基本的に二郎リスペクトラーメン一本だが以前より整理されていて特製味玉と特製海老辛、豚増しとなっていてわかりやすくなってる。
さてあまり待たされないでキタヨ!ラーメンJIDAIのラーメン(「野菜増し」「背油増し」「カラメ」「ニンニク入」)のいわゆる無料トッピング全部増し750円。
なかでもこのニンニクは必須とも言え、これがあるとなしとでは味わいが相当変わってしまう。
相変わらず表面ツルッツルの極太麺はコシも抜群で広島では唯我独尊、ちょっと他に類を見ない。
一見、超不健康なジャンクなラーメンに見えるが大盛りになっているのは茹でモヤシでどっさり野菜を食べられるんだから実はそれほどカラダに悪くはないのかもしれない。
太っ腹にドドーンと大きいのが放り込まれたチャーシューは実に丁寧に柔らかく仕上げられており繊細さを感じられる程だ。
背脂もかなり入れられているのだが全然脂っぽさはなくすっきり飲めてしまうトンコツスープは相変わらずハイレベルだ。
後半はいつもの様に自家製海老辛をぶっこんで味の変化を楽しむことにしている。
辛さ自体はそれほど強力ではないが海老の風味がプラスされていて旨辛いスープに大変身してくれるて後半飽きずに一気に食べ進められるので自分は必ずこの自家製海老辛100円を注文してしまう。
スープが少し残ってしまったが飲み干してしまいたい衝動に駆られるが翌朝からも仕事があるのでニンニク臭が気になってこのへんで諦めたのだった。
ラフに見えても緻密な計算と精緻な仕事ぶり、相変わらずで脱帽だす。
西区中広町のラーメンJIDAI。
今日は木曜日の昼にここにやってきた。
理由はズバリコレ!今日はいつもの二郎インスパイアラーメンではなくつけめんのみとなる日だから。
メニューもラーメンではなく魚介豚骨つけめんのみとなっていて具を増した特製と麺を増量した中盛り、大盛りとあってそれらを組み合わせることも可能なようだ。
最初からスープ割りのポットが用意されておりこれで各自任意にスープ割りが楽しめるしくみになっているようだ。
さてやってきたよ!ラーメンJIDAIの限定特製魚介豚骨つけめん(並)900円。
特製じゃないのを知らないのでハッキリとはわからないがこの味玉は勿論だがこのゴロゴロとしたぶっといチャーシューとメンマはも増えていることは間違いなさそうだ。
麺は予想通りいつものラーメンと同じものだがそもそもが通常ではあり得ないようなぶりぶり極太麺だからまあ当然つけ麺にはマッチングは良いハズだし、逆に元々はつけ麺用なんじゃないかとすら思えてしまう。
思い切り浸してから麺を啜るとこれは確かにいつものとんこつスープと趣の全く異なる濃厚魚介濃厚だ。
しかもバリバリの関東風で粘度も非常に高い。
チャーシューはラーメンに入っているのと同じものと思われるがメンマはこの店では初登場だ。
しかしこんなぶっとい立派なメンマはなかなか見られないしコストがかかっているのがよくわかる。
煮玉子もいつものラーメンにはいっているのと同じだがつけめんにもよくあうっていうかスープの塩分か強い分だけ余計に旨みを感じる。
これだけクオリティが高い具が追加されていたら面白くて最後まで食べ飽きずに気がつけばもう麺がなくなってしまったので、こりゃ並盛りじゃもったいないので中盛り(300グラム)くらいが調度良い量なのかもしれない。
ポットから追加スープを入れて最後はお約束のスープ割りの出来上がりだ。
何かに憑かれたようにスープも完食してしまったがラーメンも大概だがつけ麺の県内で間違いなくトップレベルだ。
この大将の修行先は東京の「つじ田」というラーメン屋らしいがそこにもつけ麺がラインナップされているのかもしれない。
当日は混んでいて確かめたわけじゃないがこの限定つけめんは木曜日に限って継続して出されているという噂もある。
またまた楽しみが増えたラーメンJIDAIだった。
休日の昼2時くらいになってやってきたよ!ラーメンJIDAI。
混んでいるかと予想していたら店内にはお客が一人だけだったので迷わず飛び込んだ。
久しぶりに大将と少しだけ話ができたが先日お店のクーラーが壊れてえらいことになったらしい。
確かにこの暑さでもともと食べると汗だく系のラーメンJIDAIのラーメンをクーラーなしで食べると脱水症状になるんじゃないかってくらいの灼熱地獄だったろう(笑)
特製ラーメン(全部増し)全部のせ1000円。
もう最近はいつもコレだ。
通常のラーメンにチャーシュー1枚にほぐしチャーシューが入り自家製海老辛か煮玉子いずれかで900円なのだが自分は自家製海老辛か煮玉子の両方選んでプラス100円で1000円。
とくにこのほぐし豚って全体に満遍なくチャーシューが回るからなかなか気に入っている。
とにかくこのラーメンの最大の特徴である盛り上がったモヤシとキャベツをわしわしと楽しみつつ全体にニンニクを馴染ませていくのが最初の作業ということになる。
けど暑くなってきたので辛いものを欲するようなベクトルになってしまいこれまでよりかなり早いタイミングで自家製海老辛を一気投入!!
インパクト抜群の表面ツルツル極太麺はここから登場するのだがこれがなんというか至高の瞬間でもはや自分にとっては快楽と思えるまでになってしまっている。
海老の香りがぷんぷんするこの海老辛はやっぱり夏にはピッタリの刺激があってこうなったら最初からぶち込んでも良いと思えるほどだ。
ここで我に返って周囲を見渡すと一気にお客が入ってきて満席になっとるじゃないの!!
この日は煮玉子を最後までとって置いて〆として味わったがこれも一興ではあるが胃袋にはズドンとくるのでここらへんで満腹感が半端無く押し寄せてくる。
しかし大将の話によると夜営業でも酒のツマミ系メニューが全くないためビールを注文するひとはほとんどいないらしく居酒屋的な商売をしたくないというストイックなまでのその姿勢にはちょっと憧れてしまう。
う〜〜んまだ若いのにけっこうやるのぅ〜。
発作が発症しやってきたよ!ラーメンJIDAI。
今日は近所に住む同じくラーメンJIDAI中毒患者のジャムさんとやってきた。
彼の病状は自分のそれよりもかなり重症で週1〜2度はかならずルーティンでここを訪れないと禁断症状がでるのだそうだ。
その気持ちようわかるわ。
今回自分は一ヶ月くらい食べていなかったから禁断症状でここのラーメンが夢にまででてきたくらいだったから(笑)
待望のラーメンJIDAIの特製特製海老辛&煮玉子全部増し1000円也!!
コレよコレコレ!!
夏になって暑くなってきたからか今回はいつもより早めに特製海老辛を一気投下してしまった。
こんもり盛り上がっている野菜をワシワシ食べながらこの海老辛の粉末を全体に馴染ませていく。
するとだんだん海老辛が溶けこんで真っ赤っ赤なルックスに変身するのだが、思った通り夏にはこのピリ辛の特製を汗かきながらハフハフするのが中毒を治してくれる近道になっているようだ。
そしていつもの極太麺がスープの旨味を吸い込んで口腔内で炸裂する時の恍惚感はやっぱり中毒患者のそれだ。
特製だから大きめのチャーシュー2枚にほぐしたチャーシューが追加されているので後半を肉が彩ってくれるため全然食べ飽きることがない。
更にその後はこの煮玉子の優しい甘みを愛でながらスープをついついゴクゴクと・・・・
ここで完食すると中毒の再発が早まってしまうのでいつも既のところで思いとどまるのだが隣のジャムさんはすっかりスープ一滴残らず完食していた。
だから週に何度も通う羽目になっているのだと推察される(笑)
またも来てしまったよ!ラーメンJIDAI。
この日は大阪から帰ってきた息子のリクエストでゴールデンウィークの最中、正午過ぎ訪麺したが意外や意外空いていたので速攻で入店した。
男は黙って特製ラーメン(全部増し)全部のせ(自家製海老辛&煮玉子)1000円。
息子はこれに更に麺大盛りの1100円コースで見るからに自分には食べられない量だ。
いつもの流儀でこの自家製海老辛は敢えて入れないでそのままわしわし食べ進める。
このデフォルトでもなかなか旨いのだがこの海老辛の魔力に取り憑かれるとどうしてもその誘惑に撃ち勝てなくなってしまうのだった。
もしかしたらこれが中毒の元なのかもしれないな〜
相変わらずの極太麺は何度食べても独特で他では出会えない不思議な食感。
野菜が盛り上がったこのとんこつスープと得も言われぬマッチングを見せまさに渾然一体となって攻めてくる。
無料トッピングのニンニクがスープ全体に行き渡る4分の1くらい食べた頃合いに満を持して自家製海老辛投下!!
今度はコレが行き渡るようい混ぜて混ぜて馴染ませる。
それから最近のお楽しみとなってきた煮玉子パッカーン!
絶妙な味付けでコレはコレで徐々にクセになり始めてしまっているのだった。
半分最初に喰って他の具がなくなってきたころもう半分を食べるのがなんだか楽しみで楽しみで・・・・
この自家製海老辛の辛さは全部入れても暴力的に辛くないから一般的な辛いものが食べられる人ならじゅうぶんに楽しめるだろうが激辛自慢のヒトには物足りなかろう。
だけどそもそもココは激辛志向の店ではないからこの方がコンセプトにあっていると思う。
しかし今回もガッツリ満足して店を後にしたのだった。
またしてもやってきたよ!ラーメンJIDAI。
最近はここに来るのもすっかり慣れてコインパーキングの詳細も把握してしまったほどだ。
今日は日曜日の昼、開店前に訪麺したが自分を含めて待ち客数人。
開店と同時にほぼ全席(って言っても8席しかないが)があっという間に埋まってしまう人気ぶりだ。
まあこの内容なら当然の成り行きとは言え行列人気店への道を着実に歩いているようだ。
さて今回は明確な目的を持ってやってきた。
ここの特製ラーメン900円っていうのは「チャーシュー1枚」「ほぐし豚」が追加になるのとこれに加えて「味玉」か「自家製海老辛」のどちらかを選択ということになるのでいわゆるチャーシュー麺に煮玉子か海老辛のどちらかを追加できてノーマルラーメンの150円増しということで、加えて「野菜」「背油」「カラメ」「ニンニク」の無料トッピングも可能というお得メニュー。
ここでいつも「味玉」か「自家製海老辛」の選択に悩むわけだが大将に両方選んだらどうなるのか聞いてみるとトッピング100円追加になるので全部で1000円になるとのこと。
特製ラーメン(全部増し)全部のせ1000円!!
男ならコレぢゃろぅ〜??
いやいやこれは見た目にもインパクトじゅうぶんでいかにもスタミナがつきそうなそのルックスにはうっとりしてしまうほどだ。
茹でるのにけっこう時間がかかるのが欠点ではあるがこの太麺はちょっとこれまでに食べたことがない秀逸な歯ごたえがたまらんのよね。
いつ食ってもこの麺には参るよのぅ〜。
まずはデフォルトのとんこつスープを楽しませてもらった後に一気にこの自家製海老辛を投入するのが自分流。
決してカラすぎない唐辛子と実際に海老を粉末にして加えていると思われる香ばしさが鼻腔に広がってこの上ない幸せが押し寄せてくるようだ(笑)
そして今回最大のお楽しみであるピリ辛とんこつスープと半熟とろとろ煮玉子の共演よね〜。
実際たまりまへんで〜。
さすがにこの 特製ラーメン(全部増し)全部のせは腹一杯になること太鼓判が押せる。
大満足して店を後にしようと思ったら店外に4人も並んでいるやないの!
この調子じゃもっと行列ができるのはそんな遠い未来じゃないだろうな〜。
中毒になってから更に足しげく通うようになってしまった感のあるラーメンJIDAI。
自分的にも過去にここまでハマった経験はあまりないので今回は相当に重症化しているように感じる。
店の外からもここがいわゆる「二郎系ラーメン」の店であることがわかるように新たに張り紙がしてある。
それと11時半開店のこの店であるが実際には11時25分頃にはもう開いていることが多いようだ。
この日は平日だってこともあるのかもしれないがまだ他の客がいなかったので大将といろいろ話をすることができた。
その内容は自家製海老辛の旨さの秘密を尋ねると、この強烈な海老風味は桜海老を実際に細かくしてから加えているからこそのものだそうだ。
今回は特製ではなく通常のラーメン全部まし750円。
まずはこの状態でニンニクをスープ全体に馴染ませるようにして混ぜながらデフォルトを楽しみながら食べ始める。
にんにくがすっかり全体に行き渡ったらここで自家製海老辛100円を一気に投入!!
これもスープに溶けないとその真価を発揮しないので再び馴染ませるように丁寧にまぜまぜしてスープが赤くなるまで頑張る。
さてここからは一心不乱に独特な歯ざわりのこの麺と絶妙に茹でられた野菜を食いまくる。
すると辛さと熱さで顔から汗が噴き出してくるがね!!
脂増しされてはいるのだが脂っぽさが皆無という不思議なスープは自家製海老辛にアシストされてグイグイ飲めてしまうのよね。
特製と違って肉が少ないのがやっぱりちょっと寂しいがこれはこれでやっぱり食べごたえは凄まじくある。
食べ終わるのが惜しいと思ってしまうほどの執着を持ってしまった自分は、これからもこのラーメンの禁断症状と闘って日常を過ごさないといかんと思うと鬱になってしまいそうなのだった(笑)
発作が出たのでやってきたよラーメンJIDAI。
こういうのをハマってるって言うんだろうけど今回の病状は深刻だ(笑)
今回もシャッター入店を試みて開店時間の11時半少し前に近所のコインパーキングにクルマを入れているともう暖簾がでてるじゃないの。
こりゃラッキーとばかりにお店に入ったら自分で満席御礼になってその次から入ってくる客は待たされることに。
つまりもう既に行列の兆候が出始めているのだった。
大将は相当テンパッているんだろうけど淡々と仕事をこなしているがこの分だともうひとり店員を入れるのも時間の問題かもしれないな〜。
当然待たされるのだが相変わらず丁寧にラーメンを作っているその手際を見ているのも楽しかったりする(笑)
今回も自分の一番好きな特製ラーメン(全部増し)海老辛900円。
まずは海老辛を入れないでデフォルトでこのラーメンを楽しませてもらうのが自分流になってしまっている。
未体験だった独特な食感の極太麺は絶妙の茹で加減で派手なこのラーメンの地味な特徴のひとつであるが今となってはこれじゃないと許せないかもしれない。
いつもと変わらない茹でモヤシとキャベツの旨いこと!
それとベースになっているトンコツスープと無料追加分のにんにくの相性は絶望的でマッチングがどうのこうのとか言う以前にこれらが揃ってお互いに実力発揮しているのが正しかろう。
4分の1ほど食べたくらいだろうか満を持して別皿で提供される自家製海老辛の出番だ。
コイツは旨味重視でそれほど辛くはないので自分は一気に投入することにしている。
全部混ぜるとこんな感じの赤いラーメンになってくる。
ここでかなり海老の香りが押し寄せていわゆるトンコツ魚介スープに変身するのが人生に於いてもこの上ない楽しみに鳴ってしまった。
チャーシューとほぐし豚はこっちの仕様にしてから食べるようにしているのだがやっぱり幾重にも変幻するこのラーメンの翻弄されてしまう快感に浸っている様はまさに中毒以外何者でもない。
今回はラーメンを作っていく過程をじっくり見てしまったのだが、ワンマン体制なので混んでる場合はそれなりの待ち時間の覚悟は必要だ。
だけどそれはそれでけっこうエンターテイメント性があって楽しめてしまうのでラヲタであれば決して苦痛にはならず逆に至福の時間になるだろう(笑)
夜にやってきたよ!ラーメンJIDAI。
しかし着々と知名度も上がってきているし経験から言えばそろそろテレビで紹介されそうなので、もしもそうなれば一気に行列店になるから今のうちに青田刈りしまくりと言うわけだ。
これだけ頻繁に通ってきて未だ食べたことがないメニューがひとつ。
それは特製ラーメン味玉入り。
いつも自家製海老辛の誘惑に負けてばかりなので今日は信念を持ってやってきた。
さっそくきたね!ラーメンJIDAIの特製ラーメン味玉(全部増し)900円。
なんといっても注目はお初になる煮玉子であるがまあまあ取り敢えず後のお楽しみってことで我慢我慢。
麺は相変わらずちょっと他では体験できない不思議な歯ざわり歯ごたえの極太麺。
これがかなりこのラーメンの印象を他と異なるものにしていると最近わかってきた。
大盛り野菜と特製ならではのチャーシューとほぐし豚と次々に攻略していよいよおもむろに煮玉子にその魔の手を伸ばしてみた。
こりゃまたなんという濃厚さよ。
基本がきっちりとなされた丁寧な仕事っぷりにラヲタでなくとも納得してしまうだろう。
これで全メニュー制覇したがどれに手を出しても決して後悔しない出来のものばかりで全体のレベルの高さに大将の腕の確かさのようなものを垣間見たような気がした。
この日はどういう理由か単に間違えていただけなのかわからないが暖簾が裏返しだったラーメンJIDAI。
開店前はこんな感じでホンマに今日営業してくれるのか不安になるくらいシャッターの降りた中の様子がわからない。
夜はこの長屋の居酒屋が全部オープンするからむしろ昼より華やかな印象がある。
さて今日は明らかな目的を持ってやってきた。
それはズバリ未食の「特製ラーメン」なるものに興味を惹かれて仕方がなかったのだった。
別にコレクションが目的ではないのだが「ラーメン全部増し750円」「ラーメン全部増し麺大盛り(300g)850円」と来たのでやっぱりね(笑)
そしてこれが念願の特製ラーメン全部まし海老辛900円。
特製は「チャーシュー1枚」「ほぐし豚」が追加になるのとこれに加えて「味玉」か「海老辛」のどちらかを選択ということになるのでいわゆるチャーシュー麺に煮玉子か海老辛のどちらかを追加できてノーマルの150円増しということになる。
もちろん「野菜」「背油」「カラメ」「ニンニク」の無料トッピングも可能だから考えようによってはリーズナブルと言える。
もともと大きなチャーシューが入っているのに同じくらいにぶっとい奴がもう一枚追加されることでまあ予想はしていたがド迫力のルックスになる。
注目の「ほぐし豚」だが名前のとおりにほぐしチャーシューでこれだと麺に馴染むのでチャーシューを食べた実感が無いのにチャーシューの味がドンとやってくるのでなかなか楽しい体験ができる。
いつものように最初は海老辛をいれないでデフォルトの上品さを楽しんでここらで一気に辛くするのが自分流だ(笑)
海老辛をまんべんなく麺にふりかけてぐりぐり混ぜてニンニクも全体に行き渡らせる。
これで一気に男っぽくワイルドなラーメンに変身する。
当然ながら顔からは汗が噴き出してきて全身の細胞が覚醒したかのような錯覚すら覚えるのだった。
通常のラーメンに海老辛を追加すれば850円なんだからこれに50円プラスでチャーシューが倍以上になるんだから自分にとってはどう考えてもこの特製ラーメンの方が得だ。
こうなると後は味玉だけが未知のメニューってことになるのでなんとなく今度はこっちの辛くない方で攻めてみたいと密かに考えているのだった(笑)
自分にとって今年もやっぱりココは外せないラーメン屋になってしまったラーメンJIDAI。
もはや「JIDAIファン」というものを通り越して「JIDAIの虜」になってしまっているのがよくわかる(笑)
それにしてもどうしてここまで転落してしまったのかをよく思い起こしてみると「これまで食ったことのない唯一無二の味」ということに尽きると思うがこういうラーメンが今の最先端になっているのか「ラーメンJIDAI」という店名の意味がなんとなく理解できてしまった次第である。
どの駅からも遠く、表通りからはみえず、駐車場もなくという立地3重苦などものともしていないところを見るとラーメン屋ってのは「店の場所の良し悪し」ってのが評判にほとんど関係ないっていうことがよくわかる。
5分位待ってから来たよラーメンJIDAIのラーメン全部増し750円。
ぬぅぅぅぅぅぅ〜わしゃこれに完璧に中毒になってるわ。
今回も前回と同じくオプションの当店自慢、自家製海老辛をお願いしたが最初はやっぱりプレーンで食べんとね〜。
東京から取り寄せされていると伺った極太麺。
これを茹でるのに少々時間がかかってしまうようだが待つ価値は十分にある麺と言える。
パンチの効いたスープやトッピングなだけにそれに負けないしっかりした麺となると広島にはないのかもしれないのぅ〜。
なんせ広島人はくったくたに伸びきったぐにゃぐにゃ麺が基本的に好きだから太麺文化は育ちにくいのかもしれない。
「全部増し」コールしたものだからドサッと入っている刻みニンニクが大量のキャベツとモヤシを絶妙に取りまとめてると表現すれば良いのかとにかくこれらの核になっているのは間違いない。
だけど決して雑になることなく緻密さを感じるのはやっぱり作り手の腕の成せる技と言う他ない。
スープはハッキリ言ってなにがベースなのか自分にはよくわからないがあっさり系醬油の範疇に入るがそれならどうしてこんなに魅力的に心を捉えられてしまったのか理由がよくわからない。
ここで前回徐々に入れた自家製海老辛を今回はドサッと一気に投入!!
いやいやこれで繊細さは失われてしまう代わりに一気にワイルドになるので好みは別れると思うがここまでハッキリとした変化はなかなか体験できない。
それでもこの手のラーメンに似合わぬ上品さは決して失われることなくまるで勉強のよく出来る不良少年のような印象は変わらない。
今回は他にお客さんがいなかったので大将と個人的に話すことができたのだが
・大将は広島出身。
・修行は東京に何軒も店舗を持つつじ田。
・ラーメンJIDAIではつじ田のラーメンとは全然違って「ラーメン二郎」を参考にしながら自分が考えたラーメンを提供している。
などの情報を聞き出せたが基礎的なコトはしっかり会得しているのは間違いない。
なんとなくあまり口数が多くなく話しかけにくい感じの大将ではあるが一旦話せば随分きさくな方でちょっと安心した。
今年もまた何度も来ると思うのでよろしくお願いします!!
すっかり中毒となってしまったラーメンJIDAI。
これだけの頻度で通ってしまうのはラーメンの成分になにかヤバい物でもはいっているのだろうか?(笑)
そんなくだらないコトを考えつつも気がついたらこの店にやってきている自分がそこにいるのだった。
今回の目的はズバリ!「自家製海老辛」を体験するためだ。
山口の某氏からの情報でこれがえらく高評価だったので居ても立ってもいられなくなってしまったのだった。
まずは来たよ!いつものラーメン全部増し(野菜、背油、ニンニク、カラメ)750円。
これまではこの状態でずっと食べてきてハマりまくったのだった。
メニューに当店自慢と書いてある自家製海老辛を追加100円。
最初から入れてあるのではなくこうして別に小皿に乗って提供される。
まずはどんな辛さかわからないので少しだけかけてみた。
食べてみると安物唐辛子特有の「ツーン」と喉を刺してむせ返るような辛さではなくじわじわと染みてくるようなけっこう優しい辛さであることがわかる。
それと特筆すべきは海老由来の薫りと旨味が溢れておりこのトッピング自体がこのラーメンの大きな付加価値を与えていることだ。
だんだん自家製海老辛を足していって全部を放り込むまでにそれほどの時間を要しなかった。
元々ジャンクな感じを出している極太麺は自家製海老辛を得て更なる真価を発揮する。
ホントは繊細なテクニックを持つクラシックギター奏者が敢えてディストーションの効いたエレクトリック・ギターでヘヴィーメタルをラフに演奏しているかのような錯覚を覚えさせてくれるスープ。
ラフなのとヘタなのは根本的に違うことを嫌というほど教えてくれる。
聞くことろによると大将はラーメン二郎で修行したのではないらしい。
ほんじゃどこで基礎を覚えたのかかまだ不明であるが腕は確かなようだ。
決して他の味がわからんようになるような暴力的な辛さではないのでよくいる大辛自慢のヒトには不向きかもしれないが少なくともここのラーメンの支持者には一度は試してもらいたい「当店自慢」自家製海老辛トッピングだった。
またしても来てしまったよ!ラーメン JIDAI。
個人的にこれだけの短期間での再訪麺はかつて記憶が無い。
それだけここのラーメンにインパクトがあったと認めざるをえない。
駐車場のない非常に狭いテナントに厨房を囲むようなカウンターに7席程度の収容人数。
これだと少し人気が出ただけで直ぐにでも行列がデキてしまいそうだ。
以前は作業中の大将の背中の席に座ったので手元が全然見えなかったが今回は横に陣取れたのでラーメン作成作業がよく見える。
二郎系ってけっこう男っぽくて豪快なラーメンのイメージしかないが作業から受ける印象は「丁寧」だった。
勿論麺類だから手際は速いのだがトッピングもゆっくり確実に配置されているのがよくわかる。
5分くらい待ってから来たよ!ラーメン JIDAIのラーメン(ヤサイ増し、アブラ増し、ニンニク、カラメ)750円。
いわゆる無料トッピングの全部増しってやつだ。
もうこの瞬間の香りだけで気持ちが高ぶってしまうのだがなんともジャンクなんだけどどうしてこうなってしまうのかね?
二郎系にハマるヒトの気持ちがなんとなく理解できる。
この太麺もしっかりとコシがあって乱暴な感じは一切なく繊細ささえ受け取れる。
アブラ増し、カラメのスープは確かにしっかりとした味付けがあるのだが言葉とおりに塩辛くはなくごくごく飲めてしまうほどだ。
こんなに背油みたいなのが放り込んであるのにアブラっぽさってなんでないのだろう??
勿論大量のキャベツ、モヤシが追加されていて丼から突き出ているのだがこれらがこの極太麺と馴染んで一緒に食べるとなんとも幸せになる。
もしかして小さく刻んでいれてあるニンニクが全てをまとめてくれているんかな。
トドメはこのゴッツいチャーシューでがあるが存在感はあっても主張は弱めになっていてあくまでも自分から派手ながら脇役に徹しているのは意図的だろう。
う〜〜ん。
いかん、どうやらここのラーメンにズッポリとハマってしまったようだ。
ひとりで全部切り盛りしている大将も接客も変なクセがなくて非常に好ましい。
いまやラーメン界で一大ジャンルになっているいわゆる二郎系って云われるのはこんな感じでその勢力を伸ばしてきたのだろうか??
好き嫌いは分かれれてしまうだろうが少なくとも自分がこれまでに食べた「二郎系」と呼ばれるジャンルのお店の中ではベストだと思うので自信を持っておすすめできるラーメンJIDAIだった。
中広に新しくオープンしたラーメンJIDAI。
店舗のすぐ前にセブン-イレブン中広3丁目店があるので比較的わかりやすいだろう。
だけど専用駐車場はない。
勿論目の前のセブン-イレブンの駐車場に入れちゃいかんので近隣にあるコインパーキングに入れた。
ここらへんは30分100円が相場のようでよくよくのことがない限り駐車場代100円で事足りそうだ。
お店は大将一人で切り盛りされているワンオペスタイルで店内は狭い。
厨房とそれを囲むカウンターのみでしかも6〜7人でおそらく満杯になってしまうだろうが自分のようなラヲタにはむしろこの方が落ち着く。
実はホルモンヌならぬラーメンヌと異名を持つ麺友のてんとうむしさんからの情報で2014年10月1日にオープンしたいわゆるラーメン二郎リスペクト店だと聞いてやってきた。
メニューもラーメン一本だし無料追加トッピングも「ヤサイ増し」「アブラ増し」「ニンニク」「カラメ」とあったのでここは通ぶって「全部増し」とコールしてみた。
5分位まってから来たよ!ラーメンJIDAIのラーメン(ヤサイ増しアブラ増しニンニクカラメ)750円。
こ・・これは凄い!!丼からはみ出しておるがね!
麺はぶっとい太麺で「二郎系」の期待を裏切らない。
太さゆえの歯ごたえ、食べごたえともに申し分ない。
この凄まじいまで盛り上がった野菜や太麺と言った派手な外観に目を奪われがちになるがこのラーメンを支配しているスープ。
ニンニク追加とカラメ(濃い目)指定したのでこれまたデフォルメされているが基本的にトンコツでしっかりした味付けになっているのがわかる。
どことなく通称大阪空心町のニンニクラーメンの薩摩っ子ラーメン 総本店に似てるな〜。
ヤサイの中身は大量のモヤシとキャベツなのだがこれだけ投入されていると箸でガバっとすくうと麺とヤサイが混在一体となって口に入ってくる。
カラメ指定したスープは決して塩辛過ぎることなくもしかしたらこのヤサイ追加にあわせて計算されているのかもしれない。
トドメはこのゴッツいチャーシュー。
こちらはどちらかと言えば薄味で存在感のある見た目より味は控えめなのが印象的だ。
自分は肝心の本家ラーメン二郎を知らないからこれが二郎リスペクトなのかどうかハッキリ言えないがこういうラーメンジャンルを確立しつつあるのは知っている。
ここのラーメンにハッキリ言えることは表向き男っぽくラフな仕立てになってはいるが決して雑ではなくむしろしっかり緻密に作り込まれている。
あと何軒か広島市内でも二郎リスペクトのラーメン屋ができているが間違いなく一番好ましいと感じたラーメンJIDAIだった。
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5位
1回
2016/10訪問 2016/11/08
やってきたのは山口県防府市のまるにぼ。
煮干しがガツンと効いた塩ラーメンを出す店だ。
店内に入ると自動券売機が。
塩ラーメンと麺が平打麺になる塩平打めん、つけ麺とそして油そばもあるようだ。
以前も平打ち麺が好印象だったのでこっちを選択してトッピングには玉ねぎを追加してもらうことにした。
さてやってキタヨ!まるの塩平打めん+たまねぎ=690円+100円=790円。
麺は以前と変わっていないようだがコシがあって歯ごたえも良いのだが、せっかく平打ち麺にするのならもう少しヌメッとした滑らかさとモチモチ感が欲しいところだ。
煮干しが強く香るこのスープにツンと刺激的な辛さを提供してくれる玉ねぎは予想通りベストマッチのトッピングと言えて大正解だ。
メンマは明らかに以前とはグレードダウンしておりこれはちょっと残念だ。
チャーシューは変わってないようでこちらは柔らかくてこのさっぱり塩スープによくあっている。
ガツンと煮干しが効いた上品なスープは最後まで飲むことを止めることができないデキでここらへんはサスガだと脱帽する。
反面、1年ぶりに訪れたのだが基本的には進歩よりもコストダウンの影の方が気になってしまい残念な面もあったのも事実だ。
オープン当時の衝撃で期待が大きすぎたのも事実だが今回はちょっと肩透かし感があったまるにぼだった。
デッかい暖簾に「煮」の大きな文字。
ここは防府市のまるにぼ。
実はこの店が開店当初にやってきて以来の訪麺だ。
どうやら入っているテナントビル自体の補修作業をやっているようでこの日は足場が組まれていた。
だから店の門構えも暖簾だけになっていてまあかなり年季の入った建物のようだから致し方無いのだろう。
だけどこのビルのウラが大きな駐車場になっておりこの辺の恩恵は捨てがたいよな〜。
基本的にここは煮干しを使った魚介系塩ラーメンの専門店でメニューはシンプルで塩のラーメンとつけ麺だけで勝負されている。
まず自動券売機でチケットを購入してカウンターに座る。
店の中にも煮干しをあしらったディテールがあったりしてその拘りが伺える。
以前は夜営業をされていたが昼だけ営業に切り替えられたようだ。
このへんはいろいろ考えた方あるようだが居酒屋的な商売をやりたくない大将はこうしてしまうケースが多いようだ。
さてやってきたよ!まるにぼの塩らーめん690円。
最初の時は平打ち麺にしたので今回はメニュー筆頭のいわゆる通常麺のスタンダードらーめん。
煮干しが全面に押し出された薫りに圧倒されてしまう。
注目のストレート麺だがこりゃやっぱり平打ち麺の方がクオリティは高いかもしれない。
シャッター入店したにも関わらずどことなくモサモサ粉っぽい印象で茹で汁の問題じゃないとしたらやっぱり麺本来の質がスープに力負けしているように感じる。
チャーシューは柔らかくそれこそトロトロだ。
おそらく歯がなくても噛めるだろう。
開店当初からその質感が際立っていた極太メンマも健在でカイワレ・海苔とのコンビネーションも素晴らしい。
すっきり透明で淡麗な出来の良いスープだけに麺の弱さはいかんともし難くどうしても他のパーツ完成度と比較してしまうので最後まで残念感がついてまわった。
現段階では平打ち麺で食べるのが正解なのかもしれない。
やってきたのは山口県防府市。
その市街地をちょっと抜けた住宅地のような場所にあるよにぼしラーメンまるにぼ。
古いアパートの一階を改装したテナントのようで店舗っていうかそのアパートの裏手が駐車場になっている。
聞くところによると11月24日(月曜日)開店なんだそうでバリバリの新店ってことになる。
その割には開店時間直後に辿り着いたのにもう満席で人気は上々のようだ。
最近はこういう情報が駆け巡るのは非常に速いようだ。
入店すると即時に自動券売機が設置してありまずはここで食券を買い求めるシステムだ。
塩ラーメンと塩つけ麺だけのメニュー展開で平打ち麺のラーメンもできるようだ。
トッピングの追加と煮干し飯というサイドメニューも目新しい。
中央に厨房があってそれを囲むようにあるカウンターだけのシンプルな店内。
まだ不定休で日曜日はランチだけ。
ここらへん訪問するときは注意が必要だ。
若い感じの大将に少し年配の女性がふたりの3人体制だが開店早々ってこともありオペレーションがもたつき気味なのが気にはなった。
平打ち麺ってことで茹で時間がかかるのか少し待ってから来たよ!塩平打めん690円。
同行したマモラくんが塩つけ麺を注文してたので覗かせて貰ったがどうやら塩ラーメンにつけ麺用の麺を合わせたのがこの塩平打めんってことでいいのだろう。
ゴッツい平打めんは歯ごたえ十分なのにツルツルの舌触りが心地よい。
ハッキリ言ってこれはなかなか上質な麺ですわい。
しかしこのガツンと煮干しが攻め立ててくる魚介たっぷりの塩スープはこれまで体験したことがない妙なる味で魚の臭みなんてまるで感じられない良質なもの。
ゴッツいチャーシューが一枚入っているのだがこれが絶妙の味付けで煮干し由来の魚の旨味と肉の力強さの対比が実によくあうのには驚きだ。
大きく太いメンマは塩抜きは完璧でポリポリの食感が絶妙の箸休めになっている。
自分にはもはやこのスープを残すという選択肢はなくなっておりその快楽に身を任せるように貪るように最後まで飲み干してしまった。
ここのスープにはそうさせるだけの魔力があるのだが決してスープの旨味だけで根こそぎ持って行っているような印象はなく全てのパーツのバランスが完全調和していると感じさせてくれる。
いやいやここの近くに今里もあることだしいよいよ防府市は山口の一大ラーメンタウンに成長しようとしているのだろうか??
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6位
1回
2014/10訪問 2014/10/25
三次駅前から少しだけ入った商店街のような場所にあるつどいっ亭。
しかしわかりにくい場所ではある。
店の前に「この先駐車場あります」と書いてあるので道なりに進んでいくとあったよ。
「つどい」とある専用駐車場だけどこれはもしかして2台分なのか1台分なのかよくわからなかった。
それでもこれがないとホンマ近くに止めるトコありまへんで。
店内は奥に厨房を囲むようにカウンター、手前にテーブルの配置。
自分はカウンターに座り目の前にあるメニューを見た。
醤油、塩、味噌のラーメンに汁なし担担麺、辛味ラーメンにカレーラーメンというラインナップ。
実はココ、店頭にも貼ってあるが「つるつる、もちもち自家製麺」の店だ。
これを味わうにはシンプルな方が良いのでメニュー筆頭の醤油ラーメンにしようと決意していたのだがこの「当店おすすめのコラボラーメン、しょうゆと塩のミックス味」のコピーに心揺さぶられてしまってついついコレを注文してしまった。
来たよ!つどいっ亭のコラボラーメン550円。
これは完璧にとんこつラーメンのルックスだ。
メニューには「当店のラーメンスープはトンコツをベースに鶏ガラ、煮干し、野菜などをアルカリイオン水で煮込んでいます。化学調味料は使っていません。麺は自家製です。」
さて注目の自家製麺であるがコシがあって歯ごたえはバッチリだ。
麺の味そのものに個性があると言うようなコトはない。
チャーシューも味付けはごくごく弱く完全に脇役にしてあるようだ。
柔らかいのは良いのだが凄く薄いのは550円という値段を考えれば妥当な所なのだろう。
他にトッピングはモヤシとネギだけと言うシンプルだは潔くて好感が持てる。
ネットリと粘度のある濃厚系のとんこつスープは鶏ガラ・煮干し・アルカリイオン水は少なくとも自分にはよくわからなかったが丁寧に抽出されているのはまったく臭みがないのですぐに理解できる。
無化調だと味の芯がややぼやけてしまうのだがこのラーメンも特に食べ始めた時にはそう感じてしまう。
だけどこれくらい濃厚スープだったら後半にかけて飽きることなく旨さの波状攻撃を堪能することができるので決して間違った方向性とは思わない。
ハッキリ言って相当なレベルにあるとんこつラーメンだと思うので変化球でかわすのではなくど真ん中に渾身のストレートで勝負する店になってもらいたいのぅ〜。
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7位
1回
2015/02訪問 2015/02/16
西区のすずめにやってきた。
駐車場は店の前に1台と少しだけ離れた場所に3台あるがこの日は生憎全部埋まっていたので近所のコインパーキングにいれてやってきた。
すずめといえば少し前から近日中の閉店を仄めかしておられたがなんとかまだ営業されておられて嬉しい。
いつもと変わらず入店後すぐのところに設置されている整理券発行機から整理券を抜き取ってカウンターへ。
厨房を見るといつものおふたりの男性と今までで見たこともないもう2人の男性の計4人働いているがね!!
こりゃ〜どういうことかいの??この見知らぬ二人の男性の手でもしかして営業継続されてることにでもなったんかいな?
と期待したのも束の間、やっぱりこんな張り紙が!!
「閉店のお知らせ
年配の方からお子様まで幅広く人々に60年近く愛されたすずめの歴史の幕をおろす時が来ました。
4月30日閉店
お客様にご贔屓ご来店いただき深く感謝致し誠に有難うございます。心よりお礼申し上げます。
毎日美味しく喜ばれる中華そばを一生懸命作り続けますので閉店するまでお客様の御来店を心よりお待ち致しております。
平成27年1月 すずめ」
残念ながら遂に正式に閉店へのカウントダウンが始まってしまっているようだ。
すぐにやってきたすずめの中華そば。
700円とかなり値段は高くなってしまったが広島人にはグッと来るルックスではある。
良くも悪しくも比較的スープの出来にムラがあるのがココすずめの特徴なのだが今日の出来は適度な焦げによる香ばしさを纏っており最近では最も極上。
このレベルなのに閉店してしまうなんて例えは悪いが「まだバリバリやれるのに日本の広島カープに帰ってしまう黒田を惜しむヤンキースファン」のようだ。
いつもの原田製麺の麺。
なんだかんだ言ってもこの手の広島とんこつしょうゆラーメンには全てがベストマッチなんだろう。
脇役ながらしかkり自己主張をしてくるチャーシューのお陰で後半も飽きることなく一気にこのラーメンを食べていくことができる。
個人的にとんこつしょうゆラーメンのもやしの存在はこのすずめのように最小限に留めるくらいが好みでネギと一緒に「薬味」として機能させているのはありがたい。
だけど返す返すもこれだけの人気と実績と存在感があるのに閉店しなければならないなんて広島にとって大きな損失になってしまうんじゃかなろうか?
広島の名店すずめ。
夜専営業(15時から)日曜定休とあってなかなかハードルが高いのだが晩飯にやってきた。
半生記にも及ぶ歴史を持ち江波の陽気と並ぶ広島ラーメンの老舗のすずめではあるが今年ショッキングなニュースが飛び込んできた。
「皆様方に50余年愛されたすずめの歴史も、あと数年にて終わりにしたいと思います。
〜略〜
数年とは後継者が脳内出血の病に倒れ手足のしびれ、麻痺の後遺症に悩みながら仕込み、片付けまで朝早くから夜遅くまで働いています。3〜4年は気力で頑張るつもりですが、跡取りもいなく、体力の限界と再発があれば、やむなく閉店いたします。
毎日美味しく喜ばれる中華そばを一生懸命作り続けますので閉店するまでお客様の御来店を心よりお待ち致しております。」
こんな名店でもこんな事情で閉店せざるを得ないなんて断腸の思いで慙愧に堪えない。
この日もそんな終わりゆくすずめのファンが次から次へと入り口そばにある整理券を手にとって入店してきていた。
すずめの中華そば700円。
以前に比べればかなりの値段になったがこれも時代の流れで仕方ないのだろう。
言わずと知れた原田製麺のストレート麺。
広島人であれば必ず一度は食べたことのあるコシのある旨い麺。
パサパサ気味のチャーシュが何枚も入っていてそのモサモサした食感を楽しませてくれる。
モヤシも広島ラーメンらしさを盛り上げるのにきちんと一役買っている。
「こっさり」という言葉が似合いすぎるすずめのとんこつスープではあるが実はけっこうそのデキにブレがある。
今日のは10段階の7か8くらいのデキかな(笑)
だけどマニアはこういうブレを楽しまなければならないのだそうだ(笑)
自分はそもそも広島市育ちではないのでこのラーメンに懐かしさも郷愁も感じることはない。
そうだとしてもこんなハイレベルな地元のラーメンが継承されなくなるのはやっぱりあまりにも寂しいことだと思う。
文化的損失は計り知れないものがあると思うけどどうにかならんもんかのぅ〜・・・
やっとくることができたすずめ。
有名な老舗でありながら夜専(15時から)営業が故になかなか来ることができなかった。
かといってここは初めてではなくおそらくは10年以上前に訪れたことがある。
店内は相変わらずでまずは整理券を貰ってから席に座る。
奥に厨房があって寸胴がいくつも並んでいるてそれを見えるカウンターとテーブルがいくつか。
久しぶりにきたのだが値段が随分あがって高く感じられるようになったな~と張り紙を読んでいたら・・・
「お知らせ 皆様方に50余年愛されたすずめの歴史も、あと数年にて終わりにしたいと思います・・・」
ななな!!なんですとーーーー!!
これって閉店報告やん!なんてことだ!ショックでしばらく動けなかった。
実はなんとなく兆候は感じていた。
JYUKU2 投稿者 gattyan12
これを見た時から嫌な予感がしていたのだがおそらくはまんざらハズレでもないのだろう。
まあそうだとしても今更どうこうできることでもないことも確かなようだ。
入店直後に手にしていた整理券と引き換えにきたよ!すずめの中華そば700円。
何という香ばしい薫りよ。
自分は呉市出身だから広島ラーメンにさしたるノスタルジーは感じないのだがそれを差し引いても立ち上るこの薫りに思わず唸ってしまった。
麺は自分のようなシロウトでも原田製麺とわかる独特の舌触りでコシ、喉越し共に素晴らしい。
しかしそれだけの強い麺を完全に凌駕している力強く濃厚なとんこつしょうゆスープは圧巻の一言に尽きる。
この機械で切ったようなチャーシューはまるで鳥のささ身のようにぱさぱさ系だがこの濃厚スープにはよくあってると思し好ましい仕様だ。
どっちかといえばオールドスタイルの広島ラーメンなんだろうと思うがこの味は開店された50年前とは明らかに変化していると思う。
個人的にこういう老舗系の広島ラーメン店はこれまであんまり好みではなかったのだがこのすずめは近々閉店するってことを差し引いてもかなりのもんだと言い切れる。
う~~ん、どう考えてもすずめの閉店は広島にとっても大きな財産の損失なんじゃないのかな。
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8位
1回
2014/11訪問 2014/11/30
和歌山市内から奈良方面に行った場所にある紀の川市。
その貴志川町にあるしま彰(しましょう)。
自分の漢字力ではしま彰でしましょうとは読めなかった(涙)
店舗前には駐車場があるがもう待ち客が店舗前の椅子に座っている。
ここはかなりの人気店のようだ。
しばらく待ったのだがこれだけ行列ができているのにノートに名前を書くこともないのに客の暗黙の了解でちゃんと順番が守られているのなら凄いことだと思った。
店内は驚くほど狭く入って奥が厨房、左手がコの字型カウンターで右手が4人ぎゅうぎゅうの小上がりテーブルになっており全体に小さくなってラーメンを食べる目的に則しており長居はできない仕組みになっている。
それに若干ではあるが獣臭も漂っている。
メニューはめちゃめちゃシンプルでズバリ中華そばとご飯だけだ。
混んでるせいもあって10分位またされてから先に息子の大盛り中華そば600円がやってきた。
大盛りって言っても一般的なラーメンの並み程度の量じゃないかな。
そして自分の中華そば500円。
当然ながら量は更に少なくて普通の丼の半分くらいにしか入っていない印象を受ける。
それにトッピングも貧相と言うかシンプルこの上ない。
とまあネガティブなコトを書いたがなんせ値段はワンコインだから量が少ないなんて当たり前のことなのかもしれないな〜などど思い直していたのだが実際に食べて全ては吹き飛んだ。
これはなんちゅう超濃厚なこってりスープにまったり馴染む少し固茹での非凡な一杯なんだろうか。
とにかくとんこつが全面に出てはいるのだがこれがとにかく濃いのに臭みは全くなくむしろ店内の匂いの方が気になるくらいだ。
しっかりと力強い味付けがしてあるチャーシューはこの圧倒的なスープに立派に対峙しており見事にバランスされているのに更なる驚きを覚えてしまった。
こりゃとんでもないラーメンがワンコインで食べられるってことになるんだろうな。
自分のもうええおっさんだし塩分過多だから基本的にスープは全部飲まないようにしているのだがここのスープの誘惑に抗えず遂には全部飲んでしまったらそこにはぎっしりの骨粉がでてきた。
これはとんこつメインのスープってことだろうからさしずめ「井出系」になるのかもしれないがそれにしても物凄いポテンシャルがあると感心した。
「ザ・濃厚和歌山ラーメン」ここにあり!と感動すら覚えるほどだった。
和歌山市内から離れていて地理的には不利だろうしそもそもわかりにくいお店ながら目の覚めるような実に実直で素晴らしいラーメンの出会えたのをラーメンの神様に感謝しつつ店を後にしたのだった。
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9位
1回
2014/05訪問 2014/05/10
遥々900kmをバイクで走ってやって来たよ新潟県長岡市の青島食堂 曲新町店。
有名な店だから都会にあるのかと勝手に思っていたが予想に反してかなり田舎にどどーんと広い駐車場を抱えて目立つ立地にある。
なんと驚いた事にこの曲新町店の目の前の道を挟んで反対側に、って言うか目の前に青島食堂 宮内店があって「製麺部」と書いてあるがこちらでもラーメンを食べることができる。
自分は開店前にココに着いたのて少し遅れて来られた地元の方々と待ってる間話しが出来たがこの近辺には暖簾分けなどで多くの青島食堂系のラーメン屋があるそうで「長岡ラーメン」として一大勢力を形成しているようだ。
長岡ラーメンとは...
「長岡系ラーメン(ながおかけいラーメン)とは、新潟県長岡市発祥のラーメン。豚ガラを多く使い、比較的油っこい醤油味のスープに生姜の風味、香りがはっきりと分かるほど強く利いており、柔らかめのチャーシューが組み合わされる。ラーメン王と呼ばれるライターの石神秀幸による新潟四大ラーメンの分類では長岡流ショウガしょうゆラーメンである。」wiki。
一言でいえばショウガしょうゆラーメンのこと。
確かにこれはちょっと他ではなかなか味わう事ができないだろう。
店に入ると入り口に券売機があって食券を購入。
五右衛門風呂って言うか人間が茹でられそうなどでかい釜だ。
最近機械の進歩からなのかこういうのを滅多に見なくなったが独特の雰囲気があってなかなか良い。
自分は一番普通の青島ラーメンで720円。
ショウガしょうゆラーメンっていうからジンジャープンプンかと思っていたら香りは僅かに漂ってるだけ。
だけどスープを飲むとショウガがガツン!鶏としょうゆがジワジワ~。
通りを挟んで反対側の製麺部が作ってる麺は明らかに自家製麺然としており歯ごたえが素晴らしい。
この麺であれば少々のスープでもワンランクアップしてしまうくらいのよくできた麺にちょっとびびった。
気前良く大きいのが3枚もはいってるチャーシュー。
ほとんど味付けされていないタイプで肉の力強さだけを頂いてる感じで悪くない。
面白いのはちょっと例を見ないほうれん草のトッピングでコレには面食らったがこのラーメンには確かにベストマッチだ。
脂の少ないラーメンだが「あっさり」って言葉とはちょっと違うような気がする。
ジンジャーラーメンって誰でも思い付きそうだが実用化している例は少ないところを見るとこの青島食堂のショウガしょうゆラーメンは絶妙のバランスでかろうじて成立しているのかも知れないがそれにしては突き抜けたオリジナリティを持ちながらも旨すぎるところが恐ろしい。
いやいや新潟ラーメンも相当にディープではある。
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10位
1回
2015/02訪問 2015/03/18
久しぶりにやってきたよ!呉市のオオムラ。
発作的にここの生ビールが飲みたくなってしまうのよね〜。
やや暗い店内で悪戦苦闘したのだがそうにもiPhoneではキレイにビールの写真が撮れないようで全部ピンぼけですわ(涙)
写真はボケていてもここの電気を使わないビールサーバーから注がれたボールは最高なんよね〜。
なんせそもそも営業は不定休でしかも15時から19時くらいまでとハードルは劇高だしつまみもほとんど軽食っていうかスナックみたいなもんしかない。
だから飲み会の前に寄るしかここのビールを味わえる方法はないのだがそのビールを堪能して飲み会に参加するとそのビールの味の違いにガクセンとするのは保証できる。
そのくらいに自分の中で「ぐっと一杯、思はず二杯!」とお店の前に書いてある通りのオオムラの生ビールは別格になってしまっているのだった。
呉市のれんが通りからすこし入った横道にあるオオムラ。
見るからに年季が入っていて古くからやってるお店のようだが18歳までここ呉市で過ごした自分はこの店のことを知らなかった。
この店のすぐ横のラーメン屋には高校の頃しょっちゅう通ったにもかかわらずだ。
なんせ営業時間が15時から20時までっていうのがお酒を飲ませる店としてはなんていうか中途半端ではある。
ちなみに今もずっと呉で暮らしている親父にこの店のコトを聞いたのだが知らないっていうくらいだからスポット的にコアな常連客でずっとやってこられた店なのだろう。
「ぐっと一杯!思わず二杯!!」のキャッチフレーズが眩しい店内は非常にレトロ。
カウンターしかないのだがそのカウンター内の家具やらフィギュアやらなにからなにまで完全に昭和の雰囲気がぷんぷんだ。
そのどまんなかにどどーんとあるのは昔ながらの氷冷式のビールサーバー。
こんな年季物は初めて見たがビールの注ぎ方に非常に特徴がある。
おそらくは通常のビールサーバーのように故意に泡を作るしくみがないようなのでいくつかのジョッキに予め泡だけつくってそこにゆっくりビールを注ぎ足しているのだがこの仕草が実に興味深い。
これがオオムラの生ビール500円。
まさにクリーミーで芳醇な薫りのする泡満杯でこの泡がまた全然消えない。
ビールって注ぎ手で味が変わるっていうけどそんなん実感したことなかったのだがコイツは確かに他とは全然ちゃうわ。
こんな一杯のビールで感激したのは初めてだ。
なるほど、ビール好きにはこりゃたまらんだろうな〜
店主は女性でもうひとりのスタッフも女性だ。
人当たりがすごく良くて好感が持てるしもちろんビールも素晴らしい。
だけどツマミはしょぼい(笑)
だからここを居酒屋代わりに捉えて食事に来るとがっかりすることになるだろう。
あくまでもビールを味わいにいくのが正解で腹が減ってるならこの早い営業時間に合わせて食事をしていくかこの店の後にそういう店にいくしか方法がなかろう。
真にマニアックなビール愛好家の店であって万人向けチェーン居酒屋とは完全に一線を画するその孤高のスタイルを理解する者だけの憩いの場がオオムラだ。
かくいうビール好きの自分はめちゃめちゃに気に入ってしまい是非とも再訪したい店ナンバー1である。
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順位はかなり悩みましたが完全に主観で選んでしまいました。
知らない土地へ行った時食べログは本当に強い味方になっています。
これからもよろしくお願いします。