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前菜
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トルキッシュブレッド
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本日のスープ
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サラダ
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本日の魚介料理
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ベイビーラムチョップ
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メニュー
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デザート
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6/13/11
麻布十番、落ち着いたいい街です。
「スルタンの宴」を頂きました。
現代風にアレンジされたオスマントルコ帝国時代の宮廷料理。
日本では非常に珍しい文化に接し、なんだかよくわからないうちにエキゾチックな時間が、素敵な料理の数々と共に過ぎて行く経験をしました。
「トルキッシュブレッド」
ホワンチャというトルコの自家製パン。
生地をミルクだけで練り、そこにヨーグルトとエキストラバージンのオリーブオイル、アクセントにイタリアンパセリをブレンドして焼き上げます。
パンはクロワッサンのようなコクがあります。シェフオリジナルブレンドのバターもおいしい。
「14〜19世紀の前菜の盛り合わせ」
野菜を沢山使った繊細な仕事です。お皿の料理が多種で賑やかで楽しい。
白ワインがすすみます。
記録できた分だけ
・季節のそら豆のペースト
・フムス(ひよこ豆とごまをブレンドしたペースト)のカナッペ
・ラウンドフィッシュの魚卵の塩漬けのカナッペ
・バルッキョッテ(イワシと野菜のつみれのオーブン焼き)
・トルコ産の牛のフェタチーズにザクロの酢とハーブをコーティング
・マリネをしたサーモンのロール(中に五種類のトルコ産のチーズとハムがブレンドされています)
・シャンピュスカ(茄子をエックスとラバージンオイルでフリットして野菜のソースとカシャンペニクというチーズをかけたオーブン焼き)
・海老と野菜のピラフ
「本日のスープ」
すばらしくおいしです。記録漏れ。
「長野県産トマトとキュウリのムースのサラダ 雪に見立てたフェタチーズの上にカラマタオリーブをのせて」
カクテルグラスの中央に鎮座するのは、世界で一番美味しいとされるギリシャのカラマタオリーブ。当時はオスマンの領土で宮廷でも珍重されていました。写真では分かりませんが、二層になっていて、下の層は長野からの有機栽培のキュウリ、上はトマトのお味のムース。それぞれにタマネギの香りをきかせたドレッシングでオイルをうまく乳化させながらムースにしたててあります。トッピングはトルコ産のフェターチーズを散らし、まわりはマイクロトマトです。
「本日の魚介料理をその日のスタイルで 14〜19世紀の調理法」
クルシュ(剣の)ケバブ。マダムが、テーブルで香り付けに使った月桂樹の葉を取り除いて、串を抜いて下さいました。
写真は食べかけですが、カジキマグロをマリネにくぐらせ、グリルしたものだと記憶しています。
さっぱりとした白身とソースの酸味が絶妙です。
「ベイビーラムチョップ グリル エーゲ海地方のタイム(ケッキッキ)の香り)15世紀」
緑色のソースは、ラムのエキスで煮込んだ野菜とスパイスのピュレのソース。
おぐらとアスパラガスは鶏ガラのスープに、ビーツはワインビネガーをきかせたスープでさっと煮込んであります。
オレンジのペースト状のものは人参とピュールヨーグルトサラダです。
全くラムの香りが消えたマジカルなスパイスのラムチョップは、もちろんフィンガーで骨の周りまでおいしく頂きました。
「小さなデザートの盛り合わせ」
・写真左端は記録漏れ
・ムハルビ
お米とミルクを練り合わせる過程でアーモンドとヘーゼルナッツをブレンドさせることで風味を出します。11世紀のレシピ。
・カバップルタルムス
カボチャにココナッツとクルミをブレンドして作るレアケーキ
・ジゼリエ
トルコ産のアカシアの蜂蜜で煮込んでつくる人参のデザート
・チョコレートムース
シェフのオリジナル。ビターチョコレートをベースにエキストラバージンオリーブオイルを乳化させブレンドし、ピスタチオの香ばしさ、さらにレモンとホワイトペッパーでアクセントをきかせた大人のチョコレートピュレ。
ワインは、トルコ産のスパークリングから白ワイン、赤ワインなど、グラスで四種類ほど試しました。
聞いたことのない品種のぶどうを使ったものも多く(シノニムかもしれませんが)、どれもおいしく頂けます。
ワインリストには、5千円から6千円のボトルワインが多くとても良心的だと思いました。
にこやかに、よどみなく、すらすらと料理の説明をして下さるマダムのあたたかい接客がとても素敵です。
帰りにはトルコのオリーブオイルをお土産に頂きました。
オーナシェフは、料理が供される前と帰り際に丁寧に挨拶してくださいました。
記憶に残る素敵な料理をありがとうございます。
またエキゾチックな料理の好きなお客さんをお連れして伺いたいと思いますし、私自身ももっとトルコ料理が知りたいと思いました。