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「海苔は有明」のレストランガイド
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海苔は有明 (50代前半・男性・東京都) 認証済
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1回
昼の点数：5.0
2011/07 訪問
京味☆7月下旬の涼しくおいしい献立
お昼の予約に入れてもらうことが出来て訪問しました。本当においしい超一流の日本料理の名店です。「献立は季節の食材が教えてくれる」と西さん。ないものをあっちこっちから探して持って来て凝ったものを作るのではなく、その日あるよりよい食材を仕入れて献立をお考えになっているそうです。「鱧の骨揚げ、カラスミ、鱧の寿司、白瓜とどんこの胡麻酢和え」鱧は醤油ダレで炙ってあり懐かしい煎餅のような味がします。白瓜とどんこの食感が面白い。「アワビの入ったとろろの汁」カップに入ったとろろの汁を最後あたりまで飲むとコリコリおいしいアワビが口の中に落ちて来ます。出汁が美味。「ズイキのあんかけ」濃いめの出汁があん仕立てになっています。旨味がたまりません。「鱧の焼き霜」皮と表面だけ西さんがさっとコンロで炙って、すぐ氷で冷して出して下さいました。炙った香りと鱧の上品な旨さが凝縮されています。これは今まで食べた鱧で一番。「ウニと茄子の田楽」鼻から抜けるウニの香りとコクが甘辛い味噌田楽と融合して究極に美味しい絶品。「炒り銀杏」皮を剥かれた艶やかな緑色の銀杏が朱色の器に入って供され鮮やか。翡翠！という感じ。酒がすすみます。「鱧のお椀」二切れの鱧が入っています。一切れは梅の皮に包まれています。出汁にすこーし梅の皮の香りが出ていておもしろい。「アコウのお造り」氷を敷き詰めた器に蓮の葉を敷いて、その上に白身のうまいお造りがのっています。すごく大きな筋肉質のアスリートの様なアコウ。肉質のしまった白身の食感と旨味がたまらないお造り。「鮎の一夜干し」鮎の一夜干しは初めて頂きました。干すことで旨味が増しています。たでの葉の辛味がキリッときます。「鱧のそうめん」とても手間のかかりそうな仕事です。麺つゆにつけて、つるんと頂きます。「鴨のロースト ウスターソース 胡麻ダレ」醤油かと思いきやなんと和食で珍しいウスターソースが小皿に入っていました。胡麻ダレとどちらで食べてもいけます。「里芋・かぼちゃ・いんげん・タコの子の煮物」少し甘めに煮てあります。目の細かいタコの子の食感と旨味がおいしい。「鯛茶漬け」最初はゴマダレで和えた鯛をご飯にのっけてそのまま頂きます。それからちょうど良い頃に西さんが鯛茶漬けにして下さいました。ご飯の上に鯛をのっけて、その上にさらにご飯をのっけて、少し蒸らしてからお茶を注いで下さいます。なんともあたたかい行為に愛情を感じてしまいました。父親になったら、私もそういうことを子供にしてあげたいな。「ハラスご飯」脂ののったハラスとご飯を共に頂きます。すでにお腹いっぱいでもモリモリ入ってしまいます。「くずきりとわらび餅」目の前で作って下さるくずきりと絶品わらび餅。最初にビールを飲んで、それから日本酒を2本頂きました。西さんの面白く心地よいニュートラルな語り口調でとてもリラックスして食事ができました。お弟子さん達も丁寧に接客してくれます。すべてにおいて最高のお食事を出して頂いたと思っています。☆を7つくらい付けたい、とてもとても美味しい日本料理でした。次回は、松茸の時期に訪れたいと思います。
2011/09/26 更新
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お昼の予約に入れてもらうことが出来て訪問しました。
本当においしい超一流の日本料理の名店です。
「献立は季節の食材が教えてくれる」と西さん。
ないものをあっちこっちから探して持って来て凝ったものを作るのではなく、その日あるよりよい食材を仕入れて献立をお考えになっているそうです。
「鱧の骨揚げ、カラスミ、鱧の寿司、白瓜とどんこの胡麻酢和え」
鱧は醤油ダレで炙ってあり懐かしい煎餅のような味がします。白瓜とどんこの食感が面白い。
「アワビの入ったとろろの汁」
カップに入ったとろろの汁を最後あたりまで飲むとコリコリおいしいアワビが口の中に落ちて来ます。
出汁が美味。
「ズイキのあんかけ」
濃いめの出汁があん仕立てになっています。旨味がたまりません。
「鱧の焼き霜」
皮と表面だけ西さんがさっとコンロで炙って、すぐ氷で冷して出して下さいました。
炙った香りと鱧の上品な旨さが凝縮されています。
これは今まで食べた鱧で一番。
「ウニと茄子の田楽」
鼻から抜けるウニの香りとコクが甘辛い味噌田楽と融合して究極に美味しい絶品。
「炒り銀杏」
皮を剥かれた艶やかな緑色の銀杏が朱色の器に入って供され鮮やか。
翡翠！という感じ。酒がすすみます。
「鱧のお椀」
二切れの鱧が入っています。一切れは梅の皮に包まれています。
出汁にすこーし梅の皮の香りが出ていておもしろい。
「アコウのお造り」
氷を敷き詰めた器に蓮の葉を敷いて、その上に白身のうまいお造りがのっています。
すごく大きな筋肉質のアスリートの様なアコウ。
肉質のしまった白身の食感と旨味がたまらないお造り。
「鮎の一夜干し」
鮎の一夜干しは初めて頂きました。干すことで旨味が増しています。たでの葉の辛味がキリッときます。
「鱧のそうめん」
とても手間のかかりそうな仕事です。麺つゆにつけて、つるんと頂きます。
「鴨のロースト ウスターソース 胡麻ダレ」
醤油かと思いきやなんと和食で珍しいウスターソースが小皿に入っていました。
胡麻ダレとどちらで食べてもいけます。
「里芋・かぼちゃ・いんげん・タコの子の煮物」
少し甘めに煮てあります。目の細かいタコの子の食感と旨味がおいしい。
「鯛茶漬け」
最初はゴマダレで和えた鯛をご飯にのっけてそのまま頂きます。
それからちょうど良い頃に西さんが鯛茶漬けにして下さいました。
ご飯の上に鯛をのっけて、その上にさらにご飯をのっけて、少し蒸らしてからお茶を注いで下さいます。
なんともあたたかい行為に愛情を感じてしまいました。
父親になったら、私もそういうことを子供にしてあげたいな。
「ハラスご飯」
脂ののったハラスとご飯を共に頂きます。すでにお腹いっぱいでもモリモリ入ってしまいます。
「くずきりとわらび餅」
目の前で作って下さるくずきりと絶品わらび餅。
最初にビールを飲んで、それから日本酒を2本頂きました。
西さんの面白く心地よいニュートラルな語り口調でとてもリラックスして食事ができました。
お弟子さん達も丁寧に接客してくれます。
すべてにおいて最高のお食事を出して頂いたと思っています。
☆を7つくらい付けたい、とてもとても美味しい日本料理でした。
次回は、松茸の時期に訪れたいと思います。