kazs59さんのマイ★ベストレストラン 2011

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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 居酒屋に和食、そして東京、島根、京都と混ざったラインナップを見て、「こってり」を受け付けにくくなった体の変化や転勤が重なった今年の自分らしいなぁと改めて思います。

 また、その時の住まいに近くて何度も通う大切な行きつけのお店に出会えた幸せを感じます。

 食べログがなければ忘れ去ってしまったかも知れないお店を、記憶に焼き付けることができてありがたい限りです。これからもみなさんのレビューも参考にさせていただきながら、お店との出会いを楽しみたいと思います。

マイ★ベストレストラン

1位

日本料理 晴山 (田町、白金高輪、三田 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥8,000~¥9,999

2012/12訪問 2012/12/23

計算し尽くされた味

 桜田通りから慶応義塾女子高の横を通る路地のビル地下1階にある割烹です。

<2012年12月22日再訪>
 夜、初めての訪問。テーブル席で1万円のコースをいただきました。誕生日を祝って生ビールで乾杯。

 最初はいくらとアオリイカと小松菜の白和え。白和えはクリームチーズのような濃厚さなのに、口の中に残り続けないさっぱりした味。

 お椀はホタテしんじょうに薄く切った大根をかぶせた薄氷造り。ホタテの旨味がにじみ出てすっきりした出汁。

 鶴の器に盛られた氷見の寒ぶりと明石のひらめはぷりっとしていて、コクと切れの良さがいい大阪の日本酒「浪花正宗」が合う。

 ふわふわの海老芋饅頭と風味のいい自家製からすみを一緒にいただいた後は、下仁田ねぎの優しい甘みを生かしたソースのかかった鰆。じゃがいもを極細に切って重ねたはりはり、鴨のつくねと蕪と水菜の椀(写真を撮り忘れた)と続き、いぶりがっこと海苔茶漬けで〆。茶漬けの海苔はすごくいい香りで、島根の十六島海苔の香りを思い出した。

 デザートはイチゴと洋ナシのブランマンジェ。

 カウンターでの食事もいいが、テーブル席で身内だけでの会食も気楽な楽しさがある。岐阜の日本酒「氷室」もいただき、一人当たり14000円。

 それぞれの料理はどれも美味なのだが、今夜のコースは少し平坦な構成で心躍るような山場がなく、少々物足りなかった。お昼の方が圧倒的に満足感が高いのは寂しい。
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<2011年12月17日再訪>

 この日はテーブル席。前と同じく5800円のコース。

 のどが渇いていたのでシャンパンで乾杯。

 先付け。黄身の味噌漬けは濃厚になりすぎない甘さ。山芋の豆腐はとんぶりがきいている。イクラはぷちっと口の中ではじける。

 たらこのシンジョウは滑らか。八寸の鮑の肝の茶碗蒸しはとろける玉子に柔らかな苦味があう。

 三重牛のローストビーフは甘さのある下仁田ネギときりっとしたメネギを巻いていただくと最高。

 じゃがいもの団子にうなぎを乗せた焚き物はわずかな柚子の香りが決め手。

 大山鶏と九条ネギの炊き込みご飯はネギの甘さが絶妙。

 日本酒もいただき、〆て一人当たり約8500円。今日も堪能させていただきました。写真追加。

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<2011年10月>

 日曜日の朝、三田に用事があったのでダメモトで電話を入れてみたら、その日のお昼の予約が取れました。

 お店に続く階段を下りると、ビルの地下なのに小さな庭があります。これだけで期待が高まります。扉を開けると、そこはガラスで囲まれた厨房。先客の魚を焼く香ばしい匂いが広がっています。

 清潔に光ったカウンターに座りました。オーナーシェフの山本さんがにこやかに飲み物のメニューを渡してくれます。

 先付けはとんぶりと山芋、イクラ、茄子の和え物。とんぶりの食感がいい。

 椀物はレンコンと帆立のシンジョウ。シンジョウが絹のようになめらかです。生ビールから、料理の邪魔にならないように岐阜の純米酒・三千盛に変えました。

 八寸は、サワラの柚香焼き、ゴボウモチ、イカのワタ、ミョウガ、ホウズキ。ゴボウをすったものを白玉粉で練ったゴボウモチはモチモチで、ゴボウの香りがよく立っています。これはうまい。ホウズキも果物のようです。

 焼き物は、三重牛の炭火焼。わさびを載せて軽く噛むと、差しの脂がふわっと出てとけてしまうようです。栃木の特別純米・四季桜があいます。

 ジャガイモ饅頭。ダシが溶け込んだあんがうまい。秋田の純米吟醸・山本をいただきました。

 サツマイモの炊き込みご飯とアオサの味噌汁。すでにお腹いっぱいで、軽く1杯いただいただけの炊き込みご飯は詰めてお土産にしていただきました。

 デザートは和三盆のプリン。食感も味も滑らか。

 満足しました。それぞれの料理はしっかりと味が立っています。きっと山本シェフがそれぞれの素材の特徴を生かして計算し尽くした味付けなのでしょう。味をコントロールしていると感じました。

 5800円のコースに飲み物を入れて、一人8000円余。お昼として安いとは言えませんが、それでもお得なお昼でした。

  • 2012.12.22)イクラとアオリイカと小松菜の白和え
  • 2012.12.22)ホタテしんじょう薄氷造り
  • 2012.12.22)氷見の寒ぶりと明石のひらめ

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2位

日本料理 櫻川 (京都市役所前、三条、三条京阪 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2011/11訪問 2011/11/14

細部まで気を抜かない料理

 京都市役所前駅からすぐの木屋町通りにある割烹です。

 カウンターでお昼の5750円のコースをいただきました。写真撮影禁止なので、おてもとのみです。

 スパークリングワイン(1200円)でスタート。

 栗に柚子が散らしてあるお椀で、出汁のおいしさにがつんとやられ、京都に来て良かったなぁと思いました。

 柿なますはかりかりに焼いたベーコンがこまかくまぶされていて、香ばしさがきいています。この日は暑くて、生ビールがおいしい。

 厚揚げと海老真丈。岐阜の酒・三千盛り(1000円)があいます。

 刺身ははまちと剣先いか。ぷりぷり、こりこり。

 筋子の醤油つけ。あてにぴったり。

 サワラの岩焼き。鰆なのに、秋がおいしい。

 エビイモとゆずの白味噌。栗の笹ご飯。白いご飯に牛肉の佃煮。あ~ぁ、これでもかっていうほどおいしいものが続きます。

 デザートは、あんこと栗の春巻き、栗アイス。

 料理の細部には気を抜かない。楽しい雰囲気を保つよう、接客にも気を抜かない。正当派のお店でした。

  • おてもと

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3位

銀座うち山 (新富町、銀座一丁目、東銀座 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2013/08訪問 2013/08/31

この鯛茶、最高!

 昭和通りから1本築地よりの路地にある割烹です。

<2013年8月再訪>
 久しぶりに鯛茶が食べたくなり、縁高弁当とのセット(3500円)を予約して訪問。平日の11時半なのに、すでに満席。鯛茶だけなら当日でも大丈夫なので順番待ちのお客さんもいらっしゃいました。

 久しぶりの焼きゴマ豆腐はやはりクリーミー。縁高弁当は鮎や茄子の田楽、鱧の握りなど旬がいっぱい。お腹がはちきれそうになりながらも、やはり鯛茶はご飯をお代わりしました。濃い目のごまだれがうまい。2杯目にこのたれをすべてご飯に回しかけて煎茶をそそぐと、ちょうどいい味になる。鯛茶のおいしさを堪能するには、縁高弁当をあきらめる方がいいか、迷ってしまう。
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<2011年7月訪問>
 縁高弁当(要予約)と鯛茶づけのセット(3500円)をいただきました。

 奥行きのある清潔なカウンターで、板さんの手際よい仕事を見ているうちに、テンポよくサービスが始まります。

 焼きごま豆腐はまるで濃厚なとろけるチーズのようでビールにあいました。

 縁高弁当の中の、いちじくをさっと焼いたものに白味噌をかけて軽くあぶった料理には驚きました。蛸の卵もおいしい。弁当は見た目に量が少なくて物足りないかなと思ったのですが、そんなことはありませんでした。

 そして一番の目当てだった鯛茶。こちらは濃い目のゴマ出汁に、薄めに切った鯛がたっぷり。もっとご飯のお代わりをしたかったのですが、さすがにおなかがはち切れそうで2杯で断念しました。

 生ビールを一人2杯飲んで、一人当たり5100円。お店の人もとても気さくで楽しく食事できました。

  • 縁高弁当。これだけでお腹がいっぱいになってしまう。鯛茶漬けとのセットで3500円
  • コーススタートのごま豆腐。中がとろっとしていて熱々
  • せりときのこのおひたし

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4位

銀座 座屋 (銀座一丁目、東銀座、宝町 / 日本料理、日本酒バー、ワインバー)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥8,000~¥9,999

2019/11訪問 2019/11/08

お昼でも料理はもちろん接客も手抜かりなし!

 もう2年ほど前からランチも始めてたんですって。知らなかった。

 銀座の割烹は夜だと敷居が高いけれど、お昼はそこそこの価格で料理を提供する体験コースみたいなものがあるので利用しやすいのです。だけどお店にとってはメリットは薄く、まだ知られていないお店が頑張って夜の来客につなげようとしているのでしょうが、座屋は確固たる地位を築いているのでそんな必要がないのです。本来は。

 だからランチをやっていると知って驚きました。

 東京で、かつおの藁焼きといえば座屋。あの香ばしいかつおをにんにくのスライスとわさびとねぎや玉ねぎのスライスを巻いて塩で食べる。こんな食べ方があるんだというのを東京に伝えてくれたお店です。

 さっそく週末のお昼に予約し、お邪魔しました。頼んでおいたのは一番安い税込み5500円のコースです。この軽いコースでもすごい。

 個室で始まったコースのスタートは、ほたての茶碗蒸し。歯触りのちょうどいいホタテの上にズワイ
ガニと馬糞ウニを載せすっぽんの出汁のジュレをかぶせてあります。もう、これだけでお腹いっぱいになりたい。うますぎ。生ビールから日本酒に変えます。日本酒は高知出身のお店らしく、高知県18蔵のお酒をそろえています。その中から港町にある蔵の久礼で始めました。お酒は料理に合わせて選んでもらいました。

 次がスペシャリテのかつおの藁焼き。戻りガツオにガツンというニンニクの香りと藁の香ばしさ、塩が合う。以前より藁の香りを抑えたような気がします。上品な味わいになりました。

 3品めはぶりの酒蒸し。松茸と海老芋が添えてあります。日本酒は高知が誇る酔鯨。立派な体格のタマシメジに菊花。

 次は肉じゃが。じゃがいもをソースにして炊いたにんじんなどと一緒に食べます。この肉、ほろほろになるまで煮込まれています。うまい。お酒は南。

 最後はかまどさんで炊いたお米と出汁巻き、お新香、いくら、赤出汁。みんな美味しいけれど、硬めに炊かれたご飯とちょうどいい塩加減のお新香が最高。思い出しただけでお腹がすきます。

 水菓子をいただき、満腹になりました。これで一人当たり8800円。お昼、いいなぁ。料理もお酒もちょうどいい。

 料理長は以前と交代されましたが、エレベーターで1階のフロアについたら料理長がお見送りに来ているのも同じでした。お店のスタッフのみなさんの笑顔と丁寧さ、料理のほかにこれが座屋の最高の特徴だと思います。気持ちのいいお店です。
 銀座一丁目駅からホテルモントレを越えてすぐ先のビルの地下にある割烹です。

 週末にもかかわらず、幸運にも10日ほど前に予約できました。

 開店直後に訪れ、カウンターはまだだれもいませんでした。調理場での手元が見える端に座らせていただきました。

 先付は、たっぷりのカニ肉に熟した柿、その下に湯葉を敷いた和え物です。カニと柿の組み合わせには驚かされました。この辺が和食の楽しさですね。

 先付の二品目に出された紅イモ豆腐は、きれいに豆腐が紅色に染まっています。

 喉が渇いていたので最初は生ビールにしましたが、ここで土佐の日本酒に変えました。

 八寸の舞茸、みその香りがいいアワビ、味のしっかりついた近江こんにゃくなどでお酒が進みます。

 キノコ汁のイセエビはむちっとしていてイセエビそのものの味が生きています。

 ノドグロはタレを塗って香ばしく焼いています。

 真鯛はむっちり。

 マツタケはフライにしても香りが鼻に抜けます。

 幻の佐賀牛はもちろんですが、カブラを噛むとあふれてくる汁は素材そのものの旨味がにじみ出ています。

 じっくりと「かまどさん」で炊き上げたご飯に、軽く醤油をかけ、殻の固い土佐ジローという玉子を落とした玉子かけごはんは幸せを運んできます。

 カワハギのみりん干しと漬物でおこげをいただき、イセエビの味噌汁で〆ます。

 満ち足りたお腹にやさしいデザートを食べ終えると、すでに2時間半がたっていました。

 店長の中野さんをはじめ、若い料理人のみなさんがにこやかに接してくれ、気持ちのいい時間を過ごせました。

 ごちそうさまでした。ぜひ再訪したいと思います。

 1万3000円コースで、土佐のお酒をたっぷりいただき、2人で計31000円也。

  • ホタテの茶碗蒸し
  • かつおの藁焼き
  • ぶりの酒蒸し

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5位

大衆割烹 春日 (東武練馬 / 日本料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2011/11訪問 2011/11/05

おいしい! 安い! 安心!

 東武練馬駅の南口からすぐの狭い路地にある居酒屋さんです。

〈2011年11月3日再訪〉

 初訪問から3回目。写真を掲載します。

 確か、月曜は休みだったはずなのに、いつの間にか年始年末を除いて無休になっていました。うれしい!

 この日は2軒目としての利用。頼んだ料理がぱっと出てきて、しかもみんな美味い。

 京イモの揚げ煮も絶品。

 初めて食べた天丼。普通のランチにしてもいいくらいの質と量で、味噌汁までついて620円。

 写真のものを全部食べ、日本酒も2人でがんがん飲んで計6050円。

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〈2011年6月初訪問〉

 東武練馬駅のそばにある大衆割烹で、とても安いのに、とてもおいしい。

 料理の種類は多いし、とても丁寧。辛口のお酒も多い。店員さんの気持ちのいい対応。どれをとっても最高に近い。ただし、家から少々遠くて何度も通うというのは無理そうだという個人的な理由だけで★5つにはしませんでしたが、コストパフォーマンスは最高。

 いつか、壁にはってあるメニューを指差して「ここからここまで」と頼んで、片っ端から食べてみたい。

  • アスパラ天
  • カキフライに特製タルタルソース
  • 京イモの揚げ煮

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6位

京都和久傳 (京都、九条、東寺 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2011/11訪問 2011/11/13

人気店なので予約した方が安全です

京都駅からつながっている伊勢丹の11階にある和食屋さん。高台寺に本店がある老舗の出店で、お手頃な価格で本格的な料理が楽しめます。

<2011年11月訪問>

 コースの内容は毎月変わり、この日は秋仕様。

 カキ真丈が美味でした。

 写真を追加します。

 カウンターから見る京都市内は、まだ紅葉には早かった。

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<2011年7月訪問>

日曜の午後1時45分に入りましたが、外には順番待ちのお客さんが20人ほどいました。最終入店が2時半なので入れなかった人が大勢いるんじゃないかと思います。お昼も予約可なので、予約しておくことをお勧めします。

ランチは2625円、5250円、8400円の3種類のコースがあり、5250円のコースを予約しておきました。

幸いなことに洛北を見渡せる窓に面したカウンターに座れました。座るとまず、水だし茶が出てきました。まろやかで、よく冷えています。

最初はトヒウオの刺身。薬味に細く切ったショウガと細ネギ、キュウリ、大根おろし、タデ、わさびがたっぷりそえられています。これをくるんで食べると、トヒウオの甘みが引き立ちます。とくにキュウリがしゃきしゃきして、おいしさを倍増します。連れはフグ刺しよりおいしいと喜んでいました。生ビールと合わせていただきました。

そこに、食前酒として、竹に入った冷酒が出てきました。切れがあって、料理の邪魔をしないお酒でした。
次いで、鯛とトウガン、おこげの炊き合わせ。鯛と添えられているとろろ昆布の出汁が、柔らかく均一なあんでくるまれています。
ズイキの胡麻和え。こんなにズイキが柔らかいとは。胡麻が香ばしい。

琵琶湖でとれた若アユ。柔らかでうっすらと塩が振られた焼きアユを酸味のきいたタレでいただきます。
車えびと豆腐、ナス、キュウリにゼリー状にした出汁がのっています。

そしてご飯もの。鯛の味噌煮の茶漬け。温かいお茶でいただきました。山椒がきいています。量もたっぷり。連れは冷たいお茶漬けを頼みました。こちらはカボスをしぼり、さっぱりといただけました。

デザートはマンゴー。

生ビール(800円)を2杯ずつ飲み、一人6930円でした。上品だけどしっかりした出汁が基本の京料理の良さを堪能できました。

  • トビウオの刺身
  • 琵琶湖でとれた若アユ
  • (2011年11月)焼き物

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7位

がん太 (松江しんじ湖温泉、松江 / 日本料理、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2011/05訪問 2011/06/13

東本町で魚を食べるならここ

 呉竹ずしのとなりに立っているお店。旦那さんと奥さんの二人で切り盛りしているので、料理が出てくるのに少し時間がかかりますが、1品1品がとても丁寧で、刺し盛りはどれもぷりぷり。質にもこだわった料理を楽しめます。
 のどぐろの煮付けもべとつかない甘さでちょうどよかった。時価で値段が書いていないものもありますが、大食の二人でビールを3杯ずつ飲みながらお腹いっぱいになるまでいただき、計1万2600円でした。
 東本町でおいしい魚を食べたい時は迷わず、ここに行きます。

  • お店の外観

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8位

銀座 水野 (銀座一丁目、銀座、有楽町 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2011/10訪問 2011/10/16

通い詰めたくなるお店

 松屋前の中央通りから1本有楽町よりの路地のビル2階にある割烹です。

 2週間ほど前に予約が取れ、土曜の午後12時半にお邪魔しました。

 オフィスのような入り口の戸を開けると、照明を落とし、焦げ茶色をベースにした店内には落ち着いた雰囲気が広がっていました。

 予約したのはおまかせ会席料理の5000円のコースです。

 先付けは、佐賀産渡り蟹。あんきもをあわせてあり、酸味のあるジュレでいただきます。渡り蟹の甘さにあんきもの柔らかい苦味がよくあいます。生ビール(750円)のお供にも最適。一品目で魅せられました。

 お椀は、松茸土瓶蒸し。旬の松茸がたっぷり。

 サービスでだし巻き玉子をいただきました。ふわふわ。

 お造りは、まぐろと明石のタイ。塩でいただくとまぐろの甘みが増します。宮城のお酒・浦霞(900円)に変えました。

 煮物は、蕪と茄子に京都湯葉餡をかけたものです。蕪を噛むとたっぷりと吸い込んだダシがジュワっと口の中に広がります。

 八寸は、粟麩の田楽、ぷりっとした塩煎り銀杏とケシのみを散らした松風、いくら、細くて上品な生もずくです。見ていて楽しくなる美しさ。お酒は奈良の春鹿(1200円)。

 揚げ物は、京芋の唐揚げ。ごく薄くころもをまぶしてあげてある京芋は、塩でいただくと芋の甘さが引き立ちます。粘りすぎず、しっとりしている京芋の良さを堪能できました。

 焼き物は、焼き魚にイベリコ豚の炭火焼。イベリコ豚の脂はまろやかな甘さがあり、宮城の橘屋の山廃純米(900円)にあう。

 食事は、土鍋で炊いた栗ご飯。ほくほくの栗に固めのご飯がよく合います。すでに満腹でしたが、このご飯は別腹で、たっぷりいただきました。

 甘味は、カキとぷっくりとした花豆。花豆の上品な甘さがちょうどいい。

 料理が出てくるタイミングやホールを担当する方々の気配りがよく、居心地はとてもよかった。

 これだけ満足させてもらって、飲み物も含めて一人約7000円。しかも、銀座。すごい。

  • 週末のお昼のおまかせ会席料理(5000円コース)の先付け。佐賀産渡り蟹
  • 松茸土瓶蒸し
  • 明石のタイとマグロ

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9位

樽見 (小竹向原 / 居酒屋、日本料理)

10回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2024/09訪問 2024/09/11

久しぶりの樽見で新サンマ塩焼き

 久しぶりの樽見はいつものように混んでいました。一巡目は予約しないと入れない状態が続いています。

 いただいたのは、この日から出したという新サンマの塩焼き。細いですが、焼きがいいので、きれいに骨と頭以外はおいしくいただけました。やっぱりサンマは秋の味覚に欠かせません。

 そして、おひたし。本当に上品な出汁が野菜に染みこんでいて、最高。揚げぎんなんや鶏の唐揚げ、水ナス、白バイ貝などいつものラインナップをいただいたほか、ピザや小芋とハモの揚げびたしなど、初めて頼む料理もたくさんいただきました。

 生ビールと、枡にあふれんばかりに注いでくれる日本酒などを心ゆくまで味わいました。

 予約困難店ですが、午後8時半ごろには一巡目の客がいなくなり、飛び込みでもカウンターなどで入れる余地があるので、時間に余裕がある時は2順目狙いはいいかも。
 久しぶりの樽見。お盆明けの営業で、またまた予約で満員御礼。若いアルバイトの店員さんたちがテキパキとさばいて接客にストレスを感じさせないので、気持ちよく飲めます。

 定番の料理をいただきながら、生グレープフルーツサワーなどをたっぷりと飲み、堪能しました。からしをつけて食べる水ナス、いいなぁ。自家製マヨネーズをかけたサラダもさっぱりしていい。アスパラとポテサラの組み合わせもさすがだし、刺身のネタの良さに改めて感動。

 〆に頼んだ焼きおにぎりのカリカリに焼けた表面が最高。

 かなり飲んで、一人当たり7000円でした。
 運よく2日前に予約が取れました。小竹向原でふらっと行って入れない店はそうそうないのですが、ここは一回り目の時間帯はほぼ予約なしでは入れません。それでも行きたい。

 だって、つまみ、どれ食べてもうまいし、〆の焼きおにぎり、絶品なんだもん。伊勢うどんもいいし、焼かないおにぎりもいいけど、カリッカリの焼きおにぎりは外せない。

 もうメニューのすべてを食べつくしたように思っていたけれど、トマトとモッツァレッラチーズのサラダは初めてかも。こんな洋風なメニュー、ありましたっけ? あぁ~、ビールに合う。

 刺身の盛り合わせも2000円しないのに、大きな海老やしめさば、鯛、まぐろなど、絶品の具です。駆けつけ生ビール3杯飲んで、あとは久保田などの日本酒でふらふらになるまで飲みました。今回はちょっと呑み過ぎたのもあって、一人当たり約7500円。それでも安い。

 そうそう、新しいアルバイトの子たち、とてもいい働きをして、お店の雰囲気、明るさ倍増しました。
 いつもは満席続きで予約なしだとなかなか入れないのに、コロナの影響でしょうか、まだ一巡目の時間なのにカウンターに座れました。ラッキー。

 お通しのネギトロ、うまっ。若竹煮、ポテサラとアスパラガス、衣被などの旬のものを食べた後はがっつり系の竜田揚げと牛筋煮込みをお腹に詰め込みます。

 熱燗を一人3合ほどぐびぐび行って、〆はカリカリに焼き上げた焼きおにぎり。これ、お腹が膨れていても食べてしまうんですよぉ。どれも美味。これで一人当たり5000円弱なんだから、通うわけです。
 まずは季節の水なすだよなぁ。辛子をちょっとつけて。う~ん、これこれ。生ビールより日本酒だな。早く飲んで土佐鶴たのもうっと。

 おっ、きぬかつぎ。つるんと皮がむけて、ごま塩につけて、ぽい。はぁ、好きだなぁ、きぬかつぎ。これは生ビールだったなぁ。

 定番のポテサラやしまほっけ、蟹酢などを食べてお腹がふくれてきたけれど、料理がおいしくてついついお酒が進むので、もうちょっとだけ追加。あれっ、こんなのメニューにあったっけ。手羽先の塩焼き、串かつ。頼んでみようっと。くわぁ~、皮がぱりっと焼けてるじゃん。ひぇ~、串かつ、どすんとしたボリューム。こういう料理も出せるのか。いやぁ、満腹。

 でも、最後は焼きおにぎりを食べないと。


 ということで、きょうも食べ過ぎてしまいました。
 予約なしではなかなか入れないので、ちょっと行ってみようかなとふらりと立ち寄ることは難しいけれど、久しぶりにお昼に電話を入れたら予約がとれたので久しぶりにお邪魔しました。

 午後7時過ぎに入ったら、ほぼ満席。あっという間に空いていた席も埋まってしまいました。

 相変わらず、料理はどれを食べても美味しかった。旬の若竹煮、弾力のあるタコ刺、つやつやの銀杏揚げなど。お通しは鯖寿司でした。

 ハイボールや熱燗をたくさんいただいて、最後は焼きおにぎりで〆。これで一人当たり6500円ほど。ずっと頑張ってほしいお店です。
 春は筍。わかめと煮込んで出汁を吸い込んだ筍の香りとサクッという触感は春の味わいです。

 銀だらの西京焼き、蛤の酒蒸し、木の芽の天ぷらなど、旬をいただきました。こういうお店が地元にあってありがたい。これからもよろしく、です。
 炭水化物が大好きで、中でも白いご飯、シメなら焼きおにぎりを食べずにいられない。しかも焼きおにぎりの美味しいお店はいくつかあるけれど、ここのカリッと表面が焼かれて香ばしい焼きおにぎりは定期的に無性に食べたくなるものの一つです。

 このシメを食べるため、まずは秋刀魚の塩焼きで腹ごしらえ。通常は半身を刺し身、半身を焼きで提供してくれるのですが、いつも「まるまる1匹、塩焼きで」と頼みます。

 そして風邪予防も兼ねてあげ銀杏。蟹酢やかにしんじょうなど、定番メニューとともに、生ビールと日本酒をいただき、腹10分目になったところで焼きおにぎりをパクリ。

 あ~、やっぱり気軽に美味しものを安くいただける樽見が近所にあって良かったと思う今日このごろです。
 相変わらずの人気で、前日に時間制限の予約がとれ、カウンターへ。

 塩がきいた空豆やぎんなん、ほくほくのきぬかつぎ、酸味が柔らかい蟹酢、とろっとろの白子の天ぷらなど、旬の料理の後は〆の焼きおにぎり。かりっかりに表面が焼かれていて、朴葉の香りがいい。これは外せない。でも、ツレが食べたへぎそばや、伊勢うどん、おにぎりもうまいんだよなぁ。

 牛ロースのたたきなども食べ、ビールや日本酒6合を飲んで、一人当たり7000円。
 有楽町線の小竹向原駅から歩いて5分。住宅街の中にある居酒屋さんです。

<2016年9月再訪>
 午後8時、満席なので席が空きそうになったら携帯に連絡をもらうようにお願いし、午後9時20分ごろにお邪魔しました。今回は初ものの新さんま(970円)を焼きでいただきました。まだ細いし脂ののりもこれからですが、うまかったぁ。
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<2016年6月再訪>
 3年半ぶりの再訪。やはりどれを食べてもおいしい。特にとうもろこしの天ぷらはものすごい甘味があってフルーツのよう。また通わせていただきます。
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<2012年11月22日再訪>
 生ビールを頼んだら、土佐鶴の桝酒もでてきました。間違いだと思ったら、「20周年記念で、今週いっぱい(24日まで)、無料サービスしています。何杯でもお代わりしてください」とお店の方。遠慮なくお代わりいただきました。あんこう鍋(2100円)や鯛かま焼き、かに酢などをいただいて、2人で6000円。飲み代がかからないって、すごい!
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<2012年10月5、7日再訪>
 週末に2度再訪。このうち1日はマイレビュワーの方々と楽しいお酒をいただきました。ありがとうございました。
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<2012年9月16日再訪>
 新さんまを刺身と塩焼きでいただく。塩焼きは美しいおかみさんが食べやすく箸で切ってくれた。肝と脂がよく混ざってうまい。
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<2012年8月18日再訪>
 カボチャのグラタンが新メニューとして登場。ほくほくのカボチャや帆立があっさり目のホワイトソースでとじられていて、最高。
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<2012年8月2日再訪>
 松茸1本分と湯葉が入った茶碗蒸しやサバ寿司をいただく。カウンターの上の人形が気になる。だれだ、これ。
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<2012年7月22日再訪>
 この日は旬のアユの塩焼き。こちらは焼き物も絶品です。この日のビューティフルレインのエンドロールに撮影協力で「樽見」が出ていました。写真追加。
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〈2012年7月8日再訪〉
 日曜の夜6時半という、一番中途半端で満席率が高い時間帯にも関わらず、運良く入店できました。骨まで柔らかいしまほっけなどをいただき、満喫。

 こちら、日曜日の夜にフジテレビで始まったドラマ「ビューティフルレイン」に登場する小料理屋「はるこ」の撮影現場になっているそうです。
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〈2012年6月13日再訪〉
 ジョギングがてら江古田にでも行こうかと思っていたところ、ツレと話していて「樽見」に変更。歩いても10分ちょっとの場所にあるので何らカロリー消費に寄与せず、かえって太ってしまう結果に。それでもコップの外側の枡からもあふれそうなほど注がれた土佐鶴を飲み、ごぼうの出汁がよく染みこんだ煮物や明太子のお茶漬けをいただけて幸せ。
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<2012年5月20日再訪>
 あじフライ(790円)はほくほく。あっさりめのタルタルソースととろっとしたソース、からしをつけて食べる。うまい。みずみずしい水なす(740円)などをいただく。メニューにないサバ寿司はシャリが軽くて絶品。伊勢うどん(680円)は太くて外側が柔らかいのに、ちゃんとコシがある。甘辛い出汁がよくからんでおいしい。雰囲気を3→3.5、総合を4→4.5に変更。写真追加。
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<2012年5月2日再訪>
 旬を楽しむ。メニューがきちんと掲載されていなかったので、アップしました。
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<2012年1月20日再訪>
 大将の実家はお豆腐屋さんなので、「このお店でも揚げ出し豆腐が自慢」だそうです。頼んでみたら確かにぷくっとした食感が美味。ほかのお客さんが食べているのを見て「焼き鳥もおいしそうだなぁ」と思ってたら、メカジキの串焼きでした。これはいけます。写真追加。

 グラスワインがおいしかったので、お酒の評価を3→3.5に上げます。
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<2011年11月13日再訪>
 きぬかつぎのおいしい時期。写真追加。

 日曜の夕方5時半はまだ空いていた。6時前なら入れそう。
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<2011年10月23日再訪>
 何度来ても、ここはおいしい。

 突き出しは山芋と梅を合えたものに、サメの軟骨を目に見えないほど薄く切って加えているため、こりこりとした食感があり、面白い。これだけでもちょっとした割烹の先付けになるのではないか。

 メニューの一部も写真で追加します。
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<2011年8月訪問>
 日曜の夜に伺いました。日曜だから空いているだろうと思っていたのが間違い。6時ごろに電話したら満席で、空いたら電話してくれるというのでお願いしました。こんなサービスも、地元向けのお店だからこそでしょうね。ありがたいです。

 午後7時過ぎ。ようやく入店。奥行きが広くて清潔なカウンターに通されました。

 突き出しはヤマイモの梅和え。歯ごたえと酸味が食欲を誘います。

 水ナスの漬物。からしをつけて食べるとナスの新鮮さがひきたちます。

 新サンマ。かなり大きなサンマで、半分を刺身にし、半分を焼いてくれます。甘みのあるサンマの刺身をたっぷりのミョウガとともにいただきます。絶品です。焼き物も脂が乗っていておいしい。

 白身の刺身。シマアジとタイはぷりぷり。分厚く切ってあります。

 野菜の天ぷら。カボチャやナス、舞茸、シイタケの素材がいきています。

 生ビールから日本酒(土佐鶴)に変えました。キンと冷えています。

 アスパラとポテトサラダ。太いアスパラを茹でてあります。ポテトサラダもたっぷり。

 銀だらの西京焼き。ちょっと小さかったけど、うまい。

 牛すじ煮込み。とろけるほど煮込んであります。牛すじが山盛り。ボリューム満点で、後半に頼んだことを悔やみました。

 漬物盛り合わせと、焼きおにぎり。外はかりかり、中はほくほく。この焼きおにぎり、ただものじゃありません。いままで食べた焼きおにぎりの中で最高でした。

 ほかにも料理をいただき(お腹がいっぱいで注文し過ぎたと後悔しました)、生ビールを2杯ずつと日本酒、グレープフルーツサワー、ウーロン茶などを飲み、二人で締めて1万1500円ほど。

 入店してしばらくしたら、きれいなおかみさんがにっこりして「お待たせしてすみません」と声をかけてくれました。この笑顔についているお客さんも多いのではないでしょうか。

 地元にこんな名店があって幸せです。

  • さんま塩焼き
  • おひたし
  • 水ナス

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10位

酒・肴 おまた (池袋、目白、要町 / 居酒屋、日本酒バー、日本料理)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 昼の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2013/08訪問 2017/08/14

何度行っても飽きず、満足させられる

 思い立って「きょう行きたいんですけど」と電話しても満席で入れないだろうと、試す前から諦めていたら、長い時日が流れていました。前日に運良く予約できて、久しぶりの訪問です。

 メニューはほとんど変わっていません。なので頼むものもいつもとほぼ同じ。でも飽きることなく、毎回、おいしいねぇとツレと言い合うほど満足させていただきます。

 今回も写真の通り、熱々の汁をたっぷり含んだ揚げ餃子や、スイーツのような甘みがあるとうもろこしのかき揚げなどとともに、獺祭や写楽などの日本酒もたっぷりいただきました。最後は鮭のおにぎりで締め、一人当たり約6000円。

 次に来た時も、相も変わらず、ツレと「おいしいねぇ」と満足そうな顔でつぶやき合うことでしょう。
 池袋の東京芸術劇場裏の劇場通り沿いにあるお店です。早稲田塾を目安に行くと分かりやすいです。

<2013年8月再訪>
 久しぶりに予約がとれ、平日の夜に3人で行ってきました。今回は初の小上がりを利用。海老しんじょう春巻(3本、500円)やとうもろこしのかき揚げ(700円)などをいただき、神亀などの日本酒をグラスで飲んで、一人当たり4500円。やっぱり間違いのない店だなぁ。サービスと雰囲気、酒をそれぞれ3.5→3.6にアップします。
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<2012年3月24日再訪>
 土曜の午後8時、ダメモトで電話したら「入れます」とのことだったので猛ダッシュ。ちょうど第一陣のお客さんたちがひけたばかりだったらしく、カウンターは6席ほど空いていたが、私たちが座ってからあっという間に埋まった。ラッキー。

 生ビールをあけながら、すみいかと平目、まぐろぶつの刺身盛合わせをつまむ。お通し(300円)のがめ煮はよく煮込まれていて出汁がしみこんでいる。おでん(800円)のハンペンはほんのりと甘い。

 天ぷらにしたアスパラ(800円)をかむといい香りが鼻に抜ける。旬のタケノコの土佐煮(700円)は歯ごたえがいい。さばの塩焼き(500円)はふかふかに焼けている。出汁巻き(650円)は大きくて食べ応えがある。揚小龍包(4個、800円)を食べ、滋賀の笑四季などをたっぷり飲んで、一人当たり5000円。

 ホールを一人で担当している男性はいつも忙しそうなのに、きちんと全席に気を配っていて、何か頼みたそうにしていると何も言わないのにメニューをさっと出してくれました。サービスの評価を3→3.5に変更。写真追加。
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<2011年8月訪問>
 いつもトタで行こうとして、電話すると、「予約でいっぱいです」とすげなく断られていた。今回は木曜の夜に、土曜の夜の予約を入れたら運よくとれて、初の入店。

 まずはエビス樽生でのどをうるおす。突き出し(300円)は切り干し大根。細めに切ってあり、歯ごたえがいい。

 最初は、牛すじ煮込み。とろける。出汁がうまい。飲み干す。

 鱧の天ぷら。さくっと噛むと、淡白なはずの鱧の旨味を感じる。粗塩が旨味を余計にひき立てる。

 揚げ小籠包。「熱々なので5分たってから食べて」と出てきたものをようやく口に。もっちりした皮を噛むと、ジュワっと肉汁が。臭みがなく、上品。

 水なすの漬物。鰹節がよく合う。

 サラダ。タレがおいしく、コショウがきいている。

 和牛ステーキ。表面は軽くあぶっていて香ばしい。黒コショウの塩梅が絶妙。

 海老しんじょう。さくさくとした皮の中にしっとりとした海老の身。

 酒も純米を中心に、福島の天明、福岡の若波、秋田の刈穂、愛知の義侠をいただく。どれも切れが良く、食が進む。

 最後は白菜の漬物に、シャケのおにぎり。

 満足。

 これだけの質の料理が、どれも1000円以下。若い板さん一人が調理場を切り盛りし、合わせて15人ほどのお客さんで満席のカウンターと小上がりを男性一人で仕切っているからこそできることだろう。忙しそうに店内を動き回っている姿を見て好感を持った。

 ちなみにお昼は予約を受け付けていないけど、午前中に来ればだいたい入れるとのことでした。

  • とうもろこしのかき揚げ
  • 熱々の汁を含んだ揚げ餃子
  • ステーキ

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