レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
3回
2019/04訪問 2019/04/30
宇都宮から東京に引っ越したため頻繁にこられなくなり、1年半ぶりの訪問になってしまったけれど、久しぶりにお邪魔したお店は次元が変わっていました。どんどん進化していたお店ですが、いままでとは一段よくなったように思います。すごい。
いつも通り、つまみと握りをお任せで頼みました。つまみは、解禁したばかりの毛ガニにいくらとキャビアを載せ、出汁のジュレをそえた料理でスタート。幸せ。次は岩手のうに。うにの殻に一口大のうにが行儀よく並んでいます。潮の香りと甘さがいい。無農薬の藁を焼いて香りをつけたかつおの塩たたき。絶妙。
刺身はあおやぎ、赤貝、キンメ、カレイ、赤貝のひもと細く切ったきゅうりを海苔で巻いたもの。いやぁ、美味い。
一番気に入ったのは、炙ったとらふぐの白子に卵黄を合わせたご飯。よくかきまぜてリゾットのようにして食べました。これは絶品。これだけでお腹がいっぱいになってもいいくらい、好き。お代わりしたかったぁ。
この間、お母さんの愛情がこもった筑前煮、水なますが合間あいまにでてきます。
握りは小肌、すみいか、漬け、まぐろの頭肉のとろたく、煮はまぐりで〆。そしてお母さんの味噌汁。
ご主人の石田さんはお酒を飲まないけれど、酒のラインナップは確かなもので、大好きな銘柄ばかり。三重の作、「夢ささら」というと栃木県が作った新しい酒米を使ったお酒(どこのか忘れてしまいました)、神奈川の天青、福岡の田中六五を飲み、一人当たり1万1000円。
まさに天国です。
引っ越してからはなかなか来られる機会がなかったけれど、やっと来ました。
もう宇都宮といったら、私の頭の中ではこちらが代表的なお店です。なんといってもつまみが美味しくて、日本酒も進みます。
最後は握りをお任せでいただき、大満足で新幹線へ。
つまみも握りも美味しさが進化していて、お店は満員でした。
大通り1丁目交差点から今小路通りを南下して、釜川沿いに左折した先にあるお寿司屋さんです。
<2016年4月再訪>
宇都宮最後の夜はこちらで決まり。ノドグロの煮つけやお造りを、すっきりした福島の日本酒「てふ」などでいただいた後、握りへ。あじや卵を抱いたメスのしゃこを堪能。お母さんの作った煮物やしじみの味噌汁でほっこりする。宇都宮、最高!
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<2016年3月再訪>
宇都宮に住んで3年余。夜にお邪魔するお店の中で一番リピートしているお店じゃないだろうか。なにせお寿司はもちろん手をかけたつまみもおいしくて、お酒もいいものがそろっている。そしてリーズナブルなお値段。何よりも居心地がいい。あと何度来られるだろうか。
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<2015年12月再訪>
事前に「カニが食べたい」とお願いしておき、お邪魔しました。せいこがに、ずわいがにの甲羅焼きで始まり、まぐろの頭肉の串焼き、海老芋、ふぐの白子焼きなどを堪能したらお腹がいっぱいになってしまい、握りはうにといかとカッパ巻きのみ。もう入りませんでした。隣のお客さんが穴子を食べて感激し、お代わりしていたのがとても気になったけれどギブアップ。やっぱりすごい。お酒も京都の「まつもと」と福島の「写楽」をいただき、一人当たり9000円。お母さんが出してくれたきんぴらや粕汁の美味さも相変わらずで、本当にこのお店の中で暮らしたいくらいです。
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<2015年9月再訪>
炙ったホタテとカニを合わせた料理でスタート。すじこなどとともに酒盗で出してくれた自家製ベーコンは塩加減が抜群でどんどん酒が進む。今シーズン初の松茸がたっぷり入った土瓶蒸しは香り味も濃く、一足先に秋真っ盛りの気分。スマのたたきは鰹とまぐろの食感や味わいを足して2で割ったような感じ。握りでいただいたサンマはとろけました。
ほかにもたくさんいただいたのですが、割愛。お酒は鍋島や新政をいただきました。何度通っても満足させていただきます。
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<2015年6月再訪>
久々の夜。最近は満員の日が多くてなかなか入れないという声を常連の方々から聞いていたけれど、この日は珍しくカウンターに座れた。
毛ガニと海老にジュンサイのジュレを混ぜ合わせた肴などで、新潟の酒・村祐を飲む。熱々に焼いた真ふぐの白子もいい肴に。握りの中では、ウニだれの中の小海老を食べてから小さく丸めたご飯を残ったウニだれにまぶして食べたものが特においしかった。こういったアイデア、どうやって浮かぶんだろう。
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<2015年3月再訪>
夜にお邪魔し、お任せでお願いしました。つまみは鰹と行者にんにくの和え物でスタート。とろけるような鰺や、この季節しか食べられないホタテの肝、そして作るのに2カ月かけるという鰹の塩切り。この塩切り、燻製のような滋味深い鰹とカチョカヴァッロチーズがよく合う。そのほかもたくさんいただいた後、握りは白えびで始まり、鯛や鮪の漬けなどを食べてお腹いっぱいに。お母さんの作る肉じゃがもおいしかった。
龍神や獺祭などをいただき、一人当たり8000円。最近、いつも満席に近いので予約していくのが安全です。
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<2014年11月再訪>
今回は夜。3連休最終日だが、連休前に予約し、ネタをとっておいていただく。いつものようにつまみからスタート。最初は今年初の香箱がに。あぁ~、来て良かった。
すじこの味噌漬けや子持ちのシャコ、八角の焼き物などをいただきながら、獺祭や龍神などを飲む。つまみがうまいのでお酒が止まらない。すると、さらにホタテ焼きや焼き海苔で巻いたイワシなどのお造り、皮をぱりぱりに焼いたタイに蟹のあんをかけたものなど、お酒にあうつまみを出してくれるので握りに到着するまでにお腹が膨れてしまう。
でも、ウニと蟹を和えた握りが出ると、お寿司は別腹みたいにどんどん入って行く。美しい漬けまぐろや煮あわびなどを堪能し、最後はいつものようにふわふわのカッパ巻きでシメ。
これだけ食べて飲んで一人当たり8500円。夜の総合と料理・味を4.2→4.5、サービスと雰囲気を3.8→4.0、酒・ドリンクを3.5→3.9へ変更します。
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<2014年9月再訪>
お任せはサンマのたたきから始まった。甘味がよく出ている。カツオの燻製などで群馬の龍神などをたっぷり飲み、握りはマグロのヅケから。塩を振ったウニや〆のかっぱ巻きまで。たっぷり堪能。一人当たり8000円。やはりすごい。
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<2014年6月再訪>
久しぶりに夜、お邪魔しました。おまかせで飲み、あとで握っていただきました。特にいしもちの煮つけは旨みと甘みがあわさって、最高。骨も全部抜いてあるので食べやすいし。握りはまぐろの頭肉とうににまいりました。あぁ~、幸せ。
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<2014年4月再訪>
日曜のお昼に事前予約してお邪魔しました。この日もお任せで瓶ビールとお酒を飲んでから、握りへ。お酒は軽くにしておこうと思ったら、日本酒にフルーティーでしっかりボディーの秋田の亜麻猫、コクがあるのにすっきりしている群馬の龍神があり、ついついお代わりしてしまいました。つまみはフグの白子焼きやシッポまで旨みがつまったシッタカガイ、カサゴの磯辺あえなど、おいしいものが次々と出てきました。握りは金目鯛の炙りや中トロ、玉子などをお腹いっぱい食べました。これで一人当たり6000円。すごすぎです。
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<2014年2月再訪>
土曜日の昼11時半前にお店の前を通ったら、のれんは出ていないけれど、お店の中に灯りがついている。もしかしたら営業するのかなと様子をうかがっていると、お母さんが気がついて招き入れてくれました。本当は出前と仕込みだけのつもりのようでしたが、カウンターで食事させてくださることに。恐縮です。
お任せで少しだけつまみで飲み、握りをいただきました。握りはもちろんですが、つまみも旬のおいしさがつまっていました。最初は穴子の稚魚の「のれそれ」。葛切りのようにツルッとした食感。これを紅葉おろしでいただきます。春の走りのこの時期の食べ物だそうで、初めていただきましたが、とてもおいしかった。
次いでからすみや嚙むほどに旨みが出て来るするめと大根、ワサビ醬油をかけ混ぜていただくカワハギのたたきでビールを飲み、握りへ。
コハダや炙った甘鯛など、すべておいしい。写真のほかに中トロ、ネギトロ、味噌汁などがつき、一人当たり約5000円です。こんなにおいしいお昼の割にはコスパ最高! CP3.9→4.0、料理・味と総合4.0→4.2へ変更します。写真追加。
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<2013年10月再訪>
早速再訪してきました。今回はカウンターに座って、お任せ(6000円)でいただきました。
最初は巾着。中には肉や糸コン。温かな出汁が染みこんで、熱燗とともに、体に染みます。冬になりましたね。
海苔の上にウニがのった小鉢は、一口でいただきます。磯の香りがぷ~んと広がりました。お造りは、しめたキス、イカ、筋子、しめ鯖など。白身は梅を混ぜたいり醬油で。
穴子の柳川鍋は、白いご飯にのせて食べたくなります。いい出汁が出ているんです。アイナメの煮付けは、弾力のある身にさっぱりした甘めの出汁が染みています。
ここから握り。海老、カワハギ、コハダ、中トロ、穴子、芽ネギと続きます。この芽ネギがうまい。鰹ぶしの香りがきいています。最後に味噌汁。具だくさんで、さっと七味をふって飲み干しました。
生ビールや熱燗をたらふく飲んで、一人当たり7700円。また、来ます!
総合3.9→4、味3.9→4へ変更。写真追加。
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<2013年10月訪問>
ジンギスカンのそら豆のそばで、繁華街から少し離れているため、隠れ家のようなお店です。
つまみと握りをお任せ(6000円)で頼みました。刺し身の盛り合わせにあった鯖のしめ具合は酒のつまみにぴったりで、さっと炙ったキンキもちょうどいい脂ののりになっていました。
特に気に入ったのがクジラベーコン。普通、真っ赤な色がついて出てきますが、こちらは着色しておらず、色は豚肉のように地味ですが、塩の漬け具合が絶妙で、嚙むほどに旨みが染み出るように滋味深い味わい。クジラはあまり好きでないので、普段はメニューにあっても頼みませんが、これは酒飲みにはたまりません。
握りのご飯は小ぶり。それに合わせてネタもこぶりですが、つまみで酒を飲んだ後にはこれぐらいがいい。
カウンターに小上がりだけのこじんまりしたお店で、にこやかな大将とおかあさんの温かな雰囲気に包まれた家庭的なお店でした。
日本酒の種類は少なめですが、いいものをそろえています。飲み代を含めて1人当たり8000円ほど。また、通いたいお店が増えました。
2位
1回
2016/03訪問 2016/03/23
とちぎ和牛にたどり着くまでに出る数々の逸品でお酒が止まりません
バンバ通りからろばた屋とう兵衛の角を曲がってすぐの場所にあるステーキハウスです。
<2016年3月再訪>
今回はメインのお肉にたどり着くまでの多様なおつまみを紹介。2代目のご主人が各地で見つけた具材を生かして作り上げた品の数々です。まずは、旨みの強いも塩を紹介してくださり、そこでとれた神馬草が登場。潮の香りがぷ~んと漂います。続いて三重の天然シマアジのカルパッチョ、定番のにんじんムースとウニの小鉢、糖度の高い茨城のスーパーフルーツトマトとホタテ、大谷のアスパラガスを庄内豚で巻いた逸品、湾内でとれたホタルイカのエスカルゴバター焼き、北海道の本ししゃもなど、写真を頼りに数えたら、メインの肉にたどり着くまでに16品もありました。そのうち、味噌をソースにした海老はうろ覚えになっているほど。これだからお酒が進んでしまうんです。覚えているだけでも白ワインと日本酒を4合近く飲んだのではなでしょうか。
最後は大好きな鴨肉と、とちぎ和牛のハンバーグ。もう食べきれません。これで一人当たり16000円。東京では考えられません。
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<2016年3月再訪>
予約の際に「鴨肉も食べたい」とお願いしておき、お邪魔しました。ここの鴨肉、ソースも最高なんです。コクがあって肉の旨みが一段と引き立てられます。普段は出さないので、要予約の逸品。その後に栃木和牛をいただき、最後にきれいな霜が入った馬肉を一切れサービスしていただきました。これも絶品でした。もちろんこれ以前に、2代目が新潟県津川町(現阿賀町)の糀屋で仕入れた糀を使った特製しもつかれや、旬のニシン、相変わらずほっぺたが落ちそうになるウニなど、たっぷりいただきました。
ワインもコクのある白や鴨肉のソースにも使った赤、日本酒の惣誉など、思う存分飲ませていただきました。やっぱりおいしい。
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<2015年7月訪問>
夜はワインバーとしても使える存じやすと同じオーナー店ですが、こちらは最高級のステーキなどの料理に特化したお店で、存じやすの2代目と3代目が厨房に立っています。
完全予約制で、料理はお任せ。ステーキは年間出荷頭数3300頭のとちぎ和牛の中で9%しか名乗れないという最高級ブランド「極(きわみ)」を使います。これが最後に出てくるまで、トマト好きの2代目が考案した創作料理などが次々と登場し、楽しませてくれます。お酒も年間200本製造してもらうという存じやす用の惣誉や、市販品よりも香りをきかせた特製の生ビール、そして厳選したワインなど、飲み物もこだわりがいっぱい。
この日は、栃木県産のさくらポークを使ったハムでスタート。これは旨みが凝縮されていて、お酒をより一層おいしく感じさせてくれ、コースのスタートにぴったりです。続いて、糖度の高い雪娘というとうもろこしで作ったアイスにウニがのって出てきました。これ、最高。
1日2つは必ず食べるというトマト好きの2代目が考案したトマトのキムチはトマトの甘みを生かしながら、最後にぴりっとした刺激があって、おもしろい。次は少量しか採取できず北海道でもなかなか手に入らないという昆布を山椒でつけた佃煮。ご飯が欲しくてたまらなくなります。
次は佐渡の毛ガニとやはり甘みの強いトマト。佐渡で毛ガニがとれること自体知らなかったのと、旨みがとても強いのとでびっくりの2乗。こんな食材を見つけてくるとは。
カワハギの肝和えは濃厚な肝がいい味を出していたので、ワインから日本酒に切り替えました。肉だけでなく魚介も満足させてくれます。次はすじこかと思ったら、マスの卵だそうで、これも旨みが強い。
大正エビの天ぷらは、カニとエビの中間のような食感。両方の良さをとったような味わいです。
箸休めに2代目がつけた小梅ととうがらし味噌をつまませてもらいました。これが美味しくて、少し分けてもらい、お持ち帰りさせていただきました。これを肴に家で酒を飲むのが楽しみです。
漁獲量が減少している日本アサリのグラタンはいい出汁が出ていて、一緒に入っているブロッコリーやカリフラワーにもいい味がついていました。
そして最後は「極」のステーキ。もうお腹いっぱいなのに、ついつい大きなカットをお願いし、最後は苦しくて仕方ありませんでした。でも、だからこそ、塩やわさびだけでなく、2代目が作った山椒の佃煮とともにいただくなど、楽しい食べ方も満喫させていただけました。
お客さんに料理とお酒はもちろん、雰囲気も楽しんでもらおうと、2代目と3代目から面白い話をたくさん聞かせていただきながら過ごす時間は幸福です。
覚えているだけで生ビール2杯、グラスワイン1杯、日本酒2杯などを飲み、お値段は1万8000円。高価なお店になじみのないやぼな男ではありますが、これだけのお値段でもすごく得をした気分にさせてくれるお店でした。もっと早く来れば良かったぁ。
3位
1回
2016/11訪問 2016/11/20
大山駅南口から川越街道に向かって4つめの角を左折し、さらに4つめの角を右折した右手にあるお寿司屋さんです。徒歩10分弱でしょうか。
<2016年11月再訪>
娘を連れてお邪魔しました。嬉しい報告があり、祝い酒となったので、ついつい日本酒が進んでしまって、最後のほうはいただいたものも忘れてしまいました。どれも美味しかったのと、一人当たり17000円ほどだったのだけは覚えています^^
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<2016年8月再訪>
念願だった再訪。前日までの台風で魚をそろえるのが大変だった、と言いながら、その苦労が楽しそうな大将にお任せで、まずはつまみから。初物のたらの白子は北海道産で、小ぶりで粘りが少ないけれど、食感と甘味が抜群。丸々として弾力のある甘海老や白貝などを次々とつまんだあと、握りへ。
どれも美味しかったけれど、中でも白いかに載せた北海道産のうにがとろけそうにうまかった。箱に詰まったうにを見せてもらうと、盛り上がっていました。この日は一箱3万6000円だったとか。濃厚な香りの味噌を載せたかにも抜群。
日本酒もかなりいただき、一人当たり1万6000円。やっぱりいいお店です。
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<2013年4月訪問>
こちらは常連のみかりんこさんのレビューを見て、前々から来てみたかったお店です。
念願かなって、平日の夜8時にお邪魔しました。店内はすべて座敷で、料理をする大将を囲むようにカウンターがあり、すでに2組のお客さんがいて、私たちもその片隅に入れてもらいました。隣は一つずつ席が空いていたので、ゆったり。
まずは瓶ビールを飲み、大将に「つまみを」とお願い。大将はにこやかに仕事をしていて、気さくに話しかけてくれます。
最初は漬けまぐろ、厚みのあるふっくらとした歯ざわりのきびなご、甘みのある明石のタコが出てきました。タコはそのままでもいいし、塩山椒につけていただくのもいい。
すぐに大将おすすめの土佐鶴のしぼりたて(冷)を追加。進み具合をみながら、タイミングよくつまみを出してくれます。北海道のうにや、あんきもと島根県の宍道湖産のしらうお、栃木県のザーサイなどなど。
つまみだけでお腹が膨れ気味になってきたので、握りに変更。車海老やボタンエビ、甘みのあるアジ、うにをのっけたイカ……。あまりのおいしさに土佐鶴を2回お代わり。
各地の旬を堪能させていただき、2人で計24000円。一人当たり12000円は少々高いけれど、これだけの質なら文句なし。ここはまた来たくなるお店でした。
4位
1回
2016/11訪問 2016/11/16
大阪城からもほど近い内平野にある串揚げ屋さんです。
<2016年11月再訪>
再訪したいとずっと念じてきていたからか、まだ1年ちょっとしか経っていないとは意外。今回は25種類すべていただきました。お酒も生ビールとワインを2本。すっかり酔ってしまいましたが、ゴルゴンゾーラチーズ揚げと白菜とリンゴの組み合わせや、こぶのカプセルを使った「鯛茶漬け」、フォアグラの泡ソースとくるみのコクを合わせた「ビーフシチュー」など、創作串のすばらしさに舌を巻きました。一人当たり8000円。また来たい!
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<2015年8月訪問>
夏といえば甲子園。ということで、大阪に来ました。世の中の多くの人がお盆休みに入ったこともあって安いホテルが満室続出。唯一空いていた谷町4丁目駅そばのホテルを抑えたのですが、まったく土地勘のない場所なので、お店を食べログでチェックし、評判が良かったこちらを予約しておきました。カウンターだけの小さなお店でなかなか予約が取れないそうですが、平日の営業開始と同時の早い時間でしかも一人だったことから予約が取れました。ラッキー!
串揚げはお任せで、お腹がいっぱいになったらストップをかけるシステムです。陶器に入ったクリーミーな生ビールを飲みながら、海老でスタートです。最初が海老って、テンションが上がります。次は柔らかな豚ヒレ肉。レモン、塩、ポン酢、タレの4種類のどれで食べるのが一番いいのか、一本ずつ丁寧に教えてくれます。
どの串も美味しいのですが、こちらのすごいのは、意外な食材の組み合わせで新しい美味しさを生み出しているところです。明太子と山椒、ツナとゴーヤ、白身魚と枝豆、アジと桃など、こちらでなければいただけない美味しさでした。
一人にもかかわらずついついお酒が進み、生ビール、白ワインのハーフボトル、赤ワイン(グラス〕をいただきました。
串は20本でストップして、〆に出汁茶漬けを食べ、しめて5700円。一人客も退屈にさせない接客といい、すごいお店でした。そばにあったら頻繁に通いたいお店です。
5位
3回
2017/07訪問 2017/07/09
花山椒の季節に来たかったけれど都合がつかず、久しぶりに伺いました。池袋で、日曜の夜に、おいしい和食がいただけるお店。貴重な存在です。
この日の料理はおかひじきの胡麻和えでスタート。からからに乾いたのどをビールで潤した後は、三重の「酒屋八兵衛」の山廃(800円)に変え、とうもろこしと旬の鱧の冷製に舌鼓。
豆腐のムース、おくらのすり流し、金目と水菜のサラダ、焼き鯵、アスパラガスとミニトマトと夏らしい料理が続き、イワシのつみれ、トマトと枝豆の卵とじ、蒸しホヤと日本酒が進むメニューへ。
〆は鮭ハラス茶漬け。愛知の生直井など、日本酒も最後までたっぷりいただき、一人当たり約1万円。ここにくると落ち着く~。
美しい八寸にセロリのすり流しなど、どんどん料理も進化していて、何度行っても飽きがきません。今回は4500円のコースにしぼりたてなどの旬のお酒を合わせて、一人当たり8000円。
池袋駅と要町の真ん中くらいで、奥まった路地の先にある料理屋さんです。
<2016年12月再訪>
何度か予約がとれず、ようやく久しぶりに訪問。6500円のコース。特に富山の白エビの一口寿司が絶品でした。
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<2016年7月再訪>
お任せ(6500円)は、細く切った金糸瓜の食感がいいおくらのお浸しでスタート。続く松坂牛の一口寿司でお腹を本格的に働かせ、トマトゼリー寄せなどでじっくりお酒を味わう。一息ついたところに今年初のハモの吸い物。たまりません。キャップを時間をかけて開けないと泡が噴出してしまうくらい初々しい静岡のシダシードルなどをぐいぐい飲んでしまいます。最後の焼きおにぎりのお茶漬けまで10品。珍しくあった新潟県のたかちよなど4種類のお酒をいただきました。
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<2016年5月再訪>
当日予約で久しぶりの訪問。いつもの通り、おいしい料理が並んだ。いつもと違ったのは入り口と裏手の戸を開けはなしていたので、いい風が入ってきたこと。風情がありました。
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<2015年10月再訪>
6500円コース。秋の色が濃く漂うお品書きでした。凌ぎのいくら寿司が絶品でした。
小松菜のおひたし、いくら寿司、前菜(レンコンと里芋の梅和えやイチジクの味噌和えなど)、カボチャのすり流し、お造り(北海道産ボタンエビ、ホウボウのこぶ締め、さんまのなめろう、イワシの梅和え)、サケ2色焼き、芋茎の和牛煮込み、四方竹とガンモドキ、芋茎、〆は縮緬山椒出汁茶漬け、リンゴの氷菓。2周年記念の醸し人九平次の呑み比べ(1000円)など、この日もたっぷりと東海のお酒をいただきました。
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<2015年6月再訪>
新しくできた料理10品(+ご飯)の6500円のコースを予約してお邪魔しました。いつもおいしいのに、ちょっとだけ物足りなさを感じていたのですが、今回は量的にも満足。
レンコンのずんだ和えから始まり、福井の甘海老の握りやトマトゼリー寄せなどの前菜、ハモと冬瓜とみょうがのお椀、メジマグロなどのお造り、かます焼き、玉子豆腐、洞爺湖牛のたたき、長芋と海老のしんじょう、タコときゅうり酢和えと続き、〆はちりめん山椒の焼きおにぎり茶漬け。日本酒3種で百春やシャルドネのグラスワインなどをたっぷりいただき、言うことなし。ごちそうさまでした。
総合、料理・味を3.9→4.0に変更します。写真も追加。
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<2014年12月再訪>
お任せコース(4500円)は白子焼きでスタート。表面があぶられた白子をかむと香ばしさとともに、柔らかな中身がとろけだす。ハートランドで始めたが、すぐに日本酒に変更。愛知や三重などのお酒を中心に3種飲み比べ(1000円)でツレと合わせて11種類をいただきました。
たらこやカボチャのきんとんなどの前菜は正月休みにあったら、これで一日中お酒を飲んでいたくなる逸品。最後のご飯までいつものようにおいしくいただきました。
総合、料理・味、サービスをそれぞれ3.8→3.9に変更します。
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<2014年9月再訪>
お任せコースは4500円のほか6500円もできていました。ただし、事前予約なので、この日は4500円コース。
先付は焼いたポテトの上に鯛の身とイクラがのっています。これ、うまっ! 塩辛も酒飲みには最高。
次は栗きんとんや松風。トマトのスープをジュレ風にしたものもさっぱりしていて、食欲を促してくれます。そして。さんまのお椀。これ、絶品でした。さんまが柔らかく、箸でさっと切れます。もちろん生臭さはなく、いいお出汁が染み込んでいて、おかわりしたかったぁ。
刺身やお肉などを楽しんだ後の〆は、焼きおにぎりのお茶漬け。デザートのなしまで、ハートランドビール(600円)や藤枝市の志太泉のひやおろし、酒くらべで3種(選んだのは、愛知県の醸し人九平次、兵庫県の義侠、愛知県のほしいずみ、ツレは愛知県の勲碧、三重県の酒屋八兵衛、京都の呑足味知)をおいしくいただきました。こちらの酒揃え、いいんですよぉ。店主のご出身の中部地方のお酒を中心にいいものがそろっていて、それも楽しみ。
で、一人当たり6500円。これはすごい。CPを3.5→3.8に変更します。
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<2014年1月訪問>
要町からだと5番出口を出て千川通りを池袋に向かい、光文社の先の路地を左折して突き当たりの右手角にあります。以前、鳥料理の鳥天狗(要町に移転)があった場所です。
狭い入り口を入ると5席のカウンターのみ。中に着物姿で素敵なおかみさんが一人。この方がおいしい料理をタイミングよく食べさせてくださいます。
料理は4500円のお任せだけです。掘りごたつ式になったカウンターに座ると、明治神宮でいただいたというお神酒をくださいました。口当たりのいいお酒です。
コースの最初はコリコリした食感がいいナマコの酢の物。富山時代によく食べていたので懐かしい。次がハタハタの焼き物。この季節になると食べたくなりますね。濃厚な旨味があります。付け合せのバターをはさんだ干し柿は絶品。これ、あればあるだけ食べてしまいそうです。
おかみさんは愛知出身だそうで、お酒も醸し人久平次(グラスで1000円)を中心に愛知のものがそろっていました。八丁味噌が載ったふろふき大根によくあいます。
ぶりなどの刺身は漬けて、前もって醤油がしみこませてあります。旨味が凝縮されていて、これはおいしい。
ステーキも肉の旨味がよくでています。カキの出汁がおいしいそばの後に、釜で炊いたご飯と味噌汁、漬物が出ました。このご飯、私の好きな硬さで、絶品です。
お酒もかなり飲み、一人当たり7500円。ここはいい!
6位
1回
2016/03訪問 2016/04/02
宇都宮中央警察署前交差点から2本競輪場通り側の路地を左折した左手にあるイタリア料理屋さんです。
<2016年3月再訪>
休日のお昼なので予約で満席。でもラッキーなことに先客がそろそろ出る時間ということで5分ほど待って入店。シェフのお任せランチコース(2200円)をいただきました。前菜のバーニャカウダーはグラスにチコリで囲むように野菜スティックが配置されていて、まるでザゼンソウのよう。真鱈のサフランリゾットは鱈の旨みがしっかりお米に吸収されていて美味。メインは真鯛のポワレを、ツレは子羊のソテーをいただきました。相変わらずうまい。
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<2016年2月再訪>
平日の午後1時に予約なしで伺いました。ちょうど1クールが終わった時間帯で1席空いたところでした。ほかは女性ばかりで満席。相変わらずの人気ぶり。本日はパスタランチ(1400円)でうにのクリームソースを選択。アルデンテにソースのいい香り。やはりここ、間違いない。
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<2015年4月再訪>
しばらくぶりに再訪。日曜の午後1時半過ぎに予約なしで伺い、カウンターでパスタランチ(1350円)をいただきました。前菜はジェノベソースでさっぱり味のフレッシュサラダとほうれん草のキッシュ、ハム。パスタはズッキーニと茄子のトマトソースを選択。デザートはコーヒーゼリーをジュレ風にしてそのほのかな苦みを生かしたバニラジェラートにチーズ添え。コクのあるコーヒーとの相性が抜群。相変わらずおいしい料理たちでした。
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<2014年11月再訪>
夜に貸し切りで使わせていただきました。たっぷりの前菜に、メインはお肉とフォアグラのソテーにトリュフ。カニの味噌のパスタなどをいただきました。飲み放題で、グラスの中のワインが減るとすぐに注いでくださるので何杯飲んだか分からりません^^
こちらでオープンしてもう8年目になるそうですが、いつお邪魔しても、お店のみなさんのにこやかでアットホームな接客に恐縮するばかりです。
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<2014年10月再訪>
同じビルに入っている西京で食事した後、軽くワインを飲もうと夜10時前に予約なしで立ち寄りました。飛び込みでは無理だと思ったのですが、運良く客がひけた後のようで、快く迎えてくださいました。おじさん4人がグラスワインとつまみにパスタ2種類を頼んだら、4人の皿に個別に取り分けて出してくださいました。これ、ありがたいですね。
こんな使い方もできるお店なんだなと新たな発見。近くにあった朱衛門が閉店してしまったので、軽く飲むためフラッと寄れるお店を探していたのですが、たまに夜にお邪魔させていただこうと思います。
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<2013年6月再訪>
この日はうれしいお客さまと一緒にランチ。いつもながら楽しいひとときを過ごさせていただきました。カツレツ、ボリュームあったなぁ。写真追加。
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<2013年3月再訪>
日曜のお昼に飛び込みで伺いました。
頼んだのはおすすめランチ(2000円)。前菜は野菜のキッシュ、鮪とアボカドのカルパッチョ、じゃがいものポタージュ、サラダ。軽めの赤ワイン(600円)とともにいただきました。
パスタは菜の花のリゾットを選択。さわやかな苦みが春らしくていい。ツレはアサリのパスタ。
主菜はカリッと焼けた鰆。白ワインにあう。ツレの子羊のグリルも柔らかでボリューミー。
デザートはチーズケーキとジェラート。グラスワインを2杯ずついただいて、一人当たり3200円。やっぱり美味で、コスパがいい。写真追加。
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〈2013年2月訪問〉
並びには女性に人気のカフェトラがあり、住宅街なのに人気店が点在しているステキな一画です。
週末のお昼1時15分ごろに入店。前日に予約したら12時台は満席で、1時過ぎになりました。伺う時は予約しておいた方が安全ですね。
1300円のパスタランチもありましたが、休日なのでワインを飲もうと思い、頼んだのはランチコース(2000円)。前菜盛り合わせとパスタ、魚か肉、デザート、食後の飲み物がつきます。
前菜は、ローストビーフ、アボカドとホタテ、鶏の白レバーペースト、サラダの4種。サラダのドレッシングは酸味がきいていて、うまい。鶏のレバーペーストもくせがなく、苦手のはずのツレが「おいしい」と言って食べていました。
グラスワインはボトルを持ってきてくれて料理と同様、きちんと説明してくれます。お代わりしましたが、違うワインを出してくださいました。
パスタはツレが渡り蟹のトマトソース。渡り蟹はくどい味付けで最後は飽きてしまうお店が結構多いのですが、こちらはトマトの酸味がきいていて最後までおいしくいただけたようです。私は菜の花とパルメザンチーズのサフランリゾット。ご飯の歯ごたえとチーズの混ざり具合が良く、菜の花のわずかな苦みがよりおいしさを引き立ててくれました。これ、美味。
メーンは骨付き子羊のグリルを選択。柔らかい。塩加減がちょうどよく、最後は手でもってかぶりつき、骨についた肉も食べきりました。ツレは若鶏もも肉のガーリックロースト。皮がカリッと焼け、肉はジューシー。ガーリックは風味が口の中に広がる程度に押さえていて、くどくない。
デザートはチーズケーキ。デザートも質が高い。コーヒーの香りとまろやかな酸味もいい。
繊細な料理に負けないくらい、ホール担当の女性2人はにこやかで説明も丁寧。カウンター越しに見えるシェフも、帰りはにっこりとあいさつしてくれます。
いいですね、このお店。
7位
1回
2016/01訪問 2016/01/16
塩原温泉郷のメーン通り沿いで、箒川のほとりにある割烹旅館です。
<2016年1月再訪>
雪が積もっていたら自家用車は止めようと思っていたけれど、暖冬でそんな心配は無用だった。冬の風情は味わえなかったけれど、それでも身が引き締まるような寒さの中で入る露天ぶろは満吉できたし、なによりも食事が今回も素晴らしかった。特に、イワナの刺し身がこんなに弾力あるものだと初めて知ったし、もう満腹で何も入らないと思っていたコースの終盤に出た味の濃い日光御養卵とフカヒレを合わせた茶碗蒸しは絶品だった。何よりも次の日の朝食がこれまでただいたものの中で最高のおいしさ。ご飯の炊き具合ももちろんいいのだけれど、余分な水分を吸い取ってくれるという、備前焼に似た青森県の焼き物の茶碗に盛ったご飯のおいしさに魅せられた。
コースのほんの一部だけ写真を追加しておきます。
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<2014年10月再訪>
紅葉狩りのシーズンに予約がとれ、再訪。今回も、マツタケや柿など秋の旬の料理を堪能させていただきました。おいしくてついつい飲み過ぎてしまいます。料理の量も多く、翌朝になってもお腹がいっぱいの状態なのですが、食べてしまうんですね、朝ご飯。1泊で2キロ太りました。でも、また来たい!
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<2014年3月訪問>
箒川に面した絶景の旅館はこじんまりしていて、その分、隅から隅までおもてなしが行き届き、大満足でした。到着するとまず雛飾りで華やかなロビーで抹茶のサービス。滞在中はいつでもロビーでコーヒーやジュースもサービスされます。
部屋は最も広い離れ「武蔵」で、部屋にウッドデッキつきの広い露天風呂がついています。部屋風呂ではない露天風呂にはお酒のサーバーがあり、紙コップで自由に飲めます。露天風呂につかりながらお酒を飲む夢がかないました。
食事は個室で。夕食は12000円コースをお願いしました。スマホで撮った写真なので暗くなってしまったのですが、春香うどや県産のヤシオマス、イワナ、とちぎ牛など地元の食材を丁寧に料理した数々は大満足でした。
道明寺に鰆を載せ、桜の葉で包んだ前菜から、心臓を射抜かれました。春白魚の新緑仕立てはずんだをすりつぶした汁がててもおいしい。先付けの料理長特製の塩辛や焼き八寸のヤシオマス田楽焼きに添えられた小鉢も酒の肴に最高です。
生ビール(800円)、地酒3種の飲み比べ(900円)、チリの赤ワイン(フルボトル3000円)と思い切り飲みました。
朝食も自家製のびっくりするくらい滑らかな豆腐や大きな出汁巻き玉子など、昨夜の名残でお腹がいっぱいだったにもかかわらず、食べ尽くしてしまいました。
ここは料理も旅館も最高でした。また来たい!
8位
1回
2016/12訪問 2016/12/19
西池袋の二又交番前交差点そばの路地裏にあるフランス料理屋さんです。
池袋のフレンチといえば、残念ながら閉店したトラント・トワとこちらが有名で、いつか来たいと思っていましたが、ようやくタイミングがあって夜にお邪魔できました。前もって軽めの税込み5044円のコースをお願いしておきました。
インテリアはシックで大人な雰囲気。ゆったりとした気分で食事ができます。お酒は料理とのペアリング(3240円)でお願いしました。
アミューズは豚肉のリエットと、ポルチーニ茸が入った香りのいい揚げ団子。この塩気もちょうどよく、お代わりが欲しいほど気に入りました。ペアリングのお酒が始まる前に、ハートランドでのどをうるおします。
前菜は半生の赤海老に食感のいいビーツ。残念ながら撮ったはずの写真が記録されておらず、画像がありません。ペアリングは滋賀の日本酒・笑四季(えみしき)のひやおろしです。すっきりして程よいコクがあり、海老によく合います。ソムリエの熊本康治さんのお酒の選択は最後までばっちりでした。
魚は三崎のスズキ。イクラが添えられています。肉は埼玉の豚ロース。ナイフを入れるとサクサクっといい切りごたえ。紫芋や芽キャベツとともにパセリが添えられていますが、パセリには根もついていて、この根の味の濃さにびっくりしました。初めて食べたけれど、根って美味しいんですね。香りもいい。
パンはウコン、ミルク、ライ麦の3種類。どれももっちりしていて、買ってかえりたいほど好みでした。
シャルドネ、2001年産のシラーとワインをいただき、最後はサービスで出してくださったリンゴをつけたブランデー。コクと甘味がまろやかに溶け合っていて香りもふくよか。
デザートはモンブラン。中にカシスのアイスが入っていて、甘味と酸味のバランスがいい。コーヒーも香りがよく、〆として最高。料理はもちろん、お酒も雰囲気もとても気に入りました。もっと早く来ればよかった。通わせていただきたいと思います。
9位
3回
2019/03訪問 2019/03/24
いざというときの隠し球であり、決め球でもある、私にとってのとっておきのお店です。
この日も旧友とともに別館へ。そういえば、本館で一度も飲んだことがないような気がする。でも、別館の方が勝手知ったる店なので、落ち着きます。
お任せ(3500円)しかないので、だまって座っていればお通しから出てきます。本日は、豆腐とクリ-ムチーズの味噌漬け。このチーズが濃厚で、ビールのつまみにばっちりです。
お造りはシマアジと鯛。炙った皮もパリッとしている。身は塩で。
塩焼きの鰆はふっくらと厚みがあります。鶏つくねと春野菜、里芋の揚げ饅頭と、食べ応えのある料理が続いた後に、牡蠣の茶碗蒸しが出て、〆の蛸の土鍋ご飯となりました。
生ビール、日本酒の日高見、新橋のおやじ、しゅわしゅわの「風の森」などをいただいて、一人当たり約7000円。日本酒がいいものでも1合1300円ほどなので、心置きなく飲めます。
一日の疲れを癒やすために街に繰り出した会社員でごった返す新橋駅前から5分も歩くと、喧噪とは無縁の落ち着いた通りが延びる。その一画にあるこちらの別館で、お任せコース(5000円)をいただいた。
絹よりも滑らかな舌触りの豆腐の前菜から始まり、ふわふわに炊きあがった桜エビとエンドウ豆の炊き込みごはんまで、計7品の料理が出てきて、どれも笑顔になってしまうようなおいしさ。
ビールや日本酒をたっぷりいただき、一人当たり6000円余り。改めてコスパの良さにもうならされました。
新橋駅からニュー新橋ビルの前を通って真っすぐ進み2つ目の信号を越えてから2本目の細い路地を入った先にある和食屋さんです。
事前に予約をしておき、台風の夜に訪れました。案内されたのは本店の手前にあるビル2階の離れ。古いビルですが中は落ち着いた、いい雰囲気。こちらはお任せ(4104円)のみで、あとはお酒代だけです。日本酒は面白いお酒がそろっていて飽きません。
最初に出てきた自家製豆腐と冬瓜の菊花添えをつまみに、生ビール(琥珀の時間、750円)で乾杯。のどが渇いていたのでおしかたけれど、やっぱり日本酒が合います。そこで頼んだのは「新橋の男達(おやじたち)の酒」。広島の酒蔵が作ったお酒で、すっきりしていてほどよい旨みもあり、スターターにはぴったり。
塩で食べると旨みが一層強くなるアジと真鯛とタコの刺身、皮をぱりぱりに炙ったはまちの塩焼き、出汁のきいたお椀、きのこの香りがふくよかなライスコロッケと、一つひとつに満足感のある料理が続きます。作のプロトタイプGと、楯野川のたてにゃんと親しみのある銘柄だけど少しかわったバージョンのお酒をいただき、最後は写楽で〆ました。
料理は焼きナスの餡をかけたマツタケの茶碗蒸しの後、栗ご飯。小口ネギと胡麻の香りが良く、おいしい味噌汁とともにいただきました。
どれも美味しくて、〆の栗ご飯はお代わりしたかった。これで一人当たり7500円ほど。予約が取りづらいわけです。
10位
2回
2017/12訪問 2017/12/10
貝とハリハリ漬けのお通しで始まり、蒸し里芋、塩で和えたセリ、おでんの大根とごぼうさつま揚げ……。
旬の具材をさらに美味しくするのは、限定されたお店にしか卸されない新潟・久保田の萬寿の無濾過生酒や山本、竹泉といったしっかりした旨みがあるお酒。
定番のしゃぶしゃぶサラダのほか黒毛和牛の握り、野菜の旨みを吸った汁があふれる餃子などをいただき、一人当たり約4500円。いつもながら、すごい。
東武東上線のときわ台駅のそばにある居酒屋さん。
<2016年10月再訪>
秋刀魚をたべたかったけれど、やはり不漁で、細いものしかなかったので仕入れていないとのこと。残念。その代り、とろっとろの真イワシの刺身(600円)がありました。脂がのり甘味もあって美味。お通しのサメの皮の煮凝りもコクがあって京都の澤屋まつもとにぴったり。ごぼうの唐揚げやレンコンのチーズクリーム和え(どちらも380円)などをいただきました。ほかの料理や〆のおにぎりなどを入れて〆て一人当たり5000円。すごすぎ。
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<2016年5月再訪>
東京に戻ったら。こちらに行かずにはいられません。週末の夜にお邪魔し、日本酒は三重の而今などを飲み、焼き筍など旬の料理をたっぷりいただきました。またお世話になります。
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<2015年8月再訪>
初物のさんまや肉厚でふわふわのトロホッケ、牛すじ塩煮込みなどを食べつつ、夏の酒を選択。まずは福岡の夏吟醸、cicala(チカーラ、三井の春、グラス450円)、続いて旨みが強い奈良の篠峯夏涼480円、夏のnigorizakeなどを飲む。やはりいい店だ。
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<2014年4月再訪>
この季節はタケノコ。焼いたものをいただき舌鼓を打ちながら、秋田の一白水成などをいただく。お通しのバイ貝もいい具合に煮付けられていて、酒が進む。記憶をなくすくらい食べて飲んでも、2人で1万円しない。高級料亭にはない満足感。すごいぞ日本!
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<2013年12月再訪>
久しぶりにお邪魔しました。お通しにはサザエのつぼ焼き。肝までうまい。豚しゃぶ肉と野菜に胡麻ドレッシングがかかった鳥新サラダ(580円)など、いつもながらおいしい料理と島根の天穏などを熱燗でたっぷり飲みました。本日の圧巻は鰆の塩焼き(780円)。身の厚さといったら、びっくり。しかもとろけるように柔らか。300円台の料理が多いこの店では特別に高い値段だが、この質からすれば大安売りのような価格設定。やはりすごい。
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<2012年10月26日再訪>
やっぱり旬のとらふぐ。軽く塩が振ってある唐揚げをそのままいただくのもよし、あっさりしたタレにさっとつけていただくもよし。かつおとわかめの1番出汁と2番出汁を足し合わせた出汁につけた出汁巻き卵もおもしろかった。
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<2012年9月28日再訪>
メニューは秋ものに変わっていました。一足早くわけあり紅ズワイガニ(780円)とブラックタイガーの大えび(680円)などをいただきました。これからまた魚がおいしい季節になります。楽しみ。写真追加。
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<2012年8月10日再訪>
金曜の夜8時、またまた運よくカウンターが空いていた。最後の〆の真鯛茶漬けは出汁がきいていて美味。シジミ汁もうまかった。
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<2012年7月27日再訪>
金曜の夜8時15分に入店。ちょうど先客が出たところで運よく入れました。アユの塩焼きや新さんま、ふかふかで大きなはんぺんなどをいただきました。この日は島根の酒・天穏をぬる缶で飲めたのがうれしかった。この酒はぬる缶だと香りがたつ。お酒の品揃えが本当にいい店だ。
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<2012年6月22日再訪>
そんなに好きではなかったのに、この日食べた生しらすのお造り(480円)は甘くてとろけるようで気に入った。トマトの三杯酢は優しい酸味で、全部飲んでしまった。メニューにない焼きおにぎりをお願いし〆。写真追加。
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<2012年5月10日再訪>
この日は秋田のお酒「阿櫻」にがつんときた。無ろ過の生原酒で香りがふくよか。切れもいい。大将は全国を歩いて気に入った酒を仕入れてくるらしい。なるほど、日本酒の品揃えに個性があるわけだ。何度通っても飽きない。写真追加。
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<2012年4月25日再訪>
旬の筍の焼き物、うどの酢味噌和えなどをいただく。素材の良さとその味を生かした料理はさすがだ。この日は〆を検討していたら、大将が「アジのたたきをご飯にのせて出汁をかければ、おいしいよ」とメニューにない提案をしてくれ、それにのった。熱々の出汁をかけると一流の〆になる。うまい!写真追加。
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<2012年2月23日再訪>
この日はマテ貝の鮭蒸しでスタート。貝の身に旨味が詰まっていて美味。それがあふれ出た出汁も残らず完食。生鮭のハラス炙り焼きはしっとり焼きあがっている。これで380円。しゃきしゃきした歯ごたえのフカヒレに梅を合えた料理は、一人前に足りない量しかなかったということでタダでサービスしてくれました。うれしい。サービスの評価を3→3.5に変更。写真追加。
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<2011年12月10日再訪>
やっぱり最高。味、CPとともに総合の点数も★4→4.5にアップ。
純米酒仕込みのトロホッケ焼き(480円)は皮がぱりぱりしているのに、身はジューシーで骨まで食べられる。こんなホッケ、食べたことない。セコカニ売り切れ、残念。白子ポン酢は「一人前に足りない量しか残っていないので」と、無料にしてくれた。
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<2011年9月24日再訪>
今回は軽くつまみに訪問。
前回食べなかったエシャロットときざみみょうがで「すっぴんるみこの酒」を飲む。なんてしゃきしゃきしているんだろう。どちらも日本酒によく合う。
サンマの塩焼きや川海老のから揚げ、ポークソーセージなどをつまみ、最後におにぎり。
やっぱり何を食べてもおいしい。2人で3杯ずつ日本酒などを飲んで計6000円弱。幸せ。
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「鳥新」という名前から、焼き鳥やさんかと思って入ったが、うれしい感じで裏切られた。ここは魚と日本酒のおいしいお店でした。
まずは鳥新サラダ(480円)。トマトと葉もののサラダにこまかなフライたまねぎが入っていて、食感もいい。秋田の生カキ(500円)はプリプリで潮の香りが利いている。タコと大根の梅肉和え(550円)は口の中をさっぱりさせて、気分を変える。イサキのお造り(ハーフという量で売るのもうれしい、380円)や塩味の利いた川エビのから揚げ(380円)も抜群。
日本酒は種類が多く、そのお酒にあった飲み方をマスターが教えてくれる。三重の「すっぴんるみこの酒」(600円)は飲んでみる価値があります。島根の「天穏」もぬる燗をさらにさませて飲むのがおいしい!
コストパフォーマンスのいいお店が多いときわ台の中でも、ここのCPはすごい。
休みの日には朝から晩まで気に向くまま、だらだらとここで飲み続けていたい。そう思わせてくれるお店に出会うと嬉しいですね。今年はそんなお店を選んでみました。ちょっと奮発するけれど、そんなに目の玉が飛び出しそうなほどには高くない、しかも雰囲気や居心地がよくて、もちろん料理もお酒も美味しい。そんなお店たちです。拠点の宇都宮、東京のほか、大阪から1店だけリストアップしました。
これからもお世話になるであろうお店たちです。今後もよろしくお願いいたしますという感謝の気持ちをこめて。