『延岡3日間の旅(実質は2日)』no chaserさんの日記

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When a man loves a wo麺 〜♪

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日記詳細

キャンプの翌朝。
昨日に続いて天気は良い。
まだ朝早いので気温も上がらず気持ちが良い。(^^
大きく伸びをして顔を洗い、コーヒーを淹れてしばらくはゆったりと。

この日はいよいよ鮎を食べる日。
開店までにはまだ時間が有るのでゆっくりとはできるのだけど、その前に風呂に入りたい。
キャンプ場にはコインシャワーが有るけど、折角なら温泉に入ってみたいなぁ、と。
温泉とか何十年ぶりかの事。(^^;
で、市内の温泉を調べてみると、幾つかは在るけど営業開始が遅め。
なので、少し遠いけど門川の「門川温泉心の杜」が早めに開く様なのでそこに決定。
門川地区は若い頃何度も釣りに来た所なので、近づくに連れて見えてくる風景が懐かしい。
あの頃と余り変わっていない気がする。

温泉は海から少し上がった高台の所に在ったが、まるで体育館の様な大きな建物にちょっと驚く。
久しぶりの温泉なのでちよっとまごついたけど、熱い風呂は苦手な私には丁度いい温度の温泉だった。(^^

さっぱりして、さて行くか。(^^

その前に、鮎簗が設置される予定の場所を見てみよう、と行ってみるとやはりまだ何も無かった。
ま、場所は覚えたので秋口にまた来てみようかな、と思いつつ目的のお店へと向かってみる。

五ヶ瀬川は最下流部に来ると、大きな中洲を挟んで五ヶ瀬川と大瀬川に分かれるのだけど、なぜか本流に見える大きな流れの方が大瀬川と名前が変わり、五ヶ瀬川は支流の様な細い川となって、その後行縢川・祝子川・北川と合流して再び大きな流れとなり、大瀬川とは合流せずそのまま日向灘に流れる。
昔から不思議に思っていたけど、何でだろう。
そのまま五ヶ瀬川にすれば良かったのに、と思うが・・。
だって、五ヶ瀬川の名前に比べたら、県外の人には大瀬川の名前って知られていないと思うけどねぇ。

それはさておき、目的のお店へ。
ナビ頼りで行ってみると、お店はその大瀬川の堤防沿いに在る筈だが、行ってみるとそれらしき物は見当たらない。
ナビがピンポイントで位置を示すけど、そこにはそんなお店らしきものは無いよ。(^^;
ピンの位置がずれているのかと思い、先の方まで行ってみるが、やはりそれらしきお店は見当たらない。
なのでもう一度ぐるっと回って戻って来てみると・・・もしかして?・・ここから入って行くのかな?・・。
ピンが指し示す場所の横に、軽でも躊躇するくらいの狭く斜めに下っている道が見えている。
・・・ここから?
ナビを信じるとしたらここから入っていくしかないが・・。
5秒程迷って・・・えぇぃ、行ってみるか!
と、覚悟を決めて降りていくと・・・うっ?
その先はさらに細くなっていて、ちょっとでもハンドル操作を誤れば田んぼに落ちそうな道。(^^;
さらにその先がどうなっているのか判らない(大きな道に出るのか、完全に行き止まりになるのか)ので、あぁ、こりゃ無理だ。(^^;
その先は諦める。(^^
なので、車を道路に停めたまま(他に車が来る雰囲気は全く無い)歩いて周りの様子を見て廻るけど、どれも普通の民家で、お店と思わせる建物は無い。
全く場所を間違っているのか、それとも既にお店は無くなっているのか・・。
何れにしてもこのままこの場所に居る訳にもいかず戻るのだけど、Uターンできるスペースなどこれっぽちも無い道。(^^;
幸いその道には民家へ続く同じくらい細い道が交差していて、その部分が若干広くなっていたので、落ちない様に、擦らないようにと慎重にそこまでじわじわとバックし、そこで何度も切り返してやっと方向転換。
前を向き直して漸く堤防の道へと上がれた。(^^

ふう〜、えらい目に遭った。(^^;

結局場所は不明のまま諦める事に。
後でお店に電話を掛けてみたけど(初めからそうしなさい)、誰も出なかった。(^^;
もしかしたら落鮎の時期になってから営業始められるのかもしれないけど、いずれにしても今は食べれない事には変わらない。(^^;

さあ、どうしようか?

鮎簗を営業するお店で(まだ営業時間中)・・・とも考えるけど、あまり気が乗らない・・。
市内ではかなりの老舗のお店の様だけど鮎料理専門店とかでは無く定食有り・宴会有りな、家族連れや観光客も訪れる様なお店。
私が求めているものとはちょっと違う・・・。
市内の他のお店も探してみるけど、やはりちょっと違うかなあ。

この時は朝も食べていなかったので、一旦仕切り直ししてラーメンに行く事に。(^^
鮎はその後でまた考えれば良いだろう。
延岡まで来て1軒で終わるのもチト寂しいしねぇ。(^^;
なので、市内のラーメン店を食べログ検索してみると、1位は「再来軒」。
以前食べた時も1位だったけど、今もまだ1位を保っているとは凄いなぁ。(^^
でも、食べた事があるので2位のお店を見ると、「らあめん 風や」だった。
特にレビューとかも確認せず、2位なら良いやとそこに決定。
でも、この日は営業日でまだ営業時間内なのを事前に確認して行ってみると・・・・「本日臨時休業」の貼り紙。
えっ?
・・・う〜ん・・。
仕方がないので再度検索して3位のお店へ、とも思ったけど、国道沿いに如何にも豚骨と言った店名のお店が有ったのでそちらに行ってみるが、店頭を見てみると・・・お客さん並んでいる・・。
駐車場も空いてなさそう・・・なのでそのままスルー。(^^;
・・・う〜ん・・。
引き返して市内のお店へとも思ったけど、そう言えばこの先にもお店が在ったなぁ・・。
温泉に行く時に見掛けていたので・・・・もうそこで良いや・・と。(^^;
多分お客さんも少なく、駐車場も空いているだろう、と行ったのが「旭来軒」。(^^
で、「旭来軒」を出て、さて?

念の為ともう一度鮎料理を出すお店を検索してみると・・・・おや?
市内からはず〜っと離れた所に1箇所在った。
調べてみると、鮎料理と鰻料理がメインのお店の様。
あ、ここで良いや。(^^
私が望む専門店では無いけど、それに近い感じなのでそこにしよう。(^^
延岡市内からはかなり外れてしまうが、帰り道の途中に在るので都合も良い。

ただ、時間的にはまだ早くて、延岡での用事がまだ済んでいない。
用事を済ませてからだとお店の営業時間には間に合わないが・・。
どうしようか?
結局、用事の方が優先するので、鮎は翌日にする事にした。
記念日からは1日ずれてしまうけど、鮎を食べる事に意義が有るのでそれはそれでヨシとしよう。

そうなるとこの後は・・。
10年前の私だったら、あと2〜3軒はラーメン店を巡っているはずだが、今はもうそんな事はしない。(^^;
ならば、周辺のキャンプ場でも下見をしてみようか。

と思い立って向かったのが「祝子川キャンプ場」。
若い頃は何度も釣りに行ったし、家族でキャンプに行った事もある所。
久しぶりにあの綺麗な流れの川を見てみたいとも思った。

で、川沿いの狭いクネクネ道を登っていく。
先には大きな町等は無いのでバイパスなどは無し。
若い頃通った姿のまま(多少は広くなったり、きれいになった所も有る)。
離合ができない場所も多くて気を使うが、土曜日だけど少し時間も遅いので対向車は少ないだろうと思っていたら・・・・⁉︎
離合出来ない場所で・・・・ダンプに出会った‼︎
くねくねの山道を走るのは好きなので、今まで何度か離合できない道で対抗車に出会った事は有るけど、ダンプは初めて!(^^;
道幅一杯のダンプでいらっしゃる。(^^;
こちらが登りなのでバックするのだけど、狭くて曲がっていて、しかも離合場所までは結構距離がある。
バックはあまり得意ではないので、ヒヤヒヤしながら下がって行く。
少々擦っても良いから川底には落ちない様にと神経を使いながらバックして、漸く離合場所に到着。
それでもダンプとはギリギリだった。(^^;
ふぅ・・いきなりダンプに出会うなんて、と思いつつ再出発。
でも、しばらく行くとまたダンプとご対面。(^^;
えぇ、マジかよ。
土曜日だよ、仕事は休みじゃないの?
呆れつつも苦笑いしてまたもやバック。
2度目の方が曲がりがキツく距離も有ったけど、なんとか擦らず離合完了。

結局、途中まで7台の車と遭遇し、その度に下がらされた。(^^;
しかも、まだキャンプ場には着いていない。
そんなに遠かったイメージは無かったのだが・・・。
う〜ん、このまま行っても微妙な時間になりそうだなぁ。
着いてもゆっくり見て回る時間はなさそうだし、帰りは下りとは言え対向車が来ればそれなりに時間を取られてしまう。
結構時間が掛かってしまったので、用事の時間にも微妙になって来たし・・。
今回は縁が無かったかなぁ・・・次回また来る事も有るだろうから・・。

と、途中でUターンを決断。

下りは快適だった。(^^
対向車も有ったけど離合できる場所だったのでノンストップ。(^^
最後に上りで離合した車に追いついたくらい。(^^
なので、用事の少し前に市内に到着できた。


用事とは、延岡に一人で住んでいる義理の妹に届け物をする事。
随分と連絡は取っていなかったので、体調面の心配もあった。
事前に行く事を連絡した時は元気な声だったが・・。
で、連絡をしてみると、丁度いま仕事から帰って来た所と。
なので今から向かうと告げて家まで。

周辺は、初めて来た頃とは随分と開発が進んで様変わりしているが、家はあの当時のまま。
玄関前の石垣に沢蟹が居るのも変わっていない。
久しぶりぃ〜、と挨拶して玄関を上る。
初めに仏壇に手を合わせ、そしてまた久しぶりだねぇ、と。
初めて来た時は彼女はまだ高校生だったが、流石に今は立派なおばちゃんになっている。(^^
でも、声はあの頃と少しも変わっていない。
良かった、元気そうだ。
話を聞いてみると、仕事は続けていて、仕事自体も楽しく友達も出来たとの事。
一人暮らしだと、寂しい思いもする事あるだろうと気掛かりだったけど、二匹の猫ちゃんが新しい家族になっていた。
心の中は測り知れないけど、無事に暮らせているようだ。
家から持ってきた届け物を渡すと、喜んでくれた。

短い時間だったけど、元気な姿を見れて良かった。
これからは、時々連絡をしなければなぁ、と反省しながら家を後に。


初めは今日鮎を食べて一泊し、明日の朝用事を済ます予定だったけど、鮎が明日になったので帰りの距離の事も考えて早めに移動しようと思う。
ただ、すぐ移動した所でお店の営業は終わっているので、途中のキャンプ場の下見しながら「道の駅みえ」で車中泊をして一夜を過ごす事にした。

と言う事で、まずは「中岳キャンプ場」に行ってみようと思うが、その前に「トトロのバス停」と「猫バス」を見学。
過去2度行った事があるけど、最後に行ったのがもう20年以上前(かな。記憶は曖昧(^^;)の事。
キャンプ場への行き道に在るので寄ってみる。
で、行ってみると・・あれ?「トトロのバス停」が無い!
えっ?
おかしいなぁ?確か小さな川沿いに在ったはずだが・・・。
徐行しながら見てみるけど・・無い。
その内に「猫バス」が見えてきた。(^^;

「猫バス」は以前と同じ場所。
ちょっと色褪せた感じはするけど、雰囲気は当時のまま。
対岸から眺めるだけで近くまでは行かなかったけど、木々に囲まれて佇む姿はもうすっかり風景に馴染んでいる様に見える。
一方「トトロのバス停」は・・?
先まで行って見ても無かったので引き返してみると・・・・在った!
川沿いではなく、その向かい側に在った。
えっ?
私の記憶違い?
記憶に残る朧げな映像と目の前に建っている場所が一致しないけど・・。
その姿は当時のまま変わらないと感じるが・・。
後でちょっと調べてみたら、老朽化した為今の場所に移設されたらしい。
あぁ、成程ね。(^^

短い時間だったけど、前回と前々回の頃の事がぼんやりと思い出され、ちょっと感傷を覚えつつもキャンプ場に向かう。

キャンプ場は「トトロのバス停」からも割りと近い。
「中岳川」の河原の横の草地がキャンプ場で、すでに何組かのキャンパーが入っていた。
車を駐めて一旦河原に降りてみる。
渓流とまでは言えない清流だが、若干水量は少なめだったけど水はきれい。
サイトは割と開けた草地で、設営はし易そう。
料金無料で予約も不要のキャンプ場なので、このままここでキャンプしようかとも思ったけど、どうも夜は雨が降りそう・・・。
設営した後なら良いけど、撤収時も降っていたら嫌だなぁ。(^^;
ま、場所は覚えたので次回でも良いか。(^^

と言う事で、今夜の宿の「道の駅 みえ」に向かう。
雨模様だったのでもう薄暗くなっていたが、やはり途中で降り出した。
道の駅は既に営業時間は過ぎていて灯りは消えている。
広い駐車場には車は2台。
こちらも車中泊なのかな?
一旦寝床を整えて、途中のコンビニで買ったおにぎりと缶ビールで晩御飯を済ませ(車中泊の時は大体このパターン)、お休みの時間まで読み残しの小説を読んで過ごす。

ただ、この夜の雨はちょっと違っていて、穏やかに降っていたかと思えば途中からゲリラ豪雨の様な降りに変わり、激しく車の屋根を叩く。
周りの景色も見えないくらい。
かと思えば、ふと気が抜けた様に小雨になり、止んだかな?と思ったらまたバラバラバラバラと激しく降り出す。
一晩中そんな感じで、雷鳴も朝まで続いていた。
さっき見てきたキャンプ場はほとんどがファミリーだったけど、大丈夫だったろうか?
ま、何事もなければ夏休みの良い思い出になっただろうけど。

翌朝。
雨は多少降っているけど、昨晩の様な降りではない。
まだ時間は早いので、「辻河原公園キャンプ場」と「原尻の滝」に行ってみる。

「辻河原公園キャンプ場」も「緒方川」の河原の横の草地がキャンプ場になっている。
でも、雨が少し強くなって来たので車内から見学。(^^;
丁度1組が撤収中だったけど、雨の中の撤収は大変そう。(^^;
ここも無料で利用できるので、次回はここと「中岳キャンプ場」で連泊しようかな。(^^

「原尻の滝」は、東洋のナイヤガラとも称され、山奥とかではなく平地に在るので行き易い滝。
いつか行ってみたいと思っていたので、ちょうど良い機会になった。
で、行って見ると・・ん?思ったよりは水量が少なくて、持っていたミニナイヤガラのイメージとはちょっと違った・・。
昨晩の大雨の事を考えればかなり水量が増えて、さぞかし雄大な眺めになってるだろうと期待していたのだが・・。
もしかしたら、道の駅周辺のみ降っていたのだろうか?
ま、観光用の写真は一番状態の良い時に撮られた物だろうから、多少のギャップは仕方がないか。(^^;
でもまぁ、以前から見てみたいと思っていたので、それなりに満足。

さて、そろそろ時間的にも良くなって来たので、今回の旅の目的のメインである鮎を食べに行こう。(^^
と言う事で来た道を戻っていくと、昨晩泊まった道の駅からもそう遠くない所。

お店の名前は「 」。
(この後色々と有るので、店名は伏せておきます。書いたら修正依頼がきそうなので) (^^;

お店は、大野川沿いに建てられていて、思っていたよりは大きな建物だったので、あれ?と思ったが、ここまで来たらもう選択の余地は無い。(^^;
営業開始の少し前に着いたのだけど、すでにお客さんの車がかなり駐まっていた。
へぇ?結構人気なお店なのかな?と思いつつ店内へ。

店内に入ると、特にお出迎えのスタッフさんらしき姿は無かったので、ん?と思いつつレジらしき場所に行ってみると、丁度食事を終わったお客さんが精算中。
あ、それが終わったら案内されるかな、と後で待機。
お客さんはお店の人と知り合いなのか、話が盛り上がっていて中々終わりそうに無い。(^^;
まあ、田舎あるあるなので気長に待つ事に。
で、お客さんの清算が終わって帰ったので、席を案内して貰えるかと思ったら・・・あれ?・・お店の人は厨房の方に入ってしまい居なくなった・・。
えっ?
当然私の事は気づいている筈だが・・・。
あれれ?と思っていたら、同じ人が料理を持って出てきて右側の席の方に運んで行く。
あぁ、お客さん多くて忙しいのかな?と思うが、一声掛けてくれてても良さそうなものなのに・・。
で、食事が終わったお客さん分の食器を乗せたお盆を抱えて戻って来られたので、今度こそと思っていたら・・・またスルーされる。(^^;
えぇぇ!何それ?
社会経験の無い、ちょっと小遣い稼ぎのつもりのバイト君とかだったら解らんでもないけど、どう見ても近所に住むおばちゃんで、長年勤めている感じのパートさん風なんだが・・・。
う〜ん、と思いつつ待っているとまた、出来上がった料理を席の方に運び、同じ様に空の食器を抱えて戻って来られるが、またそのまま厨房に入られそうになったので、流石にそれは・・とこちらから声をかける。(^^;
すると、ちょっと驚いた様な表情になり、え〜っと、と言いながら客席を見て空きを確認する様子。
そして、ちょっと待ってて下さいねぇ、と言いつつ厨房に戻って行く。
あぁ、やっと案内してくれるのだろうと思うが、今度は中々戻って来てくれない。(^^;

流石にここまで来たら、普通の人だったらキレないまでも不機嫌になる所だろうけど、私は心の中で苦笑いしつつ、自分の置かれた状況を楽しんでいる。(^^;

で、漸く戻ってきたおばちゃんに、右側の席には空きが無かった様なので、別の席へと案内される。
忙しそうですね?と聞いてみると、えぇ、なんだか今日はお客さんが多くてねぇ・・と。(^^;

その途中でちょっとした事件が発生したが、お店の名誉の為に内容は伏せておく。(^^;
まぁ、私はそれを苦笑いしながら見てたけど。(^^

案内された席は襖で仕切られた広い座敷で、えっ?一人だけど良いの?と思わず聞いたくらい。
昼過ぎに団体さんの予約が入っているらしいが、それまでなら良いですよと。
広すぎてちょっと落ち着かないが、折角なので窓際の席へ。
窓から見下ろす大野川は、昨日の大雨の為か濁った流れになっていた。
普段はきれいな流れなんだが・・。

座って待っていると、先ほどのおばちゃんがメニューを持ってきた。
でも、私に手渡すわけでもなく、目の前で広げてめくり、鮎と鰻がセットになったメニュー指差しながらこれが良く出てますよ、と。(^^;
いやいやじっくりと見せてよ、注文を受けるのに時間を取られたく無いのかな?と思うが、鰻は要らない、鮎だけで良いと言うと、あら?と言いつつメニューをめくり直すので、途中に見えていた鮎の塩焼きと甘露煮御膳を指差して、これを、と注文。
ついでにノンアルコールビールも注文。
もちろん本当のビールが飲みたい所だけど、車なので呑むわけにもいかない。
毎年の事だけど、これが残念なんだよねぇ。(^^;

注文を受けてから捌いて焼くらしいので、少し時間が掛かりますよ、と。
ま、時間は有るので問題はなし。
忙しそうなのでゆっくりと待つ事にしよう。
おばちゃんは戻り際に、お茶は入口の所に有りますので、と。
あ、お茶はセルフなのね。(^^

と、まあ色々有ったけど、不思議と嫌な気分にならないのは、マニュアルなどには染まらない(有るのかどうかは判らないけど・・)、普段通りの素の応対が気持ちいいと思えるからだろう。(^^
なので、私はどれも苦笑いで済ませれる。(^^
この地方と思える訛りも心地良い。(^^

と言う事で気長に待つのだけど、宣言通り到着まではかなり時間が掛かった。(^^;
大体45分くらい。(^^
お盆に乗せられたそれは、鮎の塩焼き・甘露煮・小鉢・ご飯・吸い物・香の物・・だったかな。
鮎は思っていたよりは大きめ。
甘露煮は頭から齧れる柔らかさで、甘過ぎないタレが丁度良くご飯のお供に。
塩焼きは、もう少し皮がパリッとしていた方が好みだけど、塩加減は良かったし味も悪くない。
身の隅々までほじくってしっかりと食べた。(^^
その他は・・まあそれなりと言う事で。(^^;
ただ、後でレシートで確認したノンアルの価格が・・・げっ!?・・だった。(^^;
まあ、料理自体は価格もそれなりで、味もそこそこ満足できるものだったので、ヨシとしよう。(^^

で、食べ終わって清算の為にレジに行くと、お店の人が居ない。
呼び出しのベルが置いてあったので、チン、と鳴らすと厨房の方から、レジにお客さんだよ、との声。
なので、すぐに対応してくれるかと思っていたら・・中々来ない。(^^;
あ?ここでも又待たされるのかな?と心の中で苦笑い。(^^;
もう一度ベルを鳴らそうかと思ったけど、いや、もうちょっと待ってみよう。(^^;
こうなったら、どれだけ待たされるか試してみる。(^^;

待合の所に案内を待っていると思われるご夫婦がいたが、何となく落ち着かずイラついている感じ。(^^;
あぁ、かなり待たされてるんだなぁ。(^^;
そのご夫婦の所に、配膳に向かったお店の人が出てきたので、何時まで待たせるの!的な事を言うのかと思ったら、私の方を指さして、レジにお客さんが待ってるよ、的な事を言ってくれたみたい。
えぇ?自分達の事はさて置いてそんな事を言ってくれるとは・・。
同じく待たされていると言う親近感も有って、随分待たされているんですか?と聞いてみると、えぇ、と。
人が足りていないんでしょうかねぇ?全然回っていない、と言うと、ほんとですよねぇ、と呆れ気味だった。(^^;

で、すぐにレジに来てくれるかと思ったら、それでもまだ来ない。(^^
正確な時間は測っていないけど、感覚的にはチンと鳴らして5分は経っている。
もう苦笑いを通り過ぎて、段々楽しくなって来た。(^^;

で、漸くやって来たのが、最初に応対してくれたおばちゃん。(^^
忙しそうですね?と又聞いてみると、もうバタバタしていてねぇ、的な。(^^;
そこで五千円札を出すと、それを持って厨房の方に戻ってしまった。
えっ?
ここはレジじゃないの?とポカ〜ンとしてしまう。(^^;
どうなっているんだろう?と思うが、そこからまた中々戻ってこないし・・。(^^;
で、しばらくして戻ってきて、お釣りとレシートを貰うと、何故か満面の笑みで、また近くに来られたら寄って下さいね、と。(^^
マニュアルやセールストークでは無い、おばちゃんの素の気持ちが出た様な言葉だったので、思わず、えぇ、と。(^^

中々もう近くに来る機会は無いかもしれないけど、また今回の様な体験ができるのであれば寄っても良いかな。(^^
ま、2回までだろうけど。(^^;

おそらく、従業員の人の急な休みが幾つか入ってしまい、一時的に人手不足になっていたのだろうと想像する。
おかげで、中々面白い体験ができて、ちょっぴり楽しかった、と思う私は異常? (^^;


と言う事で、3日間に渡る旅は終了。
取り敢えず最初の目的は達したし、面白い体験もできたので良い旅だった。(^^

家に帰って車のメーターを見てみたら、トータルで700㌔走っていた‼︎
えっ!と思うが、そう言えば結構あちこちウロウロしたよなぁ。(^^;
走行距離も過去一でした。(^^
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