『② 記念日に巡る、柳川・熊本・長崎の旅。柳川藩立花邸 「御花」 の昼の部編。』no chaserさんの日記

「元祖 本吉屋 本店」、「クレイジーモルト」に続いて、本日の宿に向かう。

それが今回の「柳川藩立花邸 御花」。
普段旅に出る時は、キャンプか車中泊で安くあげるのが常な私が、何でまたこんな高級なホテルに泊まろうと思ったのか？

それは、40年前の丁度この日にここに泊まったから。
40年前の旅の起点がここだった。
だったら今回もここからだろう、と。(^^
と言う事で予約を入れた。

とは言え、はっきりとした場所の記憶がなかったのでナビ頼りでやって来たのだけど、思っていたよりは入り込んだ所に在って、1度は通り過ぎてしまう。(^^;
で、気を取り直してやって来ると、あぁ、ここかぁ？と思うものの、記憶は蘇らない。
当時も車でやって来たのだけど、いまの周りのこの風景とリンクする記憶は私の中には残っていない。
色々と記憶を探って見るが、引っ掛かって来る物がないなぁ。

ま、取り敢えず「宿泊者様専用の駐車場」と書かれた場所に車を駐める。
車を降りると、正面に白い洋館が建っているが、う〜ん、これも記憶に残っていない。(^^;
いくら40年前とは言え、こんな立派な建物の記憶が残っていないなんて、当時の私は一体何を見ていたのか？(^^;

ま、取り敢えずチェックインしよう。

左側の宿泊練から入って行くと、◯◯様いらっしゃいませ、とお出迎え。
え？
まだ何も名乗っていないし、到着時間も伝えていないのだが・・？
と、初っ端から驚かされる。(^^

フロント前のソファに案内され、まずはウエルカムドリンクの提供。
残念ながらアルコールではなかったが、ここ柳川で原種が発見されたという早生みかん「宮川早生」のみかんジュースをグラスで。
味は普通に美味い。(^^

その後、宿泊についての説明があり、丁度この後館内の文化財の案内ツアーが有るとの事なので、一旦部屋へ行って荷物を置き、戻って来てツアーに合流。
この時は私を含めて4人のツアー。
案内の方は慣れた感じで、流暢な説明。
とは言え、メモを取るでもなく、スマホも部屋に置いたままだったので、あまり覚えていない。(^^;

なので以下、HPからの簡単な紹介。(^^;
「掘割に囲まれた全敷地7,000坪が「立花氏庭園」の名称で国の名勝に指定され、特に「松濤園」「西洋館」「大広間」「御居間」「家政局（お役間）」「門番詰め所」といった、約100年ほど前の伯爵邸の姿をそのままに留める近代和風建築は、日本に現存する文化財として、大変稀有な存在です。」

ツアーが終わって一旦部屋に戻り、スマホを掴んでさっきは撮れなかった写真を撮りに戻る事に。
多分40年前も同じ様なツアーと言うか案内を受けたと思うが、記憶が残っていない。(^^;
ただ、大広間から見た庭園の姿が、色褪せたモノクロの一枚の写真の様に微かに記憶に残っていた。
実際に大広間に立って庭園を見ていると・・あぁ・・こんな景色だったなぁ。
でも、それ以外の記憶が無い。
あの日、一体私は何を見ていたのだろうか？(^^;

再び部屋に戻り、しばらく休憩しようと思ったけど、気を取り直して「CRAZY MALT」の下書きをタブレットに入力する事に。
この後どのくらい食べるかは判らないけど、できる時にやっとかないと後で苦労する事になる。
で、30分程で入力終わると、ちょっと休憩しようとベッドに横になる。
でも、ちょっとのつもりが寝込んでしまった。(^^;

時間を見ると、午後7時半を過ぎている。

ん？・・・・あ！
しまった！
ホントは「御花」のすぐ近くに在る柳川のクラフトビールが飲めるお店に行くつもりだったのに、すっかり忘れていて、すでに営業時間は過ぎていた。
あぁぁぁ・・・。

ま、飲めないなら仕方がない。
それなら第2候補の「夜明茶屋」に行く事に。