no chaserさんのマイ★ベストレストラン 2013

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When a man loves a wo麺 〜♪

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

ラーメン 珍楽 本店 (石田 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/02訪問 2013/02/28

珍楽さんにざぶとん4枚 !!

2回目の訪問です。

本当は小倉南区の未食のお店を訪問する予定でしたが、お店は閉まっていたので、何処にしようかとうろうろしていた所、珍竜軒系のクリーミー豚骨のスープの色が目の前をチラチラし出したので、こちらのお店を久しぶりに訪問しました。

場所は、小倉駅からモノレール沿いに南下し、小倉競馬場の手前の、北方3丁目の交差点でモノレールから離れ、左折し北九州市都市高速1号線に沿って進み、南若園交差点を過ぎて、左側に[「鈴花」が有る交差点を右折。その先の南若園2交差点を左折し、トライアル石田店、ごめんラーメンうどんの紀元を過ぎ、100メートルちょっと行った右手に有ります。

お店の前は何度も通っていますが、大体3時を過ぎると閉まっている事が多く、なかなか訪問の機会が無かったのですが・・、お店に近づくと、暖簾が掛かってるのが見えます。良かった、開いている、駐車場も開いている・・と思ったら、私の前を走っていた車がいきなりその駐車場に入ります。しまった ! と焦りましたが、最後の1台分が開いており、なんとか駐車する事が出来ました。しかし、何の関係もなく走っていた2台の車が、同じ店に同時に入ると言うのもちょっと珍しいなぁ。

車を降りて、お店を見てみると、赤い大きなテントに、シンプルな「ラーメン珍楽」の文字が映えます。建物はもっと古めかしいイメージが有ったのですが、今こうして見てみると、意外とこざっぱりした感じがします。

店内は横長のカウンターとテーブル席の構成。カウンター奥に座りメニューを見て、ラーメンとおにぎりを注文です。ご主人ともう1人の男性と女性1人(奥さん?)で営業されていました。

カウンターは綺麗に拭き上げられていて、清潔感が有ります。これも以前のイメージと違う様な・・。などと思っていたら、先におにぎりの到着です。おにぎりは、所謂型押しおにぎりで、ご飯には艶やハリは有りませんが、塩の加減が良く、ラーメンと一緒に食べるつもりが、ついつい齧り過ぎてしまいました。ぐっと我慢して一個と少し残します。

それからしばらくしてラーメン到着。具はチャーシューともやし、ねぎ、ゴマで、それぞれがスープにかなり浸かっている為、見た目かなりシンプルと言うかそっけない感じです。

スープは薄い茶色がかった乳白色で、濃度の高さも感じられ、見ただけで旨そう。一口啜ると、豚骨の風味と塩味の塩梅が丁度よく、クリーミーな口当りで、旨みに厚みが有って、飲ませるスープになっています。それに、ブラックペッパーが良い具合に効いていて、旨味だけに流されそうなこのスープをピシッと締めています。それと、時々紛れ込んで来るゴマの風味がアクセントとなり、旨さを盛り立てます。元々この手のスープは好みとは言え、想像していた以上に旨く、もう、猫にマタタビ状態で、レンゲが止まりません。前回はここまで旨いとは思わなかったのに・・。

麺は中細ぐらいのストレート麺で、しなやかな柔らかい口当りで、口の中にするっと入ってきます。芯に弾力性を残しながらも柔らかい歯応えの麺は、スープとの絡みも良く、麺自身がスープを少し吸い、スープの旨みと麺の旨みが絡まって、口の中が旨みの二重奏状態。

チャーシューは、バラけていて、破片みたいですが、歯応えは柔らかく、肉の味が素直に出ていました。

で、ここで、残していたおにぎりの登場。スープを一口啜って、おにぎりをパクッ。スープがおかずです♪ うまぁ~い♪ スープにおにぎりをそのまま投入という事も考えたが、このスープなら、ごはんの味がそのまま感じられるこの食べ方がベスト。あっと言う間におにぎり完食。本当はもう一皿欲しかったけど、連食の予定なので断念。う~ん残念。残りの麺もスープも平らげて、当然完食、完飲です。

前回はあまり印象に残らなかったけど、これが本来の味なのかな?本当は、味4.5点としたかったけれど、次回の事もあるので、押さえて4点にしています。腰が座った、軸の太さと力強さも感じる無類の旨さのスープでした。次回も期待していまぁ~す。


  • 卓上調味料。
  • カウンターです。イメージと違ってかなり綺麗でした。ちょっとピンボケ・・。
  • う~ん、シンプル。

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2位

らーめん 中 (八丁牟田 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/05訪問 2013/06/05

ラーメン 中

初回訪問です。
こちらも、幸陽軒同様、日付は違いますが実家から北九州に帰る途中、寄り道しての訪問です。

本当は、大川市に有る、イニシエ系の渋い(個人的な好みで・・)外観のお店に一目ぼれしてそちらに行ったのですが、残念ながら閉まっていました。
でも、ラーメン食べたいモードは続いていたので、どこかないかなぁと思いを巡らすと、以前、こちらのお店の近くに来た時、ラーメン店を検索したら、結構評判が良かった記憶が蘇ります。丁度帰り道の途中にもある事だし・・。

場所は、柳川市と久留米市を結ぶ、県道23号線を柳川方面から久留米方面に向かい、八丁牟田交差点を過ぎた、大木中学校前交差点の角です。

外観は、暗色系の色を使った、直線を基調としたシャープな造りの建物で、ガラス面を広く取った、今風の、ちょっとおしゃれな雰囲気のお店。

お店は、入って正面奥が厨房で、中央に12人掛けの長いテーブルが一つと、6人掛けのテーブルが2つ。右側にL型になった小上がりの座敷の構成。割りと広い、ゆったりとした間取りとなっています。

テーブル席には誰も居ないので、端の方に座り、テーブルの上のメニューを見ます。ラーメンには、店主渾身の一杯・・と書かれていました。こう言った大仰なキャッチフレーズは、大抵外れの場合が多いのだけれど・・。どうなのかな?と思いながらも、その渾身の一杯480円を注文。

店内の照明は、ありきたりの蛍光灯などではなく、吊り下げ式の小さなおしゃれなライトで、天井が黒い事も有って、全体に照度は低めになっています。一般的なラーメン店とは一線を引く様な、少なくとも、豚骨ラーメンが出てくる様な雰囲気では有りません。でも、先客の2組の家族連れは、お店の雰囲気を全く気にしない、地元の方言が、がんがん飛び交う宴会状態でした。(笑)

お店のスタッフは、黒のTシャツとエプロン、ベレー帽を被った若い男性3人と女性1人で営業されています。平均年齢がかなり若く、店主と思える男性でも20代後半から30代半ばぐらいに見えるし、10代ぐらいの男性も居る。う〜ん、こう言ったオシャレで、若いスタッフのお店では、味に関しては余り良い思いをした事が無いのだが・・。などと考えていたらラーメン到着。

具は、ネギとチャーシューのみ。スープは少し茶色掛かった乳白色で、穏やかな色合いですが、濃度は高そう。そのスープは、豚骨風味が十分出ていて、変なくせや角の無い、円やかなスープ。タレとベースのスープとの相性が良いのか、互いに出る所、引く所の勘所を押さえた、バランスの良いスープに感じました。旨味の厚みも結構有りながらも、重くはならない、スッキリコク旨豚骨スープです。僅かに骨粉のざらつきが有るが、気にはならない程度。後味に、ほんの僅か、さらっとした甘みが残る様な、トータルバランスに優れたスープでした。

麺は細麺ストレートで、口当たりは素直。硬さは普通で頼んだけれど、私には丁度良い硬さで、歯応えも良い。

チャーシューは、薄いのが2枚とちょっと寂しいが、脂身の部分と肉質の部分のコントラストが良く、変な味付けがされていない、肉の旨味が良く出たチャーシューでした。

評判に誘われて、寄り道した所、今風なお店と若いスタッフに、どうかなぁ?と危惧したのですが、意外な旨さで、驚きです。あの若さでこんな旨いスープ・・、渾身の一杯に偽りは有りませんでした。

  • 今風のスッキリとした外観。
  • 入り口。
  • メニュー。

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3位

東洋軒 (香春口三萩野、片野 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/02訪問 2013/03/14

東洋軒

3回目の訪問です。

初回訪問時、めちゃくちゃ旨いと思い、2回目の訪問では、あれ?もっと旨かった筈だが・・と思ったお店です。

この日は、小倉駅近くでちょっとした用事が幾つか重なってしまった為、お昼を食べるタイミングを逸し、すきっ腹のまま夕方を迎えてしまいました。こうなったら夜はラーメンでと思い、車を走らせますが、目に付くお店は駐車場がない所ばかりで、ずるずると三萩野まできてしまった時、おっ、そうだ東洋軒がある、と思い早速向かいました。直ぐ近くに久兵衛が有って、気持ちがちょっと動きかけるが、ぐっと堪えてそのまま進んで東洋軒の駐車場に止めます。

場所は、国道3号線を八幡方面から東へ進み、紫川を越えて、左側にグルメシティー三萩野店がある昭和町交差点を右折し、100メートル程行った左側に有ります。駐車場はお店の横と裏です。

さて、駐車場からぐるっと回ってお店の前に立ちます。相変わらずの大きな派手な暖簾です。入り口のドアは半自動ドア(軽く押すタイプ)となっていて、昭和から何十年も続く老舗のお店なのに、なぜかここだけ現代的になっています。内に入ると、夕食時には少し早い時間ですが、お客さんは結構入っています。店内は、L型カウンターとテーブル席5つの構成。そのカウンターに座り、メニューを探し、ラーメンを注文。ご主人と男性4人で営業されていました。店内には演歌が流されていて、昭和のムードが立ち込めています。

暫くして先ずはおにぎり到着。おにぎりは米粒に少しつやがあり、ハリもそこそこ有って、良く有る様なスカスカしたおにぎりでは有りません。薄目の塩味で味付けされていて、スープをおかずにして食べるには丁度よい感じ。付け合わせはたくあんです。流石にお腹が空いていたので、ラーメンを待ちきれずに1個食べてしまいました。

そこにラーメン到着。スープは黄色がかった肌色で、濃度はやや高め。具はチャーシュー、ネギ、小さな板海苔、紅ショウガみたいなタケノコ。スープは豚骨の風味が良く出ていて、タレとの塩梅も良い塩加減。豚骨の負の要素を感じさせない、素直ながら重厚さも感じるどっしりとしたスープです。油分も適当で、油の風味と口当たりが心地良く、丁度電球がぱっと点く様に、頭の中に一瞬、豚の骨が浮かびました。麺は中麺位のストレートで、口当たり滑らか、芯に弾力性を持たせたゆで加減で、歯応えが有ります。チャーシューは、やや薄目のバラ肉で、柔らかい歯応えと肉の旨味が良く出ています。

レビュー数が100件を越える、北九州を代表するラーメン店の一つと言っても良い人気店ですが、流石に味の満足度は高く、少々高めの価格設定も、この味なら許せます。3度目は大満足でしたが、さて4度目は・・・。

  • 派手な暖簾。
  • 高めの価格設定。
  • 米に艶が有ります。

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4位

再来軒 (延岡、南延岡 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/01訪問 2013/01/22

延岡の、正統派濃厚とんこつラーメンここに有り。文句なしに旨い。

初回訪問です。

延岡訪問第2弾は、取り合えずラーメンを食べなきゃと思い、食ログ上でレビューの数が多いこちらのお店にしました。

レビューアーの方の写真を見ると、どちらかと言えば苦手な部類の、灰白色のスープだったので、う~ん、どうしたものかな、とは思いましたが、レビューの数の多さを信じ、コメント内容もろくに確認せずにお店に向かいます。

場所は、県道16号線を延岡駅前より南下し、幸町1丁目交差点を右折、その先の山下新天街入口交差点を左折し、そのまま直進して、五ヶ瀬川と大瀬川を越えて、安賀多五差路の交差点を直進してちょっと行った右側にあります。

駐車場は結構広く、7~8台は止めれそうです。

車から降りて入り口に向かうと、何やら怪しげなオーラを漂わせる入り口が待ち構えています。何これ? このまま入って行ったら、地下の秘密クラブみたいな所に誘い込まれそうで、一瞬躊躇する。でも、恐る恐る覗き込んでみると、どうやら駐車場の様です。そのまま、突っ切るとお店の表口に出ます。先ほどの入り口は裏口でした。

振り返って、改めてお店を見てみると、1階が駐車場で、2階が店舗の様で、横に階段が有ります。

階段を上って店内に入ると、左手に券売機が有ります。いつもの通り、デフォのラーメンをポチっとします。

店内は、入って右側が厨房で、その前がカウンター、左側にテーブル席の構成です。

カウンターに座ると、女将さんらしき人が、にこやかにお冷やを持って来られました。初めてのお店と言うのは、多少なりとも緊張するものですが、こう言った笑顔の応対を受けると、ほっとし、リラックスできます。ちょっとした事何だけど、大事な事なんだよなぁ。

その女将さんに食券を渡すと、奥の方を見て、「大将、ラーメンお願いしまぁす」と呼ばれます。その方向を見ると、奥のテーブルに座って何か書き物をされていた、ご主人と思われる方が立ち上がり、厨房に入られます。その厨房はカウンターから丸見えです。

お冷やを飲みながらテレビを見ていると、ラーメン到着。

スープはここ最近食べていない、灰白色の、いかにもこれが豚骨 ! と言わんばかりの色合い。事前に分かっていた事とは言え、この手の色のラーメンは好みから外れる事が多かったんだよなぁ。う〜ん、お店の選定を間違えたか? ・・・と思いながら一口啜ると、口の中に豚骨の強い風味が広がります。やっぱり来たか・・・、この後であの苦手な獣臭が、・・・来る、・・来る、・・ん? ・・・来ない!

改めて味合い直すと、癖や嫌みの無い、素直な豚骨風味が有り、雑味や角が一切なく、これが本当の豚骨の旨味という物かと、理屈抜きで感じさせる味でした。一切手を抜いていない、背筋がピンと伸びた、ブレる事を感じさせないスープです。

麺は自家製らしく、中細麺ぐらいのストレートで、長さが少し短めの仕様。口当たり、歯応え、喉越しは普通だが、硬すぎず、柔すぎずの丁度良い茹で加減で、スープにも良く合っています。

チャーシューは、形がばらけていて、何枚なのかは分からなかったけど、程良い歯応えで、噛むと直ぐに肉の味が広がります。

メンマは細切りの、タケノコの色合いが残っている珍しい物で、やや薄味だけど、歯応えが良い。

板海苔は、安い味付け海苔などでは無く、自然な磯の香りがする、良質の海苔が使われています。

いやぁ〜、延岡での第一杯目で、いきなりこんな旨いラーメンに出会うなんて・・。遠かったけど、来て良かった。

こちらのお店は、通販もされている様で、食べている途中で入って来られたご婦人が、遠くに住んでいる息子さん家族宛にと発送の依頼をされていました。たぶん、遠くに住む息子に旨いラーメンを食べさせてあげようと言う親心かな。それとも、昔食べたあの旨いラーメンが食べたい! 送ってくれぇ、とのリクエストに、仕様がないねぇ、と言いながらも、本当はちょっと嬉しく思ってやって来たと言う所かな・・、などと勝手な想像をして、胸の中がほんわかとしました。

・・ん? でも、発送が出来ると言う事は、持ち帰りも出来るのと言う事ではないかいな? しまった! 持ち帰りすれば良かった!
 

  • 何やら怪しげな入り口
  • 一階が駐車場で、店舗は2階です
  • 階段の途中

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5位

彰膳 八幡西店 (折尾 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 3.3

    • [ 料理・味 3.3
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2013/07訪問 2013/07/07

彰善 八幡西店

2回目の訪問です。

場所は、国道3号線を小倉方面から西に進み、金山川を越えた先の、則松南口交差点の右側に有ります。直ぐ横がマクドナルド。

初回訪問は4月。ネット情報を頼りに行ったのですが、へぇ、いつの間にこんな所に出来ていたんだ?と思った場所です。以前は、「すし八」と言う小さな回転寿司のお店だった所。有る時、道路を挟んだ向かいに、「くら寿司」が出来て、なにもこんな所に出店しなくても・・・、と思いながらも、一皿88円の看板を掲げて頑張っている姿をみて、心の中で応援をしていました・・。でも、いつの日か、とうとう姿を変えてしまいました・・・。(涙)

駐車場は、マクドナルド等と共用の様で、そこそこの広さは有ります。

車を降りると一つ気になるものが・・。らーめん「バリうま」の看板・・。でも周辺にはそれらしきお店は見当たりません。国道沿いにも小さな看板が有って、何度か騙された経験が有り。看板が有るのに、お店がなぁ〜い。まあ、閉店して看板等そのままの状態と言うお店は結構見掛けるので、そのパターンかなと思うけれど、その割りには、看板が新しいと言うか綺麗で、如何にもお店が存在する様な雰囲気を醸し出している。看板の直ぐ横に、「キッチンポテト 五色」と言うお店が有るので、もしかしたら以前ここに有ったのかなぁ〜。いつか訪れた時に聞いてみよう。

入り口横には、巨大な味噌樽の柱が有り、結構インパクト有り。味噌ラーメン専門店の看板が入り口の横に、誇らしげに掛けられています。
店内に入り、カウンター席に案内される。まあ、1人客だから当然か・・。店内は、入った一番奥が厨房で、その前に、通路を挟んでカウンター。右と左の壁際は小上がりの座敷で、中央に衝立で仕切られたテーブル席。

ラーメンのスープの種類は、やや濃口の信州味噌、甘口の江戸前味噌、濃口の北海道味噌の3種類で、初回の注文は、信州味噌の、野菜ラーメン750円。

ドンブリは、一般的なラーメンドンブリより一回り大きく厚手の物。何故か注ぎ口みたいな凹みが付いているけれど、これは何だろう?江戸前、北海道には付いてなく、信州味噌の分だけに付いているので、何か意味が有ると思うが・・・。

具は、キャベツ、人参、もやし、挽肉、インゲンみたいな?ニラみたいな?なめこみたいな?正体不明の茶色の少しぷよぷよした物・・・。まあ、お店で食べた味噌ラーメンは、片手で足りる位なので、正直言って良く分かりません。(汗。。)
スープは、如何にも味噌と言った色合いで、味も少し甘みの有る味噌味。やや濃口と言う事だけれど、丁度よい濃さ。味噌以外の色々な旨味と味噌の旨味が口の中で、万華鏡の様に煌めき、旨味の複雑な厚みを感じます。でも、味の出方は自然で、変にこねくり回した様な味付けではなく、胡椒や辛味噌等で味を変えても、素直に反応するのではと感じます。
麺は平打の縮れ麺で、つるりとした舌触りとモチモチした食感が有り、量も結構有ります。野菜らーめんとなっていますが、もやしがちょっと多め位で、他は量が少なめなのがちょっと物足りないかな。

味噌ラーメンて、何処も同じ様な物なのかなと思っていたのですが、思いがけない旨さで、味噌ラーメンに対する認識が変わりました。こうなると、他の味も試してみようかなと思います。

そして7月。2度目の訪問。・・・と言うか、あれからもう3ヶ月経ってしまった・・。
今回は夜、それも私にとっては遅めの午後9時頃の訪問です。
店内に入り、例によってカウンター席に案内されるので、一番端に座りメニューを見ます。残りの2種類のどちらにしようかと迷うが、今回は北海道味噌らーめん680円を注文。
具は、ニンニクチップ、肉味噌、もやし、フライドポテト、その他諸々とぷよぷよしたもの・・。スープは茶色っぽい黄土色で、こちらも、如何にもの味噌色。味は、それこそ味噌を溶かした様な味ですが、少し塩味と辛味が効いていて、前回の信州味噌とは結構違いを感じます。初めは、色々と複雑な味の要素を感じて、ちょっと濃いけれど旨いなぁと思ったのですが、段々味に慣れて来たのか、後半はちょっと単調な味に感じて来ました。たぶん、濃口の味付けが影響しているのかと思うけれど、後で見てみたら、味が濃い場合は薄めるスープを準備しております、と書いてあった・・。あぁ、それしていたら大分印象が変わっていただろうなぁ・・。麺は前回と同じだけれど、ちょっと柔目と言うか、コシが少なめで、歯応えは大人しめでした。伸びも余りなく、引っ張ると割りと早めに切れる感じ。スープも麺も量が有って、満腹感は有りますが、満足感は前回程では有りませんでした。

次回は、江戸前味噌ラーメンを・・。

  • 道路向かい側からの外観。
  • 気になる看板。
  • 入り口

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6位

八福 (戸畑 / ラーメン、ちゃんぽん)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/08訪問 2013/09/01

八幅

多分4回目か5回目位の訪問。

珍しく平日に休みが取れた、と言うか取ったので、色々野暮用は有るけれど、せっかくだから、合間を見て、何処かへ行こう。

どうせ行くなら、日曜定休日のお店。

色々と考えたけれど、とりあえず思い浮かんだのがこちらのお店。

市内の平均価格からすると、えっ!と思う様な価格で、しかも旨い(好みは分かれるだろうけれど、平均して支持が高い)お店。

CPと言うのは、結局味と価格のバランスで、余り旨くはないなぁと思っても、価格が安ければ、CPは低くはならないし、旨いと思っても、価格が高いと感じれば、CPは高くならない。

まあ、本人の満足度に左右されます。

とか、どうでも良い事は置いといて、場所は?
JR戸畑駅北口から海に向かって200メートル程行った左側に有ります。

駐車場は、ちょっと離れた所に6台有るけれど、早めに行かないと満車の憂き目に。
今回も、開店後10分位で着いたのですが、既に空きは2つのみ。

駐車場から、久しぶりだなぁ、等と思いながらお店に向かうと、既に食事を済ませたと思われるお客さんが3人出て来ます。

昼前とは言え、気温の高い日なので、裏口は開けっ放しで、店内が少し見えます。既に満席みたいな状況。

これでもちょっと遅かったかなぁ?

まあ、お客さんが並んでいるのが常態の様なお店(イニシエ系のお手本の様なお店なんだけれど・・・)なので、並ぶのが嫌いな人は、早めに行かれる事をお奨めです。

店内に入ると、右側の厨房前のカウンターは既に満席、左の2つあるテーブルの一つは満席で、もう一つには1人先客。軽く挨拶をして相席。

このお店では、相席は極普通の風景です。

メニューは、左側の壁に有り。

チャンポンももの凄く気になるのだけれど、久しぶりなので、ラーメン350円とおにぎり1個50円を注文。
相変わらずの低価格。

店内は、ご高齢のご主人と、見事に世代の別れた女性の3人で営業。

お客さんも多いけれど、回転も速いので、次々とお客さんが入れ替わって行きます。

中間世代の女性が応対をされていましたが、配膳、片付け、受注、清算と大忙しでした。

3分程でラーメン到着。

先ほどまで、厨房で調理されていたご主人自ら持って来られたので、ちょっとびっくり。

具は、チャーシュー、ネギ、キクラゲ、もやし。
スープは、薄く茶色掛かった肌色で、濃度は中位。見た目、油分はそこそこ有って、既に油膜が張っている所も有った。

一口啜ると、豊かな豚骨風味が口から、鼻腔に抜け、広がり、すぐ後を塩梅の良い塩味と胡椒が追い掛け、豚骨を下支えする感じ。後味に鶏がらの旨みが残り、後を引きます。昔ながらの豚骨ラーメンの良い所を切り取って作られた様な、負の要素を感じさせない、旨塩鶏がら豚骨ラーメンです。
麺は細麺ストレート。つるっとした口当りで、硬さは普通。引っ張ると、余り伸びは無く、少しの間を置いてぷっ、と切れます。スープがおかずで、麺がご飯みたいな、スープとの相性が良い麺。
チャーシューは薄めだけれど、タレに染まらず、肉本来の味が素直に出ていて旨かった。

おにぎりは、ご飯粒に少しハリが有って、粒が立っています。塩味は控え目で、スープをおかずに食べると丁度良い塩梅。価格の割りには大きさも有り、ラーメン同様こちらもCP高し。

平日の昼前、開店して30分も経っていないのに、お客さんが溢れ、厨房も大忙しで、相変わらずの人気でした。


  • 外観。
  • 駐車場案内。
  • 裏側。

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7位

佐賀ラーメン いちげん。 (佐賀市その他 / ラーメン、餃子)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/10訪問 2013/10/18

いちげん

初回訪問です。

この日は、前回5月に帰って以来の帰省。

もっとも、本当の目的は、前回、前々回と振られたあのお店の訪問。

例によって、両親とお昼を一緒に食べるパターンなのですが、今回はお気に入りのお店での外食という事に・・。でも、私のお目当てのお店と方向が真逆の方向で、下手したら、閉店時間に間に合わない可能性が・・。
ううう~ん、と心の中で葛藤・・・。
でも・・、まぁ・・、ラーメンはその気になれば何時でも食べれるので、親孝行を優先と諦めます。

で、昼食が終わって、一旦実家に帰り、目的のお店に向かうのですが、既に閉店されていると思われる時間を過ぎているので、どうか?と思いながらお店の前に着くと、やはり、既に暖簾が仕舞われた後でした。

はぁ~、3度目の正直も無かったかぁ・・・。

後ろ髪を引かれつつ、前回同様、佐賀方面に向かいます。

前回訪れた、大臣閣を横目に、先に進むのですが、特に宛ては無し・・・。
前回同様、ナビのラーメンのアイコンをタッチして近くのお店の名前をチェックして見るが、あまり食指は動かず・・。
久しぶりに、佐賀市内にでも行ってみようかな?とぼんやり走らせていたら、ふと、いちげんの名前が浮かんだ。
そう言えば結構評価が高かった気がするし、ここからはそんなに遠くは無いのでは・・、と朧げな記憶を頼りに、確かこの辺だったかな?と画面のアイコンをタッチすると、一発正解!

早速目的地に設定して、お店に向かいます。

佐賀平野の割と南部に位置し、周辺は田んぼだらけの、開けた田園地帯。
道路沿いに建物だらけの道を走り慣れている身にとっては、開放感が心地良い。

・・で、ナビの案内に従ってお店近くまで来たが、それらしき建物が見当たらない・・。

目的地周辺に到着しました、音声案内を終了致します・・、とナビの声。

えっ、ちょっと待てよ・・、とあわてて車を左に寄せて停車。
周辺を見回して、それらしき建物を探すが、見当たら・・・、あれ!か・・?
オレンジ色の四角い建物に、ラーメンの文字が・・・。
えっ?これ?・・・、イメージとは違う・・。

創業40年位の、平屋の大きな古民家風を想像していたのだけれど、真逆の装いの建物・・。
でも、ちゃんと、いちげん、の文字が・・。
う〜ん、どうやら、大臣閣のイメージとすり替わっていて、さらに誇大に印象を膨らませ過ぎていた見たい・・・。

気を取り直してお店に到着。

改めて建物を見てみると、四角い平屋の、余り飾りの無い簡素な外観だけど、オレンジ色の外壁が存在感をアピール。印象としては、道路沿いに良くある、個人経営のドライブインかうどん屋の雰囲気。

ドアを開けて中に入ると、右側が厨房で、その前がカウンター、左にテーブル席の構成。

厨房には40代くらいの女性と、まだ10代と思われる様な若い女性の2人。
えっ!これも持っていたイメージと全然違う・・。

70〜80代くらいの、この道一筋の雰囲気を醸し出す様な、頑固そうなおじいさんと、同じ位の世代の、ちょっとふっくらとした優しそうなおばあさんの、ご夫婦での営業をイメージしていたのだけれど、こちらも建物同様、真逆のイメージ・・・。

あれれ、と思いながらカウンターの端に座ろうとしたら、その若い女性に券売機を案内されます。

えっ?と思って振り向くと、・・後ろに有りました。

例によって、初回のお店では、デフォのラーメン560円と佐賀海苔100円をポチッと。

カウンターに座り、食券を渡して、海苔は生海苔をオーダー。

出来上がりを待つ間に店内をキョロキョロ。すると、変な物発見。
窓際に何故かカップ麺が置いてあり、それに、魁龍の名前が・・・?

魁龍となにか関係が・・・?ただ単に好みと言う事か?単なる飾り?それとも販売するの?
幾つもの?が頭の上を蝶々の様に飛び回る。
写真を撮ろうと思ったが、逆光で真っ黒になりそうなので断念。
後で良く見たら、券売機の上にも乗っかっていた・・。

暫くして、先ずは生海苔が到着。
写真は撮り忘れてしまったけれど、これは黒門と同じ容器?白くて丸い陶器でラップが掛かっています。

それには手をつけず、待つ事2〜3分でラーメンが高台越しに渡されます。

少し浅めのちょっと小振りの白いドンブリ。
スープはほぼドンブリ一杯の満タン状態。
具はチャーシュー、ネギ、板海苔。
スープは、少し茶色の効いた黄土色で、油はドンブリの縁に層をなしていて、結構多め。
そのスープを良く混ぜて、一口啜ると、豚骨風味がキレイに出ていて、角や雑味の無い、スッキリとしたスープ。軽めの口当たりで、すっと口の中に入りながらも、しっかりとした旨味が感じられる。タレも出しゃばらず、スープをしっかりとサポートしながらも、自分の存在もさり気なく見せていて、塩味の塩梅も丁度良い。
麺は細麺のストレートで、口当たりはつるりんとして滑らか。舌触りと歯応えの両方が楽しめる麺で、引っ張ると、くいぃ〜んと伸び、中々切れない弾力性を持ち、喉越しもつるん。
チャーシューはちょっと薄めだけれど、肉の味が良く出た旨々チャーシュー。

で、半分ちょっと食べた所で、生海苔投入。
黒門でも何度かやったけど、旨々のスープにこの生海苔が良く合う。
生海苔と言うだけ有って、自然な、海苔本来の風味がスープの表情を変え、海苔ラーメンと言っても良い様なラーメンに変身。
人によって好き嫌いは有るだろうけれど、メニューの一つに加えても良いんじゃないかなと思う。
でも、3月に黒門で食べた時の鮮烈な磯の風味に比べると、ちょっと大人しめの風味。
まあ、時期が違うので仕方がないのだろうけれど、それでもまあ、旨い海苔です。

当然ながら、スープまで完食なのですが、ふと見ると、ドンブリの底になにやら怪しげな文字が・・。
「やまだま」?・・・、何? これ?
良く見ると、後からマジックで書かれた様な文字だけれど・・?
何となく誰かのサインの様な気がしないでも無いが・・。
もしそんなサービス?が有るのなら、書いてみたかったなぁ。

全体に、スープ、麺、具のそれぞれの平均点が高いバランスの優れたラーメンで、人気が高いのも頷ける。
これで、もう少し旨味に厚みが有ったら4点を付けたいと思った。

まあ、ひょんな事から訪れたお店でしたが、満足して帰路に付く事が出来ました。


  • 丁度逆光になったので、見辛いかな。
  • 券売機。色々とアピール。
  • カウンター。

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8位

肉よも亭 (南小倉 / うどん、食堂)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/04訪問 2013/04/11

肉よも亭

初回訪問です。

本日は、連れの蒸し麺チャンポンリクエストの日だったのですが、予定していたお店は店休日だったので、うどんでも良いかと聞くと、良いよと言う事だったので、気になっていたこちらを訪問です。

場所は、国道3号線を小倉方面から西に進み、上到津2丁目交差点を左折して県道296号線に入り、七条橋交差点を左折して、県道51号線に入ります。500メートル程進んだ、清田2丁目交差点を左折し、そこから1キロ程行った、カラオケハウスWOW到津店の手前から左に曲り、100メートル程行った左側に有ります。ややこしいので地図をご参照下さい。

外観は、看板と暖簾が無かったら、ちょっと変わった形の民家にしか見えません。道路からちょっと上がった高台に有ります。お店の手前に車を止めれるスペースが有って、一見お店の駐車場の様に見えますが、そうでは有りませんのでご注意下さい。

階段を登ってお店に入ります。店内は、入って右が小上がりの座敷で、奥が厨房、その前がカウンターで、真ん中がテーブルです。先客は無いので、真ん中のテーブル席に座ります。早朝からの営業と言う事で、昼前のこの時間帯はお客さんは少ないのかなと思っていたら、すぐに2家族がどやどやと入ってきて、賑やかになりました。

厨房前の壁のメニューをみて、肉入りよもぎうどんの小550円と、トッピングにごぼうとたまねぎそれぞれ100円を注文です。お店は、若い男性1人、若い女性2人とややお年の女性1人の4人で営業されていて、高齢のご夫婦での営業をイメージしていたので意外でした。家族営業なんだろうか?

暫くして、肉よもぎうどん小の到着。具は、ネギと四角い牛筋肉のみ。出汁は、普通のうどんと比べるとかなり濃い茶色ですが、透明度があり濁り等は有りません。

色合いからして、醤油の効いたちょっと辛めの味を想像しますが、一口啜って見ると・・・、甘ぁ〜い!見た目とのギャップが大きいので、尚更そう感じるのだろうけれど、甘い!でも単なる甘ったるさでは無く、スッキリとした甘さで、嫌味が無い。しかも、二口目からその甘さが旨味に変わり、味は軽いですが、少し深みも感じます。へぇ〜、旨いなぁと思っていたら、隣りの連れも、美味しい〜、と言ってました。

麺は濃い緑色で、始めはドキッとしますが、すぐに慣れます。完全な緑色と言う訳でなく、緑と白の斑模様になっています。うどんとしては少し細めですが、口当たりは姿に似ずつるんとしていて、コシも少々有り、もちっとした歯応えもあります。

肉は、牛すじの、角張ったものとそれがばらけた物で、口当たりは柔らかく、味はちょっと濃めですが、肉の旨味は良く出ています。

トッピングのごぼうとたまねぎの天ぷらは、衣がサクっとしていて甘みが有ります。ごぼうは、サクっと噛み切る事ができる厚さで、繊維質を感じる歯応え。タマネギは甘みが出る揚げ方とシャクっとした歯応えで、単品でも十分美味い。どちらも100円なら十分のCPで、つまみにしてビールでも飲みたい気分になります。

生姜はタッパに塊が入っていて、自分でおろし器でゴシゴシおろします。おろしたての生姜の香りは刺激的かつ爽やかで、鼻腔から入り込み脳をビンビン刺激します。でも、うどんに入れると意外に自分の主張は押さえつつ、出汁と一体となって旨味を構成する一員に徹し、出汁の美味さを一段と引き上げます。正直言って、うどんと生姜がここまで相性が良いとは思わなかった。おろしたてだから尚更そう感じるのだろうなぁ。

清算をする時とお店を出る時には、笑顔で応対して頂き、気持ちよくお店を後にする事ができました。家からもそれほど遠くはないので、また訪問しようと思いながら帰宅した次第です。

  • 変わった書体の店名。
  • テーブル上の色々。
  • 小上がりの座敷。

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9位

大栄ラーメン 本店 (西鉄久留米、花畑 / ラーメン、ホルモン)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/05訪問 2013/05/29

大栄ラーメン

初回訪問です。

この日は、豚骨ラーメンの聖地、久留米市に来ています。

今まで、行きたい、行きたいと思っていたのに、中々行けなかった(行かなかった・・)久留米市に、ひょんな事で用が出来て来ていますが、もともとラーメンが目的で来た訳ではないので、車窓から、あっ!○○がこんな所にある! ○○もこんな所に・・、えぇ!こんな所に○○が有るんだぁ・・、などとはしゃぐも、中々身動きが取れずに、お預けをくらった状態でした。

で、何とか短時間ながら都合をつけたので、近くにないかと食べログで、半径500メートル範囲内を検索をして見ると、南京千両屋台がヒット。おっ!と思うが、夜からの営業なので、残念ながらそこまで待てない。西町の南京千両も近かったのでお店まで行ったが、シャッターが閉まっていました。で、残ったのがこちらのお店。ネット上での評判も良い様なのでこちらに決定。

場所は、西鉄久留米駅の西口から西に、300メートル程行った道路沿い有ります。

お店は、縦長のビルの一階です。店内に入ると、右側が厨房、その前がカウンター、左の壁側にテーブル席の構成。

カウンターの端に座りメニューを確認し、ラーメン530円と、トッピングにカリカリ60円、それと豚足(塩味)を注文。先客は、カウンターに若い男性と、テーブルに2人連れの女性。
お店はご主人と思われる男性とホール担当の女性、それにもう1人厨房に居たみたいだけど確認出来ず。ご主人はそこそこ若いみたいですが、腰が低く、気持ちがお客さんの方に向いている様子が窺えて好印象でした。

出来上がるまで店内を見ていると、カウンターの高台と厨房の間に仕切りが有るのに気付きました。時々ラーメン店で見掛ける仕切りですが、ここにも有りました。ただし、固定式の様で、開け閉めは出来ないみたい。また、色々な大きなポスターが貼ってあり、結構賑やかな雰囲気を醸し出しています。テーブルやカウンターも綺麗に拭き上げられてあり、清潔感が有りました。とか思っていたらラーメンの到着。カウンター越に出て来るかと思っていたら、ぐるっと回って、わざわざ持って来て頂きました。

ドンブリは少し小さめですが、スープはそこそこ入って居ます。具はチャーシューとネギのみ。

スープは薄茶色で濃度は中位。一口啜ると、ベースのスープは一本筋が通った様な表情を見せ、その後で、その周りを割とあっさり目に仕上げられたタレの旨味が絡み付く感じ。旨味の厚みはもう一息ですが、素質と伸び代を感じるスープです。入社2年目位で素質や能力は感じられるが、今ひとつその発現の方法が掴みきれていない、若手社員といった所か・・。ある日突然に、一気に旨くなってしまう様な力を秘めている感じがします。

麺は、中細麺位のストレートで、口当たりは滑らか。私にとっては少し硬めでしたが、このスープには良く合っていると思います。表面は柔らかいですが、その下はしっかりと弾力性を残していて、グッと噛むと、ツッと切れる歯応えで、麺を食べている感が十分です。
チャーシューは、厚みはないですが、柔らかい口当たりで、噛むと口の中で自然に崩れて行く感じです。タレと肉の旨味のバランスが良く、素直な旨さを感じます。もう少し厚みが有ると、さらに旨さが鮮明になる気がします。
追加トッピングのカリカリですが、脂の風味とカリッとした食感は悪くはないですが、スープが旨いので、個人的には無くても良かったかな。

どこか若々しさを感じる、素直な旨さのスープでしたが、後で調べたら、創業して40年経つ老舗だと言う事で、ちょっと驚きです。今まで食べてきた、イニシエ系のあっさり系では、こんなタイプは無かった気がします。

で、豚足です。今まで食べた豚足は全て醤油味でしたが、特に旨いと思った事はなかったので、今回は塩を選んだのですが・・、さて。豚の足ってどんな形だったっけ?思い出せないまま、出て来た豚足を見てみると、何故か、くっ付き合った餃子に見えた・・。(笑)焼けた豚の皮の香りが良い感じで、ビールが欲しくなります。ちょっと塩味が強めでは有りましたが、箸で取り分けれる様な柔らかさで、皮の焦げ目もいい感じです。皮の弾力とその裏のコラーゲン質の食感の対比が面白く、これはやっぱり、ごはんのおかずと言うよりは、酒のつまみにピッタリだなぁ。
始めは、写真を撮る為にスマホを使っていたので、指に脂がついたら嫌だなぁと思い、箸を使っていたのですが、箸だけではどうにも成らない部位に来た時に、豚足と同時に出されたおしぼりに目がいきます。あぁ、何で後からおしぼり・・、と思ったけど、この為か?と言う事で、手で持って思う存分齧りました。今日の感想、豚足は塩に限る・・何てね。

ひょんな事から訪問したラーメン店でしたが、老舗にも拘らず、若々しいスープは好印象で、次回の訪問が楽しみな一杯でした。

  • 外観。
  • メニュー。
  • カウンターの仕切り。

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10位

ラーメンまこと家 (戸畑 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2013/06訪問 2013/06/18

ラーメンまこと家

初回訪問です。

戸畑区に出来た新店と言う事で、気にはなっていたのですが、新店オープンの慌ただしい中で食べる気はしないので、暫く時間を置いて、もうそろそろ良い頃だろうと思って訪問しました。今年の4月のオープンと言う事です。場所は、JR 戸畑駅前の県道50号線を西に向かい、戸畑警察署を過ぎた、バチンコのスペース21とゾーン戸畑の間に有ります。

車でお店の前を通りがかり、ちらっと店内を見てみると、お客さんの姿は無い様ですが、店員さんと思われる、黒いTシャツを着て、黒のバンダナを巻いた男性が見えます。・・で、この時点でテンション急下降・・。
別に黒のTシャツやバンダナが悪いと言う事ではなく、そう言ったお店でも旨い所が有る事は知っているけれど・・・。何故かこの時は気分が乗らず、そのまま通り過ぎて別のお店に向かいました。戸畑区の未食のお店に向かいますが、既に営業時間が過ぎて閉店・・。それじゃと別のお店に向かいますが、こちらは周りの駐車場が既に満車で、停める所が無い・・。あそこにしようか、こちらにしようかと色々考えながら走りますが、結局、また元に戻って来ました。やはり、確実に開いている未食のお店を優先する事にしよう・・。

と言う事で、お店の前に立つと、間口は狭いですが、黄色の看板と暖簾で、どことなく入り易さを感じます。

店内は、入って右側が厨房、その前が2分割されたカウンターで、左がテーブル席。新店と言う事で、全てが新しく綺麗です。
入り口左の券売機でメニューを見て、濃厚ラーメン580円をポチっとし、手前のカウンターに座ります。

お店は先程の、黒いTシャツを着て、黒いバンダナを巻いた、結構若そうな男性2人で営業されていました。ネット情報や看板にも表示が有る様に、久留米ラーメン 一龍に関係の有るお店の様です。一龍にはかなり前に1度行っただけなのですが、その時の印象は、多分旨いのだろうけれど、個人的な好みからは少し外れるかなぁと言った感じでした。

で、それから暫くしてラーメンの到着。具は、ネギ、チャーシュー、キクラゲ。スープは、薄く茶色掛かった乳白色。濃度は高そうで少しトロミも感じます。口当たりは滑らかで、綺麗に角が取られていて、尚且つ、小さな凸凹も丁寧に磨いて取り除いた様な舌触り。豚骨風味も良く出ていて、タレとの塩梅も良く、濃厚だけれど、ただ単に濃いだけのスープとは違った、バランスの良い飲み易いスープになっています。
麺は、細麺ストレートで、口当たりは普通で、余り弾力性は無く、引っ張ると少し伸びてプツッと切れる感じ。スープとの絡みは良くて、グツっとした歯応え。
シャーシューは3枚で、醤油味を抑えたタレの味が効いていて、過度に柔らかくない、程よい柔らかさと歯応えが両立したチャーシューでした。
旨さに釣られて完食しましたが、ふと見るとドンブリの底には、大量の骨粉が・・・。食べている時には殆ど感じなかったのだけれど、何処に隠れていたのか・・?

期待半分ぐらいの気持ちで訪問しましたが、思いがけなく旨い一杯でした。こうなると、石田の一龍も気になってくる・・。再訪しなければ・・・。

  • まだ新しい看板と暖簾は綺麗で、黄色が入り易さを演出。
  • 卓上調味料。
  • ラーメン全景。

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