no chaserさんが投稿した南京ラーメン 黒門(福岡/北九州市若松区その他)の口コミ詳細

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南京ラーメン 黒門本城、折尾/ラーメン

3

  • 昼の点数:4.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
3回目

2024/11 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

南京ラーメン 黒門

数ヶ月前。
自分のレビュー数を見て、あ、もうすぐ1000件になるなぁ・・・と気付いた。(^^

えぇ?もうそんなになったのかぁ、と。
2012年の9月に始めたので、今年で12年になる。
始めた頃はこんなに続くとは思いもしなかったが・・。

普段、レビュー数とかそんなに気にする事は無かったのだけど、一旦気付くとやはり気になってしまう。(^^;
記念?すべき日になるので、その時に食べるお店は何処にしようかなぁ?と考えたり・・。
で、色々考えて、やはり原点に戻るべきかと。
私の記念すべき第一回のレビューが、ここ「南京ラーメン 黒門」(移転前のお店だけど)。
色々食べて来たけど、今も一番好きなお店。(^^
なので、1000件目のレビューに相応しいお店かと。(^^

という事でお店に向かったのだけど、前々回は臨時休業で、前回は遅めに出発した為か私の2人前でスープ切れ。(^^;
なので今度こそはと早めに出発したら、開店して15分後くらいに到着。
すると、既に4人程の並びが・・。
えっ?と思うが、これくらいなら食いっぱぐれる事は無いだろう、と名簿に名前を書いて待つ事にしたけど、見ると私の前に13 人の名前が・・。
えぇぇ⁉︎
開店してまだちょっとしか経っていないのに、もうこんなに来ているのか?
日曜日とは言え流石に人気店だけ有るなぁ、と改めて感心。(^^

前日は大雨だったのに、今日は一転して雲一つ無い快晴。(^^
なので日陰に避難して待機。
そうやって待つ間に、食事を終わったお客さんが順次出て来るが、中々呼ばれないので何でかな?と思っていたら、待っているお客さんはお店の前に並んでいる人だけでなく、車の中でも待機していた。(^^
あぁ、成程と。(^^

結局名前を呼ばれたのが30分後くらい。
入店するお客さんは、奥の空いている席から順に座る様案内。
私はたまたま一番手前の席になった。
入って左側が厨房でその前にストレートのカウンター。
入って直ぐ右側に4人掛けテーブルが1つ。

メニューはカウンター上の壁に。
ラーメン900円
ラーメン大1050円
おにぎり(1個)50円
佐賀初摘み海苔の「焼(4枚)」と「干し」がそれぞれ150円(季節によって無い時も有り)。

相変わらずシンプルなメニューだが、流石に8年前と比べると300円値上がりしている。
まあ、今のご時世だと仕方がないが、大盛との価格差は変わらず、おにぎりは値段据え置きになっていた。

注文は、ラーメン大盛・おにぎり2個・焼き海苔。

お店は店主と女性の2人での営業。
前回はあと2人程女性が居たかと思うが、曜日や時間帯によって変わるのかな?

4〜5分で、まずはおにぎりと焼き海苔の到着。
おにぎりは手握りされた物だが・・・ん?・・ちょっと小さくなった?
極わずかだけど、前回よりはちょっと小さめに感じたが、ま、誤差の範囲内かと。(^^;
まずはそのままで一口。
べチャとかフカッとかでは無い、口の中ではっきり米の形が感じられる物。
ラーメン店で出されるおにぎりとしては、ここのが一番好き。(^^
以前食べた物と比べたら、艶やハリはちょい低めに感じたが、それでもそこらのおにぎりとは比べられない。(^^;
何より、その塩加減が絶妙。これは前回と変わらない。
米の味を引き立てるのに、これ以上無いと言うピンポイントの匙加減。
小振りとは言え、こんな美味いおにぎりが1個50円で食べれるなんて、それだけでもここに来る価値が有ると思ってしまう。
付け合わせの沢庵も美味い。(^^

一口齧った後は、海苔を巻いて。
大きさはおにぎりに巻いて丁度良いくらいの大きさ。
もしかしたら、おにぎりの大きさは海苔の大きさに合わせられているのかと思ってしまう。(^^;
で、その海苔だが。
おにぎりに巻いた状態で食べると・・・パリッ!
とにかく、パリッパリッ。(^^
おにぎりのご飯が炊きたてで握りたてだったら、水分を吸ってすぐにシナッとなっただろうけど、ちょっと時間を置いてほんのり温かい状態だったので、パリッが維持される。
水分を吸っておにぎりに張り付いた、しなっとした海苔も好きだけど、このパリッとした食感は得難い。(^^
味も自然な海苔の風味で、変に味を加えない物。
前回と比べるとやや風味的には大人しい感じがしたけど、それでも十分に旨い。
塩おにぎりとの相性もバッチリ。(^^
結局、途中でおにぎり2個を追加(焼海苔が2枚余るので)してしまった。(^^;

ここに来てラーメンを頼まず、おにぎり4個と焼海苔を頼めば350円で済むので、格安の美味しいランチになりそうだけど、怒られるかなぁ?(^^;

そのラーメンは、おにぎり1個食べている途中でやって来た。(^^
ビジュアルは、「黒門」のそれ。(^^
多分、全国の何百ものラーメンの写真に紛れ込ませても、見たら一発でそれと判ると思う。(^^

スープは、僅かに茶色掛かった肌色で、白濁でもクリアでもない中間的な、半透明感の残る物。
見ただけで、味が蘇ってくる。(^^
一口啜ってみると、あぁ・・・やっぱり「黒門」の味。(^^
豚骨の臭さなどは全くなく、豚骨の旨味の部分だけを取り出して、さらに余計な雑味を綺麗に取り除いた様な舌触り。
若干オイリーにも感じるけど、この脂にも旨味が隠されているので、これは外せない。
う〜ん、ここのスープも一度元ダレ無しの素のスープを味わってみたいなぁ。(^^

で、卓上を見るとそのラーメンタレが置いて有る。(^^
遠賀のお店の頃から何度も食べているのだけど、ラーメンタレが置かれている事は途中まで知らなかった。(^^;
この日のスープは、ほんの僅か味が薄めに感じたけど、入れる必要まではないかな。
前回味見はしていたけど、折角なのでもう1度味の確認はしておこうか。
レンゲに数滴落として一口。
それ程角は感じない、やや強めな塩味が過ぎた後に、何かが舌の上に残る。
それが何かとは私の舌では感知できないし、表現もできないけど、多分これがこのスープの旨味の素になっているのじゃ無いかな?と言った感覚は有る。(^^;

麺は、やや太めな細麺のストレート。
"つ"と"つる"の中間的な口当たりで、表面のちょい高めな圧が中心部で僅かに上がり、クムッと切れる。
個人的にはもう少しスープを吸って表面が柔めになった方が好みかな。
それの方がよりスープが絡んでくるかと思うけど、これはこれで有りかと。
チャーシューは、大きさ普通からちょい小・厚さは薄め。
種類の違う物が2枚づつ。
厚さは薄めだけど、それぞれに旨味が良く出た物で、厚ければ良いという事では無い事の良い見本のチャーシュー。
もやしは根切りされた丁寧なもの。
クシュっとした歯応えで、食感が良い。
メンマはザクッとした歯応えで、薄味な物。
チャーシュー・もやし・メンマともスープ全体のバランスを壊さず、且つ自己主張もできる。
ほんと、良く構成を考えられているラーメンと感じる。
浅葱は極小にカットされた、拘りが感じられる物。
香味的にはそれ程までには感じなかったけど、このラーメンのビジュアルには欠かせない物。(^^


いやぁ、久しぶりに食べたけど、やっぱり旨いわ。(^^
1000件目に相応しい一杯だった。(^^

世の中には色々な旨いラーメンが存在するけど、個人的な好みから言えばここのラーメンを超える物は無いかと思ってしまう。(^^;
勿論、全てのラーメンを食べ尽くした訳では無いから、ただ単にまだ出会っていないだけだろうけど、ラーメンの食べ歩きを始めて十数年、いまだに1位を保っている。(^^

評価点は前回より下がっているけど、値上がりしているのと、今の私の評価基準に合わせ直した為で、特に評価が下がった為とかではなく、今も一番好きなラーメンで有る事には変わりはないです。


(以下、おまけです) (^^;
長くなるので、以下は時間が有って、見てやろうかなと思える方以外はスルーして下さい。(^^;


1000件達成を記念してと言う訳でも無いけど(いや、有るか)、私が「南京ラーメン黒門」と食べログに出会った経緯を記しておこうかと思う。
ま、大した話じや無いけど、覚えている内に書き残しておこうかな、と。(^^;

(南京ラーメン黒門との出会い)
私とラーメンの出会いは日記の古い所に書いてはいたけど、北九州に引っ越して来るまでは、ラーメンの食べ歩きなど、した事も考えた事も無かった。(^^;
外食は子供を連れてのファミレスが殆どで、私が食べるのはうどんばかりだった気がする(貧乏家族のお父さんは我慢)。(^^;
そんな私が変わったのは、引っ越して来て数年経った頃の事。

ある日、家内が近所のママ友さんから聞いたらしく、ねぇねぇ、ご近所に美味しいラーメン屋さんが有るらしいよ、と。
それを聞いて、えっ?ラーメン屋?と、私。
住んでもう数年になるのに、それらしきお店は見た事が無いし、元々近所には飲食店が少ないので、そんなお店が有ったら気づかない筈は無い。
なので、聞き間違いか勘違いだろうと笑い飛ばした。
家内は不満そうな顔をしていたけど。(^^;

で、それからどれくらい経ったかは記憶は定かでは無いある日の事。
休みの日だったと思うけど、車で家に帰る坂道の途中。
5〜6人位の男性が、歩道に並んでいるのが見えた。
えっ?
何ごと?
見た感じ、何かを待っている雰囲気だったけど、それが何かはその行列からは伝わらない。
何だろう?と頭の周りを?が飛び回りつつ通り過ぎたが・・・あっ!
もしかして・・・?
以前家内が言っていたラーメン屋なのかな?
ご近所・美味しい(したがって並びができる)・並んでいるのはラーメン好きそうなおっさん達、という事を考えると可能性は有る。
でも、並びの先にはそれらしきお店は無いし、そこに在る建物も、平屋の一見すると小屋の様にも見える、少し横長な建物。
勿論、テントや看板、暖簾などもなく幟も立っていなかった。
なので、え?あれがお店?と。
ラーメンどころかお店にも見えないのだが・・。
記憶は薄れてはっきりとは思い出せないけど、そんな印象だった・・・・。
あの時、引き返して確認すれば良かったなぁ、と後から思ったけど、その頃はまだラーメンには特別執着は無かったのでそのままにしてしまった。(^^;
とは言え、気にはなっていたので、その後も横を通る時は気にして見てはいたけど、それ以降行列を見る事は無かった。
あ、やっぱり全然関係の無い行列だったのかな?

そして、それからまたしばらくしての事。
いつもの様に坂道を通っての家路。
もう忘れ掛けていたので、特に気にする事は無かったのだけど、何となく見てみたらやはり行列は無い。
あぁ、やっぱりねぇ・・・・・・・・・・えっ?

えっ⁉︎

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ‼︎

なんと!
あの行列ができていた場所に、1人のおじいさん。
見ると、白い料理服を着て、手には幟を持っている。
その幟には、ラーメンの文字が・・・‼︎
今まさに、歩道にその幟を立てようとしている所だった。

えぇぇぇぇ、やっぱりここだったんだ⁉︎

驚きのあまり何度見もしてしまった。(^^
えぇぇ、やっぱり有ったんだ・・。

とは言え、やはり執着の無かった私は、確認できた事を喜んだだけで、食べに行くまではしなかった。
後年、この事を激しく後悔するとは夢にも思わず。
当時住んでいた家からも歩いて数分の距離だったのに・・。

《今、確認の為古いブログを探し出してお店の外観の写真を見てみたら・・・全然記憶とは違う。(^^;
左右の建物に挟まれた狭い間口の二階建ての建物だった。じゃあ、私の記憶に残っていた建物は何だったんだろう?位置的にはかなり近いので、同じ様なお店が2軒在ったとは考えられないが・・・。
う〜ん・・・・。
よし、それなら、現地に行って確認してみるか。(^^;
と言う事で、思い出の地にやって来た。(^^
そこでブログの写真(21年前の物)と現在の建物を照合していくと、郵便局と歯科医とタバコ屋は今も残っている。
その横の民家も残っていた。
で、お店とそれを挟んでいた両隣の建物が在った場所は・・・駐車場になっている。
更にその隣には、2階建ての民家が建っていた。
私がお店と思っていた建物の位置は、その2階建の民家の方で、少しズレが有る。
これはどういう事なんだろう?
色々考えてみるが、多分・・多分だけど、幟を立てるに都合の良かった街路樹がお店の正面より少し離れていて、そこに立てようとされていた姿を私が見て、その向かい側にある平屋の建物をお店と勘違いした・・・のじゃないかなぁ・・。
それか、丸っ切り私の記憶違いなのか・・。
ま、どちらにしてもあの時のお店は、今は駐車場になっていると言う事実のみが残る。》

その後は、行列もおじいさんの姿も幟も一度も見る事もなく、数年が経った。

そんなある時。
ふと思った。
そう言えば、あの時のお店って何だったんだろう?と。
ネットも発達し、色々な情報も見れる様になっていたので、もしかしたら何か見つけれるかな?と探して見た。
すると、そのお店が北九州では伝説の名店と言われた「黒木」だった事を知る。
へぇ?そんな名店だったんだ、と。
でも、2004年に閉店してしまったとの事。
あぁ、そうなのか・・。
食べて見たかったなぁ・・。

さらに調べていくと、ここの味に惚れ込んだ常連さんが頼み込んで教えを乞い、遠賀町にお店をオープンされたのが、「南京ラーメン黒門」だと。
え?あのお店の味を継承されたお店が有るの?と。
そうなると、特に執着がある訳でもない私でも気になってくる。
事情を話して家内と行く事にした。
これが私と「南京ラーメン黒門」との初めての出会いだった。(^^

(食べログとの出会い)
この「黒木」の事を調べている時に、色々なラーメンブログを見かけた。
読んでみると、これが結構面白い。(^^
特にラーメンに執着が無かった私でも、興味が湧いて来る様な内容。
まあ、ラーメン自体は好きだったので色々な情報が珍しかった。
そんな中で見つけたのが「食べログ」。
存在は何となく知っていたけど、評論家とかグルメ通とかではない、ごく一般の人の口コミと言うものが新鮮で、はあ、なるほど、こう言う物も有るんだなぁ、と。
で、それならと、地元の北九州の情報を探っていたら、1つの面白い口コミに行き当たる。
それが、私のラーメン師匠でも有りキャンプ師匠でも有るY氏の口コミ。
読んでいて、えぇ?口コミにこんな事書いていいの?と思える、面白くて且つ為にもなる様な物。
当時は次の口コミが楽しみで仕方がなかったくらい。(^^
なので、追体験がしたくなって色々なラーメン店の食べ歩き始めたのが事の始まり。(^^;
その内に他の北九州レビューアーさん達をも知る事となり、ますます食べ歩きに熱が入りだす。

そうこうしている内に、口コミにはコメントが付くらしいと気づく。
何か色々と面白い事が書かれている様だけど、会員登録をしていないと読む事も書く事もできないらしい。
投稿とかするつもりは全然無かったけど、コメントは見たいなぁ、と。(^^
で、意を決して登録しようとしたらユーザーネームを登録しなければならなかった。
う〜ん、別に何でも良いんだけどなぁ・・ペットの名前にしようかな。
でもペット名とか他のユーザーさんと被ってしまいそうだし・・。
パソコンの前で悩んでいたら、すぐ横に置いてあった一枚のCDのタイトルに目が行った。
それは、以前漫画倉庫のCDコーナーのワゴンセールの中で見つけた物。
タイトルが「Straight No Chaser」。
うん、流石にこれなら被る事も無いだろう。
どうせコメントを見るだけのものなので、何でもいいや、と。(^^;
ただ、これだと余りにカッコつけ過ぎかな?(^^;
なので、短くして「No Chaser」とした。
ま、ウイスキーを飲む時はストレートでチェィサー無しで飲む事も多かったので(最近はあまりやらないけど)これで良いか、と。(^^;

さて、登録も出来てコメントも読める様になったのだけど、初めは全然その気は無かったのに、その内段々と投稿してみようかなぁ・・・と色気が出て来た。(^^;
やるかやらないか、かなり迷ったのだけど、思い切って、よし、やってみようか、と決断。
そして、初めて投稿したのが、移転前の「南京ラーメン黒門」。
私をラーメンの世界に導いてくれたお店なので、最初はやはりここからだろう、と。

でも、今、最初の頃の口コミを読み返してみると、なんかもう、とても恥ずかしい。(^^
読んでいて、いたたまれない気持ちになってしまう。(^^
あぁ、あの頃は初々しかったんだなぁ、と。(^^;
今の私はすっかりスレてしまった。(^^;


と言う事で、口コミ1000件達成記念という事で長々と書いて来たけど、実際は1000件じゃ無いんだよねぇ。(^^;
1件削除したのが有るので、実際は1001件が正解。
ま、残っているのが1000件なので、それはそれでいいけど。(^^
それと、麺専門で書いて来たつもりだけど、よくよく振り返ってみたら2件麺が入っていない口コミが有った(ちょっぴりは触れてはいるけど、メインにはなっていない)。
どちらも過去の思い出絡みだったので、書いている時は気づかず、後から、あ?麺が入っていなかった、と。(^^;


本当は1000件達成を機に、止めようかなぁとも思ったけど、長年続けて来た惰性と言う物が有るので、中々止めれ無いだろうなぁ。
まあ、いつかは止める事になるだろうけど、それまでは淡々とマイペースで続けていこう。(^^

  • 外観。

  • 入り口。

  • このたぬき君、遠賀時代の物。

  • メニュー。

  • 全国発送も。

  • 卓上。

  • いつの間にかこんなのも出来ていた。

  • 後姿。

  • おにぎりと焼海苔。

  • ラーメン全景。

  • スープ。

  • 麺。

  • チャーシュー。

  • ラーメンタレをちょいと。

  • 完食。

2024/11/10 更新

2回目

2019/03 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

黒門

(1000件記念のレビューを書いている時に、知らない間に下書きに戻していたらしく、今見たら非公開になってた。(^^; なので元に戻します。内容は変わっていないです。)

先日のプチオフ会の時、「黒門」の話がチョコっと出て、あぁそう言えば最近行っていないなぁ、と思った。
という訳でも無かっ・・いや・・有ったのだが(^^;、何と無く「黒門」気分になってしまった。(^^
すぐ近くに「めん天」もあるので、ついでに食べようかと思い立つ。

で、やって来た。(^^
久し振りの黒門。

行列はどうかな?と思ったが、表に並んでいるのは2人ぐらい。
これなら、と並ぶと、割りと早く呼ばれる。

カウンターの奥からちょっと手前に空きがあり、そこに体を入れつつ、さり気なく「ラーメンとおにぎりと焼き海苔」と注文し、着席。
うん、我ながら常連さんぽく注文できた。(^^;
久し振りになんだけど・・。(笑

先に、おにぎりと焼き海苔が到着。
おにぎりは一個と、ちょっと物足りない感も有ったが、次もあるので一個で我慢。
ご飯は、硬からず柔らか過ぎず、水分量も丁度で、塩気もぴったり。
ラーメン店で出されるおにぎりの中では、ここのが1番好み。
もう少し硬めでもOKかな。
焼き海苔はパリッとしていて香りも良く、変に味を加えない自然な海苔そのものの味。
おにぎりとの相性もバッチリ。(^^

ラーメンは少し後で到着。
ビジュアルは相変わらず。
一目で「黒門」のラーメンと判るもの。
スープを見ただけで、味が蘇る。(^^

でも、この日のスープは少しあっさり目で油分低め。
塩気は丁度だが、あの沁み入る様な旨さまでは無かった。
元ダレの量の加減と言うよりは、ベースのスープ自体の濃度が、以前の旨いと思えた時よりはやや薄めかな。
まあ、本当に旨い時の味を知っているのでそう感じるだけで、これはこれで旨い事には変わりない。
麺は変わらず。
口当たり、歯応え、スープとの絡みは良好。
麺自体の味とスープの味との相性が良く、それがこのラーメンの旨さにも繋がっている。
チャーシューも相変わらず旨い。

焼き海苔は4枚で、1枚はおにぎりに使ったので3枚余っている。
という事で、まずは1枚スープに投入。
しばらくすると、段々と解れてきて海苔本来の姿に戻る。
海苔スープの完成。(^^
見た目は余り良く無いけど、海苔の味が加わって、また別のスープに変身。
でも、スープに入れた場合、焼き海苔だとちょっと風味が弱いか。
残りの2枚も入れて見たが、スープが勝ってしまう。
スープに入れるなら、やっぱり生海苔の方が良いかな。

卓上にラーメンタレが有ったが、以前から有ったっけ?
初めて気付いた。(^^;
なのでちょっと味見。
やや塩気があるけど角は立たず、旨味も伴う物。
あぁ、これがスープに入っているんやね、と思う。
残ったスープに入れて見ようかと思ったが、多分タレの味が強くなるだけで、本来の姿にはならないだろうなぁ、と思い留まる。
残ったスープを飲み干して完食。

前回来た時に見かけていた、右側の待合室やテーブルやカウンターが無くなって、壁で塞がれていた。
あれは一時的な物だったのかな?
でも、お陰で移転前の、以前のお店の雰囲気に戻っていた。(^^


ホントはレビューはせず、食べるだけのつもりだったけど、何と無く書いてしまった。(^^
なので、写真も少なく、レビューも短めです。(^^;

  • 外観。

  • おにぎりと焼き海苔。

  • ラーメン全景。

2024/11/15 更新

1回目

2016/02 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-

若松区に移転した「黒門」。変わらぬ旨さのラーメン。

初回訪問。
と言っても、移転前も入れたら4回目。

私の記念すべき第一回目のレビュー店でも有り、未だに私のベストワンのお店でも有る。
遠賀から移転された事は聞いていたが、暫くは様子見と思っていたら、いつの間にか忘れていた。(^^;
前回の「太陽軒」のレビューを書いている時に名前を目にして、未だ行っていなかった事を思いだす。
ならばと、漸くのお出掛け。(^^
それ程時間は経っていない感覚だったけど、調べて見たら3年近く行っていない事になる。

場所は、県道26号線の高須青葉台入口交差点の角に有る、ガソリンスタンド(激安が売りらしいが、未だ入れた事はない)の裏。
道沿いにぽつんと店舗があるかと思っていたら、道路から少し入った、居酒屋や雑貨の店等が有る集合施設の一角に有った。
県道から一本入ったここの道は初めて通るが、こんな施設が有るとは思わなかった。
お店は正面突き当たりに。
店舗はアバート風な建物の一階部分。
駐車場はお店の前に。
駐車台数自体は以前のお店の方があるが、集合施設の一角にあるので、その辺りを考えると、結構駐める事が出来るかな。
看板も暖簾も以前のままで、たぬきの置物も引っ越しして来て、お客さんのお出迎え。( ^^

では店内へ。
入って右手前がウエイティングスペースで結構広く取ってある。これならお客さん少々多くても大丈夫。
右奥がテーブル席とカウンターで、以前のお店の時には無かったもの、というかそんなスペースは無かった。
左が厨房で、その前がカウンター。
カウンターの色も以前と同じ。
カウンターと壁の隙間も広くなったので、立ち待ちは楽になったけど、その必要も無くなったかな。

店主と女性2人で営業。
入店時の声出しも変わらず。

平日1時半頃。
先客はカウンターに5人、後客2人。
年配の女性に、お1人ですか?と聞かれるので頷くと、カウンターにどうぞ、という事で一番手前の席に着席。
メニューはカウンター上の壁に。
以前と変わらず、ラーメン、ラーメン(大)、おにぎりのみ。

迷わずラーメン600円を注文。
メニューに生海苔や焼き海苔の表示が無かったので聞いてみると、はい、有りますよ、との事なので、生海苔1つを追加注文。
海苔の有る時期にこれを注文しない手は無い。
おにぎりと焼き海苔も、と考えもしたが、例によって連食予定なのでぐっと我慢。
ここのおにぎりは、米粒にツヤとハリが有り、米の旨さが良く出ているので、頼まない手は無いのだが・・。

以前は店舗だったのか住居だったのかは分からないけれど、店内は、空き部屋を改装し、繋げて広げられた様な雰囲気で、居抜きの感じはあまりしない。
厨房とその前のカウンターは移転前のお店の雰囲気が残るが、右手のウエイティングスペースと、テーブルとカウンターが有る小部屋は以前には無かったもの。
これなら、以前のお店の時の様に、お客さんが多い時に外に並ばずに済み、天候が悪い時にカウンター席の後ろ(それも直ぐ後ろ)にお客さんが並んでプレッシャーを背後から感じる事も無くなって便利。

とか思っていたら、最初に生海苔が到着。
良く冷えた丸い小鉢に入って出て来るのは以前と同じ。
それから2分程で、先程の女性が、おまたせしました〜と持って来られる。

ん〜、ほんと久し振りの「黒門」のラーメン。( ^^
移転されてもラーメンは、記憶に残るビジュアルと変わらない。( ^^

どんぶりは、口の開いたやや低めな物。
具はチャシュー、メンマ、もやし、アサツキ。
スープは若々しい健康美肌色。
なにもかも以前のまま。
見ただけで味が蘇って来る。( ^ ^

で、先ずは一口。
柔らかくて優しい豚骨風味が口内から鼻腔へと一気に広がる。
これこれ、この風味。( ^^
臭みや変なクセなど一切無い、何層にも重なった旨味が、口内で1枚1枚剥がれて行く感じ。
それぞれが微妙なニュアンスの違いを見せて、口の中で舞い踊る。
その後、これ以上無いと思われる塩梅の塩味が、口内を突き抜けて体中に沁み渡って行く。
この感覚は、このお店独特の物。
更にその後で、さらっとした油の中から、旨味が凝縮された豚骨の風味が弾け、鼻腔を突き抜けて脳天まで響いて来る。
見た目油っ気は少なそうだけど、小さな粒子となった油から弾け出る豚骨の旨味。
旨い事は分かっていても、一応移転と言う事だったので、多少は不安が有ったのだが、全く問題無し。以前と変わらぬ旨さ。
もう、このスープだけでも十分。(^^
これに、焼き海苔を巻いたおにぎりを一緒に食べれたら、最高のランチと思ってしまう。( ^^

麺はやや太目な細麺のストレートで、つるっとした口当たり。
角がきれいに立っている端正な麺で、表面から中心まで緩く硬度を増すタイプ。
一般的にはちょいヤワと思われそうな硬さだが、個人的には丁度の所。
もう少しスープを吸って柔くてもいい感じ。
歯はすっと入るが最後の所でツっと切れる歯応え。
スープの持ち上げはやや低めで、ややスープが麺の表面を滑り落ちる感じ。
やはりもう少し表面でスープを吸った麺の方が私にはベスト。
麺の風味は控え目で、スープに押されている感じかな。
スープの風味を受け止めるぐらいの主張が有れば、最強のコンビとなれる。
チャーシューは割りと薄めなのが2枚で、それぞれ種類が違う。
どちらも、変な味付けがされていない、肉の旨味が素直に出ていて、スープにも良く合っている。
変に厚みが有る物よりは、これぐらいの薄さの方がベストなバランス。
メンマはシャクっとした歯応えで、味は少し薄味。
でもこれ位の方がスーブの味を壊さない。

さて、スープが残り1/3ぐらいになった所で生海苔投入。
乾燥している海苔がスープを吸って解れて行く。
色合い的に見た目はちょっと今一だけど、スープを吸って元の状態に戻った海苔は、スープに潮の香りを加えてくれる。
その解れた海苔を一つまみ口に入れてみると、潮の香りが口内に広がり、頭の中に海の風景が浮かんで来る。
変な加工をしなくても、海苔はそのままで十分に旨い。
スープと海苔の風味が混じり合って、別の旨味に変わる訳ではないが、それぞれが絡み合いながら互いの風味を消さず、入れ替わりながら旨味を振りまく。

この、海苔入りスープを飲んでいて思ったのだけど、白ご飯が有れば、それに生海苔を乗せて、その上からスープを掛けて食べる、スープ海苔茶漬けが出来るのになぁ。
それに本山葵をおろした物をちょんと乗せて・・・・絶対旨いと思うんだけど。( ^^
まあ、ラーメンどんぶりに残ったスープにおにぎりを投入して解して食べる、と言う手も有るのだけど、どんぶりだとちょっと大き過ぎて食べ難いので、お茶碗ぐらいが丁度良いと思うのだが・・。
白ご飯・・検討して貰えないかなぁ・・。
お茶碗によそうだけだから手間は掛からないし、客単価も上がると思うけど。

ほんと、久し振りだったが、旨さは変わらず。
今まで色々な旨いラーメンを食べて来たけれど、やはりここのが一番好みに合う。( ^ ^
少しだけど、家に近くなったのは嬉しい限りで、訪問の回数が増えそう。

評価は移転前と同じ4.5としたい所だが、移転後初めてという事で、一応4.3と抑えておきます。
次回も同じ旨さだったら、直ぐに4.5にするけどね。 ( ^^

  • 外観。看板と暖簾は変わらず。

  • 営業時間と定休日。

  • たぬきもお引っ越し。(^^

  • 右がウエイティングスペースで、左がテーブルとカウンター席。

  • 卓上。お客さんが多かったのでカウンターは撮れなかった。

  • 厨房方向。

  • メニュー。

  • 生海苔。

  • ラーメン全景。

  • スープ。

  • 麺。

  • チャーシュー1。

  • チャーシュー2。

  • 生海苔投入。見た目はちょっと・・だけど。

  • 完食。

2016/02/03 更新

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