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外観。横から。
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外観。前から。
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券売機。
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カウンター。
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テーブル席。
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メニュー。
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卓上調味料。
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お祝いの花。
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厨房前のメニュー。
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割り箸はここ。
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ラーメン全景。
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スープ。
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麺。
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チャーシュー。
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らーめんのタレ。
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あの骨粉は見当たらなかった。
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初回訪問。
入って右側が厨房で、その前に配膳用のスペースがあり、その前にカウンター。
左側壁際に1人用のテーブルが2つ。
平日の午前11時過ぎ。
先客なしの後客1人。
40代ぐらいの店主と思われる男性と、60代ぐらいの男性の2人で営業中。
カウンターの端に着席しようとしたら、食券の購入をお願いされる。
見ると、確かに入って右側にそれらしき物が見える。
毎度お馴染みのパターンなので、あれまぁ、と思いながら券売機の前に立つと、何ともこじんまりとした券売機がそこに有った。(^^
こんな小さな券売機は初めて見るが、メニューがそれほど多くないなら、これで十分かと思う。もっとも、これだと券売機がある事が気づかれにくいかな・・。
券売機を 見て、お約束の左上のボタン、らーめん650円をポチっ。
券を渡してカウンターに着席。
店内は、メニュー写真や拘り等のPOPをべたべた貼る様なお店とは違い、新しいお店としてちょっと素っ気ないぐらいに感じる簡素さ。
普通、新規オープンとかだったら、勢いをつける為に、派手な写真とか貼ったりするのだが、それは無し。
唯一正面に、魂の一杯と書かれた写真があるのみ。
意図的なのか、拘りがないのかは分からないのだけど、これはこれで良い。( ^^
3分ほどでラーメンの出来上がり。
高台越しに卓上に置かれ様とするので、手で受け取ろうとすると、あっ、私が置きますと言われるが、既に手を添えていた為、そのまま受け取って自分で降ろす。
こういったばあい、どちらかがはっきりさせないと、中途半端に譲り合って落としたりする可能性がある。
どんぶりは、昔からある様なタイプだが、少し浅い気がした。
具は、チャーシュー、キクラゲ、ねぎ。
スープは、薄茶色を纏った灰白色。
久しぶりにこの手の色をしたスープを見る気がする。
ゆったりとした、少し粘度を感じる様な動きで、レンゲで掬って垂らして見ると、トロッとまではしていないけど、しっかりと濃度を感じる。
再度掬い直して一口。
はっきりとした豚骨風味が一気に口内に広がり、その豚骨度の高さを感じる。
口当りは少しオイリーで滑らか。
慣れない人にはクセに感じるかもしれないが、慣れた人にとっては旨さに感じる味。
旨みに厚みがあり、口から喉に達するまでの短い距離の間に旨みが剥ぎ取られて、喉に落ちる頃にはスカスカになる様なスープとは一線を引く。
旨みを纏ったまま喉を落ちていくが、落ちた後は何事もなかった様に、すっ、と消えて行く。
なので、次の一口がスムーズに入って行く。
食べ歩きを始めた頃は濃厚豚骨が苦手で、始めのうちは旨いと思うけど、段々高まる拒否感が少しずつ喉の奥に蓄積されて行き、ある程度まで食べるともう後は入らなくなってしまっていた。最後は詰まってしまって飲めなくなる、と言った感じだった。
このスープは一口毎に切れて行くので、何度も最初の旨いが繰り返される。
ベースのスープは、豚骨の旨みがしっかりと煮出された感じでありながら、角やイヤミな所は感じさせない。
元ダレもベースのスープにしっかりと溶け込みながら、わずかに顔を覗かせる塩梅で、ベースのスープの旨みをしっかりと引き出している。
最初の一口は旨いけど、後でキツくなるかなぁ、と思ったが、全然そんな事はなかった。
麺は細麺のストレートで、つ、ぐらいの口当たり。
表面がごくわずかに柔で、その下から中心部までしっかりと身が詰まった様な食感。
噛むと、クっつんとした歯切れ。
硬さはちょい硬ぐらいで、スープにもよく合っている。
チャーシューは、大きさ小、厚さはかなり薄め。
周辺が少しずつ焦げていて、少し苦味が有った。
タレ主体の味で、肉自体の味は低め。
少しタレの味がスープに流れていた。
キクラゲは割と量が多め。
こう言った濃度のスープに入っているキクラゲは苦手だったのだが、割と弾力のある、ぷるんとした歯ごたえで、意外と抵抗なく食べれた。
全体にバランス整っていて、特に味変の必要はなさそう。
ゴマは効きそうにないし、胡椒もある程度は入れないと跳ね返されそう。
ニンニクはスープの裏に回って、バックから旨みを持ち上げてくれるかな。
紅生姜は言わずもがな。
こいつはどんなスープにも気易く入り込んで行き、自己主張はするものの、スープに合わせて立ち位置をわきまえる術も知っている。
まあ、特徴のないスープだとガンガン前に出てくるが・・。
で、ラーメンタレを発見。
デフォの状態でバランスは取れているので必要はないのだが、敢えて試して見る。
レンゲに少量取って味見。
醤油の風味が メインだが、出汁とか入っているのか、少し旨みも感じる。
塩っ気は思ったほどなく、適量の感じ。
残ったスープに少量入れて見たが、量が少なかった為かあまり変化は無かった。
やはり、ピッタリの量を入れるのは難しい。
入口に、博多と小倉の魁龍からの花輪が有ったので、関係があるのかな、と思ってたが、スープにはあの特徴的な骨粉はない。
極めて目の細かい骨粉がわずかに残るぐらい。
気になるので残ったスープを全部飲み干したが、やはりあの様な骨粉は見られなかった。
う〜ん、久しぶりの濃厚豚骨スープは旨かった。( ^ ^