5回
2023/10 訪問
真営 秋物語
秋の真営さんへ。
この日も素晴らしいお料理の数々でした。
からすみ蕎麦から始まるとすぐに日本酒が欲しくなってしまいました。
能登の鱧の炙りも絶妙な火入れで、山葵も梅肉も良く合います。
甘海老と伊勢海老は雲丹醤油でいただきますが、これまた日本酒にも能登の白ワインにもバッチリです!
子持ち鮎は煮浸しのような調理法で、骨までホロホロでキャビアの塩気が丁度良かったです。
椀物は丁寧に引いたお出汁に、なんとか茸(失念)と炙ったクチコの風味が合わさって堪りません!
出来立てのイクラは白身魚(失念)と合わせてましたが、こちらもお酒が進んでしまう味わいです。
そして私が大好きな鰻と栗の一皿。
鰻の旨みと香ばしさが、薄〜い衣を纏った揚げ栗と一緒に食すと口の中で絶妙のハーモニーを生み出します!
更にメインには松茸と能登牛の一口ヒレステーキの鍋です。
いやはや、凄い発想ですね。
こちらも食材がバラバラになることなく、非常に素晴らしい味わいでした!
〆は自家製のヘシコ、イクラ、黄身醤油漬けでご飯いいただくのですが、これまたお酒が進んで進んで…なかなか〆れない(笑)
デザートに自家製わらび餅とお抹茶をいただきましたが、わらび餅も凄いレベルですよ!
器にもかなり拘っているので、興味のある方は尚更面白いと思います。
いや〜、今回も最高でした!大変美味しゅうございました!
次回も楽しみに伺います!
2023/10/13 更新
今年初の真営さんへ、冬を味わいに連れと伺いました。
基本的にカウンターは1日1組なので、ゆったりできるのが良いですね。
先ずはハートランドでスタートです。
そして一品目のすっぽん餅から衝撃です!
餅粉をまぶして揚げたすっぽん肉と揚げ餅、そしてすっぽんのお出汁との三位一体のお味は素晴らし過ぎました!
二品目はネットリ甘さ十分のアオリイカでしたが、非常に細かく包丁が入れてあり見た目にも綺麗。
ここで能登の白ワイン、相承にスイッチです。
こちらでは能登の魚介を使っているのでこのワインがまた合うんですよ。
三品目は平目をウニ醤油でいただきます。
はい、旨い!このウニ醤油はいつも残して最後にご飯と一緒にいただくのです。
四品目は白子の揚げものですが、こちらも餅粉で揚げているので軽くて食べやすいです。
自家製のポン酢に一味をまぶしたものでいただきますが、これがアクセントになり堪らなく旨しです!
五品目は天然トラフグの椀物でした。
鰹と昆布のお出汁が本当にバランスが良く、トラフグも肉々しくブリンとした食感でまぁ旨いこと旨いこと。
この辺りから日本酒にスイッチしましたかね。
六品目は飛騨牛を焼いたものに蕪とフカヒレのすり流しを合わせた一品。
これまた衝撃的な旨さでした!お肉の旨味、蕪のトロミ、フカヒレの食感、いつもながら発想や感性、バランスが凄いです。
七品目は寒鰤しゃぶしゃぶ、おろしポン酢と文旦を合わせて。
こちらはさっぱり旨しですね〜。
文旦が良いアクセントになってましたが、鰤との相性が非常に良きでした!お酒にも良く合います!
八品目はノドグロの味噌鍋仕立てです。
脂の乗ったノドグロとトロミあるお味噌のスープが抜群のハーモニーを奏でます!ずっと食べていたいお味でした。
ここから〆に入っていきます。
土鍋ごはんと自家製の鰤のヘシコ、胡瓜のお漬物、そして私は冷蔵庫に厳重に管理していただいてた(笑)ウニ醤油と供にいただきます。
ご飯がツヤツヤで旨しなのは勿論のこと、ヘシコもお漬物もウニ醤油も合うこと合うこと。
ラストは自家製わらび餅とお抹茶です。
どちらも専門店顔負けの素晴らしいクオリティです!
また、真営さんで扱っている器はどれもこれも素晴らしいんです!
美術館クラスのものも多々ありますよ。
幸いにも器は地震で割れる事無く全て無事だったそうです。
今回も最高のコースでした!
震災の影響でキャンセルが相継いでるそうですが、ぜひとも頑張って乗り越えていただきたいです。
いや〜、大変美味しゅうございました!
次回も楽しみに伺います!